IWADONO Fridays。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、鳥取さん、細川さん、新倉さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの9名。6月27日に植えたトウガラシを収穫しました。
大東文化大学の学生が谷津の見学をしていました。
ゼノアの刈払機BC222GW(21.7cc)を追加して、全員で谷津(岩殿C・F・G地区)の草刈りをしました。
※休憩時にテーブル脇のクヌギの葉についていた虫こぶはクヌギハケタマフシでした。クヌギハケタマバチ(クヌギハナカイメンタマバチ)の虫こぶ(虫えい)です。
岩殿グループ写真館(2023.11.15)③ に記事があります。
クヌギハケタマバチが初夏にクヌギの葉裏に産卵し、その幼虫がクヌギハケタマフシと呼ばれる虫えいを作る。虫えいは9月下旬頃落下し始め、11月頃クヌギハナカイメンタマバチ(全て♀)が羽化し、成虫で越冬する。クヌギハナカイメンタマバチは春先にクヌギの雄花に産卵し、その幼虫がクヌギハナカイメンフシと呼ばれる虫えいを作り、そこから羽化する成虫をクヌギハケタマバチ(♂♀がいる両生世代)と呼ぶというややこしい関係がある。(『柏の葉の野鳥 Homepage』の「クヌギハケタマバチ(クヌギハナカイメンタマバチ)」)
※農研機構プレスリリース『(研究成果) アズキの栽培化が日本で始まったことをゲノム解析で明らかに』(情報公開日:2025年5月30日)
概要 アズキは和菓子や赤飯に使われている、和食文化を支える重要な作物ですが、イネ・ムギなどと同様に大陸から伝えられたものと考えられてきました。一方、近年の発掘調査では、約6千~4千年前(日本では縄文時代後期)に、中国に比べて日本でアズキ種子の大型化が進行していたことを示す結果が得られており、アズキ栽培化の日本起源説が提唱されてきました。しかし、アズキの栽培化が日本で行われたことの科学的証明は十分ではありませんでした。そこで、農研機構と台湾大学の研究グループは、アズキの栽培化起源(ルーツ)を探ることを目的に、アジア各地から収集された栽培アズキおよびその祖先である野生種のヤブツルアズキ全693系統の全ゲノム解析を行いました。一般に、植物では、遺伝的多様性が高い地域が起源地であると考えられており、核ゲノムの解析結果では、中国の栽培アズキの方が日本の栽培アズキよりも多様性が高く、大陸起源説を支持するものでした。一方で、母性遺伝2)する葉緑体ゲノムの解析結果は「中国の栽培アズキも日本のヤブツルアズキと同型で、中国のヤブツルアズキとは明確に異なる」ことを示しており、栽培アズキが日本で生まれた後に中国へ広がったことを支持するものでした。
上記の相反する2つの説を解決するために、研究グループはより詳細な核ゲノム配列の解析を行いました。その結果、中国の栽培アズキに見られる高い多様性は、中国のヤブツルアズキとの交雑によってもたらされたことが推察されました。すなわち、日本でヤブツルアズキが栽培化され、その後中国に広がり、続いて中国で現地のヤブツルアズキと交雑したことで多様な栽培アズキが成立したことが示唆されました。本研究の成果は近年の考古学研究の成果と合致するものです。本研究は、詳細なゲノム解析が複雑な作物進化を解き明かし、育種に遺伝資源を利用する上で有用な栽培起源地の情報を明らかにした好例と言えます。
































































































































































































































































































































































































































