ちご沢ブルーベリー園
9月19日に稲刈り・稲架掛けした毛塚の田んぼでハーベスターを使ってコシヒカリを脱穀しました。片桐さん、永田さん、ありがとうございます。稲架棒を片付け、稲ワラの分配までして1日で作業が終わりました。
15日に東松山市堆肥生産利用組合でいただいてきた樹木チップをブルーベリーの株元にしきました。
児沢ブルーベリー園のラビットアイ系にピートモスと肥料をやりました。ハイブッシュ系は2月15日でした。
ブルーベリー園の除草と防鳥ネット張りの準備で支柱にペットボトルを被せました。今年はラビットアイにも防鳥ネットをかけます。
株元にはスギナが繁茂しています。
※スギナは酸性土壌を好む?
「酸性土壌を好む」はウソ(農研機構東北農業研究センター・浅井元朗)スギナは酸性土壌を好むとよくいわれていますが、これは誤りです。実際には、中性や弱アルカリ性の土でもスギナは旺盛に生育し、強酸性土壌ではむしろ生育不良になります。確かにスギナが繁茂しているアゼや法面は酸性土壌であることが多いのですが、それは耕起されず、土壌改良資材が施用されていないから。一方、畑地は作物を栽培するため土壌改良が施され、土は中性に近い条件になっています。スギナの好む土壌条件ですが、年に何回か耕起され、人の手が入るため繁茂しにくい状態です。結果的に、スギナは酸性土壌を好み、中性または弱アルカリ性土壌は好まない、ように見えるというわけです。(『現代農業』2021年7月号 特集・多年生雑草の地下組織を暴け 59頁)
スギナは酸性土壌を好む︖ これは誤りです。 “土壌改良を施して中性に近い、年に何回か耕起される畑地ではスギナは繁茂しにくい”ことと、“畦や法面など作物を栽培しないので耕起せず、土壌改良資材も施用しないため酸性になっている土地にはスギナが多い”ことを合わせて、スギナが酸性を好んでいるという俗説が流布しているのでしょう。実際には、中性や弱アルカリ性の土でもスギナは旺盛に生育し、強酸性土壌ではむしろ生育が不良になります。因果と相関が混同されている見本ですが、一度広まってしまった俗説はなかなか訂正されない例です。(『除染後畑地のスギナ防除対策』11頁(農研機構東北農業研究センター、2021年3月)※スギナの地下はどうなっている? YouTube(農研機構 NAROchannel) 3:49
松山市民活動センター調理実習室を借りて、冷凍保存していたハイブッシュ系エリザベスとチャンドラーでブルーベリージャムを作りました。
※20年以上前、1999年に発売された日本ブルーベリー協会編『ブルーベリークッキング』(創森社)ですでに、「ジャム市場の傾向として低甘味志向となり、従来の糖度65度程度の高級ジャムから糖度50度程度の低糖品へ移行している。低糖品は糖としての旨味やパンチに欠けるが、糖度を抑えることによって素材果実そのものの味が強調され、品質にはいっそうのこだわりが必要になった」ことや果実の原形を保持する(プレザーブ[保存する])ようにつくられた「低糖度プレザーブ」タイプのものが「市場に多く見られるようになった」ことが指摘されています。現在市販されているブルーベリージャムもその流れの中にあり、更に低カロリーも強調されてきています。「甘さをおさえたブルーベリージャム」、「ブルーベリーの粒々感と香りが楽しめるジャム」、「糖度45度」、「一食20グラム36㎉」、「果実のゴロゴロ食感を甘さひかえめタイプで」、「大粒のブルーベリーを使用したプレザーブスタイルのジャム」、「甘さ控えめの糖度46度」、「一食20グラム40㎉」等。
※アオハタのファインフルーティー製法、まるごと果実シリーズ。
手づくりジャムの良さはあると思いますが、買って貰うとなると値段が難しいところです。
11月24日の美里町の観光ブルーベリー園ファームてんとうむしさんでの研修を思いだしながら、児沢ブルーベリー園のエリザベス10本の剪定をしました。これでよいのか、研修不足で不安です。
エリザベスの紅葉、きれいです。
美里町の観光ブルーベリー園ファームてんとうむしさんにお邪魔して、吉田町のブルーベリー園主岸さんのブルーベリー剪定作業を見学しました。ファームてんとうむしさんには昨年12月15日に訪問しています。研修の機会を与えてくださった農園主の小川さん、講師の岸さん、ありがとうございました。
ブルーベリーの枝の伸張・張り方はハイブッシュ・ラビットアイなどのタイプ、品種、温度・日照・降水などの気象条件、土壌条件、施肥や灌水などの栽培条件、さらには樹上の枝の位置によって違います。今日、現場で岸さんに教わった整枝・剪定[せんてい]の仕方を、書籍・手引書に書いてあることと突き合わせて再整理し、頭の中に定着させておかないといけませんね。時間がたつと記憶が薄れてしまいますので……。
※石川駿二・小池洋男『ブルーベリーの作業便利帳 種類・品種選びとよく成る株の作り方』(農文協、2006年)
※玉田孝人『基礎からわかるブルーベリー栽培 ~安定生産と観光農園経営を成功させる~』(誠文堂新光社、2014年)
午前中、ブルーベリー園の作業をしました。29日の続きでラビットアイ系の株元の草取りは終了。
茶のくね(生垣)にかぶさっているツル性植物、ヘクソカズラやカラスウリなどを引き剥がしました。
ヘクソカズラとカラスウリ
ラビットアイ系のブルーベリー(ビッグバルドウィン、ノビリス、ティフブルー)の朝摘みをして、いなほてらすに出荷しました。
※ブルーベリー園の茶の生垣のツル性植物(2021年6月22日記事)
オニドコロ、ママコノシリヌグイ
カラスウリ、ヘクソカズラ
※セミの抜け殻7種類を探す(YouTube 4:55 レオのむしのおとLeo'sBugCH)
※セミは世界に約2000種、日本を含む東南アジアに650種、日本には36種1亜種いるそうです。秩父で蝉の幼虫を「セミのうま」と呼ぶと聞いたので、調べてみました。「全国各地のセミの幼虫の呼び名」があり、様々な呼び名があるのに驚きました。『セミの家』というサイトで「よくある質問」のコーナーはセミのFAQとして役に立ちます。
QRコード
記事検索
最新記事
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
タグクラウド