岩殿B地区
岩殿B地区の草刈り。金属刃とナイロンコードで刈りました。
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※スイバ(タデ科)にいたアヤモクメキリガ(ヤガ科)の幼虫(岩殿D地区)岩殿D地区の下段とA地区の田んぼの間の西向き斜面にクサボケが咲いています。ススキの両側に昨年よりも多く咲いていました。E地区上段との間の南向き斜面のクサボケの花はこれからです。斜面の草刈りの時期が影響しているのかもしれません。昨年、西向き斜面は12月29日に刈っています。
西向き斜面
青木ノ入※クサボケ(バラ科)『在来野草による緑化ハンドブック~身近な自然の植生修復』(朝倉書店、2020年)214頁生存年限:落葉低木生育期間:4~10月花期:3~4月生育地:日当たりの良い土手、野草地など。生育環境:日当たりと風通しの良い場所。日当たりの良い場所でなければ開花しない。刈り取り頻度が高くてもよく再生する。砂質の土壌を好むが、丈夫で特に土質を選ばずに育つ。
ワレモコウは入山沼下の管理地の処々に育っています。
A地区の池とB地区の下の田んぼとの間、冬にきれいに刈り取りました。みどりが鮮やかです。


※ワレモコウ(バラ科)『在来野草による緑化ハンドブック~身近な自然の植生修復』朝倉書店、2020年) 220頁生存年限:多年草生育期間:4~10月花期:7~9月生育地:野草地、土手など、時に群生する。ススキクラス標徴種初夏までの刈り取りであれば残った茎から再生・開花する。年間2回の刈り取りでも再生可能。
今日は岩殿B地区の上の池の泥と落ち葉をあげました。
岩殿B地区の池とI地区の間で、タコノアシを保護してきた場所ですが、タコノアシは近年、D・E地区に拡がっています。8月26日に高く伸びたセイタカアワダチソウだけ刈り、その後は草刈りを疎かにしてきたので、一面、コブナグサ(イネ科)が生えています。
昨日の続きです。岩殿B地区の上の池と田んぼの間の畦、D地区との間の法面の草刈り、西側の隣の林地から越境して入山沼からの水路を覆っている低木の条枝、篠、ツルなどを刈りとりました。
池の上の区画は、今は普通に見られるようになったタコノアシを最初に見つけた場所です。高く伸びたセイタカアワダチソウを刈りました。その間をイノシシが通ったらしい形跡がありました(けものみち?)。2㎝程度の幼木はへし折って進んでいます。
岩殿B地区にしかけた罠にアライグマがかかっていました。ペットボトルで水をやって、畑のミニトマトを入れてやりました。
今日は雨天でブルーベリーの摘み取りや市民の森保全クラブの金曜日の活動(Fridays For Forests)も中止になったので、気になっていた岩殿B地区中の田んぼの除草をしました。
イネの茎を吸汁するイネクロカメムシ(カメムシ科)
ヤサガタアシナガグモ(アシナガグモ科)
卵のうを咥えて移動するスジブトハシリグモ
キシダグモ科は口に咥えて運びます。
※クモが好き わが子を守るお母さんグモたち(『虫はともだち』2016年10月14日記事)
卵のうを守ったまま死んでいくクモ
子グモが分散するまで見守るクモ
子グモにミルクをあげるクモ
卵をくわえて保護するクモ
卵のうをくわえたまま移動するクモ
卵のうを運び、生まれた子をおんぶするクモ
母グモが子グモたちの食糧になるクモ
アマチュア向けのクモの図鑑
日本のクモ (文一総合出版)
クモ ハンドブック(文一総合出版)
おしまいに
雨が降っている時間帯には田んぼの作業をしていないで、この時期、除草が遅れがちです。岩殿B地区の上と下の田んぼの除草をしました。B地区の田んぼは日当たりが悪く、水温が低いので田んぼの雑草の成長が遅かったのですが、この数日で劣勢挽回で、ぐんぐん伸び始めました。
今日の作業後と7月3日の雨の田んぼの様子
下の田んぼ
シャジクモの多い田んぼです。
上の田んぼ
B地区の3枚の田んぼは田んぼから田んぼへかけ流しにしています。
ここの水温が一番低く、田んぼに入っていると指先や足裏で冷たさを実感します。
残りの除草は明日します。
田んぼの水の上を移動できるクモ
今日も平賀さんが来てくれて、片桐さん、細川さんと岩殿の田んぼの耕起をしました。
岩殿A地区の田んぼは下に1枚増やして、今年は3枚になります。
岩殿B地区は今年も3枚、岩殿の田んぼは6枚になりました。



お昼頃、ウグイスの鳴き声を聞きました。(熊谷地方気象台うぐいすの初鳴日)
岩殿B地区では上の田んぼの排水を下の田んぼが利用していますが、田んぼと田んぼの間に設けた溝を迂回して下の田んぼに水が入るようにしてきました。昨年3月26日に中段・下段の田んぼの間の溝を潰して下の田んぼに組み込みましたが、今日は中段の田んぼの畦を取り払い、溝の部分を中段の田んぼに組み込みました。撤去した畦の土は土のう袋に入れました。他所の畦の補修に利用します。今日も作業にきてくれた平賀さん、ありがとうございました。
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