市民の森尾根の道上り口付近のナラ枯れ被害木(№3、胸高直径35㎝)を鳥取さんが高所作業で梢部分を処理し伐採しました。
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地面から2m付近までは4本に切断しました。文化まちづくり公社が現場で燻蒸処理するそうです。ありがとうございます。
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10月15日に設置したカシナガ捕獲トラップ試作品の側でナラ枯れ被害について説明する鳥取さん。市民の森保全クラブではこの冬、カシナガトラップを100セット作ります。1セットで2Lのペットボトルが25本、500ccが1本必要になるので協力をお願いしました。
ナラ枯れをこれ以上拡げない対策としてカシナガトラップと併行して、クリアファイルトラップ(TWT)設置も考えています。『薪ストーブライフ』42号(2021年9月5日記事)を読んだ時から、カシナガトラップの考案者小林正秀さんがクリアファイルトラップについてどのような評価をされているのか気になっていました。小林さんのフェイスブックに以下の投稿がありました。フェイスブックにログインしてコメントも読んで下さい。
小林 正秀
クリアファイルトラップは、1本の木に1~2個が設置されています。
開発者に「こんな簡単な方法で、ほんまにナラ枯れが減るのか?」と質問しました。
すると「正しく設置したら減る」と回答されました。
そこで「クリアファイルトラップを木に2個だけ付けるのは正しいのか?」と問いました。
すると「2個は少なすぎる」と返事がありました。
そこで「カシナガトラップを真似たのなら、私がやっているように、クリアファイルトラップの設置現場に助言すべきだ。間違った設置で、ナラ枯れが拡大するのは、伝染病なので大問題だ」と指導しました。
開発者から「わかりました」との返事をいただきました。
クリアファイルトラップのよな簡単な装置では、正しく設置しても、ナラ枯れは抑えられないので、カシナガトラップを開発したのですが…
……(コメント略)……
こんな簡単な方法でナラ枯れが抑えられるなら苦労しませんわ。自然をなめてますねー。

ジャノメチョウ(左)、ウラギンシジミ(右)
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