市民の森で行われた『自然学習ウォーキング 市民の森であそぼう!』で「森の作業体験」(ノコギリ体験)と「カシノナガキクイムシについてのレクチャー」(ナラ枯れ対策)を実施しました。スタッフとして新井さん、江原さん、木庭さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、平井さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名が参加しました。
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ナラ枯れ被害木の発見ナラ枯れのサイクル

イベント終了後、渡部さんを講師にムラサキシキブとヤブムラサキ、キッコウハグマ(亀甲白熊)の(蕾のまま花を開かずに自家受粉する)閉鎖花等について学習しました。亀甲は葉の形。白熊(はぐま)はチベットや北インドなどに生息するヤクの尻尾で作った旗竿などにつける飾りのことで、白い花を例えたもの。徳川美術館には尾張徳川家初代の義直が戦場で軍勢に号令をかけた際に手にした白熊毛采配がある(徳川美術館第一展示室)。白色の他に赤色と黒色もあり、当時甲冑や武具の装飾に好んで使用されたそうです(竹之内一昭「近世アジアの皮革 4日本の武具と馬具」)。