さいたま緑の森博物館見学③(2022年9月21日記事)」の続き④です。21日に歩いたコースには湿地が3箇所あります。緑の森博物館案内所の近くから流れ出している大谷戸湿地、西久保湿地(入間市)と糀谷八幡湿地[こうじや](所沢市三ヶ島地区)です。大谷戸湿地には昔、田んぼがあったようですが現在はありません。
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大谷戸湿地、西久保湿地からの流れは振宿川、糀谷八幡湿地の流れは樽井戸川になります。
西久保湿地の田んぼを見て、ナラ枯れの様子を観察しながら狭山湖外周道路に出て駐車場に戻って休憩しました。
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駐車場の近くにあるトトロの森30号地を見て、糀谷八幡湿地に向かいます。ここにも株元にフラスが落ちているナラ枯れ被害木が多数ありました。
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糀谷湿地は糀谷八幡湿地保存会が田んぼや周辺の雑木林を管理しています。とことこ景観資源指定地の142番で、2016年に「とことこ景観賞」を受賞しています(とことこ景観資源地図)。
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立派なトイレや物置があります。
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ここは2015年1月24日に早稲田大学所沢キャンパスで開かれた2014年度みどりの埼玉づくり県民提案事業活動報告会で見学していました。
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湿地の奥池、大池から流れ出す樽井戸川の源流域は、糀谷八幡湿地保存会の皆さんが所沢市と「市が管理する河川及び水路において、実施区域を指定し、市と市民団体が協働して多様な生物が生息する自然が豊かな川の実現のために実施するふるさとの川再生事業」(要綱)を実施しています。
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