15日の市民の森保全クラブのナラ枯れ調査時に、舗装園路下のコナラ枯死木の地際に数十匹のスズメバチがいたという連絡があり、16日早朝、現場で地際の樹洞に穴があり、ハチが出入していることを確認。指定管理者の文化まちづくり公社に知らせたところ、10時半には職員が現地を確認して、近くにいたハチを殺虫剤で駆除。地中に巣が残っているため巣穴を塞ぎ、注意喚起の掲示と下の園路を通行止めにしました。迅速な対応ありがとうございます。
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17日に殺虫剤で死んでいたハチを確認したところ、腹端が黒色(ヒメスズメバチ)でなく、暗色斑紋があるので、モンスズメバチ上野高敏「スズメバチ事典」)であることがわかりました。多くのスズメバチは夕方には活動を止めますが、モンスズメバチだけは辺りが暗くなっても巣の外で活動を続けているので、他のハチのように日没後に巣を駆除して一網打尽は無理だそうです。

舗装園路を西に進んで石坂の森東の尾根道分岐点の手前にあるクヌギは樹液が出ていてオオスズメバチが集まっています。発酵した樹液は大好物のようです。攻撃性が極めて強く、近づくと威嚇してきます。
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