市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は芦田さん、新井さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineと田島さんの11名。
コナラ2本伐採。午後、新井さん、橋本さんと田島さんで1本倒し片づけました。
最初に伐ったコナラが下の枝を落したクヌギのかかり木となりましたが、安易な対応を避け、ロープ、チルホールなど使用して慎重に対処し、クヌギを倒すことなく無事に処理できました。
黄色テープがついている伐採木は、サクラ1本、カシ3本、コナラ5本となりました。
伐採エリアと苗木を植えているエリアとの間にテープを張りました。
メッシュカートはいろいろに使えます。
沼底を歩けるほど水が減った無名沼イ号で落葉を燃し、カエルの卵塊は岩殿B地区に移動しました。
かかり木の処理は、伐倒作業の中で最も危険な作業の一つです。かかり木とならないよう、正しい手順による伐倒が大切ですが、かかってしまったら細心の注意を払って作業しましょう。
※林業・木材製造業労働災害防止協会災害事例研究目次(№1~№138)
<注意>「かかっている木の元玉切り」(かかった状態のままで元玉切りをし、地面等に落下させることにより 、かかり木を外すこと)(図5)は、今般の改正により禁止されるものではありませんが、かかり木の安全な処理方法とは言えないことに留意してください。
<注意>立木を伐倒するときには、周辺の全ての労働者に合図により的確に情報伝達を行い、立入り禁止の範囲から、伐倒作業に従事する労働者以外の労働者が退避したことの確認を徹底してください。
※北海道労働局倶知安労働基準監督支署からのお知らせ
倶知安労働基準監督支署「かかり木処理のガイドライン」(2017年11月)
倶知安労働基準監督支署「かかり木処理のガイドライン」(2017年11月)
倶知安労働基準監督支署「チェーソー伐木作業の安全ガイドライン」(2018年4月)
※伐倒、受け口と追い口(『出来杉計画』2014年12月12日記事)
やっと「伐木造林術」が出版されたよ(『出来杉計画』2012年9月30日記事)
※ジェフ・ジェプソン『「なぜ?」が学べる実践ガイド 納得して上達! 伐木造材術』(全国林業改良普及協会、2012年9月)
※上村巧『狙いどおりに伐倒するために 伐木のメカニズム』(全国林業改良普及協会、2020年10月)
※「伐倒作業、芯腐れ木、裂け上がり、掛かり木」(2019年1月27日当ブログ記事)