岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

棚田

一丁80円(内税)の豆腐 5月16日

群馬県利根郡みなかみ町入須川の山田屋商店で買った豆腐です。群馬県道53号線の大道峠の近くです。
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市場の手造りとうふ

一丁80円(内税)の豆腐 →21.6円(100グラムあたり)
名称:もめんとうふ
原材料名:丸大豆
      遺伝子組み換え大豆は使用しておりません。
     凝固剤(硫酸カルシウム)
     消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル)
内容量:370グラム
消費期限:18.05.19
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
使用上の注意:生物ですからお早めにお召し上がり下さい。
製造者:沼田魚菜協同組合豆腐加工場
 群馬県沼田市上原町1715番地
 ℡0278-22-43…
プラ:容器 PP PS
         フィルム PP PET

※市場(しじょう)の豆腐とは沼田魚菜市場(沼田魚菜協同組合が開設)の豆腐
沼田魚菜市場は、1920年(大正9)に利根郡利南村を中心とした農家の青果生産市場と利根郡沼田地区の小売業者の設立した魚菜市場が合併してできた卸売市場。市場内で豆腐類の製造販売をしており、この地区では「市場豆腐」として親しまれている(群馬県卸売市場HPより)。

伊参の棚田(群馬県中之条町) 5月15日

「日本で最も美しい村」連合に加盟している群馬県中之条町伊参(いさま)地区を見学。田植え前の水をはった田んぼが美事でした。
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三国街道の脇往還(群馬県道53号中之条湯河原線)沿いの道の駅霊山たけやま冨澤家住宅に立ち寄り、大道峠を越えてみなかみ町に入り、国道17号線から利根川を見ながら帰宅しました。
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1968年、明治百年記念に立てられた伊参村(1889-1955)記念碑
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増穂ふるさと自然塾の里山農園 3月30日

平林地区は、櫛形山(くしがたやま、標高2,052m)の裾野(すその)にあり、環境学習拠点「増穂ぶるさと自然塾」、平林交流の里「みさき耕舎」があり、農業体験プログラムを実施し、棚田のオーナーを募集しています。
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※2014年度ゆたかな村づくり全国表彰事業関東ブロック表彰式・受賞事例の概要
   (取組主体、取組の動機と背景、主な村づくり内容)
平林活性化組合

平林の棚田(山梨県富士川町) 3月29日

山梨県南巨摩郡(みなみこまぐん)富士川町(ふじかわちょう)平林の棚田を見学しました。富士川町は、2010年に増穂町(ますほちょう)と鰍沢町(かじかざわちょう)が合併した町で、甲府盆地の西、富士川の源流である釜無川と笛吹川の合流点にあります。
富士山の見える棚田です。
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星峠の棚田(新潟県十日町市) 7月29日

新潟県十日町市松代(まつだい)峠の星峠の棚田を訪ねました。「にほんの里100選」に選ばれた十日町市松之山・松台地区の代表的な棚田です。
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新田の棚田(新潟県十日町市) 7月29日

新潟県十日町市松之山新田(しんでん))の棚田です。戸数の少ない集落の田んぼで休耕地がまじっています。
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狐塚の棚田(新潟県十日町市) 7月29日

新潟県十日町市松之山天水越(あまみずこし)の狐塚(きつねづか)の棚田です。「日本の棚田百選」に認定されています。
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谷越しに撮影した遠景です。

留守原の棚田(新潟県十日町市) 7月29日

新潟県十日町市松之山天水島(あまみずしま)の留守原(るすばら)の棚田を見ました。2011年3月12日に発生した新潟・長野県境地震で地すべりが発生し被災した場所にあります。
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左はパンフレットなどでよく紹介されている構図の写真ですが、撮影地点を変えると、田面、畦畔・法面、背景の山林の比率ががらっと変わった画像になり異なった印象を受けます。

岩沢の棚田(新潟県小千谷市) 6月17日

たまたま手にした「岩沢散策マップ」の表紙にあった「外ノ沢(そでのさわ)の棚田」の写真にひかれて車を走らせましたがどこから入るのか分からず、行き着きませんでした。このあたりでは棚田のことを「だんだんたっぽ」と親しみをこめて呼ぶそうです。
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外ノ沢の近くの小土山(こづちやま)の田んぼの写真です。
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岩沢には「岩沢アチコタネーゼ」という地域住民活動団体があり、地域活性化・地域支援の企画実行、住民主体・住民提案型の地域づくりを目指して様々なイベント・プロジェクトを立ち上げています。
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ホームページやフェイスブックで会の活動を知り、グーグルマップで棚田の場所も確認したので、再度、探訪し。農家レストラン「より処 山紫」で食事をしたいと思っています。

山古志の棚田(養鯉池)(新潟県長岡市) 6月17日

新潟・中越地方は全国有数の地滑り地帯です。長岡市山古志地区には水を張った棚田(養鯉池)が続いていました。
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6月17日に撮影した写真です。2004年10月23日に発生した中越地震から11年8ヶ月たちました。地震発生時の人口は2,167人、翌年、長岡市と合併し、今年6月1日現在の人口は1067人です(『ガバナンス』2016年7月号、144頁)。

対談:棚田と米と文化財(田村善次郎+真島俊一)から
(真島)……棚田は棚田だけを単純に見ていてはわかりません。棚田が村全体にとってどういうふうに必要であったかを理解していないと、棚田のことはわからない。例えば、周りに落葉林や竹林があるのはなぜか、その意味がわからないと、棚田を理解したことにはならないわけです。今となっては村の竹林を誰が植えたか忘れられているが、竹の再生力は見事で、食用やたくさんの民具の材料になる。棚田へ水を引く樋、稲のハザ木、ザル、ミノなどの農具になる。村の周りにある樹林に何一つ無用なものはないのです。こうした棚田の村全体の構造は、時間をかけないとなかなか見えてこない。
 村全体を見ていく一方で、技術的に見ていくことも必要です。棚田はたくさんの部分の集積であるからです。…【石垣、土坡】…もう一つ棚田を技術的に調べるうえで重要なことは、水をどう使っているかということです。それも調べる。
 そうやって次々に調べていくと、どうやら棚田というのは一気にできたものではなくて、少しずつ土地の条件に合わせて、可能な限り時代の技術でつくり続けてきた。その重なりを今、僕たちは見ているのだということがわかってきます。(百の知恵双書001『棚田の謎 千枚田はどうしてできたのか』(田村善次郎・TEM研究所、CM出版発行、農文協発売、2003年)69~170頁)
(田村)……千枚田といわれるようなかなり規模の大きい棚田は全部いっぺんにできたわけではないですから、やはり拓きやすい、水の得やすいところから始めて、ある時期にかなり集中的に労力を投入して、水利を整理して広げて言ったのでしょう。あまり細かく調べてはいないけれども、新潟の山古志はおもしろいところですね。
(真島)あそこはすごい千枚田ですね。
(田村)棚田ばっかりでね。水の湧くところは、山のいちばん上でなくて、ちょっと下がったところですね。そこに横穴を掘って、ちょろちょろ流れる水を小さい池をつくっていったん溜めてから下の田んぼに配る方法が多いようです。おそらく最初は横穴も何もなくて、水の湧くところに、少し何枚かつくっていたのだと思います。それを少しずつ増やしていったのでしょうね。……
 山古志の田んぼを見たときに、最初はそういうふうにして、みんなシコシコつくっていって、その集積が千枚田の風景なんだろうと思いました。その後、横穴を掘って水路を引き、池に溜めてという、ある程度組織的な拓き方をする時期が訪れたのでしょう。
(真島)水の湧くところというのは、山の中腹ですね。いちばん上には湧かない。いちばん下に湧くところもあるけれど、それでは田んぼをつくれない。
(田村)だから、棚田の場合は水の湧くところから下に拓いていったものが、比較的多いのではないかという感じがしますね。(『同上』171頁)
長岡市、小千谷市は錦鯉の生産が盛んなところです。錦鯉が初めて出現したのは19世紀前半(江戸時代の文化・文政のころ)、新潟県の二十村郷(にじゅうむらごう。長岡市太田、山古志、小千谷市東山、川口町北部の一帯)で、食用として飼われていた鯉に突然変異で色のついた「変わりもの」が現れたのが最初といわれています。その後、研究と改良が重ねられ、 現在のような見事な観賞魚となりました。
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小千谷市錦鯉の里で撮影

儀明の棚田(新潟県十日町市) 4月5日

新潟県十日町市松代・松之山地区にはいたるところに棚田がありました。越後松代棚田群の一つ、儀明(ぎみょう)の棚田です。
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※棚田の役割(十日町市観光協会の棚田マップより)
 松之山・松代には日本の棚田百選に選ばれた「狐塚の棚田」をはじめ、「耕して天に至る」と形容される美しい棚田の景観がいたる所にあります。この地域では昔から、豪雪のもたらす豊富な雪解け水を、ブナ林という「緑のダム」に貯えて棚田を潤し、稲作をしてきました。
 森と棚田のつながりはお米以外にも様々な恩恵をもたらしてきました。多種多様な生き物を守り育てる生物多様性保全機能、水を貯えて洪水を防ぐ水源涵養機能、地滑りや土壌浸食を防ぐ土砂災害防止機能、訪れた人の心を癒す保健文化的機能など、様々な公益機能をもつ地域の宝物ともなっています。
  棚田はダム 棚田はダムと同じような働きをする。あぜが水をためて大雨が降っても洪水やてっぽう水が起こらないようにしている。山の斜面には小さなミニダムがいっぱいあるというわけだ。
  地すべりを防ぐ 棚田は水をためて土砂の流出や地すべりを防ぐだけでなく、荒れてしまうと、乾いた地面に水が入りこんで地すべりを起こす原因の一つにもなってしまう。
  水や空気をきれいに 棚田は「ろ過フィルター」の役目もする。よごれやばい菌は、棚田を通って地面にしみこんでいくあいだにろ過される。その上、イネは酸素を吐き出し、空気をきれいにする。
  棚田の風景は心がなごむ そのほか水田から水がゆっくり蒸発するおかげで、気温が調節されているし、棚田の風景は見る人の心を和ませてくれ、都市に住む人たちとの交流の鳩もなっている。さらに、棚田はたくさんの生きものたちを育んでいる場でもある。

栃窪(新潟県南魚沼市)の棚田 11月5日

魚沼産コシヒカリの産地は新潟県魚沼地域(5市・2町、魚沼市・南魚沼市・長岡市・十日町市・小千谷市・湯沢町・津南町)。山古志米は長岡市の棚田で栽培されてたお米ですが、今日は美味しいお米の産地といわれている南魚沼市塩沢地区の棚田を見学しました。11月下旬~5月下旬まで雪のある豪雪地域です。
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TAPPO南魚沼やまとくらしの学校が休日農業講座(田んぼのイロハ)、雪国の春を楽しむ山菜講座、棚田オーナーを募集しています。

 休日農業講座 田んぼのイロハ(TAPPOチラシより)
 コシヒカリの本場、新潟県南魚沼市で有機無農薬天日乾燥という伝統的な稲作を通年で学びます。田植えから収穫祭まで全4回。1回ごとの参加も可能です。参加費:10,000円(プログラム費、2日目昼食、保険料込み。学生半額。秋に収穫したコメをおひとり2㎏贈呈)。地元の温泉民宿泊は大人7,000円、公民館での寝袋持参泊は3,500円です。

 棚田オーナー制(TAPPOチラシより)
 絶景棚田の10a分のオーナーになって頂きます。稲の栽培は地元の集落営農組織「とちくぼパノラマ農産」が担当。オーナーはいつでも農作業に参加していただけます。1口5万円。収穫した無農薬天日乾燥米を玄米30㎏相当(白米で約27㎏)をお送りします。田んぼのイロハの参加費が1口につき、1人、通年で無料になります。

TAPPO南魚沼やまとくらしの学校HP
 
 「新たな地域活性化方策」事例紹介:自然と住民の知恵に学ぶ「やまとくらしの学校」NPO法人 ECOPLUS(「山村に生きる力」ナビ)


栃窪パノラマ農産HP

川場村の棚田 9月12日

群馬県の北毛エリア、利根郡川場村の諏訪神社から世田谷区民健康村ふじやまビレジの間、桜川に沿った富士山区に、世田谷区川場ふるさと公社の運営するオーナー制度の35区画の棚田があります。
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愛宕山はふじやまビレジに向かって県道263号を北上すると、右手に40m弱の小さな独立した山です。麓には諏訪神社、右手の木の階段を登ると山頂に愛宕神社があります。
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 山頂の愛宕神社の社殿

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山頂からは富士山地区の棚田は見えませんが、東側には一面の黄金色の田んぼが見渡せ、山下のコンニャク畑が見下ろせます。

※世田谷区民健康村棚田オーナー制度のお約束事
○地権者といつもいっしょの米づくりをしていただきます。
基本は地権者と共に田んぼに入り、共に汗をかいていただきます。そんな中、川場についてのいろんな会話から、川場を愛でる気持ちを育んでいただきます。
○田んぼに入ってお米をつくっていただきます
基本的に進んで田んぼに入り、積極的に稲作に取り組むことが目的です。
基本的な作業は①田植え②草刈り③稲刈りとなりますが、稲作にはその他の作業もたくさんあります。
その作業は、地権者と話し合いの上で機会を得ることも可能です。

○自然と付き合っていただきます
自然が相手の稲作ですから、天候により不作になる可能性もありますが、そういったことも含めた理解が必要となります。また、作業日が悪天候の場合も踏まえての1泊2日のスケジュールとなっております。

○地元住人や他のオーナーとのコミュニケーションを大切にしていただきます
地権者やその他の住人との交流を深めることで、双方の信頼関係も 深めることを目的とします。そのため、地権者が経営する民宿に宿泊し、川場村の食文化など交流を深めることも醍醐味の一つと考えます。
また、作業に参加できない場合は、地権者へのご連絡も必要となります。

○美しい景観と地元住人の生活を大切にしていただきます
先祖から受け継いできた貴重な土地・自然を継承し、棚田の周辺環境の整備も目的です。川場の美しい自然とは、地元の生活と自然が結びついていることにもなります。そのため稲作だけでなくその他、農業体験の場も地権者と会員で直接ご相談の上、機会を得ることも可能です。

○安全に作業をすすめていただきます
草刈り、稲刈りでは手道具(刃物)も使用します。その取り扱いには十分注意し、安全で楽しく作業が出来るようご協力ください。
川場村のむらづくり
  Ⅰ.農業+観光  Ⅱ.都市交流事業  Ⅲ.田園プラザ事業(関東好きな道の駅5年連続第1位)

大和田一紘「都市との結婚で過疎から脱却した群馬県川場村 -東京都世田谷区との交流で次々生まれる新プロジェクト-」(JBpress 2015.09.01)  経営力がまぶしい日本の市町村50選

みなかみ町真沢の棚田 9月12日

群馬県の北毛エリア、みなかみ町月夜野真沢(さなざわ)の棚田を訪問しました。
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「農林業の振興及び観光の健全な発展を図るため、都市と農村の交流の場として真沢ファーム交流施設」(みなかみ町真沢ファーム交流施設条例)としてみなかみ町月夜野2537番地2に設置された宿泊・温泉施設「真沢の森」には、棚田と畑の市民農園が付設されています。年間契約で、水田は30区画(区画平均面積35㎡ 料金10,000円~24,000円)、畑は 30区画(区画平均面積50㎡ 料金12,000円~18,000円)だそうです。

隣接して、さなざわ里山だんだんの会」が管理している農地と林地があり、棚田の再生、山林の枝払い下草刈り、田植え経験、収穫祭、子供達の体験学習等の活動を実施しています。
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下彦間高野(栃木県佐野市)の棚田 8月31日

栃木県佐野市の西部、旧田沼町の下彦間高野(しもひこまたかの)の棚田を訪問しました。
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この地区では、畑は勿論、田んぼまでほぼ全ての耕地がイノシシやシカ防除柵に囲まれています。
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イノシシ捕獲のための大きなワナも置かれていました。地元の方のお話しによると、シカがでるようになったので、防除柵を高くしたそうです。

滞在時間が短かったので地区全体を見ることはできませんでしたが、北側の棚田は耕作放棄されているようでした。
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電子国土で、この地域の70年代後半と最新の空中写真を比べて見ると、水路や道路は整備されましたが、耕地の藪化、樹林化が進んでいるようです。
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下彦間高野の棚田は残したい栃木の棚田21認定地(2002年)ですが、残したくても残す人がいなくては残せません。

下彦間高野の棚田[(平成20年度中山間地域農村環境保全事業(とちぎの棚田構造分析業務)報告書(栃木県農政部農村振興課、2009年3月)]

水口の棚田(山梨市八幡地区) 5月14日

山梨県山梨市水口の棚田を訪問しました。日本の里100選に選ばれた牧丘・八幡(まきおか・やわた)地区の八幡にあります。田植えや稲刈り体験イベントも行われています。田植えの準備で地元の方々が忙しく働いていました。
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御領棚田(山梨県甲斐市敷島地区) 5月14日

山梨県甲斐市敷島地区の北部にある御領棚田を訪問しました。御領・日影林・横田地域にある850枚(3㏊)の棚田です。田んぼの所有者とNPO法人「敷島棚田等農耕文化保存協会」が中心となって、棚田の維持と景観の保存を進めています。中央高速道双葉スマートIC下車、昇仙峡方面にあります。

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名古木生き物の里(秦野市)

神奈川県秦野市(はだの)名古木地区(ながぬき)の生き物の里4号地を訪問しました。
秦野市では、希少な野生生物の生息環境保全のため、休耕田となった湧水湿地等を「生き物の里」として指定しており、現在6箇所が指定されています。
2007年に指定された4号地は面積は4,809㎡。指定時には谷戸の水路、周囲の樹林地、草地に多くの生物が生息していました(東京農業大学短期大学部環境緑地学科緑地生態学研究室の学生の生物調査では植物535種、昆虫類707種、哺乳類14種、爬虫類9種、両生類7種、鳥類46種)。田んぼは38年間人手が入っていない荒廃休耕田だったので、その間除草剤が使用されていなかったことが生き物が残る要因になったのではないかと考えられているそうです。
  環境省里なび・里なび研修会 in 神奈川県(2012年2月9日)報告
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馬渡棚田(茂木町牧野大藤地区)と里山管理

茂木町牧野(まぎの)大藤地区の馬渡(まわたり)の棚田と里山です。傾斜がゆるやかで棚田というより谷津田かなと思いました。谷の奥には小さな溜池があり、田んぼの廻りには害獣対策の電気柵が張られています。
コナラの太さや林床の様相は、比企地方の放置され荒れた里山とはかなり異なっています。この地域が、東京に向けた木炭の一大生産地で、木炭生産のためのコナラの伐採が比企地域よりも遅くまで続いていたこと、木炭生産の衰退後は優良なシイタケホダ木の生産地であったこと、さらに美土里堆肥用の落ち葉掃きが行われているからなのかなど考えています。
『残したい栃木の棚田21』の看板によれば、面積5.9ヘクタール、棚田の枚数80枚、関係農家27戸。2006年3月に発行された『栃木の棚田めぐり vol.3』には、面積5.9ヘクタールで棚田の枚数は120枚とありますがこの違いは何によるものなのでしょうか? 耕作されていない棚田もありましたが、整備して枚数を増やしているように見えたのですが勘違いだったのでしょうか。
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棚田米・八溝米・もてぎ特選コシヒカリ・美土里たいひ

栃木県東部、茂木町の道の駅もてぎ・野菜直売所で販売していたお米です。茂木町はおいしいお米の産地のようです(→おいしいお米を求めて-茂木町逆川地区:いい里さかがわ館)。
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「美土里たいひ」「美土里竹粉(みどりたけこ)」も販売しています。
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稲倉棚田(長野県上田市)のオーナー制度 10月24日

日本の棚田100選に認定された長野県上田市の稲倉棚田を見学しました。
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稲倉棚田概況

    田枚数:平成17年には約780枚まで整備されました。
    水源:湧き水・沢水
    事業導入:無し
    法面構造:石積及び土手
    開発起源:近世(戦国から江戸時代)
    面積:約30ヘクタール
    標高:640メートルから900メートル(標高差260メートル)
    傾斜度:平均10分の1、最高4分の1から最低17分の1
    地権者:110名
    地区名
        片山地区(行沢川(ぎょうざわがわ)左岸から市道下郷長入線まで)
        日向地区(主要地方道真田東部町線から氷沢地区まで)
        堰面地区(主要地方道真田東部町線から行沢川上流)

京王観光、クラブツーリズムのCSR活動として、社員・家族が社会貢献活動の一つとして田植え・草刈り・稲刈りなど農作業を通じて、環境保全・ECO活動に協力しています(京王観光の活動クラブツーリズムの活動)。

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稲倉棚田でもオーナー制を実施しています。上田市HPの「棚田募集要領」によれば、年会費3万5千円の白米コース、もち米コースと3万円の玄米コースがあり、オーナーの取分は30㎏。お米はオーナーの元へ着払いで届けられます。又、現地でのオーナーに対してお客様としてのおもてなしは一切ありません。
以下「棚田募集要領」より引用です。

オーナー会員をご希望の皆様へ
信州上田の稲倉(いなぐら)棚田は、標高640m~900mに位置する面積約30haの田園地帯です。棚田からは八ヶ岳、美ヶ原高原、北アルプス、槍ヶ岳の絶景を眺めることができます。これまで、自然を生かした棚田の形状のため、労力面・後継者不足などにより荒れかけていた棚田でしたが、平成11 年に日本の棚田百選に認定されたことをきっかけに地元住民の熱意により、現在は約780 枚の美しい田園風景を蘇らせることができました。
しかし、地域の皆さんのボランティアにも限界があり、耕作者の高齢化や活動資金・労働力が不足し、現在その優美な景観を維持していくことが困難となっています。
私たちはこの日本の文化遺産を守り後世に継承していく責任があります。
そこで、趣旨にご賛同いただき、稲倉棚田の保全活動にご参加いただける皆様を募集します。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

お申し込み前に必ずお読みください
1 「稲倉棚田の保全」という趣旨をご理解いただきお申込みください。
2 オーナーとなられた方々は、それぞれの取り組みで稲倉をサポートしていただきたいと思います。お客様としてのおもてなしは出来ませんのでご了承ください。
3 稲倉の人々は、一見無口でぶっきらぼうですが、気持ちは優しく話し始めれば止まりません。あらかじめご承知おきください。
4 中途退会の場合、料金の返却及びお米の提供はできません。
5 天候により、作業等の開催予定が変更になったり中止したりすることがあります。
その場合には事前にお知らせしますが、オーナー料金の返金は致しませんので予めご了承下さい。
6 お米の収穫量はその年の気候により変わります。予定通りいかないこともございますので、その際は収穫量に応じて減量又は市内産・県内産のお米で代替させて頂きますのでご了承下さい。
7 稲倉棚田保全委員会に過失があると認められる場合をのぞき、作業中の盗難や事故への責任は負いません。ただし、会費の中にレクリエーション保険料は含まれています。
8 作業等開催場所までは、各自で移動してください。また、作業等開催場所までの費用は、各自でご負担ください。なお、宿泊等の斡旋も行っておりません。

オーナー制度の概要

面積約100㎡の田んぼで植えと稲刈りを体験 稲刈りを体験することができます。水の管理などの日常の作業については地元農家が行いますので、あまり作業に来られないとう方でもお気軽ご参加ただけます。
稲倉棚田の お米は、全国有数少雨地であり昼夜温度差大きい上田市の気候特性を活かした美味いお米です。獲れたお米 獲れたお米は、白米か玄米、又はもち米で30 kgをオーナ会員にお渡しします。気が向い たとき、癒されたいとき、稲田の風景が見たくなったとき、いつでもお越しださい。

引用おわり

山の頂の紅葉にひかれて角間渓谷(かくまけいこく)に立ち寄ってみました。信州には知名度は低くても、行ってみればオーッと感心するすてきな場所がたくさんありますね。
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