岩殿満喫クラブ



カモ類のオスで繁殖期を過ぎた後、一時的にメスのような地味な羽色になるものがおり、その状態ををエクリプス、エクリプス羽いいます。マガモはメスとそっくりになりますが、嘴(くちばし)の色が、黄色なのがオス、茶色なのがメスです。



籾摺り機を通すと未熟米や籾がらが重量で27%ほどでて、玄米で岩殿のウルチが115㎏、児沢のモチが121㎏、毛塚一反田のウルチが432㎏になりました。今日は殿山共同農場の高野会長、平賀さん、中川さんが手伝いに来てくれました。ありがとうございます。
岩殿漫喫クラブは、岩殿丘陵の耕作放棄された谷津田を「岩殿市民田んぼ」として再生、市民に農業体験、里山体験、憩いの場として提供・活用することにより、生きものゆたかな里山環境と景観を回復・維持し、次世代へ継承することを目指して2014年4月に結成された市民ボランティア団体です。
活動エリアは、岩殿入山・青木ノ入・児沢・毛塚地区の30筆の耕作放棄地と隣接する雑種地・山林で、面積は2ヘクタールを越え、耕作地(田んぼや畑)や果樹園(ブルーベリー園)として利用し、湿地や草地として保全管理しています。
今年度の岩殿入山谷津の事業は、
① 岩殿G地区、岩殿I地区上段のヤナギ林の伐採をします。② 「岩殿丘陵入山谷津の植物調査」の継続。岩殿F地区でベルトトランセクト法による植生調査実施。日当たりや土壌の湿り具合などの環境条件が植物の分布とどのように対応しているかなど考えます。③ 殿山協同農場のみなさんと稲作を実施します。④ 九十九川の源流域にある岩殿丘陵入山谷津の里山再生は森を守り、田んぼを育む活動です。市民の森保全クラブと連携して活動し、イベントを共催します。
【事業名】岩殿丘陵生きものゆたかな谷津田・景観回復プロジェクト |
【事業の詳細】(実施日程等を含む) ① 「岩殿丘陵入山谷津の植物調査目録」作成のための補足調査を3月18日、4月15日、5月13日、6月7日、7月1日、8月22日、9月20日、10月24日、11月19日、12月23日、2月18日、3月16日に実調査員延べ41名で実施。 ② 岩殿A・B地区の田んぼ5枚で大東大国際関係学部須田ゼミ学生、殿山協同農場の皆さんと稲作実施。 ③ 市民の森保全クラブとの共催イベント(落ち葉掃き&焼き芋、キノコの駒打ち体験)は台風19号被災復興、新型コロナウィルス対策で開催中止となる。 ④ 4月に刈り残していた笹藪を10月刈り取り、岩殿満喫クラブ管理農地と周辺の雑種地~学びの道一帯のアズマネザサの大藪は完全に消滅。 ⑤ 2月~3月、岩殿I地区の下段のヤナギ林伐採。 |
【事業による効果】 ① 2012年の市民の森保全クラブ有志による耕作放棄地再生活動開始。14年谷津の耕作放棄地再生を目指して岩殿満喫クラブを結成。結成以来の課題であった耕作放棄地からアズマネザサ、オギなど高茎雑草の大藪の除去は今年度達成することができた。管理をしている耕作放棄地だけでなく周辺の雑種地~学びの道、入山沼堰堤、市民の森との境界部分の刈払い作業も実施したことにより、入山谷津周辺の里山景観の回復、向上は著しいものがある。 ② 耕作放棄地再生活動と並行して、2016年4月以来取り組んできた植物調査は今年度の補足調査により更に精度を高め、岩殿A地区~I地区、青木ノ入地区の全10地区での地区別調査としてまとめることができた。生きもの豊かな里山景観を回復、保全していくための活動において今後随時参照されるべき2010年代後半の地区別フロラ目録の草稿がひとまず準備できたといえる。 |
【今後の課題】 ① 未だ樹林化が進んでいる岩殿G地区、岩殿I地区上段のヤナギ林伐採。 ② 岩殿F地区を横断する形でラインベルト法による植生調査を実施。日当たりや土壌の湿り具合などの環境条件が植物の分布とどのように対応しているかなど考察する。 |

今後も入山沼~九十九川間では雨水が道路際の舗装されていない部分を削って溝を作りながら道路補修に使ったズリや砂利を九十九川に向かって押し流し続けるでしょうが、適宜、市役所と連携・協働して、里山・谷津田景観が楽しめる学びの道を維持していけたらと思っています。

東松山市民の森 3/24参加者募集
(日曜日)10:00~12:30
雨天の場合は31日(日曜日)に実施します。
【集合場所・時刻】(市営)岩殿物見山駐車場 9:30
【参加費】1人500円(ホダ木1本お持ち帰り)
ご自分で駒打ちしたホダ木1本を持ち帰れます。
【募集人員】先着 大人25組
親子・グループ・お一人で参加できます。
【募集期間】3月11日(月)~3月21日(木)
【参加申し込み・お問い合わせ先】
電話:090-7199-3684
メール:infodesk@hurusatozyuku.jp
お名前、参加人数(大人・子供)・電話番号をお知らせください。
お持ち帰りのホダ木は1本500円で追加できます。ご予約下さい。
【共催】市民の森保全クラブ
岩殿満喫クラブ
このイベントは東松山市環境基本計画市民プロジェクトの補助金を活用して実施します。
会場:市民の森
集合場所・時刻:(市営)岩殿物見山駐車場・9:30まで
募集期間:11月5日(月)~11月10日(土)
募集人員:小学校3年生8名、4年生8名と同伴の保護者 先着順
参加費:小学生・同伴の保護者 1人500円
内容:ドングリをひろってドングリの森を知ろう
①ひろったドングリの形、大きさ、色を観察して種類を調べます。
②地面に落ちたドングリの育ち、ドングリの森の成り立ちを考えます。
服装・持ち物:帽子、手袋、脱げにくい靴、飲み物など
主催:東松山市・環境基本計画市民推進委員会
担当団体:岩殿満喫クラブ・市民の森保全クラブ
第1章 マーケティングの基礎知識
はじめに 「マーケティング」をひとことで言えば
1 マーケティングの基本的な展開
2 マーケティング戦略を構成する「4つのP」
3 消費者・市場・流通への目くばり
(1)消費者はいろいろ
(2)市場をどう捉えるか
(3)農産商品の流通をどう構築するか
4 実需者の動きに対応し、実需者の新しい動きをつくろう
5 「認定農業者」と「農業経営」をどうとらえるか?
6 2極分解していく中での「消費者・生活者」との関わり
7 消費者・生活者への目くばり
食に対しての対応
①頭脳タイプ、②五感タイプ、③心情タイプ
④胃袋タイプ、⑤財布タイプ
8 「連携展開マーケティング」と「個別展開マーケティング」
(1)連携展開マーケティング
(2)個別展開マーケティング
第2章 農業マーケティングで重要な5つの力
はじめに
4P戦略(product price place promotion)
1 状況力
(1)社会環境
(2)暮らしの変化
(3)競合の多様化
2 商品力 納得購入してもらうには
(1)つくり保証
(2)えらび保証
(3)とどけ保証
(4)ブランド
(5)谷山農産物、優位差別化の3つのポイント
①鮮度
②風味と食感
③地域個性品
3 情報発信力(広告力)
(1)パブリシティへの目くばり
(2)マスコミ、ミニコミ、クチコミの連動
4 販売促進力
(1)特定ルートコミュニケーション
(2)マスベディア
①マスメディアイベントの仕組み方
イベントのタイトルを面白くする
絵になる工夫をする
国際色のある大会にする
公共性があること
話題をつくる
継続性を大事にする
予告への工夫をする
②マスメディアイベントの目的ーたとえば、モノが違うことを実感してもらう
5 組織力
(1)プロジェクトマネージャー
(2)情報担当
(3)企画担当
(4)渉外担当
(5)広報担当
効果をあげるマーケティングの実践のため「3×3適」への目くばり
(1)適地・適作・適技
(2)適量・適質・適価
(3)適層(ターゲット)・適流・適時
第3章 農業者が主体的に展開するマーケティング活動
はじめに マーケティング活動は5K力で推進しよう
1 企画活動での5K力
(1)行動力
(2)考察力
①「雑学」を踏まえた「多視点考察」
②先進地視察プラス事例考察
③3つのキセイ概念から自由になろう
キセイ1 既成概念
キセイ2 規制概念
キセイ3 気勢概念
勢いに乗って深く考えずに行動を起こす
(3)興味力
(4)構築力
「なにを」「だれに」「どのように」
①現状把握、②問題点の発見、③課題の明確化、④課題解決のための企画立案
(5)協調力
2 取引活動での5K力
(1)交流力
交流を高める損得、体面、好き嫌い
(2)交渉力
①意味(コトバ)←→イメージ(絵)
②納品におけるマイナス3K=欠品失格、規格厳守、価格競争、への対応
③礼、理、利を踏まえた交渉力
(3)協働力
(4)改良力
(5)完遂力
3 社会活動での5K力
(1)共感力
(2)規範力
(3)貢献力
(4)共益力
(5)共生力
共通して必要なのは「継続力」
「農業マーケティング」をはじめよう
現状把握、問題点の発見、課題の明確化、課題解決のための企画立案
心をこめて「観察」し、日常的にマーケティング活動を続けよう
第4章 マーケティングアイデア55
1 農産物の使い勝手
2 浅漬け、みそ汁の地位向上を
3 消費者の「損得」「体面」「好き嫌い」
4 加工グループ連携プロジェクト
5 「レンジでおいしい焼き芋」の売り方
6 「顔の見える農業」で成果をあげる
7 目標数字で実現を具体化
8 品切れをチームで防げ
9 「モチの日常化」のヒント
10 “また来たい”につながる未体験演出
11 観光農園に平日客を呼ぶ
12 牛乳鍋で消費拡大
13 企業への通販で農産物を売る
14 物語のあるギフトシステム
15 周辺都市化を差別化に
16 茶園見学者を顧客に
17 ちょっとした手土産は300円まで
18 知恵とセンスで施設をつくる
19 大豆の研究で小学生と生産者が近づく
20 「爽冷地野菜」のプロジェクト
21 人気の棚田オーナー、次の展開
22 イベントを盛り上げるスペインのジューサー
23 総額5万円の花火大会が大盛況
24 残り野菜を個人病院へ販促
25 「高くても国産物」選らんでもらうには?
26 ブランドとは、「責任」と「自信」の表明
27 3つの保証でブランド化
28 だれに売るかで変わる商品の味
29 地元こだわり品種への愛着
30 「正しい活動」で「良い噂」を広げる
31 生産者と消費者共同で自給率をあげる
32 農業経営者が連携してマーケティング活動を
33 「卵かけご飯」に「江戸たまご」。卵もお土産に
34 薬効情報で消費量アップ
35 易しい言葉で語りかけ
36 「コトバと絵」で風評被害防止へ
37 話題素材提供でワイドショー広報を
38 「明確なコトバづくり」を進めよう
39 ブレンド米への消費者の誤解を解くには?
40 効果抜群!「実需者」を生かしたPR手法
41 テレビCMを戦略的にとらえる
42 農産物直売所を情報発信の拠点に
43 料理提案を活かす解説
44 「情報発信プランナー」になろう
45 お客様からの質問をきっかけに
46 目くばりと工夫で経営改善
47 時代の先を見越して対応する
48 「習練」でプロとしての商品づくり
49 「お箸づかいコンテスト」で消費拡大
50 給食を「食育ランチ」にしよう
51 10年後の大人の消費者を育てる
52 地域連携の食育推進
53 給食で食技練習、のススメ
54 農業にも「インフォームド・コンセント」を
55 百貨店の危機管理に学ぶ
※マーケティングの4Pと農業マーケティング
『農業経営診断実践マニュアルに関する調査研究報告書』(中小企業診断協会、2010年)87頁
●製品 (Product)
・作目、品種およびそれらの組み合わせ、 パッケージング、品質、 ブランド
・加工を加える (例:カット野菜にして業務用に販売)、サービスを加える(例:観光農園、直売所) 複合経営(栽培時期を組み合わせ、人や設備の繁閑期を平準化する、生産物を再利用する(藁→畜産→堆肥→米作など)
●価格 (Price)
・市場や JA(少品種多量、低マージン、価格不安定)と直売や直販(多品種少量、高マージン、価格安定)のバランス
・コストプラス型の価格設定がしっかりできていない。販売価格・仕入(資材)価格が市価により変動→リスク
・価格決定権の保持(直売所での販売、加工業者・外食産業との契約栽培)
●流通(Place)
・系統流通(JA)
一般の流通(卸業者、加工・外食・小売との直接契約)
・重い、かさばる、鮮度が落ちる農産物の運搬コスト。
・作ってから売る(系統流通)から、売ってから作る(契約栽培)への移行。ブランド化できれば通販も有効。
●販促(Promotion)
・販売の方法・手法 (場所、人、宣伝)
・現状では、販売の現場では、品種×産地の「ブランド」が最も重視されている。商品の高付加価値化→目で見てわかりにくい「品質」「こだわり」「安全・安心」をどう伝えるか?→販促ツール、販売員教育、自社販売などの検討。






※週末24日(土曜日)のイベント春の里山を楽しもう! 田んぼで遊んで、いきもの観察は、参加者募集中です。










落ち葉掃きは、芦田さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizine、焼き芋・豚汁は片桐さん、金子さん、澤田さん、細川さんで分担しました。
- ECOM
- じゃがいも
- めんこ
- アズキ
- アライグマ
- イノシシ
- エンドウ
- エン麦
- オタマジャクシ
- カリフラワー
- カルガモ
- ガ
- キショウブ
- キノコ
- クモ
- コマツナ
- ゴマ
- サツマイモ
- サトイモ
- シカ
- シュレーゲルアオガエル
- ジャガイモ
- スイカ
- ソバ
- ソラマメ
- タヌキ
- ダイズ
- チョウ・ガ
- トウモロコシ
- トマト
- トンボ
- ニンジン
- ニンニク
- ハチ
- ブルーベリー
- ヘビ
- ホタル
- マルバヤナギ
- ムギ
- モチキビ
- ライ麦
- ラッカセイ
- レンゲ
- 九十九川
- 代かき
- 入山沼
- 出穂・開花
- 千葉県
- 台風9号の被害(2016年8月22日)
- 埼玉県グリーン・ツーリズム推進協議会
- 堆肥
- 堆肥・ボカシ
- 小麦
- 山口県
- 山梨県
- 岩殿丘陵の生きもの
- 市民の森
- 市民の森保全クラブ
- 新潟県
- 東京都
- 柳絮
- 栃木県
- 桜
- 棚田
- 槻川
- 水質調査
- 無名沼イ号
- 無名沼ロ号
- 狭山市
- 環境みらいフェア
- 田んぼの学校
- 田んぼオーナー制度
- 田植え
- 畦畔
- 石坂の森・市民の森の生きもの
- 神奈川県
- 稲刈り
- 稲架
- 空中写真
- 籾摺り
- 精米
- 緑肥
- 緑肥栽培
- 群馬県
- 耕作放棄地
- 脱穀
- 茨城県
- 落ち葉はき
- 藍
- 裾刈り
- 谷津・谷戸・谷
- 農支度
- 都幾川
- 里山保全
- 里山再生
- 長野県
- 除草
- 食品ロス
- 麦刈り
- 麦打ち