シイタケのホダ木にゴムタケ(子囊菌類ズキンタケ綱ゴムタケ科)がついています。
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ゴムタケ(ズキンタケ科)
梅雨の頃から早秋にかけて、皮のついたブナ、ミズナラ、コナラ、クヌギなどの丸太に発生する。
病徴:はじめ樹皮の割れ目にそって褐色で粒状の子実体ができ、次第に成長し、やがて成熟して黒紫色になるが、菌糸はあまり深く入らず形成層から材の表面までである。(中略)材に対する腐朽力はきわめて弱く、病害は初年ほだ木だけにとどまる。2年目以降はシイタケ菌糸が占有し、本菌による直接的被害はほとんど残らない。
発生条件:発生要因として、欠かせないのが、ほだ木の高含水率である。乾燥不十分な生木状態のほだ木に発生する代表的な病害である。
防除対策:原木の適期伐採の励行と、葉干し、または枝干しの完全実施により、原木を十分に乾燥させることが肝要。生木への種菌接種は、活着率を低下させるとともに、ゴムタケやダイダイタケの発生を招く原因になる。
(古川久彦・野淵輝『増補・改訂版栽培きのこ 害菌・害虫ハンドブック』(全林協、1986年初版、22年増補改訂版第2版)94・95頁から一部引用)