13日の雨で流され土水路を塞いでいた落ち葉を引き揚げて岩殿A地区の中の田んぼに入れました。今年からA地区の田んぼは1枚増えるので、今までの「上、下の田んぼ」から「上、中、下の田んぼ」に改称します。
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物置周りの掃除をして、溜まっていた落葉は上の田んぼに入れました。
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トウキョウサンショウウオの成体がいました。頭から尻尾の先まで11㎝位の大きさでした。
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地球温暖化の影響でトウキョウサンショウウオが大型化? 都立大研究者が指摘(Yahoo!ニュース 2021年2月22日 7:00配信)
 東京都立大はこのほど、絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオが地球温暖化の影響で大型化していることを同大理学研究科の研究者が発見した、と発表した。発見は国際誌Biological Journal of the Linnean Society誌のオンライン版に掲載された。
 同大理学研究科の岡宮久規・日本学術振興会特別研究員らが、トウキョウサンショウウオの体サイズが40年間で最大2割増加していることを長期観測データから確認したという。理学研究科は東京都内の繁殖地で1976年から現在まで継続的にトウキョウサンショウウオを観測。この観測データに、そのほかの全国61地点で得た1904の成熟個体のデータを合わせ「大型化」を突き止めた。
 同時に都内繁殖地のデータに全国96地域で得たデータを加えて、メスが産む「卵の数」の変化を分析したところ、40年間で最大3割増えていることも分かった。
 岡宮研究員らは「温暖化によって冬眠から覚める時期が早まり、成長に割ける期間が長くなったことがこれらの変化を促したと考えられる」と大型化の理由を説明。今回の発見については「気候変動が生物に与える影響についてはまだ不明な点が多く、特に研究例の少ない両生類について、その影響を明らかにした重要な研究成果。成果は40年以上にわたる長期観測データから得られたもので、気候変動の影響を知る上で長期観測を継続していくことの重要性を示している」と観測を継続する必要性を強調した。
 トウキョウサンショウウオは福島県と関東地方(群馬県を除く)の丘陵地に分布する体長[頭からしっぽの付け根までの長さ]5~8センチほどの小型サンショウウオの一種。普段は森林の林床で暮らす。早春に繁殖活動を始め、小さな池や田んぼなどの水中に数十個の卵が詰まった卵嚢(らんのう)を産む。
【研究発表】地球温暖化の影響でサンショウウオが大型化!? ~40年の長期観測データからわかった気候変動に対する絶滅危惧種トウキョウサンショウウオの応答~東京都立大学 2021年2月5日掲載)
1.概要
2.ポイント
 1.進行する地球温暖化に伴い、過去40年間でトウキョウサンショウウオの体サイズと産卵数が大幅に増加していることを発見
 2.地球温暖化によって、冬眠から覚める時期が早まり、成長に割ける期間が長くなったことが、これらの変化を促したと示唆
 3.気候変動に対する生物の応答を理解し、保全に活用する上で重要な成果であり、気候変動の影響を評価する上での長期観測データの重要性を示す成果
3.研究の背景
 進行する地球温暖化が生物に与える影響を評価することは生態学の重要な課題の一つです。動物の体の大きさや産むことができる仔の数は温度と強く関係していることから、地球温暖化はそれらに強い影響を及ぼす可能性があります。いくつかの分類群で、温暖化に関係した体サイズの変化が報告されていますが、その効果の大きさや方向性(体サイズを大きく変化させるか小さく変化させるか)についてはよくわかっていません。また、サンショウウオ類のような小型の陸生動物についてはこれまで研究例がほとんどありませんでした。
4.研究の詳細
5.研究の意義と波及効果
 地球温暖化が生物に及ぼす影響を理解することで、今後も進行が予想される気候変動のもとでの生物集団の未来を予測し、将来の保全計画に役立てることができます。トウキョウサンショウウオは生息地の開発や外来種などの影響により近年その生息数を減らしており、各地で積極的な保護活動が行われています。今回得られた知見をもとに生息数の将来予測などを行うことで、保全策の計画立案に貢献することが期待できます。
 地球温暖化に伴う体サイズやクラッチサイズの増加はもしかすると生息数の回復に寄与するかもしれません。一方で、これまでの種内・種間関係を変えてしまうことで予期せぬ影響を及ぼす可能性もあります。例えば体サイズが大きくなることで目立ってしまい捕食者に狙われやすくなることなどが考えられます。また、サンショウウオは高温に弱い生き物なので、今後温暖化が進行して気温が上がりすぎると、今度はトウキョウサンショウウオにとって致命的な結果を招く可能性もあります。この希少なサンショウウオを守り、未来に残していくために、今後もモニタリングを継続し、その動態を注意深く見守っていく必要があります。
 今回の研究成果は40年以上続く長期観測データを解析することで明らかになりました。過去の状態を知り、気候変動に対する生物の応答を理解するためにはこのような長期観測データは不可欠です。生物多様性を保全し、私たち人類の未来に役立てていくためにも、今後も様々な生物種の長期観測データを充実させていく必要があります。
      報道発表資料(1.62MB)

トウキョウサンショウウオの一生こども動物自然公園ファンのつどい 2016年3月26日)
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