岩殿谷津田自然くらぶが4月1日に発会。今日は初の活動日です。二宮さん(代表)、小野さん(事務局)と入山谷津の植物調査をしました。
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岩殿谷津田自然クラブは「自然観察を通して岩殿谷津田の魅力を発信する自然保護プロジェクト」を東松山市環境基本計画93年度市民プロジェクトに登録しています。
 岩殿満喫クラブの岩殿グループでは、2016年から岩殿丘陵入山谷津とその周辺で70回、植物調査を実施してきました。フロラ調査では500種の植物をリストアップし、コドラート調査では入山谷津の谷底に10m×50mの帯状のエリアを置き、5m×5mの正方形20個の調査枠で、枠内の植物の種類や分布を調査しています。活動の様子はこのブログのカテゴリー「植物調査」、「岩殿グループ写真館」でご覧ください。今日からの記事はカテゴリー「岩殿谷津田自然くらぶ」です。

岩殿谷津田自然くらぶは今年度の事業として、①入山谷津の四季折々の植生変化を学ぶための定点観察会開催。②耕作放棄地、休耕田の植生変化を記録するための湿地コドラート調査。③谷津田の林縁のそで群落、マント群落は希少なつる性植物や生きものの棲息地なので、保護のための記録調査を実施し、名札付け、マーキング、名板、支柱などを設置。 ④ブログなどで情報発信、観察の栞などの発行を計画しています。自然観察会や会の活動について関心のある方はお知らせください。


自然観察会を通じて、これまでの植物調査の成果を市民共有のものとし、さらに参加者が自然観察の楽しさ、大切さを学びながら、自然を守る活動、豊かな自然を次世代につなぐ活動に取り組んでいく機会を提供します。九十九川の源流である岩殿谷津は都市近郊に残された希少な緑の空間です。この谷津の魅力を東松山市民はもとより、広く市外、県外の人たちにも発信して、共感、理解者を増やすための活動をすすめていきたいと考えています。