アカマツの根元の地面に隠れていたボール状のキノコです。発生場所:地中、傘の形:未発達、柄の有無:無、傘裏形状:未発達からシラタマタケ(菌根菌)としました。ノウタケ(腐生菌)の発生場所は地上です。市民の森保全クラブでは2019年度から尾根のアカマツ林保全プロジェクトを開始しました。アカマツはルートカラー(根張り部分)が見えないと生育不良が起こりやすくなると言われており、林床の管理には注意しています。
断面:刈払機の刃で切断してしまいました
「西生田キャンパスの森の再生と保全」(『日本女子大学総合研究所紀要』第20号、2017年11月所収)5章 森に自生するキノコに関する調査( 関口文彦)の89頁
※シラタマタケ(『三河の植物観察』きのこ図鑑)
※切開したら、内部は=大理石模様=だった・・・(『蝶・チョウ・ゆっくり歩き・・・「千蟲譜物語」』2018年11月1日記事)