ちご沢ブルーベリー園
ハイブッシュ系ブルーベリーにピートモスと有機肥料をやりました。14日のラビットアイ系に続く作業です。今日もこまめが活躍しました。
※ジョウビタキ(♀)
※トビズムカデ(トビズオオムカデ)
(東北大学電気通信研究所2019年11月28日プレスリリースから)
東北大学電気通信研究所の石黒章夫教授、加納剛史准教授、安井浩太郎氏(博士後期課程,日本学術振興会特別研究員)、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のAuke J. Ijspeert教授、オタワ大学のEmily M. Standen准教授、北海道大学電子科学研究所の青沼仁志准教授の研究グループは、ムカデが陸上と水中を行き来する際の「身のこなし方」に着目することで、環境に適応して「理にかなった」運動パターン注1を生み出す制御のメカニズムを解明しました。
一般に動物は,環境に応じた運動パターンを柔軟に生み出すことで、様々な環境下を自在に動き回ることができます。その中でも特に興味深いのは、陸上では複数の脚を協調させて歩き、水中では胴体をくねらせて泳ぐという振る舞いです(以下、この振る舞いを「水陸両用ロコモーション注2」と呼びます)。身体をうまく活用し質的に異なる環境に見事に適応する水陸両用ロコモーションは、ある種のトカゲや魚など,多くの動物種に見られます。ところが、この水陸両用ロコモーションがどのような制御のからくりで実現されているのか、これまで不明でした。
この問題解決のため、本研究ではトビズムカデの水陸両用ロコモーションに着目しました。トビズムカデは、地上では複数の脚の運動を協調させながら歩きますが、水中では脚を折りたたみ、ヘビのように胴体をくねらせながら泳ぎます(図1)。トビズムカデは、同じ構造を持つ体節が一次元状に長く連なった身体構造をしており、歩行・遊泳間の遷移の様子を観察しやすいという利点があります。また、神経を部分的に切断するなどの侵襲を伴う実験も比較的に容易に行えます。そのため,水陸両用ロコモーションのからくりを探る上で非常に適したモデル生物だと言えます。
本研究ではまず、トビズムカデが陸上と水中を行き来する際に歩行・遊泳間の遷移がどのように起こるかを観察しました。また、胴体の中央付近で神経を切断した際に運動パターンがどのように変化するかも観察しました。これらの行動観察結果から、「脳からの運動指令が頭側から尾側に順に伝わるが、ある脚が地面から力を受けると、頭側から伝わってきた指令を上書きして歩行運動になる」という伝言ゲームのような制御のメカニズム(図2)が存在することが示唆されました。このメカニズムを数式で表現し、シミュレーションにより行動観察結果を再現することに成功しました。注1 運動パターン:「歩く」「泳ぐ」などの移動様式のこと
注2 ロコモーション:動物が様々な運動パターンを用いて移動すること
かんのむし封じ・民間薬
(『宇津救命丸株式会社』BLOG「かんのむし(かんむし)の正体は?」から)
かんむし退治
かんむしや夜泣きに悩まされたのは昔も同じで、いろいろな退治方がありました。[虫封じ] お寺や神社で虫封じの祈祷をしてもらう。
[虫を出す] 摩訶不思議なのは、赤ちゃんの手のひらに呪文を書き、塩水で洗うとあら不思議、指の先から小さな糸状のものが。これがかんむしだと言いはったようですが、真相は手を拭いた布の繊維。むかしはこれを信じた人もいたようです。
[民間薬] 孫太郎虫、かたつむり、赤蛙、むかでなどを乾燥させて食べさせる。子供に見せたら余計に絶叫しそうですが、たんぱく質の摂れない当時の栄養補給にはなったのでしょう。
(講演を聞いてた先生から「昔はお嫁さんが家から出る機会がなかったので、虫封じに行くのはお嫁さんの息抜きだったのでは」と言われ、なるほどなと思いました。)
児澤虫封入口(児沢家蔵)
三本さんがラビットアイの剪定をし、午後は林の篠、竹、萌芽を刈り取りました。
美里町中里の国道254号線沿いの小高い丘の上にあるブルーベリー狩り農園ファームてんとうむしを見学しました。3900㎡、600本、1998年スタートという本庄・児玉地域のパイオニアといえる摘み取りブルーベリー園です(HPの「農園の紹介」、埼玉新聞の記事をご覧下さい)。栽培技術・資材選択・農園管理までアドバイスしてくださった農園主の小川さん、斉藤さん、ありがとうございました。
※「ブルーベリー 美里で季節到来 甘酸っぱい果実ふっくら あすから摘み取り」(『埼玉新聞』2020年6月12日)
国内でも指折りのブルーベリー産地、美里町で、シーズン到来を告げる早生(わせ)種が青紫色の果実をふっくらと実らせている。摘み取りは13日から始まる。
同町中里の観光農園「ファームてんとうむし」は約3900平方メートルの農地の約3割でデューク、オニール、スパルタンなどの早生種を栽培。農園主の小川幸子さんは「今年は粒が大きく、はっきりとした甘酸っぱさが魅力。ここ数年で1番の出来」と笑顔を見せている。
かつて養蚕が盛んだった本庄児玉地域。桑畑として使われていた耕作放棄地を活用し、同町は1999年、ブルーベリーの生産に着手。現在、町内全体のブルーベリー栽培面積約35万平方メートルは、国内トップクラスを誇っている。町内に約100軒ある生産農家のうち、観光農園は21軒で、美里観光農園の会(池田静香会長)を組織して毎年、摘み取りによる販売促進を展開している。
約600本を栽培する「ファームてんとうむし」は今年、枝を切る剪定(せんてい)作業を大規模に実施し、木々の若返りを図った。小川さんは「消毒用アルコールやマスクはもちろん、今年は新型コロナ対策として宅配の準備も進めている」と話している。
ブルーベリーは7月中旬までが早生種、以降8月下旬までは晩生種と品種が多様で、美里町の摘み取りも長期間楽しめる。早生種の摘み取り料金は、基本プランが入園料300円、摘み取り料1キログラム当たり1800円など。来園時間は事前連絡が必要。……
熊谷市の武田さんのご好意で昨年に続いて籾摺りをしていただけました。



籾摺り機を通すと未熟米や籾がらが重量で27%ほどでて、玄米で岩殿のウルチが115㎏、児沢のモチが121㎏、毛塚一反田のウルチが432㎏になりました。今日は殿山共同農場の高野会長、平賀さん、中川さんが手伝いに来てくれました。ありがとうございます。
①袋の中の玄米を平らにして印刷がある方を手前にして袋の両端をつまんで中の空気を抜く、②袋の口を折り目に沿って袋の印刷のない方に3回折る、③両耳を内側に折る、③口紐を2回からませて紐の根元で真結びにしてギュッと締める(縦結びはほどける)。
※ヒモ付きクラフト米袋の結び方(山口包装工業株式会社のKOMEBUKURO.comから)
毛塚一反田の稲刈りを1条刈りのヰセキバインダRL35を使って始めました。
田んぼにはRL30、RL35を運んでいましたが、思っていた以上に田んぼが湿気っているので、作業を続けるかどうかあれこれ考え、結局、RL35で田んぼの3分の1位を刈りとりました。
稲架掛けは片桐さんも来て手伝ってくれて、刈った分はすべて干せました。ありがとうございます。
残った部分の稲刈りは来月4日に予定しています。
昨年は9月17日に稲刈りは終わっています。
午前中、ブルーベリー園の防鳥ネットを三本さんが外してくれました。午後はチーム東松山の自走式スパイダーモアでブルーベリー園の除草をしてみました。自走式除草機にはハンマーナイフモア、ロータリーモア、スパイダーモアがあります。ハンマーナイフモアはロール状に並んだ刈刃が縦に回転して草を切断、粉砕します。ロータリーモアは通常の刈払い機と同じで、プロペラのような刃が地面と平行に回転して草を刈ります。スパイダーモアは法面刈り、斜面刈りのロータリーモアで、作業条件に合わせて、ハンドルの伸縮、左右・上下の調整ができます。
(元限界集落から地域おこしチャンネル (YouTube)から
昨日、毛塚一反田でとったヒエをヤギの餌に提供しました。
NPO法人チーム東松山の松本さんが4頭のヤギを放牧して除草している場所の拡張作業を三本さんが夕方までお手伝い。お疲れさまでした。
※北海道の森で自給自足を目指して2頭のヤギと暮らしているヤギ飼いママさんとヤギ飼いパパさんのブログ『ハローやぎーず ~ヤギの里親募集ブログ~
』にカテゴリー「ヤギの餌」があります。
「ヤギが食べる樹木のリスト」、「ヤギが食べる草のリスト」、「ヤギ餌の確保
~雨の日編~」、「ヤギが食べたがらない野生植物リスト」、「ヤギの大好物ランキング★トップ10」、「ヤギの不思議な嗜好」、「ヤギに与えてはいけないもの」、「ヤギってなに食べる?」、「ヤギ餌の量と回数と与え方」、「ヤギの好き嫌いっぷり」の10本の記事があります。「ヤギにとって安全な環境」を用意できれば、岩殿の耕作放棄地の除草にヤギを使ってみたいですね。
三本さんがチェーン除草機を作り、岩殿B地区と毛塚一反田でテストしました。
毛塚一反田
※有機栽培水田で利用する簡易なチェーン除草機の作製方法とその雑草低減効果(『新潟県農業総合研究所作物研究センター』サイトから、PDF板はこちら)7月1日からHP移転(→ https://www.pref.niigata.lg.jp/site/nosoken-sakumotsu/ )
ブルーベリー園と周辺の草刈りをしました。
今日は刈払機の金属製安定板を樹脂製のジズライザーに変えて高刈りを心がけました。「地ギワで刈っても5㎝残しても1ヵ月後の草丈は同じ」(北村製作所ジズライザーハイエアー50製品カタログ)なら結果が見えてくるまでしばらく試用してみましょう。
イセキ4条植田植機さなえ LOVELY mini PM40を田木の農家から譲り受けました。ありがとうございます。先日、毛塚一反田の田植えをしたので、今年は使う機会がありませんが、来年が楽しみです。
※徳島のかずさん『隅まで植える田植えの仕方』(YouTube)
※MT2M26*#『CMでつづるヰセキの歩み』(YouTube)
昨日、毛塚一反田に湛水[たんすい、水をはってためること]できたので、今日は1回目の代かき(荒代[あらしろ])をしました。田んぼの水がぬけるのを待っているうちに雨が降り始め、三本さんが旧式のトラクターを運転し、ていねいに仕上げました。隣の田んぼのトラクターは、ロータリーを下ろしたままで方向転換ができ、田んぼの四隅もムラなくかける、コース取りが楽な操作性のよいもので、これが使えればとうらやましく思いました。午後3時過ぎに田んぼに行ってみると、更に新型で運転席に屋根のついたトラクターが雨の中を動いていました。この機種ならずぶ濡れにならずに作業ができます。三本さん、お疲れさまでした。
毛塚一反田で使うウルチ苗(彩のかがやき)20箱を農協で受け取り、午後、児沢探検隊の上の田んぼを借りた苗代に置きました。今日の雨量は鳩山アメダスの日積算降水量は86.5㎜。白山中学校では99㎜でした。午前中は猛烈に降っている時間もありましたが、児沢で作業をしているうちに青空が見えてきました。今日は関口さんも一緒に作業してくれました。ありがとうございます。
※昨年は4月19日に作業しています。
1月末にいただいた管理機「シバウラRC700」の試運転をしました。農機具屋さんに出して動くように点検・修理してもらいましたが、現場で使うにはまだまだ修理が必要なようです。
ちご沢ブルーベリー園のpHを測ってみました。値は5.2~5.6と弱酸性でした。


エザワフルーツランドの江澤貞雄さんの「ブルーベリーのど根性栽培」(日本プルーベリー協会HP)によれば、「ハイブッシュ種のpHは4.3~4.8が定説」とのことなので酸度調整が必要なのかもしれません。ネットで調べると、ハイブッシュ種4.5に対してラビットアイ種は5.0、また、ラビットアイ種はpH5.8前後でも大丈夫というのもあります。
青木ノ入の下の畑のブルーベリーの株元のpHは6.2~6.4なので、pHを下げる土壌改良が必要です。
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