岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

岩殿A地区

畑を耕す 3月25日

岩殿A地区の畑を管理機で耕しました。
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畦削り 3月24日

岩殿A地区の中の田んぼで畦シートを外して草刈機で畦を削りました。
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田んぼ・畦畔・その他、過去のブログの記事②
儀明の棚田(新潟県十日町市)(2016.04.05) 棚田の役割





水路の堰と田んぼの排水口整備(2016.06.08) 岩殿C地区の田んぼ






草地の刈取り管理(2016.09.27)



畦まわりの草刈り(2020.05.13)

畦と明渠の改修(2021.02.24)

溝の掘り下げ(2021.02.27)

畦塗り 3月23日

岩殿A地区の下の田んぼ西側の畦塗りを細川さんがしました。お疲れさまです。
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田んぼ・畦畔・その他、過去のブログの記事①

ダイズの脱穀開始(2014.12.03) コサマメ







畦畔作業あれこれ(2015.04.25)

塗った土が崩れる(2015.04.26)



児沢田んぼの稲刈り(2015.09.26) 
 土屋又三郎『農業図絵』(1717年、加賀・御供田村)の稲作暦

「自然農で透明になる」(2015.09.27) 協奏ファーム



田んぼに落葉を入れる 3月17日

13日の雨で流され土水路を塞いでいた落ち葉を引き揚げて岩殿A地区の中の田んぼに入れました。今年からA地区の田んぼは1枚増えるので、今までの「上、下の田んぼ」から「上、中、下の田んぼ」に改称します。
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物置周りの掃除をして、溜まっていた落葉は上の田んぼに入れました。
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トウキョウサンショウウオの成体がいました。頭から尻尾の先まで11㎝位の大きさでした。
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地球温暖化の影響でトウキョウサンショウウオが大型化? 都立大研究者が指摘(Yahoo!ニュース 2021年2月22日 7:00配信)
 東京都立大はこのほど、絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオが地球温暖化の影響で大型化していることを同大理学研究科の研究者が発見した、と発表した。発見は国際誌Biological Journal of the Linnean Society誌のオンライン版に掲載された。
 同大理学研究科の岡宮久規・日本学術振興会特別研究員らが、トウキョウサンショウウオの体サイズが40年間で最大2割増加していることを長期観測データから確認したという。理学研究科は東京都内の繁殖地で1976年から現在まで継続的にトウキョウサンショウウオを観測。この観測データに、そのほかの全国61地点で得た1904の成熟個体のデータを合わせ「大型化」を突き止めた。
 同時に都内繁殖地のデータに全国96地域で得たデータを加えて、メスが産む「卵の数」の変化を分析したところ、40年間で最大3割増えていることも分かった。
 岡宮研究員らは「温暖化によって冬眠から覚める時期が早まり、成長に割ける期間が長くなったことがこれらの変化を促したと考えられる」と大型化の理由を説明。今回の発見については「気候変動が生物に与える影響についてはまだ不明な点が多く、特に研究例の少ない両生類について、その影響を明らかにした重要な研究成果。成果は40年以上にわたる長期観測データから得られたもので、気候変動の影響を知る上で長期観測を継続していくことの重要性を示している」と観測を継続する必要性を強調した。
 トウキョウサンショウウオは福島県と関東地方(群馬県を除く)の丘陵地に分布する体長[頭からしっぽの付け根までの長さ]5~8センチほどの小型サンショウウオの一種。普段は森林の林床で暮らす。早春に繁殖活動を始め、小さな池や田んぼなどの水中に数十個の卵が詰まった卵嚢(らんのう)を産む。
【研究発表】地球温暖化の影響でサンショウウオが大型化!? ~40年の長期観測データからわかった気候変動に対する絶滅危惧種トウキョウサンショウウオの応答~東京都立大学 2021年2月5日掲載)
1.概要
2.ポイント
 1.進行する地球温暖化に伴い、過去40年間でトウキョウサンショウウオの体サイズと産卵数が大幅に増加していることを発見
 2.地球温暖化によって、冬眠から覚める時期が早まり、成長に割ける期間が長くなったことが、これらの変化を促したと示唆
 3.気候変動に対する生物の応答を理解し、保全に活用する上で重要な成果であり、気候変動の影響を評価する上での長期観測データの重要性を示す成果
3.研究の背景
 進行する地球温暖化が生物に与える影響を評価することは生態学の重要な課題の一つです。動物の体の大きさや産むことができる仔の数は温度と強く関係していることから、地球温暖化はそれらに強い影響を及ぼす可能性があります。いくつかの分類群で、温暖化に関係した体サイズの変化が報告されていますが、その効果の大きさや方向性(体サイズを大きく変化させるか小さく変化させるか)についてはよくわかっていません。また、サンショウウオ類のような小型の陸生動物についてはこれまで研究例がほとんどありませんでした。
4.研究の詳細
5.研究の意義と波及効果
 地球温暖化が生物に及ぼす影響を理解することで、今後も進行が予想される気候変動のもとでの生物集団の未来を予測し、将来の保全計画に役立てることができます。トウキョウサンショウウオは生息地の開発や外来種などの影響により近年その生息数を減らしており、各地で積極的な保護活動が行われています。今回得られた知見をもとに生息数の将来予測などを行うことで、保全策の計画立案に貢献することが期待できます。
 地球温暖化に伴う体サイズやクラッチサイズの増加はもしかすると生息数の回復に寄与するかもしれません。一方で、これまでの種内・種間関係を変えてしまうことで予期せぬ影響を及ぼす可能性もあります。例えば体サイズが大きくなることで目立ってしまい捕食者に狙われやすくなることなどが考えられます。また、サンショウウオは高温に弱い生き物なので、今後温暖化が進行して気温が上がりすぎると、今度はトウキョウサンショウウオにとって致命的な結果を招く可能性もあります。この希少なサンショウウオを守り、未来に残していくために、今後もモニタリングを継続し、その動態を注意深く見守っていく必要があります。
 今回の研究成果は40年以上続く長期観測データを解析することで明らかになりました。過去の状態を知り、気候変動に対する生物の応答を理解するためにはこのような長期観測データは不可欠です。生物多様性を保全し、私たち人類の未来に役立てていくためにも、今後も様々な生物種の長期観測データを充実させていく必要があります。
      報道発表資料(1.62MB)

トウキョウサンショウウオの一生こども動物自然公園ファンのつどい 2016年3月26日)
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ニホンアカガエルの卵塊 3月9日

アカガエルの卵塊がありました。卵塊をかたまりですくえたのでニホンアカガエルです。ダラーッと落ちてしまうのがヤマアカガエル
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岩殿田んぼの耕起 3月9日

今日も平賀さんが来てくれて、片桐さん、細川さんと岩殿の田んぼの耕起をしました。
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岩殿A地区の田んぼは下に1枚増やして、今年は3枚になります。
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岩殿B地区は今年も3枚、岩殿の田んぼは6枚になりました。
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明渠に竹を入れる 3月3日

岩殿A地区の上の田んぼの明渠に児沢で伐ってきた竹を入れました。
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昨日の鳩山アメダスの日降水量は10.0㎜、最大風速は10.2㎜/sでした。D地区の下段に積んでいた伐採木の細枝が風で吹き飛ばされていないか心配でしたが無事でした。

明渠・畦改修と新田準備 3月1日

片桐さん、澤田さんと岩殿A地区上の田んぼの明渠と畦の改修、下の田んぼに接する畑を田に転換する作業を始めました。40㎡ほどの小さな田んぼです。
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溝の掘り下げ 2月27日

岩殿A地区の上の田んぼの明渠を掘り下げました。溝の中に水が溜まっているので、排水口まで水が流れるように鍬で均し、掘った土は畦に載せました。
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夕方、また水が溜まっていました。排水口まで水を流すのは思うようにはいきません。

昨日(2月26日)の様子
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図1 田んぼの水溜まり対策
田んぼの水溜まり対策

図2 田んぼの水溜まり対策
田んぼの水溜まり対策2


目下、応急処理で田んぼの排水口まで2辺に溝を掘っただけ(図1・田んぼの表面滞留水の排水対策例)ですが、上の池からの滲みだし水対策としては田んぼの中に畦を作る(図2)ことが必要なようです。さらに田んぼの残りの二辺にも溝を掘って額縁明渠にして水はけを改善したいですね。

畦と明渠の改修 2月24日

片桐さんが岩殿A地区の池と田んぼの間の明渠の泥上げをして畦にのせました。お疲れさまでした。
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※『別冊現代農業 農家が教える軽トラ&バックホー使いこなし方、選び方』(2017年12月、108~110頁)に「塩ビ管埋設方式で湿田・湿害が劇的に改善 岩手県一関市 熊谷良輝さん、千代子さん」という記事がありました。『現代農業』2010年8月号に掲載されたものの再掲です。小型のバックホー(ミニショベル)があれば、田んぼの整備もラクにこなせるでしょうが、岩殿入山沼下の谷津田では湿田の水管理も手づくり施工の範囲で工夫して改善していくしかありません。頑張りましょう。
ため池・田んぼの下から水がにじみ出す
 「中山間地農業の最大の敵は、湿田と畑の湿害です」と熊谷良輝さん。
 熊谷さん夫妻が米や野菜をつくって暮らすのは、岩手県一関市の山間の集落・八年前に千代子さんが一足先に家業を継いで収納し、四年前には良輝さんも後を追って脱サラ・就農した。
 棚田の各所にはため池(地元では「堤」と呼ぶ)が備えられ、貴重な水瓶になっている。ため池と田畑は土手で区切られているが、地中深くを通ってどうしても水がにじみ出てくる。これは、程度の差こそあれ、上が池ではなく田んぼの場合でも同じだ。
 こうした水のにじみ出しへの対策として、この地方では排水のための明渠(地元では「堰」と呼ぶ)を設けるのが通例だ。写真のように、土手(法面)の下に明渠を作り、明渠と圃場をアゼで区切っている。それでも、水のにじみ出しがひどいところでは湿田・湿害に悩まされていた。
 就農した四年前、良輝さんは湿田での稲刈りのたいへんさを身をもって痛感する。この労力を軽減するためには、もっと有効な排水路が欠かせないと考えた良輝さんは、それにもバックホーを活用することにした。バックホーは、荒れた休耕田を開墾して畑にするために導入を決めていたところだった。
写真キャプション:法面の下に作られた明渠とアゼ(左)、塩ビ管埋設の様子。法面の下の明渠があったところに設置(中)、丁字型継ぎ手にフタ(塩ビ管)を継ぎ足して田んぼに水を張った状態(右)
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岩殿田んぼ・畑の耕運 12月16日

鳩山アメダスの午前7時の気温は-5.8℃。田んぼには氷が貼っています。岩殿A・B地区の田んぼとC地区の畑の耕運をしました。A地区の上の田んぼは管理機を入れないでスコップで掘りました。
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稲刈り終わる 10月7日

昨日の続きで、殿山共同農場の皆さんと岩殿A地区1枚、B地区2枚の田んぼの稲刈り、稲架掛けをして、雨除けのシートを掛けました。連日の作業、お疲れさまでした。これで、児沢・岩殿の稲刈りは終了です。
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獲物を運ぶオオモンクロクモバチ
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昼食時に物置の前で撮影。このシーンは撮ったことがあると思って「クモ」でブログを検索してみたら、2016年7月18日の記事にありました。横からの写真は撮れませんでしたが、腹部にオレンジ色の帯があるベッコウバチの仲間で、地中に営巣し、クモ類を狩って産卵し、幼虫のエサにします。

畔道のヒガンバナ 9月30日

岩殿A地区でヒガンバナが咲いています。岩殿で満喫クラブが管理している耕作放棄地でヒガンバナが見られるのはここだけですが、2016年11月に移植したものです。
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イノシシが掘り返している岩殿F地区の畔道にも移植しようかと思っていますが、ヒガンバナを「イノシシは基本的には食べないが食べる物がなくなったら食べる」(ブログ『サラリーマン猟師の東京田舎あきる野Life』の記事)ようなのでイノシシの掘り返し対策にはならないかもしれません(2017年1月20日の記事「イノシシが畦を掘り起こす」参照)。

畑の草刈り 9月15日

午前中、岩殿A地区の畑の草刈りをしました。
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夕方、5時半過ぎに小雨が降りましたが、残りの部分も仕上げました。
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お隣の田んぼの稲刈りが始まりました。
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畦の草刈り 9月15日

岩殿A地区の田んぼの畦と物置の周りの草刈りをしました。
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8 月10日には青々としていた田んぼも黄金色になれば刈り入れです。

田んぼの水掛け流し 8月24日

今朝7時20分頃、岩殿C地区で草刈りをしているとパラパラと雨が降りはじめました。北西方向に黒雲があり、帰宅してスマホの雨雲レーダーを見ると嵐山町古里あたりが中心でした。岩殿の雨は鳴かず池あたりでは降っていなかったのでスポット的なものですぐに止んだのでしょう。猛暑が続き田んぼの水が少なくなってきたので入山沼が開かれて田んぼに沼の水が入り、掛け流し状態になりました。
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塩ビ管をどけてU字溝だけにして上の池にも水を入れました。
B地区上段・中段・下段、下の池、A地区上の田んぼ、下の田んぼと水が廻ります。
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田んぼのヒエをとる 8月20日

岩殿の田んぼでイネよりも大きくなり、穂が目立っているタイヌビエを切り取りました。
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田んぼの水尻の補修 8月15日

今日は岩殿A地区の下の田んぼの水尻の補修をしました。B地区の田んぼの畦の草刈りをするつもりでしたが、時間をとってしまいました。
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岩殿の田んぼでも彩のかがやきの穂がでて来ました。
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畦の草刈り 8月13日

岩殿B地区の下の田んぼの畦と池のまわりの草刈りをしました。
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畦の草刈り 8月10日

岩殿A地区の田んぼの畦と物置の周りの草刈りをしました。
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下の田んぼの畦際のタコノアシ
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田植えの時、刈ってしまいましたが、また生えてきました。

田んぼの漏水箇所補修 8月7日

今朝、岩殿の田んぼの水位を点検してみると、満水状態になっていません。水尻に置いてある水番との接合部や畦シートの継ぎ目周辺に穴があいて水漏れしています。岩殿A地区の上の田んぼ、B地区の上・中の田んぼの漏水箇所の補修をしました。
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B地区の上の田んぼが満水状態になると同時に分水されて上の池の貯水量が増やせるように、池に水を入れるパイプを載せているU字溝を3㎝程低くしました。
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岩殿田んぼの除草 7月2日

岩殿A地区の上の田んぼの除草をねじり鎌を使って須田さんがしました。
帰り道にはホタルが飛んでいて、今年もヘイケボタルの発生を再確認。
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8時頃までかかったので田んぼの写真は翌3日の撮影です。

カボチャ苗の追加 6月30日 

6月14日に続いてカボチャの苗15本を岩殿の畑に植えました。
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田ころがしで除草 6月29日

夕方、岩殿A地区の田んぼを田ころがし(田車、田打車)で除草しました。
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水漏れをふさぐ 6月25日

岩殿田んぼの水まわりの漏水をふさぐ作業をしました。予定していた作業ではないので補修資材もなくとりあえずの2箇所だけ応急処置しました。

A地区下の池の漏水箇所塞ぎ
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池の側壁の畦板繫ぎ目の隙間が拡大してそこから下の田んぼに流出

B地区上の田んぼ水口から手掘り水路への漏水止め
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カボチャを植える 6月14日

今年度は須田ゼミは休講なので、岩殿A地区の畑は空いています。草刈りだけしているのもムダなのでカボチャを植えました。生ごみ処理器キエーロに棄てていたカボチャからでた苗です。これまでウリハムシ対策にあんどんを立てたり、湿気対策に土を寄せて鞍つきにしてカボチャの苗は植えてきましたが、今回は一切なし。苗を植える前に植え穴に水が滲みだしてたまってきていましたから今後どうなることか、たくましく育ってほしいです。
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生ごみ処理器キエーロ記事

田植え後の田んぼチェック 6月10日

田植えを昨日した岩殿の田んぼの午前9時頃の写真です。
5枚の田んぼで彩のかがやきの苗10箱を用意し、8.5箱を使いました。

岩殿A地区下の田んぼ
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A地区上の田んぼ
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この田んぼは昨年コナギが多かった。

下の池
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岩殿B地区下の田んぼ
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B地区中の田んぼ
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B地区上の田んぼ
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上の池
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岩殿の畑の除草 6月9日

岩殿A地区の畑とE地区の道の上の区画の除草をしました。
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畑の雑草とE地区の野草の一部は観察用に残しています。

田んぼの見廻り 5月21日

片桐さん、平賀さんが児沢・岩殿の田んぼの畦や水口・水尻など田んぼの状態を見廻りに来て、手直ししました。お疲れさまでした。
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畦まわりの草刈り 5月13日

物置の片付けをしたら北村製作所のジズライザー(刈払機用安定板)があったので、岩殿の田んぼの畦まわりの草刈りをしてみました。雑草を地際で刈ると斑点米カメムシが好む成長点の低いイネ科雑草のみが再生するので、ある程度の高い位置(10~15㎝)で畦草を刈り、刈り残した茎でイネ科雑草の成長を抑制し、害虫を捕食するクモ・カエルを増やす。「刈る回数は従来と同じで3年続けると広葉雑草が増え、イネ科雑草が激減。斑点米カメムシも減る」(農文協のDVD)。
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ジズライザーのパッケージの説明「草丈抑制で高く刈っても作業回数減少※」
草丈5㎝を残す高刈りだとすぐに雑草がのびる心配がありますが、実際は高刈りで摘芯された広葉雑草は横に枝を伸ばします。地面を這ってのびる被覆性植物も増えるので心配するほど草丈の伸張は問題にならず、高刈りはほどよく日陰をつくるので雑草の成長を抑制します。
※効果が出ない場所としては「①イネ科雑草のみで構成された場所」「②広葉の強害雑草(セイタカアワダチ草、アマリカセンダン草)などが繁殖した場所」になります。


※稲垣栄洋・丹野夕輝・山下雅幸・済木千恵子・松野和夫・市原実「高刈りによるイネ科雑草と斑点米カメムシの抑制」(『農業技術体系作物編』追録33(農文協、2012年)1077~1081頁
 はじめに
 草刈り作業による斑点米カメムシの増加
 高刈りによるイネ科雑草の抑制
  (1)イネ科雑草の抑制効果
  (2)耕作放棄地管理への活用
  (3)作業の安全性の点からの高刈りの評価
 高刈りの注意点
 高刈りによる植物の多様性の保全
 普及へ向けた課題と検討
  (1)高刈りの効果を高める条件の解析
  (2)群落高の抑制条件の解析
  (3)高刈りに対する合意形成
これまで見てきたように、高刈りは、斑点米カメムシの寄主植物の抑制や、在来野草の多様性保全、作業の安全性の点から優れた方法である。しかしながら、高刈りには重大な欠点がある。それは、刈り終わったときの見た目に草が残り、刈った感じがしないということである。そのため、作業後の達成感に欠けることや、近隣の方の目が気になる点が問題となる。特に日本の農業技術は、きめ細かい管理を行う点で優れていることから、草を残す方法は心情として受け入れにくい面もある。技術の普及にあたっては、高刈りが雑草管理、害虫管理のための合理的作業の1つであることを周知していく必要があるだろう。欧州では天敵の保全や生物多様性の保全を目的とした草地を農地周辺に維持し、草刈り回数を減らしたり、草刈り時期を遅らせたりする取り組みが行われている。そのような草地では、天敵や生物のための管理であることを市民や消費者に説明するための看板が立てられていることも多い。高刈りの普及にあたっても、高刈りが斑点米カメムシの防除や多様性保全のための方法であることを掲示することが一方策となるかもしれない。畦畔の雑草管理は、昔から主に草刈りによって行われてきた。しかしながら、昔は鎌で草刈りが行われていたのに対して、現代では主に肩掛け式刈り払い機が用いられる。おそらく鎌による草刈りは、地面の際で刈ることはできず、必然的にやや高い位置での草刈りになっていたのではないだろうか。これに対して刈り払い機による作業は、土を削るほどの低い位置での草刈り作業が可能となる。そして、このような刈り払い機による草刈り作業は、草一本残すことなく、気持ちよく草刈りができる代わりに、過度な草刈り圧によっては結果的にイネ科雑草の蔓延を引き起こすことが懸念される。そのため、刈り払い機による草刈り作業の普及は、斑点米カメムシの被害を拡大させてきた一要因となっていることも示唆される。「高刈り」というと奇妙な草刈りのように感じるかも知れないが、それは新しい技術ではなく、もしかすると、鎌で刈っていた昔の草刈り圧を再現することと捉えるべきなのかもしれない。これまで見てきたように、草刈りという単純な作業においても、適切な畦畔植生への働きかけが重要となる。今後、雑草をやみくもに排除するのではなく、知見を蓄積し、生態系管理という視点で、合理的に雑草や害虫を管理していくことを検討していく必要があるだろう。
. 参考文献

※研究究成果・害虫の発生を防ぐ畦畔管理1「草刈りは、やりすぎに注意 -草刈り高が問題雑草の発生に及ぼす影響-」(稲垣栄洋)
あぜや雑草地の草刈りは、雑草や害虫の発生を抑える上で重要な作業である。ところが、調査してみると草刈りをすることによって、かえって田んぼの害虫である斑点米カメムシが増加してしまう例が見られた。雑草や害虫を抑えるはずの草刈りによって、どうして害虫が増えてしまったのだろうか?
  稲垣「雑草学の視点から害虫防除を考える」7_12
※澁谷知子「畦畔等圃場周辺の省力的雑草管理に向けた課題と展望」(2018年度関東地域マッチングフォーラム『水田畦畔・圃場周辺の雑草管理の省力化』講演要旨集、2018年12月)
 畦畔は適期に雑草を管理することによって、その機能を維持している。しかし、慣行で行われている雑草管理は主として刈り払い機によるもので、夏季を中心に数回行われる作業は重労働であり、危険を伴う。生産者の高齢化や担い手不足に伴い、生産の場ではない畦畔の雑草管理の負担はますます大きくなっている。
 適期に管理ができず、畦畔で雑草が繁茂すると、雑草の種類によっては、圃場内に侵入したり、病害虫のすみかとなったりして、直接的あるいは間接的に農業生産現場に様々な害をもたらす。さらに、用水路や農道の周辺などでは、大豆圃場などに侵入すると防除困難な雑草が繁茂している所も多く、圃場周辺から圃場内への侵入を防止する必要がある。このような場所は地域全体で管理していく必要がある。
 このような状況の中、畦畔や圃場周辺の雑草管理の省力化は関係者の連携を密にして解決すべき重要な課題である。本講演では、雑草管理作業の現状や雑草発生実態を紹介し、雑草管理の問題点と基本的な考え方を整理するとともに今後の省力的雑草管理のあり方について考えたい。

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素掘り水路に橋かけ 5月7日

入山沼からの水路に仮橋をかけました。
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この橋幅では今日修理に出した耕運機は渡れません。

畑の除草 5月5日

岩殿A地区の畑の草刈りをしました。
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田んぼの耕耘 3月26日

週末の天気が心配なので、岩殿A・B地区の田んぼの耕耘をしました。土曜日に殿山共同農場の皆さんと予定していた作業です。平賀さん、三本さん、関口さんが助っ人してくれて5枚すべてを耕し、畦の修理や草刈りをしました。

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B地区とI地区を区切る溝の落ち葉を掻きだし、B地区の下段と中段の田んぼの間にあった溝はつぶして下の田んぼに組み込みました。
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畑の枯れ草を燃す 1月12日

岩殿A地区の畑の枯れ草を燃しました。
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脱穀終る③ 岩殿田んぼ 10月28日

岩殿A・B地区に架けてあったキヌヒカリの脱穀が終りました。
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5月2日に嵐山町古里で苗箱に籾をまいて、6月5日6日11日に田植え、9月20日、10月8日9日10日に稲刈りをしています。


稲刈り終る 10月10日

須田ゼミ3年生が岩殿A地区の上の田んぼの稲刈りをして、岩殿満喫クラブの田んぼすべての稲刈りが終わりました。稲架が強風で倒れないか台風19号の進路が気になります。
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岩殿A地区の稲刈り 10月9日

大東大学生団体Plus+のメンバー3人と須田先生の日本農業論の受講生4人に児沢探検隊の三本さんが加わって岩殿A地区の稲刈りをしました。
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岩殿田んぼの稲刈り① 10月8日

殿山共同農場の皆さんが岩殿B地区の2枚の田んぼの稲刈りをしました。下の田んぼは9月20日に稲刈りをしています。
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中段の田んぼから始めました。
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田んぼに稲架棒を立てる 10月3日

児沢と岩殿C地区から稲架棒をA地区に運び、田んぼに立てました。
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片桐さん、お疲れさまでした。

ヒガンバナの開花 9月21日

岩殿A地区の道沿いに2016年11月に移植したヒガンバナが咲いていました。田んぼに下りてくる道の除草をしている時に気がついたら刈ってしまっていたということを繰り返してきて、今年初めて見ました。
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水路の土のうを除く 9月16日

岩殿A・B地区の田んぼの水路を堰き止めている土のう袋を取りはずして、田んぼの排水を始めました。
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ザリガニが穴を開けて田んぼの水が無くなっていることが何度もあり、水位を維持することに気を使ってきましたが、稲刈りに向けて田んぼを乾かす時期になりました。片桐さんありがとうございました。

田んぼの法面の草刈り 9月15日

岩殿A・B地区の田んぼの東側D地区との境目の部分の草刈りをしました。背丈より高く伸びているものもあり驚きました。
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クサボケ(シドミ)の花が咲き、実がなっていました。


田んぼの排水 9月12日

岩殿A・B地区の田んぼも雨でたっぷりと水がたまっています。水番の仕切り板を下げたり土のう袋を外したりして水位を下げ始めました。
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田んぼの畦刈り 8月27日

片桐さんが、岩殿A・B地区の草刈りをしました。今日は刈払機にナイロンコード(ナイロンカッター)をつけて刈り具合を試してみました。
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岩殿でBBQ 7月18日

須田ゼミ3年生前期最後のゼミで岩殿A地区でバーベキューをしました。燃料のマキは現場で調達、バーベキューの焼き網はカマドをひっくり返してロストルで代用するなど工夫して即席で野外料理を楽しみました。
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岩殿田んぼの手取除草 7月16日

岩殿A・B地区の5枚の田んぼの除草をしました。今日は殿山共同農場の平賀さん、三浦さんが手伝ってくれました。ありがとうございます。
田ころがし(中耕除草機)、カルガモンも用意しましたが、主に手取りで除草しました。この時期、大きく育ってしまったコナギには手取除草の方が効率が良いようです。
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除草機[『図説 民俗探訪事典』(山川出版社、1983年)224頁]
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 除草は素手で行うほか、竹あるいは鉄製の草取爪を指先にはめたり雁爪(がんづめ)を使って水田の表土を攪乱(かくらん)しながら行なう。江戸時代には軽量の鍬を用いて中耕除草を行なう例も一部にみられたが、この雁爪が用いられるようになって、除草とともに中耕が一般化した。雁爪の出現は江戸時代にすでに知られているが、広く普及したのは明治時代になってからであり、これには前述の勧農社の指導によるところが大きいといわれている。爪の形も当初の直線爪から湾曲爪へ変化した。単に除草の機能をもつものとしては、早くから田の面をこする八反取(はったんどり)などと呼ばれる道具があったが、明治の初年には各地で回転式の爪をもった除草機が用いられていたようである。この回転式除草機を改良し、効率的に中耕除草を行なえるようにしたのが、中井太一郎の発明した太一車(たいちぐるま)に代表される回転除草機で、正条植の普及と相まって広くその後も使用された。

中井太一郎の中耕除草機

第19回・企画展「水田除草用具の移り変わり」
岩手県立農業ふれあい公園農業科学博物館
展示期間:平成15年7月4日 ~ 9月26日
◎除草の変遷
 水田の除草は、6月の梅雨期から夏の炎天下に行うものであり、稲作作業では過酷な作業の1つです。
 このため、素手による手取り除草作業は、文政5年(1822年)に書かれた農業便利論に出てくる「雁爪」や、その後の「八反取り」など道具を用い、泥土の反転や掻き廻しをすることにより除草してきました。
 その後、明治25年に鳥取県の精農家によって考案された「田打ち車」など「回転式除草機」が開発されたことにより、除草にかかる労力が大きく軽減されました。東北では、明治中期に山形県に最初に導入されましたが、本県では、大正7~10年頃から北上川流域を中心に普及しました。
 現在、最もよく使われている除草剤は、昭和23、4年頃から「2・4-D」の試験が始まり、昭和28年から実用化されました。昭和30年代からは、殺草力に優れた新しい除草剤が次々と開発され、昭和40年代には多くの除草剤が出現し、雑草や稲の生育状況にあわせて初期、中期、後期除草剤の体系処理が行われて効果を上げました。
 しかし、近年は減農薬栽培米などの生産で、回転除草機等の使用が再び見直されています。
1 雁爪
2 草取り爪
3 八反取り 〔除草田下駄〕〔八反ずり〕
4 田打車
5 回転中耕除草機
6 畜力除草機
7 株間除草機
8 除草剤散布機
 本県の昭和20~25年当時の稲作の総労働時間は、10アールあたり200~220時間で、その中で除草作業が占める割合は約20%にも及ぶことから、除草作業からの解放は全稲作農家の一大願望であった。
 除草剤「2・4-D」は、昭和23、4年ころから試験がはじまり、昭和28年から実用化された。その後殺草力の優れたMCPやMCPBが昭和30年代前半に、30年代後半からはPCP、カソロン、ニップ、MOなどの除草剤が次々と開発され、利用された。
 除草剤散布用の機具は、2・4-Dの開発当初は水和剤で落水後散布のために噴霧器が使用されたが、その後の多くの除草剤は、水中剤または粒剤化されていることから、散粒器が使用されるようになった。


中耕除草機作業終る 6月28日

昨日は畝間(うねま)を除草しましたが、今日は株間(かぶま)を回転式中耕除草機を使って除草しました。
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岩殿A・B地区の田んぼは、耕作放棄されていた田んぼを復田して以来、田植機を使わず手植え、除草剤を使わず無農薬でイネを育てています。今年の田植えも一株の苗数を少なくして、畝間と株間を広くとって縦横のラインを揃えて植えることを心掛けて取り組みました。
岩殿A・B地区では田植えは手植えでやるので、畝間と株間を同じ広さにして苗を植えることができ、その結果、畝間と株間の両方、縦横に手押の除草機を通すことができることになり、田んぼに四つん這いになって手取りで除草する辛(つら)さから幾分、「解放」されるということになるのです。理屈では……。

田んぼの水位調整 6月27日

昨日、除草した岩殿A地区の上の田んぼで、水口を開き、排水口に使っている「水番」の仕切り板を追加・調整して、田んぼの水位を高くしました。
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夕方、田んぼの水位が増え、仕切り板を越えて排水されるようになったので水口を閉めました。
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下の田んぼも除草 6月27日

11時頃、小雨が降り始めるまで岩殿A地区の下の田んぼも中耕除草機で除草しました。
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正条植に近いので条間だけでなく株間も除草機が通れそうです。

25日の様子
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この田んぼは上の田んぼと比べると水深が深く、水温も低いせいか、コナギの生育が遅く、水草が繁茂しています。


岩殿田んぼの除草 6月26日

夕方、岩殿A地区の上の田んぼを児沢探検隊から借りたアルミの中耕除草機でしました。
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昨日の様子(25日)
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コナギが繁茂しています。

除草の翌日(27日)
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除草したコナギが浮くように田んぼの水位を高くしました。

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