神奈川県川崎市の生田緑地に行きました。川崎市が所有し東急グループが運営している川﨑国際生田緑地ゴルフ場、藤子・F・不二雄ミュージアム、生田緑地ばら苑、川﨑市立日本民家園、かわさき宙【そら】と緑の科学館、岡本太郎美術館等の施設があり、計画区域を含めて179.3ヘクタールという広大な面積の総合公園です。
雑木林の植生管理、更新がどのように行われているのか? 8月6日の都立小宮公園に続いて、今日は生田緑地の植生保全エリアを見学しました。植生保全エリアはNPO法人かわさき自然調査団が植生管理をしている区域です。
A06萌芽更新地区の目標植生、植生管理方法(HP)
A06-1a地区目標:伝統的な里山管理を観察できる雑木林(クヌギ・コナラ林)管理:萌芽更新
A06-1b地区目標:明るい雑木林(クヌギ・コナラ林)管理:間伐により林床を明るくしてクヌギ、コナラを育成A06-2地区目標:暗い混交林管理:当面、植生管理をせずに放置
A06-3地区目標:明るい雑木林(クヌギ・コナラ林)管理:下草刈り、選択的に樹木育成
1998年から現在まで20年間の植生管理の経過は活動日毎に写真付きでしっかりと記録されていますので各地区のページからリンクをたどってご覧ください。例えば「2018年7月7日の萌芽林保護のためのアズマネザサ刈り」。
林内に立ち入らないで園路から雑木林を観察するのは下草が生い繁っている夏場は不適です。小宮公園も含めて、冬季に再訪したいと思います。