公益財団法人日本花の会の結城農場(茨城県結城市田間2217)のサクラ見本園のサクラです。桜見本園には日本各地や海外から収集した約400品種、1,000本の桜が植栽されています。HPに「FAQ・桜の豆知識」、「桜図鑑」があります。桜苗木の受託生産と育苗をしていてカタログにあたる『桜ミニ図鑑』(300円)を配布しています。
日本でみられるサクラは、国内の野山に自生している「野生種・自然交配種」と、国内では栽培のものだけが知られる種類とに大きく分けられる。さらに栽培のみに知られる種類には「国外産の野生種」と、野生種や交雑品の中から人間が園芸価値が高いものを選び出した「栽培品種」とがある。種類の名前を調べる上では、その三つを区別して扱うことが重要である。【野生種・自然交雑種】(p.10-25、p.42-43の9種類)1種類の中でも遺伝的な変異が非常に大きく、さまざまな個体が含まれる。識別する時には個体間の変化が多い部分にはこだわらず、変化の少ない部分の特徴(詳細はp.8-9参照)だけに注目する。……(6頁)
見本頁「ヤマザクラ」(10・11頁)、「ソメイヨシノ」(44・45頁)