市民の森保全クラブ、金曜日の活動日(Fridays For Forests 21)です。参加者は芦田さん、新井さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの8名です。南向斜面のコナラ林と尾根のアカマツ林の草刈りをしました。猛暑で作業は11時に終えて、鷲巣さんの差入のスイカをいただきました。とてもおいしいスイカでした。
散会後、残っていた車が物置のあるC地区の奥から橋を渡って出ようとして脱輪しました。幸い打合わせに来ていた三本さんがいたので脱出できましたが、先月も別の車が脱輪してJAFを呼んでいます。今のところは橋の掛け替え作業をする時間がとれないので、奥に車をいれないで下さい。誰もいなければ、入山沼の釣り人かJAFを呼ぶことになります。
※ジャンボタニシは危険 触らないで!(『広報こうのす「かがやき」』2021年6月号8頁)
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)は、温暖な気候を好み、水温が上がる田植時期に活発に活動し始めます。
雌貝は3・4日ごとに200~300個のピンク色の卵を産み、10日程度でふ化すると、2か月程度で5~8cmまで成熟します。
市内では、吹上地域でジャンボタニシの発生が確認されています。
卵には毒性があり、貝には寄生虫がいる可能性があるので、絶対に触らないようにしましょう。
鴻巣市広報の記事は鷲巣さんの紹介です。作業を始める前の打合わせで大木淳一さんの『たんぼのおばけタニシ』(そうえん社、2009年12月)をみました。スクリミンゴカイ(ジャンボタニシ、おばけタニシ)は1980年頃に、食用のために台湾を経由して導入された外来種ですが現在は各地で野生化しています。在来タニシは小貝を産みますがジャンボタニシはピンク色の卵を産みます。東松山市内では被害は出ていないようですが、もしも貝や卵(卵塊)を見つけたら駆除しましょう。貝は見つけ次第、捕殺、卵塊は、産卵後早期に水中に払い落とすかつぶします。なお、貝には寄生虫(広東住血線虫)がいる恐れがあるため、素手で触らないようにします。素手でさわらないのはカタツムリやナメクジについても同様です。さわってしまったら必ず手やふれたところを洗いましょう。
農林水産省のリーフレット「ジャンボタニシによる水稲の被害を防ぐために」
Yahoo!ニュースで「ジャンボタニシ 駆除」を検索して、加須市農業振興課のお知らせ「ジャンボタニシの被害を防ぎましょう!」(2021年)があることを知りました。国や県の防除対策マニュアル類がリンクされていて便利です。なお加須市では大利根地区のたんぼでは2020年にジャンボタニシによる被害がでています。