二宮さん、坂田さんと岩殿F地区の調査枠と入山谷津の植物調査をしました。調査枠一帯は昨年末(12月25日26日28日29日30日1月2日)に草刈りをし、その後、調査枠内は草刈りをしていません。イノシシなど夜間に調査枠を通っている生きものはいますが、人が枠内に入ったのは市民の森伐採残材整理のためにA2区、B2区を横断した時(8月20日のチッパー作業など)と植物調査の時(2月24日3月14日4月24日5月17日5月30日6月20日9月28日)だけです。人やイノシシが通れば、「踏み分け道」や「けもの道」ができてその痕跡が枠内に残ります。調査枠の外側は草刈りをしているので、調査枠のラインを境にして草刈りの有無での植物の違いがあることが、紅葉・枯草の季節となって実感できるようになりました。
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タデ科のアキノウナギツカミ(左)とヤノネグサ(右)の基部の比較
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アキノウナギツカミのは茎を抱くようにつく。
ヤノネグサは基部が切形または浅い心形。

草刈り後に再生して花がつけているベニバナボロギク(キク科)(枠外)
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草刈りを免れたダンドボロギク(キク科)(枠外)
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キッコウハグマ(キク科)(市民の森谷の道)
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