市民の森作業道と岩殿F地区の⑤、⑥の間の裾刈りをしました。去年は11月9日に作業が終わっていますから、今年は一月遅れで、スッポンタケは見られません。密生したアシボソの上にカナムグラがネット状にかぶさって枯れているというのが現状です。
裾刈り
入山沼堰堤から市民の森尾根みちに向かう道路と入山沼水路の間の草刈りをしました。
入山沼余水吐けの近くに直径1mほどの穴が開いていました。降雨時に地中に吸い込まれた地下水が土を吸い出しながら流れて地下水路(トンネル)を作り、その上の土が陥没して地表に穴が開き、この空洞が見えるようになったのです。岩殿C地区の奥では、これより大きな穴が開いて大きな空洞が見られる箇所がいくつもあります。


他方で、地表を流れる雨水はリルからガリに洗掘を進めていきます。地中に潜った雨水もやがて地表に現れ、谷底を流れる雨水と合流します。この流れが市民の森を水源とする九十九川の源流です。


他方で、地表を流れる雨水はリルからガリに洗掘を進めていきます。地中に潜った雨水もやがて地表に現れ、谷底を流れる雨水と合流します。この流れが市民の森を水源とする九十九川の源流です。
※市民の森谷底のガリ侵食(2016年1月14日記事)
岩殿F地区の上段と無名沼ロ号の堰堤、市民の森側①の草刈りをしました。
岩殿F地区の⑤、⑥の草刈りと接続する作業道下斜面の裾刈りが終りました。
2017年11月~18年3月に伐採し、作業道下に放置していた玉切りしたコナラが現れました。作業道脇に積んでいるものと合わせて、傷みが少ないものは使えそうです。
※ 伐採した日の記事・写真
須田さんが夕刻、入山沼進入路~入山沼下の法面の草刈りをしました。ありがとうございます。
いきなりの環境変化を避けて刈り残した◎の部分の笹を刈り取って入山沼進入路が見通せるようにするつもりです。
須田さんが岩殿E地区の坂下の上の区画と入山沼に向かう道路との間の法面の草刈りをしました。斜面の部分が上から下まできれいになりました。


最近捨てられたものではありませんが、家庭ゴミの類いが今だに「発掘」されます。カラスの落とし物の可能性もありますが。

3年前、2015年4月までここはアズマネザサの大藪でした(→2017年9月2日の記事)。


最近捨てられたものではありませんが、家庭ゴミの類いが今だに「発掘」されます。カラスの落とし物の可能性もありますが。

3年前、2015年4月までここはアズマネザサの大藪でした(→2017年9月2日の記事)。
岩殿E地区の坂下の上の区画と入山沼に向かう道路との間の法面の草刈りをしました。

この斜面は30か月前、2015年3月頃には、3mを超す笹に覆われていました。

2015年4月1日

2015年4月2日

※2015年4月1日のブログの記事

この斜面は30か月前、2015年3月頃には、3mを超す笹に覆われていました。

2015年4月1日

2015年4月2日

※2015年4月1日のブログの記事
明日は東松山市でもごみゼロ運動が実施されます。23日の続きで入山沼へ向かう道路の山側を50㎝幅、刈払機で除草しました。耕作放棄地再生活動を始めたころは道の両側は笹が密生した状態でした。風散布のモミジの実生が生えていたり、適度に湿っているところもあって、ていねいに調べていくとおもしろいかもしれません。






市民の森保全クラブ、第2金曜日の定例作業日です。作業道下のササの刈払いと今年度の活動方針、日程などの検討をしました。参加者は、芦田さん、片桐さん、金子さん、澤田さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの8名でした。






カン類の他、今日もテレビなどの投棄物を回収しました。
※次回以降の作業日(~10月まで)は、4月23日(日曜日)、5月12日(金曜日)、5月26日(金曜日)、6月9日(金曜日)、6月25日(日曜日)、7月14日(金曜日)、7月23日(日曜日)、8月11日(金曜日)、8月27日(日曜日)、9月8日(金曜日)、9月24日(日曜日)、10月6日(金曜日)、10月7日かんきょう未来フェア(土曜日)、10月13日(金曜日)、10月22日(日曜日)です。
※定例作業日は昼食持参で、午後も作業をします。






カン類の他、今日もテレビなどの投棄物を回収しました。
※次回以降の作業日(~10月まで)は、4月23日(日曜日)、5月12日(金曜日)、5月26日(金曜日)、6月9日(金曜日)、6月25日(日曜日)、7月14日(金曜日)、7月23日(日曜日)、8月11日(金曜日)、8月27日(日曜日)、9月8日(金曜日)、9月24日(日曜日)、10月6日(金曜日)、10月7日かんきょう未来フェア(土曜日)、10月13日(金曜日)、10月22日(日曜日)です。
※定例作業日は昼食持参で、午後も作業をします。
草地の生態学的な植生管理
井手久登・亀山章編著『緑地生態学』(朝倉書店、1993年) 4.生態学的植生管理 4.2草地の植生管理(前中久行)から
今日は、AT限定解除と更新を鴻巣の免許センターで行ったので作業は休みました。
井手久登・亀山章編著『緑地生態学』(朝倉書店、1993年) 4.生態学的植生管理 4.2草地の植生管理(前中久行)から
草地は多種類の植物の集合体である。この中の好ましい植物をふやして、好ましくない植物を抑制することが植生管理の一つの目的である。目的とする植物の生育に最適な条件を施肥や灌水でつくり出し、好ましくない植物は雑草として除去するという従来の農耕的な手法を草地に適用することも可能である。現実にゴルフ場、公園、競技場、庭園内の芝生はこのような方法で管理されている。しかし、草地の構成種間の性質の違いを利用して、好ましい種に対しては成長を促進させ、好ましくない種に対しては抑制する作用を加える生態学的な手法で植生管理を行う方法もある。このような手法としては刈取り、放牧、火入、などがある。刈取りによる植生管理(同上書)
これらの手法はかつて放牧や採草の目的で行われたものであるが、アメニティ草地では生産が目的ではないので、従来の方法にとらわれることなく、種の選択や刈取り時期、高さなどについて自由に行うことができる。(151頁)
b. 刈取り
刈取りは遷移を進行させる植物を刈取りによって取り除き、草地を維持する手法である。刈り取る時期、間隔、刈取高を工夫することで、与える影響を草種ごとに調整して、目的とする種組成や形態の草地をつくり出すことができる。……(152頁)
刈取り後に刈り草を放置すると、下敷きになった植物への日照が阻害されて、刈取り後の成長が遅れ、特に種子からの新しい植物の侵入が抑制される。一方、刈取り後の再成長に必要な物質を地下部に蓄積している多年生植物は、比較的影響を受けないので、刈取り後の初期成長が速い植物のみが優占して種組成が単純化する。
ある程度以上の広さの草地では、その草地全体を均一な状態で管理する必要はなく、ある部分については常に刈り草を除去し、これを別の部分に敷きつめて処分して、この部分については種組成の単純化をはかり、同一敷地内での植生型の多様化をはかる手法もある。
葉群の垂直的な分布は植物によって異なるので、刈取りの高さを変えると、その後の植物の成長は種間で異なってくる。ある植物にとって最も有利な刈取り高は、その植物が影響を受けず、かつ競争相手が多く取り除かれる高さである。刈取り高を調節して、特定の植物の増殖を意図する場合には、その時点での生育高よりやや上部が適正刈取り高となる。
刈取りの時期や間隔の効果は植物季節と関連する。たとえば一年生の好ましくない植物については、種子が成熟する以前に刈り取ることで防除できる。耕作放棄地の藪を全面的に刈払ったあと、植生をどのように管理していくのか。年1回、草刈りするとすれば、いつがよいのか、先行する事例を参考にしながら、時間をかけてシナリオを見つけていきたいと考えています。
多年生の草本植物は一般に次のような生活サイクルをもつ。すなわち、前の生育期間に地下部に蓄えた貯蔵物質を用いて春に急激に葉や茎を増大させて初期成長を行う。この期間においては地下部の重量は減少する。その後、展開した葉によって光合成を行い、皇后生産物を地上部器官の拡大に振り向ける。地上部の拡大に必要以上の光合成が行われた場合は、これを地下部に回収蓄積して次の成長期間に備える。これよりも短い間隔で刈取りを繰り返せば、その植物は持続されず、より短期間に貯蔵物質を回収できる植物種と置き換わることになる。(152~153頁)
今日は、AT限定解除と更新を鴻巣の免許センターで行ったので作業は休みました。
須田さんが取り組んでいた未知の下側の耕作放棄地(桑園・田んぼ)の刈払いが完了しました。今日は、積んであるアズマネザサの焼却を予定していましたが、風が気になったので中止しました。風のない日に燃してしまいます。




桑園だった時期に肥料が多投されていたせいか、アズマネザサとそれにからまったツルの繁茂ぶりはすごいものがあり、刈払機の作業でも手を焼いてきました。
「試行錯誤の結果、まずササの根本をできるだけ広範囲に刈払機で一気に刈り、そのあとササを覆っているツルを鎌で切り取ってササを引き抜けるようしにし、引き抜いたササを脇に積み上げていくという作業の繰り返しが一番効率のよいアズマネザサの処理の仕方。一人で作業をする場合は、刈払機の操作時間が断続的で短時間なため、白蠟病対策になる。グループでする場合には分業して、刈払機の扱いになれた人がまず機械でササの根元を切っていき、ツルの片づけと刈ったササを集める作業は刈払機を扱えないひとがするようにすれば、みんなで一緒に働きながら効率よくササの刈り取り作業が進む」というという須田さんの提言を、岩殿F地区の耕作放棄地のアズマネザサの藪の刈払いで試してみます。
刈払機の振動は防振手袋をつけて操作していても相当なものです。操作時間を短くしてと思っていてもついついタングの燃料がなくなるまでしてしまいがちですから、間に手作業を入れていくという方法は身体によいと思います。
須田さんの使った小型の鎌が物置においてあります。鎌もいろいろ試して使いやすいものを見つけましょう。須田さん、お疲れさまでした。




桑園だった時期に肥料が多投されていたせいか、アズマネザサとそれにからまったツルの繁茂ぶりはすごいものがあり、刈払機の作業でも手を焼いてきました。
「試行錯誤の結果、まずササの根本をできるだけ広範囲に刈払機で一気に刈り、そのあとササを覆っているツルを鎌で切り取ってササを引き抜けるようしにし、引き抜いたササを脇に積み上げていくという作業の繰り返しが一番効率のよいアズマネザサの処理の仕方。一人で作業をする場合は、刈払機の操作時間が断続的で短時間なため、白蠟病対策になる。グループでする場合には分業して、刈払機の扱いになれた人がまず機械でササの根元を切っていき、ツルの片づけと刈ったササを集める作業は刈払機を扱えないひとがするようにすれば、みんなで一緒に働きながら効率よくササの刈り取り作業が進む」というという須田さんの提言を、岩殿F地区の耕作放棄地のアズマネザサの藪の刈払いで試してみます。
刈払機の振動は防振手袋をつけて操作していても相当なものです。操作時間を短くしてと思っていてもついついタングの燃料がなくなるまでしてしまいがちですから、間に手作業を入れていくという方法は身体によいと思います。
須田さんの使った小型の鎌が物置においてあります。鎌もいろいろ試して使いやすいものを見つけましょう。須田さん、お疲れさまでした。
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