SDGsのまちづくり推進講座『だれ一人取り残さない 松山と比企の明日を共に創ろう』(NPO法人エコム主催)第1回「住みつづけられるまちづくり」(SDGs目標⑪)をに参加しました。講師は石井雅章さんでした。
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石井さんのお話しは、①SDGsのポイント(ビジョン、17ゴール、169ターゲット、231インディケイター)、②「持続可能な開発」(Sustainable Development、公正)とは、③SDGsを「自分ごと化」する8つのフェーズでした。

読んで見ようSDGsの前文・宣言(ユニセフ『SDGs Club』から)
  
※2020年に越谷青年会議所がYouTubeで公開した『まだ間に合う!学んで始めてSDGs ~動画で分かる最新の必須科目~ 」(全10話)。字幕もついています。
学んで始めてSDGs

12月6日にオンラインで開催された『「挑戦する教室」を応援する SDGs教育セミナー』(社団法人SOLVE主催 首都圏模試センター協賛)の石井報告からスライドを掲載しておきます。SDGsとESD(持続可能な教育)との関係がわかります。
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●SDGsを「自分ごと化」する8つのフェーズ
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 知ってあてはめる段階
  認識段階
   1.認知する
   2.理解する
  対象化段階
   3.当てはめる
   4.貢献する
 自らの存在や活動を捉え直す段階
  ステイクホルダー段階
   5.ステイクホルダーに当てはめる
   6.ステイクホルダーとの関係を捉え直す
  システム段階
   7.既存のシステムを捉え直す
   8.システムにおけるあり方を捉え直す

※村山史世・石井雅章・陣内雄次・高橋朝美・滝口直樹・長岡素彦・村松陸雄「2030アジェンダ・SDGsを理解し、自分事化するためのワークショップの実践6つの事例と自分事化のフェーズ」(『武蔵野大学環境研究所紀要』 No.8、2019年)司会・進行
2.自分事化のフェーズ
「自分事」にすることとは、事象を自身との関係に基づいて理解することである。すなわち、SDGsの自分事化とは、SDGsと自分との関係を理解することに他ならない。本論では、自分事化のフェーズを以下のように分類した。
①存在を認識するフェーズ:世界が目指すSDGsという目標が存在することを認識する段階。この段階では、SDGsに関する情報を得ることが具体的な活動となる。
②内容を理解するフェーズ:2030アジェンダとSDGsに記述されている内容を理解する段階。この段階では、SDGsで示される内容を理解するための研修や、啓発に向けた情報発信が具体的な活動となる。
③活動に当てはめるフェーズ:SDGsの各目標を自身(自組織)の活動に当てはめる段階。自身の活動とSDGsの各目標との関連性を認識する段階である。この段階では、各自の事業活動や施策をそれらと関連するSDGsの各目標とマッチングすることが具体的な活動となる。
④活動を当てはめるフェーズ:自身(自組織)の活動をSDGsの各目標に当てはまる段階。SDGsの達成に貢献できる自身の活動を認識する段階である。この段階では、SDGsの各目標の達成に貢献できそうな各自の事業活動や施策を列挙して、マッチングすることが具体的な活動となる。
⑤ステークホルダーに当てはめるフェーズ:自身と関係するステークホルダーとSDGsの各目標との関係を当てはめる段階である。この段階では、自身(自組織)のステークホルダーを列挙し、それらとSDGsの各目標との関係を整理し、可視化することが具体的な活動となる。
⑥ステークホルダーとの関わり方を捉え直すフェーズ:自身とステークホルダーの関係性をSDGsの観点から捉え直す段階。この段階では、ステークホルダーそのものとSDGsの関係を認識するのでなく、自身(自組織)とステークホルダーの関係(例えば、取引関係など)を、SDGsの観点から捉え直し、必要に応じて関係を再構築することが具体的な活動となる。
⑦既存システムを捉え直すフェーズ:自身が立脚(依存)するシステムをSDGsの観点から捉え直す段階。この段階では、サプライチェーンなどの自身が立脚(依存)する既存のシステムをSDGsの観点から捉え直し、必要に応じてシステムを新規創造、再構築することが具体的な活動となる。
⑧システムにおけるあり方を捉え直すフェーズ:自身が立脚(依存)するシステムにおける自身(自組織)の存在について、SDGsの観点から捉え直す段階。この段階では、主に生態系システムなどの人為的には変更することができないシステムにおける自身の存在を再認識し、当該システム内でのあり方を捉え直し、事業や施策に反映させることが具体的な活動となる。(48~49頁)
SDGsを自分ごと化するとは、SDGsを理解し当てはめる段階(①~⑤)から更に自身(自組織)とステークホルダーとの関係や既存システム、環境をSDGsの観点から捉え直す段階(⑥~⑧)にいたることとして整理されています。

村山史世・相場史寛「2030アジェンダ・SDGsを自分事化するためのツールの開発」(『日本環境教育学会関東支部年報』No.12、2018年3月)。2018年6月17日、東松山市総合会館で開かれた市民環境会議で村山史世さんからSDGsと自分自身をつなげるSDGsおでんワークシートについて学びました。
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石井 雅章・陣内 雄次・勝浦 信幸・長岡 素彦「PBL 実践における学修成果の可視化手法に関する実践と考察」(『関係性の教育学』 17巻1号、2018年、 15~27頁)
  YouTubeのScience Agora Channel 2020年11月15日配信
SDGsは知っていても、自分たちとどんなつながりがあるか? 持続可能な世界を創造するために、何をしなえればいけないのか? 本ワークショップでは、みなさんと一緒に、SDGsのアイコンを活用して、持続可能な開発のためのゴールと未来のビジョンやアジェンダ(行動指針)を体験的かつ協働的に考えてゆきます。SDGsは、課題に満ち溢れた世界を持続可能な世界へ変革してゆくためのヒントです。
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