岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

伐採・更新エリア(20年度)

チッパー作業・更新エリアの篠刈り 8月18日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は芦田さん、新井さん、江原さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの10名と公社2名でした。
チッパー作業。4月18日、21日、25日、28日、5月16日、19日、26日、6月16日、7月14日、8月18日の全10回で当初の目標である、作業エリア、作業道に置いていた枯死木、伐採木の大小枝の片付けが終わりました。当初、作業回数は3、4回が限度かと想定していましたが、チッパーと作業者の手配、スケジュールの調整等、公社の積極的な支援で終了することができました。ありがとうございます。
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20年度の伐採・実生更新エリア、南向き斜面、岩殿C、F地区の草刈りをしました。
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20年度皆伐エリアの笹刈り 7月8日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は芦田さん、片桐さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、橋本さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの11名。20年度皆伐エリアの萌芽、実生のコナラを被圧するアズマネザサなどの刈り取りをしました。当面は、「やって、(様子を)みて、考える」、結果から次のやり方を考える市民型の順応管理(亀山章監修『新版 生態工学』朝倉書店、130頁)ですすめていきたいと思います。
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夏草が茂ってきた岩殿C地区のバックヤードの草刈りなどしました。
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次回(15日)はチッパー作業をします。

コナラ種まき・育苗場作り 11月20・21日

月曜日には雨が降りそうなので、拾っておいたコナラのドングリを市民の森の20年度伐採・更新エリアに筋状に直まきし、自宅では苗ポットや植木鉢、ペットボトルなどにまきました。さらに残ったものはプランターや冬季には使わない生ごみ処理器キエーロにバラまきしました。
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岩殿C地区に置きっぱなしになっていたプランターのコナラは、作業道と岩殿G地区の間に棚状に張りだしている市民の森分の小さなエリアに育苗場を作って移植しました。
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八田洋章さんの『木の見かた、楽しみ方 ~ツリーウォッチング入門』(朝日選書599、1998年)や『雑木林に出かけよう ~ドングリのなる木のツリーウォッチング』(朝日選書709、2002年)を座右において、コナラを見る目を肥やしたいきたいです。

サラサラと舞い落ちる落ち葉の季節になり、朝夕寒さを感じます。
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クリオオアブラムシ 11月20日

伐採・更新エリアのコナラについていました。近くにアリがいたのでアブラムシの仲間だと検討をつけて調べたらクリオオアブラムシ(アブラムシ科)でした。
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島根県病害虫防除所の「病害虫データベース」のクリの害虫クリオオアブラムシによるとクリのほかクヌギ、コナラなどにも寄生するそうです。京都教育大学生態学研究室の自然ICT教育プロジェクトの生物観察支援システムⅡ(観察動画アーカイブ)YouTubeチャンネル京都教育大学 自然ICT教材プロジェクトから以下の動画を見ることができます。





イベント準備・昨年度伐採エリア点検 11月12日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は芦田さん、片桐さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名。①、今年度後半の活動について話し合い、ナラ枯れについて再度、学習会をしました。②明日の『市民の森で遊ぼう! ~自然ふれあいウォーキング』で市民の森保全クラブが実施する「シイタケのミニホダ木作り」の資材を尾根の道のあずま屋に軽トラで運びあげました。農政課に準備してもらったパンフ「ナラ枯れの被害から守るために」(埼玉県)を配り、カシナガトラップを見てもらって、ナラ枯れと対策について来場者に説明し、来年度実施するナラ枯れ蔓延防止プロジェクトへの市民参加を呼びかけます。
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あずま屋のそばに、ムラサキシキブ、ヤブムラサキ(共にシソ科)が並んで生えていたので、葉を触って違いを確認。
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③昨年度の伐採エリアで萌芽、実生、植樹したコナラ苗をチェック。クサギ、アカメガシワなどは刈り取りました。
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アカメガシワの薬効についても渡部さんから教わりました。
アカメガシワという樹木は、ありふれた樹木であり、誰もあまり注目しない樹木ですが、話題性の高い面白い樹木です。まず第一に、なんといっても、薬の規格基準を規定する厚生労働省の『日本薬局方』に生薬として記載されている薬草であります。厚生労働省 「日本薬局方」 ホームページから、最新版の『第十六改正 日本薬局方』を見ると、1445頁に確かにアカメガシワが載っています。
井沢一男著 『薬草カラー図鑑』 によると、夏に葉または樹皮を採取し、日干しにして、明治以前には 「切らずに治す腫れものの薬」であったらしい。樹皮を煎じてそれを飲んで効くならば、胃の腫れもの、すなわち胃潰瘍にも効くのではないか?ということで専門家が臨床試験を進めたところ、ある程度の効果があることが判明。近年では胃潰瘍の薬として用いられるようになり、樹皮のエキスを原料とする治療薬が発売されているそうであります。たとえば、日本新薬株式会社のイリコロンM配合錠効能書きを見ると、主成分の一つにアカメガシワエキスが含まれ、「排便をうながす作用や下痢を止める作用があります。また、腸管の収縮を抑え、胃液、胃酸の分泌を抑える作用があります。」 とあります。ネットは便利なもので色々と検索すると、胃潰瘍にも効くという情報が確かにヒットします。どうやら、胃腸の弱い人にはアカメガシワの樹皮を日干しして煎じて服用すると良いらしいですね。
アカメガシワの薬効(『雑草庵の破れた障子2013年12月19日記事から)
※アカメガシワあれこれ(2014年12月21日本ブログ記事

ナラメイガフシ 11月2日

コナラの虫こぶ、ナラメイガフシ(コナラ+芽+イガの形+五倍子・付子、虫こぶ)。ナラメイガタマバチがコナラの若芽に産卵し、幼虫が寄生してできたもの。
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コナラのこぶ病 11月1日

29日の岩殿入山谷津植生調査の際、20年度の伐採・更新エリアで虫こぶ(虫えい)の写真を撮りました。
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今日、再度現場に行って調べたところ、糸状菌(カビ)が原因のこぶ(えい)だったことがわかりました。
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枝を切り取り、コブの部分は堅いのでノコギリで切断してみました。
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ネットで調べると「虫こぶ? かと思って切ってみたら… コナラの「こぶ病」のようです」(『あうるの森』2021年2月21日記事)がありました。この記事にあるリンクをたどって「コブ病。木の枝や幹にできるコブ状に見える樹の病気(奇形)です。」(『趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩』2017年3月21日記事)を読みました。写真の解説の部分は元の記事を読んで下さい。
コブ病(コナラのコブ病 、サクラコブ病、サクラがんしゅ病、テング巣病、ヤマモモコブ病、マツコブ病、スギコブ病、フジコブ病、シラカシ樹幹コブ病等)は樹木の枝や樹幹に発生する病気で細菌と糸状菌が原因になっています(注意・シラカシ樹幹コブ病は原因がまだ分かっていません)。樹木にコブができる病気をコブ病と総称的に呼んでいるようです。コブ状に奇形した部位の樹皮の表面はザラザラしていて、大きいものは握り拳ほどにも肥大します。樹幹から伸びる枝に発生した場合、枝の元の部分(枝が出る部分)はザラザラした状態で盛り上がります。枝にできて大きくなったコブの部分から折れて枝が落下している枝もあります。コブの内部はやがて空洞になって折れやすくなっているようです。樹木にしたらかなり厄介な病気に感染してしまったことになります。原因が糸状菌の場合はブナ科に多く発生するようです。この原因となる菌がマツに移り、マツにも発生するそうです。感染を防ぐ予防(対処)はコブのできた枝や幹を早期に切って捨てることで菌の広がりを防ぎます。菌が残っているとまた発生してしまいます。薬品を散布して病気が発生することを防ぐ方法もあるそうです。……
コブ病にはかかりやすい樹種があります。コナラのコブ病、サクラのコブ病、マツのコブ病、スギのコブ病、ヤマモモのコブ病、フジのコブ病が良く知られていますが、タケ類にも発生するということです。主に幹や枝にできる病気なので、広葉樹にできるコブ病の場合は、葉の落ちた時期に観察すると見つけやすいです。葉の茂っている時期ですと葉に隠れて見つけにくくなってしまいます。病名のコブ病や テング巣病 は総称的に呼ばれています。……
・コナラのコブ病。コナラの木の全体の枝に、木の実がなっているように沢山ついています。コナラにできやすいようです。枝に沢山の小さなコブがついている木もあります。この原因菌は糸状菌になるようですが、コブ病を発生させる原因菌は多いようです。コブ病はナラ類(コナラ、ミズナラ、カシワなど)に多く発生しています。コブ病については詳しくは分かっていないそうです。葉の落ちた時期に見つけると木全体の枝にびっしりとできているものまであります。原因菌はクロナルティウム・クエルカムという糸状菌(カビの1種)です。この菌はマツに感染します。
・マツにできるマツコブ病。マツに発生するコブ病はクロナルティウム・クエルカムという糸状菌(カビの1種)が原因になっているそうです。樹幹に球状の塊ができます。近くにコナラのコブ病菌にかかった樹があるとマツにも感染してしまうそうです。コナラのコブ病も同じクロナルティウム・クエルカムという糸状菌(カビの1種)が原因です。
コナラにできたコブ病です[写真略]。コナラのコブ病。ナラ類にできる病気ですが、クヌギ、アベマキの樹では見ていません。コナラが感染に弱い種類になるのか、コナラに特有に発生する菌種になるのかは分かりません。、樹の枝にこれでもかという位にできていました。枝全体にコブが発生していて、知らないと枝にコブコブができる樹かと思ってしまうほどです。大きさは大きい塊でゴルフボール程でした。樹には薬品(おそらく予防薬だと思います)の入ったペットボトルがぶら下がっていました。、1部を拡大しました。このコブは大きいものになります。綺麗な球形ではないのですがゴルフボールよりも大きかったです。、落下していた枝にできていたものです。細い枝の分かれ目や細い枝の途中など、コブの大きさ、できている部位はまちまちです。
こちら[写真略]もコナラのコブ病ですが、コブのでき方が違って見えるものです(原因菌は同じかも知れません)樹の枝の途中にできているコブです。数は少なく樹の全体を見ても2つの枝にできていて、1つには大きく握りこぶし大になったものと、他の部位の枝には3個のゴルフボール程~ウズラの卵位の大きさのコブができていました。、このコブの大きさはウズラの卵ほどです。枝の途中にできているようです。、かなり大きなコブで握りこぶしほどの大きさがあります。
・日本大百科全書「ニッポニカ」の解説によるとネクトリア属の菌が植物のがんしゅを作るようですが、専門的すぎて良く分かりません。またコナラのコブ病とマツコブ病はクロナルティウム・クエルカムという糸状菌(カビの1種)が原因になっているそうです。
樹の幹(樹幹)や太い枝にできる樹のコブは、何らかの原因で傷を受けた樹が、傷を治すために細胞を増殖させてできたものになるようです。できている場所は幹が多いです。傷を受けた場所は、傷が修復されて盛り上がって瘢痕状になっていることが多いのですが、稀に傷が修復された後でも細胞が増え続けることで大きくなっていく事があるようです。この場合はコブが大きくなり続けることになります。これは樹皮等の細胞が増殖をして成長を続けることでコブ状の塊になっっていくもので、人間に例えると細胞が増え続ける癌腫のようなものです。このように細菌やウイルス以外にも樹にコブを作る原因があることになります。これは樹幹にできた細菌やウイルス以外を原因とする植物の奇形の1種と思って良いと思います。……


虫えい(虫こぶ)とは(『北海道の虫えい(虫こぶ)図鑑』はじめに)
 えいとは、えい形成者から出されるなんらかの刺激に対して、植物が組織分化の途中で反応し、その結果、植物の一部の細胞が異常に増殖したり、肥大したり、無核や巨大核、多核など核に異常が生じたり、あるいは、組織分化の過程が狂ったりすることによって引き起こされる、組織や器官の病理学的に異常な形状のことをいう。異常形状のなかには、肥大したものだけではなく、縮小したものもふくまれる。
 このようなえいが植物の特定の組織だけに形成されたものを組織えい、器官全体がえいになったものを器官えいという。茎や葉、根などの一部の組織が肥大したえいは組織えい、芽や花、実など全体がえいになったものは器官えいに相当する。ただし、組織と器官がともにえいとなり、両者が明確に区別できない場合も多い。
 えいは、ウイルス、バクテリア、菌類、線虫類、昆虫類、ダニ類などさまざまな生物によって形成される。それらのうち、特に昆虫類によって形成されるものは昆虫えい、ダニ類によるものはダニえいなどと呼ばれている。
 (独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)サイトの『NITEキッズ』生活に役立つ微生物の話)
糸状菌類とは、糸状の菌糸で生活する微生物で、一般的に「カビ」と呼ばれている生物である。単細胞性で生活する酵母や肉眼で見えるほどの大きな繁殖器官を作るキノコとともに真菌類に属する。
 生活に役立つ微生物の話(バイオテクノロジー分野)
   1 微生物ってなぁに? 
     微生物を探そう!
     役に立つ微生物
    微生物を保存せよ!
   2 ゲノムってなぁに? 
   3 微生物いろいろ
     細菌 
     酵母 
     糸状菌 
    放線菌 

作業道でチッパー作業 6月11日

市民の森保全クラブ金曜日の定例活動日(Eridays For Forests 21)。参加者は芦田さん、澤田さん、木庭さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名。文化まちづくり公社と協働で、昨年度の伐採・更新エリア斜面に積んである条枝を作業道に下ろしてチップにして袋に詰めました。
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次回は作業道下に積んであるものをチップにします。チップにできないものは、枯れ木を好む生きもの用に残すものも含めて、谷底の耕作放棄地やボッシュ林側の沢の保守・保全に活用できないか検討しています。
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馬場多久男いっしょに探そう野山の花たち』(信濃毎日新聞社、2012年5月)
花色と形でわかる野草図鑑
第1部 色と形を見分けよう!検索編
第2部 花の名前を確かめよう!解説編
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※『伐木造材術』(全国林業改良普及協会 、2012年9月)記事

伐採木の切株を切る 5月28日

市民の森保全クラブ金曜日の定例活動日(FFF21=Fridays For Forest 21)。参加者は芦田さん、新井さん、澤田さん、木庭さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの10名。昨年までに植えたコナラ苗木の周り草刈りと昨年度の伐採・更新エリアの伐採株を切る作業を開始しました。伐倒作業の「最後の仕上げ」(『伐倒造材術』90頁)です。
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橋本さんが掲示板に貼るシートの試作品をもって来てくれました。

切り株の検証・切り株を切る
   (ジェフ・ジェプソン著、全国林業改良普及協会発行、2012年初版)
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斜面の片付け 5月7日

市民の森保全クラブ定例作業日②。4月30日に伐採したサクラの枯損木を斜面から片付けました。
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枝は軽トラで岩殿C地区に搬出。午後、Hikizineが草刈りをして作業道から休憩用のスツールに使えそうなものをG地区に下ろしました。
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コナラ苗木に目印の旗立て、20年度伐採・更新エリアの地拵え
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キノコの駒打ち 3月28日

市民の森保全クラブの2020年度最後の定例作業日。参加者は芦田さん、新井さん、片桐さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名。キノコの駒打ちをしホダ木を仮伏せしました。
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シイタケ49本、ヒラタケ30本。ナメコは次回に実施します。
ホームセンターに貼ってあった森産業の「きのこ原木栽培の適合樹種一覧表」によると、ナメコに「特に適している樹種」として、カエデ類、クリ、サクラ類、トチノキ、ハンノキ、ブナノキ、ホオノキ、ヤナギ類、ヤマナラシがあげられています。サクラを考えていましたが、ハンノキ、ヤナギは岩殿I地区で伐採したものが残っているので、それを使えば間に合いそうです。


帰り際に、新井さん、橋本さんで更新・伐採エリアの片付けをしました。
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今日は、駒打ち後、昼食会を実施することも予定していましたが、週末に雨が予報されていたので、前日までの食材の準備や当日の片付けなど事前の準備や片付けなど勘案して木曜日夜に中止としました。鳩山アメダスによれば雨が降ったのは29日になってからで降水量20㎜でした。


コナラ伐採 3月27日

新井さんと田島さんでコナラの伐採をしました。
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コナラ、アラカシ伐採 3月19日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は新井さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、渡部さん、Hikizineと田島さん、三本さんの9名。岩殿C地区の活動広場のテーブルに防腐剤を塗りました。伐採候補のコナラ3本、サクラ1本、アラカシ2本を残して今日は終了。アラカシは細川さんが伐採しました。次回28日(日曜日)は、キノコの駒打ちと昼食会をします。
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H地区の進入路の土台作業とH地区中央に列状に積んでいた伐採木の山の片づけもしました。
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コナラ伐採・かかり木処理 3月12日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は芦田さん、新井さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineと田島さんの11名。
コナラ2本伐採。午後、新井さん、橋本さんと田島さんで1本倒し片づけました。
最初に伐ったコナラが下の枝を落したクヌギのかかり木となりましたが、安易な対応を避け、ロープ、チルホールなど使用して慎重に対処し、クヌギを倒すことなく無事に処理できました。
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黄色テープがついている伐採木は、サクラ1本、カシ3本、コナラ5本となりました。

伐採エリアと苗木を植えているエリアとの間にテープを張りました。
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メッシュカートはいろいろに使えます。
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沼底を歩けるほど水が減った無名沼イ号で落葉を燃し、カエルの卵塊は岩殿B地区に移動しました。
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かかり木の処理は、伐倒作業の中で最も危険な作業の一つです。かかり木とならないよう、正しい手順による伐倒が大切ですが、かかってしまったら細心の注意を払って作業しましょう。
※厚生労働省「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」(基発1207第3号、2015年12月7日)(改正基発0131第1号、2020年1月31日)
  リーフレット
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<注意>「かかっている木の元玉切り」(かかった状態のままで元玉切りをし、地面等に落下させることにより 、かかり木を外すこと)(図5)は、今般の改正により禁止されるものではありませんが、かかり木の安全な処理方法とは言えないことに留意してください。
<注意>立木を伐倒するときには、周辺の全ての労働者に合図により的確に情報伝達を行い、立入り禁止の範囲から、伐倒作業に従事する労働者以外の労働者が退避したことの確認を徹底してください。

※北海道労働局倶知安労働基準監督支署からのお知らせ
  倶知安労働基準監督支署「かかり木処理のガイドライン」(2017年11月)
   かかり木処理ガイドライン_1かかり木処理ガイドライン_2
    かかり木処理ガイドライン_3かかり木処理ガイドライン_4
   倶知安労働基準監督支署「チェーソー伐木作業の安全ガイドライン」(2018年4月)

 
   
  【チルホールの使い方】伐採での使い方をプロが徹底解説
   
   


伐倒、受け口と追い口(『出来杉計画』2014年12月12日記事)
 

 やっと「伐木造林術」が出版されたよ(『出来杉計画』2012年9月30日記事) 
 

※ジェフ・ジェプソン『「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達! 伐木造材術』(全国林業改良普及協会、2012年9月)
※上村巧『狙いどおりに伐倒するために 伐木のメカニズム』(全国林業改良普及協会、2020年10月)

※「伐倒作業、芯腐れ木、裂け上がり、掛かり木」(2019年1月27日当ブログ記事)

コナラ伐採 3月10日

新井さん、橋本さんと田島さん、冨田さんでコナラを3本伐採しました。
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伐採、落葉掃き下ろし、G地区進入路 3月5日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は芦田さん、新井さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名。
①伐採エリアでコナラの大木(棟高直径45㎝)1本伐採、作業道・岩殿F地区で片付けました。
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渡部さんと今季の残りの伐採候補木を確認し、黄色のテープを付け直しました。コナラ11本、カシ3本、ヤマザクラ1本、計15本。テープをはずしたものの中には伐倒技術研鑽用のものもあります。

②無名沼イ号堰堤上までの斜面の落葉を岩殿C地区上段に掃き下ろしました。
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無名沼イ号の上斜面にあるものは堰堤下の上段に掃き下ろして次回終了予定です。

③岩殿H地区からG地区へ軽トラ・管理機等が入れるようにする進入路の手づくり施工。身近にある資材を調達し、DIYで、手直し・修理・撤去が容易なものを目指します。
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市民の森尾根近くの斜面に放置されている玉切り丸太で使えそうなものを下ろして、現場に運びました。

コナラ伐採 3月4日

今日は、新井さんと田島さんでコナラ(35㎝)1本を伐採し、斜面から片づけました。
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コナラ伐採 3月3日

新井さん、橋本さんと田島さんで伐採・更新エリアの2本株立ちのコナラの一方(33㎝)を伐って片づけました。
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斜面・作業道の片付け 2月19日

市民の森保全クラブの定例作業日。参加者は芦田さん、新井さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、Hikizineと田島さんの10名でした。昨日、新井さんが胸高直径36㎝、21㎝のコナラを伐採したので、12日の分もあわせて、斜面、作業道で伐採木の整理をしました。また15日に雨が降ってキノコが出たので、ナメコ、ヒラタケ、シイタケでみそ汁を作って休憩時に食べました。
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ウバタマムシ(姥玉虫)
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軽トラの荷台で発見。触角、後足がちぎれています。

渡辺恭平「タマムシをさがしてみよう!」神奈川県立生命の星・地球博物館『自然科学のとびら』20巻2号、2014年6月[ヤマト]タマムシがなぜ珍しいと思われるか、それは 「人の目の高さに降りてこない」 ことが理由です……

今日もコナラ3本伐採 2月12日

市民の森保全クラブ、金曜の活動日。参加者は芦田さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの8名でした。今日もコナラを3本伐採しました(胸高直径52㎝、42㎝、20㎝)。
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1本目のコナラの梢は斜面を越えて作業道~岩殿F地区に落下。これは処理。
斜面に残った幹部分と休憩後倒した2本は未処理で斜面に残っています。
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鷲巣さん、澤田さんの落葉掃きは無名沼イ号堰堤の上まで到達。
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木庭さんはヤスリでソーチェーンの目立てに挑戦。
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コナラ3本伐採 2月5日

市民の森保全クラブ、金曜の活動日。参加者は芦田さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineと三本さんの9名でした。今日はコナラを3本伐採しました。胸高直径32㎝、34㎝、39㎝(樹齢50年)でした。林床の落ち葉掃きは岩殿C地区の畑の上までできました。
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クヌギ枝下し・コナラ植樹 1月29日

市民の森保全クラブ金曜の活動日。参加者は芦田さん、新井さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの9名です。金曜日の活動を定例化して1年になりました(2020年1月31日記事)。
2020年度コナラ林伐採・更新エリアの最下段中央にあるクヌギ(胸高直径50㎝)の枝下しをしました。
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切断たクヌギの枝が隣のコナラ(胸高直径26㎝)に引っかかったので、コナラを伐採しました。

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作業道下の植物調査エリア内に落ちた伐採木の幹・枝等は枠外に移動して片づけました。

伐採・更新エリア内中段のアラカシ(常緑樹、胸高直径9㎝)の伐採をしました。コナラ以外の樹木については今後も伐るものを選らんで作業します。
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渡部さんが自宅で育てていたコナラ苗木を旧エリアの皆伐エリアに補植しました。
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今までに植えた苗も合わせて篠竹に白いテープを巻いたものを苗木の側に立てています。アズマネザサやクサギ、つる性植物に負けないように見守ってやりましょう。

今日は新井さんが火の番をして半割ドラム缶で稲ワラを燃して焼き芋をしました。
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草木灰を貯めておくポリバケツを用意しました。ストーブやカマを使う時に前回の灰を掃いて入れて下さい。熾き[おき]が残っている熱いものは入れないこと!

12月に発生した農作業死傷事故の発生状況
今月のワンポイント
・12月は8件の農作業中の死傷事故が報告されており、このうち「動力刈払機」で2名の方が負傷されています。
・このうち1件は、除草作業中、刈払機のエンジンを止めずに点検を行ったところ、急に刃が動き出して負傷したものであり、これまでも同様の事故が多く報告されています。
点検の際はエンジンを止めて行うことが基本ですが、現在はハンドルから手を離すと刈刃が止まる機構が付いた刈払機が多く販売されています。こうした機構が付いていない古い刈払機をお使いの場合は、できるだけ早く買い換えましょう。
このほか、以下の参考資料に刈払機を使う場合の注意事項がまとめられていますので、改めて確認しましょう。
   

刈払機による事故を防ぐために2015年12月28日記事
刈払機を使いながら、経験を積みながら危険性を学んだのでは遅い! 危険性を学んだ上で経験を積むべし!

伐採作業を始める 1月15日

市民の森保全クラブの定例作業日。参加者は、芦田さん、新井さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの10名です。今季の作業を大別して①皆伐エリア・岩殿G地区での伐採、②新エリア斜面の落葉掃き・林床整理とし、今日はチェンソー班(芦田さん、新井さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん)と熊手班(澤田さん、鷲巣さん)の2グループに別れて作業をしてみました。
チェンソー班は、鳥取さんが作業道下のカキに上って枝落としをすることから開始しました。落した枝はチェンソーで切り(木庭さんはチェンソー作業は初めて)、植物調査エリアから作業道下の隣接地に運んで片づけました。
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熊手班は皆伐エリア~無名沼ロ号までの急斜面。予想以上に作業がすすみました。
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林床や作業道沿いに積んである落枝・木端など焚き火やカマドの燃料に使えそうなものは岩殿C地区に運びました。
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今日は半割のドラム缶で焼き芋をしました。
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ピザ釜はレンガを使って少し改良
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市民の森のコナラ林は毎年、風倒木や枯損木が増えてきています。樹齢が50年級なので伐採後、切り株からの萌芽による更新は期待できません。地面に落ちたドングリからの成長は周りに林冠をふさぐ高木があると林床の日照が充分に確保できないので、これもありません。抜き切り(択伐)では林床の日照を確保できない上に、現在市民の森では発生していませんが、カシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」が広がりやすくなるといわれています。市民の森のコナラ林を保全していくためには、毎年冬季に伐採エリアを決めて皆伐し、そこに苗木を植えて更新する施業が必要です。今年は苗木が間に合わず、すぐに植栽作業を開始することはできませんが、伐採後の表土保全、流出抑制の地拵えをしていきます。

落葉を掃く 1月11日

作業道から40mの伐採エリア内の木すべてに黄色のテープを巻きました。
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午後は作業道寄り(15m×20m)の落葉掃きをして一汗流しました。
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明朝にかけて降雪の予報が出ているので、落葉が湿って重くなる前の作業です。

伐採エリアの調査 1月10日

30mの巻き尺で伐採エリアの左辺の30m、40m、50m、60m地点をポイントしました。尾根の道までは作業道から60m以上あります。
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40m地点で右辺に向けて横断するテープを張りました。40mまではコナラ林、40~50m区間にツツジが出現し、40m~尾根の道の間はアカマツ・コナラ林です。

今冬の伐採エリアを決める 1月8日

市民の森保全クラブ、2021年最初の活動日です。参加者は、新井さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名です。岩殿F地区に集合し刈り草の焚き火を囲んで、1月~3月に実施する伐採・搬出作業の段取りや皆伐エリアについて検討、協議しました。まずは幅15mで尾根に向けて20m、300㎡の小面積で皆伐を試行してみます。余裕があれば、さらに10mずつ追加し、450㎡、600㎡の皆伐に挑戦します。伐採後は地拵え[じごしらえ]をして表層土の流出を抑え、ドングリから育てたコナラの苗木を植樹し、隣接地から飛散したドングリの発芽・成長も期待します。
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作業道寄りには、目通り40㎝、50㎝超のコナラやクヌギの大径木があります。

新井さん、橋本さんが薪の端材を持って来てくれて、今日もピザ釜で焼きリンゴを作りました。
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新井さん、金子さん、澤田さんは岩殿D地区の伐採したクワを燃しました。
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東松山市森林整備計画(2018年4月~2028年3月)の樹種別の標準伐期齢としてマツ35年、クヌギ10年、その他広葉樹(用材以外)15年としています。また立木の伐採(主伐)には択伐と皆伐があり、「皆伐に当たっては、気候、地形、土壌等の自然的条件及び公益的機能の確保の必要性を踏まえ、適切な伐採区域の形状、1箇所当たりの伐採面積の規模及び伐採区域のモザイク的配置に配慮し、伐採面積の規模に応じて、一定程度ごとに保残帯を設け的確な更新を図る。」とあります。

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