冬季の伐採木の確認のために尾根の道を歩いていた時、足元に青白いもを見つけました。2匹のナメクジが白いものでくっついて巴状になっています。カタツムリやナメクジの仲間の多くは雌雄同体で1匹のナメクジのなかに雄の性器と雌の性器を持っていますが、殆どは他の個体と交接して精子の交換をします。青白いものはお互いの交接器です。
2020年10月30日にはキノコのホダ場で見つけていました。
※武田直邦「教養番組「知の回廊」37「巻貝の生殖異変と環境問題」「巻貝の生殖とホルモン ~生殖異変の環境問題~」」(中央大学>社会・地域貢献>教養番組「知の回廊」>番組紹介>教養番組「知の回廊」2003年度)