青木ノ入の畑
青木ノ入の道沿いと奥の耕作放棄地の草刈りをナイロンコードでしました。奥の耕作放棄地は昨年12月にはチガヤとセイタカアワダチソウの藪になっていましたが、今年は草刈り回数を増やして低く刈っているので植生が変化しています。
岩殿では午後4時頃から雨が降り始めました。週末にかけて雨が続きそうなので、細断された路上の草は放置しておいてもきれいに流されてしまうでしょうが、雨の中、いつものように片づけておきました。
昨日、しばらく足を踏み入れていなかった青木ノ入の畑と岩殿A地区の畑がメヒシバの大海になっているのに気がついて、今日は青木ノ入の除草をしました。
雑草の中からニラ、パクチー、ゴーヤなどが顔を出しました。
イチジクは枝元に小さな秋果がついていました。
8月の猛暑で元気がなくなり消えてしまいそうな果樹もあります。
18日にできなかった青木ノ入の上の畑の果樹の草取りをしました。8時頃から雨が降り始めましたが、今日は終わりまでできました。
ブドウ(デラウェア)とカキ(次郎)には小さな実がついていました。
ブドウの下にはカボチャも育っています。
青木ノ入の畑にバラが咲いていました。
青木ノ入の東の畑の排水をチェックして手直しをしました。暗くなって写真が撮れなかったので畑の写真はありません。青木ノ入の谷津から流れてくる素掘り水路はあふれて谷津の農道を越えていたようですが、入山沼に向かう道路を越えて東の畑に流れ込むんではいません。今日の雨量は鳩山アメダスの日積算降水量は86.5㎜。白山中学校では99㎜でした。
ボッシュ林に向かう農道と青木ノ入谷津からの素掘り水路
入山沼に向かう道路の下を通って30m下流で九十九川に合流。この区間はコンクリートで固められているところと素掘りの区間があります。
日中は雨が降っていた(鳩山アメダス日積算降水量17.0㎜)ので、夕方、青木ノ入の畑の排水状態をチェックしました。西側の畑の排水は10日よりよくなっているようです。
東側の上の畑の雨水がたまっている場所には篠竹を立てておきました。昨年の台風19号時に藤井沢沼下の谷津田から流されてきてたまっている(コンバインでの刈取り・脱穀時に田んぼの残渣になった)稲わらチップを除いて、表土が窪んでいる箇所には土をいれ、全体の凸凹を均そうと思いました。


※梅(白加賀):大きさは25~30gの中粒で、梅干し、梅酒、シロップ漬けに適した品種です。白色一重の花は美しく、観賞用として定評のある果樹です。栽培のポイント:大きく深めに掘った植え穴に腐葉土を多めに入れて土とよく混ぜてから、根土ごと苗木を植えつけて水をよく与えます。植えつける時に高さ50~60㎝ぐらいになるように苗木を切りつめます。2年目以降は毎年新たに発生する梢を適時剪定して樹形を整えます。肥料は毎年1月に、配合肥料を2~3握り木の周囲に与え、軽く混ぜます。他品種(南高、梅郷など)を一緒に植えると実が付き易くなります(木についている札から引用)。
須田さんが青木ノ入の東側の上と下の畑にバラとラズベリー、ザクロを追加して植えました。
苗木購入時に付いている「育て方」を写しておきますね。
バラ 大輪・四季咲 エリナ
植え場所:日当りと排水のよい場所が最適です。
庭植えの場合:植え穴は径、深さ共に約40㎝。元肥として堆肥、鶏糞等を大バケツ1杯位、さらに油粕、配合肥料、骨粉等を入れ土とよく混ぜ、軽くおさえます。この上に肥料が直接根につかない様に土を15㎝位のセテ、接ぎ目が土に埋まらない様に植えます。
剪定:12月から1月中に3年以上の古い枝や細枝、未熟枝、花をつけた枝などを切り捨て、主として若い今までに花をつけなかった枝を残す。又、春の花が終われば若枝を半分位に切り詰める。
肥料:春の花が終わってから、骨粉と油粕を9月上旬までに月2~3回与える。花の前後にうすい液肥を与えるのがよい。
イエローラズベリー
庭植えの場合:植え穴は径、深さ共に約40㎝。元肥として堆肥、鶏糞等を大バケツ1杯位、さらに油粕、配合肥料、骨粉等を入れ土とよく混ぜ、軽くおさえます。この上に肥料が直接根につかない様に土を15㎝位のセテ、接ぎ目が土に埋まらない様に植えます。
剪定:12月から1月中に3年以上の古い枝や細枝、未熟枝、花をつけた枝などを切り捨て、主として若い今までに花をつけなかった枝を残す。又、春の花が終われば若枝を半分位に切り詰める。
肥料:春の花が終わってから、骨粉と油粕を9月上旬までに月2~3回与える。花の前後にうすい液肥を与えるのがよい。
イエローラズベリー
初夏から夏にかけ熟す実はさわやかな酸味があり、そのまま食べるよりジャムやジュースにした方がよりおいしい。
庭植えの場合:土質は選びません。やせ地でも良く生育する。肥料は毎年1~2月頃、株の周囲に鶏ふん、油かす、化成肥料をまぜて与える。
大実ざくろ
庭植えの場合:土質は選びません。やせ地でも良く生育する。肥料は毎年1~2月頃、株の周囲に鶏ふん、油かす、化成肥料をまぜて与える。
大実ざくろ
改良された大型の品種で、熟した果肉は濃厚な甘さの果汁がたっぷりと含まれいます。梅雨時に咲く紅色の花も美しく、観賞用として楽しむことができます。
栽培のポイント:大きく深めに掘った植え穴に腐葉土を多めにいれ、土とよく混ぜてから、根土ごと植えつけて水を与えます。植えつけ時に50~60㎝程度切りつめます。2年目以降は毎年新たに発生する梢を切りつめ、樹形を整えます。肥料は毎年1~2月に配合肥料を3~4握り木の周囲に施し、軽く混ぜます。
栽培のポイント:大きく深めに掘った植え穴に腐葉土を多めにいれ、土とよく混ぜてから、根土ごと植えつけて水を与えます。植えつけ時に50~60㎝程度切りつめます。2年目以降は毎年新たに発生する梢を切りつめ、樹形を整えます。肥料は毎年1~2月に配合肥料を3~4握り木の周囲に施し、軽く混ぜます。
青木ノ入の畑にある植栽した苗木、どこに何があるかは以下の記事で確認してください。
須田さんが青木ノ入の畑外周の溝掘りをしました。お疲れさまでした。
1月29日記事「雨後の滞水状態(2)」の写真をみると、周囲の溝から畑の排水口に向けて水がうまく流れずに溜まっている箇所があり、また、畑が全体として鉢状になって中央部が低くなって周囲の溝に雨水が排水されずに溜まっていることもわかります。畑に放射状にうすく溝を入れたり、低い場所には土を入れて、周囲の溝に雨水が流れ出すように手を入れ、様子を見たいと思います。
ちご沢ブルーベリー園のpHを測ってみました。値は5.2~5.6と弱酸性でした。


エザワフルーツランドの江澤貞雄さんの「ブルーベリーのど根性栽培」(日本プルーベリー協会HP)によれば、「ハイブッシュ種のpHは4.3~4.8が定説」とのことなので酸度調整が必要なのかもしれません。ネットで調べると、ハイブッシュ種4.5に対してラビットアイ種は5.0、また、ラビットアイ種はpH5.8前後でも大丈夫というのもあります。
青木ノ入の下の畑のブルーベリーの株元のpHは6.2~6.4なので、pHを下げる土壌改良が必要です。
青木ノ入の上の畑の果樹です。
⑦サクランボ(暖地)
実は小粒ですが、一本で植えても実付きがよく、多収穫が見込めます。樹勢は強健で、耐病性もあるので家庭菜園に最適です。
水はけと風通しが良く、直接西日の当らない場所に植え穴を大きめに掘り、腐葉土を多めに入れて土とよく混ぜてから、根土ごと苗木を植えつけて水を与えます。植えつけ時に苗木の高さを50~60㎝程度に切りつめます。2年目の落葉期には主となる幹の新たに発生する梢を半分程度切りつめます。3~4年で
高さ3~4mの幹になるよう適時剪定して樹形を整えます。肥料は毎年冬に木の周囲に配合肥料を3~4握り与え、軽く混ぜます。
他品種を一緒に植えると実が付き易くなります。
⑧モモ(白鳳)
熟れた果肉は肉質が溶けるようにやわらかく、濃厚な甘さの果汁をたっぷりと含んでいます。
日当たりと水はけの良い場所に植え穴を大きく深めに掘り、腐葉土を多めに入れて土とよく混ぜてから、根土ごと苗木を植えつけて水を与えます。植えつけ時に苗木の高さを50~60㎝程度に切りつめます。2年目の落葉期には主となる幹の新たに発生する梢を3分の1程度に切りつめ、他の枝は全て切り落します。3年目以降は適時不要な枝を剪定します。肥料は毎年冬に、木の周囲に溝を掘り、配合肥料を200~300g程度埋め込みます。
他品種(白桃、大久保など)を一緒に植えると実が付き易くなります。
⑨アンズ(ハーコット)
春を告げる淡いピンクの花は大変美しく美事。ジャムやシロップ等に利用する。生食用にも美味。
排水の良い場所であれば土質は選ばない。肥料は乾燥鶏ふん、油かす等を混ぜて溝を掘り埋め込む(毎年1月~2月頃)。花芽は主に短い枝に付くので1月~2月頃前年に伸びた枝を3分の1程切り、新しい枝を伸ばすようにする。異品種(ももでもよい)と混植すると良く実がなる。
⑩カキ(次郎)
甘柿。日当たりと水はけ、通気性のよい場所を好み、土の過湿を嫌います。富有や次郎にはほとんど雄花がつかないので、結実させるために雄花の咲く品種を近くに植えます。
寒肥として1~2月に、気の周りの地面に溝を掘って遅効性の固形肥料を埋めます。多肥にすると花芽がつきにくくなるので注意します。
⑪ナシ(幸水)枯れている
ほのかに緑に染まった褐色の果皮は見た目にも鮮やかで、果肉は白色で、たっぷり甘味の強い果汁を含んでいるのが特長です。
酸味も少なく、梨の代表種として広く親しまれています。排水の良い土壌を好むので植えつけ前に、植え穴を大きく深めに掘り、腐葉土を土とよく混ぜて根土ごと苗木を植え、水を与えます。植えつけ後、1年目の落葉期に高さ60~70㎝ぐらいになるように苗木を切りつめます。主となる枝から毎年発生する小枝は適時切り落とします。肥料は毎年冬に、配合肥料を2~3握り木の周囲に与え、軽く混ぜます。
他品種(長十郎、二十世紀など)を一緒に植えると実が付き易くなります。
⑫プラム(太陽)
生食用から加工用に巾広く利用できます。春の開花も美しく、鉢栽培、庭植えにもよく生育します。
風当りが少なく排水の良い所を選らんで植える。植え穴はなるべく大きめに掘り、根に直接ふれない様に堆肥等有機質肥料を入れる。追肥は乾燥鶏ふん、油かす等を混ぜて溝を掘り埋め込む。
なるべく異品種を混植すると良く実がなる。
⑬ブドウ(デラウェア)
アメリカから輸入されて以来、最も多く栽培されてきたブドウの代表的な品種です。小粒の紅色品種で、甘味が強く美味です。
日当りと水はけの良い場所に植え穴を大きく深めに掘り、腐葉土を多めに入れて土とよく混ぜてから、根土ごと苗木を植えつけて水を与えます。植えつけ時に苗木を先端の芽の間隔が狭くなった位置で切りつめ、支柱を立てて誘因します。2年目以降は棚を作ってつるを這わせ、適時剪定します。肥料は毎年11月~2月に配合肥料を約300~500g、木の周囲に与え、軽く混ぜます。
⑭クリ(利平)枯れている
中国種との交雑種。水はけと通気性のよい場所に土をよく耕してから植えます。日当りのよいことも大切な条件です。
2品種以上を植えて、お互いの花にもう一方の花をくっつけて人工授粉させると、療法とも収穫できます。梅雨時期に日照不足や水不足、肥料ぎれになると生理落果が起こるので注意します。
1~2月、株の周りに溝を掘って施肥します。秋にはお礼肥として窒素とカリ分を補います。
⑮リンゴ(紅玉)
日当りと水はけの良い場所に植える。弱酸性の土を好む。1~2月に木の周囲に溝を掘り、遅効性の有機質肥料を施します。
⑯ミカン(早生温州みかん)
豊産生で栽培容易。皮はむきやすく、ジューシーで、酸味、糖度共に高いです。
日当りと排水のよい場所に出来るだけ大きめの穴を掘り、下の方に堆肥等有機質肥料を入れ込む。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。肥料は春、夏、秋の3回、市販の肥料を適量与えてください。
道の反対側の上の果樹です。
③梅(南高)
紅色に染まる果皮が美しい中粒で、梅干し、梅酒、シロップ漬けに適した品種です。白色一重の花は美しく、観賞用としても定評のある果樹です。
大きく深めに掘った植え穴に腐葉土を多めに入れて土とよく混ぜてから、根土ごと苗木を植えつけて水を与えます。植えつけ時に高さ50~60㎝ぐらいになるように苗木を切りつめます。2年目以降は毎年新たに発生する梢を適時剪定して樹形を整えます。肥料は毎年1月に、配合肥料を2~3握り木の周囲に与え、軽く混ぜます。
他品種(白加賀、梅郷など)を一緒に植えると実が付き易くなります。
④菓子クルミ(胡桃)
栽培容易な健康果樹。水はけの良い肥沃な土を好みます。12月~2月頃に有機質肥料を施します。
2本以上植える→実付き◎
⑤アンズ(信州大実)[おおみ]
モモの仲間で英名はアプリコット、別名のカラモモ(唐桃)とも呼ばれます。花も美しいので、鑑賞も考えて仕立てましょう。冷涼で、雨の少ない環境を好みます。庭植えは、水はけと日当たりのよい場所にします。信州大実は生食、ジャム、シロップ煮に加工。よい実をつけるには違う品種かウメやモモ、スモモを植えておき、花粉をとって人工授粉したほうが確実です。花が美しいので摘蕾はせず、実が小指の頭大になったところで、かたまって実がつきすぎているところを摘果します。1~2月に、株の周囲に溝を掘って施肥します。
⑥イチジク
雨の少ない暖地でよく育ちます。植え場所は、あらかじめ苦土石灰で中和しておきます。水はけがよすぎる場所では水ぎれを起こすので、水もちのよい土を入れて盛り上げて植え、支柱を立てます。
青木ノ入の畑の果樹。購入時についていたシールが風で吹き飛ばされてしまいそうなので種類・品種等を記録しておきます。
①アーモンド
アーモンドは桃の仲間で、熟した果実のタネの内部が、あの香ばしいナッツとして食用になります。木をゆすって落ちる頃が食べごろ。花は桜の花に似て美しく淡いピンク色。花だけでも観賞価値が十分です。
日当たりの良い所になるべく大きな穴を掘り、直接根にふれない所に堆肥などの有機質肥料を入れて植え込む。又、毎年収穫後、乾燥けいふんや油かすなどを与えると良い。
②ビワ(茂木)
樹勢が強く庭植えでは、ほっておくと6~7mにもなります。寒さに弱い爲、寒い地方では鉢植えにしたほうが良い。
冬の暖かい地方でないと実を付けません。強い北風のない南側の暖かい所を選らんで植え込む。肥料は毎年3月頃、乾燥鶏ふん、油かす等を混ぜ溝を掘って埋め込む。3~4月頃、小果、病害果等を摘果することを忘れない様にする。
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