岩殿I地区上段の下段寄り部分の片付けを、今日は鋸、刈払機を使ってしました。伐採したヤナギの幹の部分は丸太杭や下段の湿地トレイル(歩道)、西縁水路にかける橋材として、枝類は斜面の土留め、水路護岸の洗掘防止などに利用します。養父志乃夫さんの『自然生態修復工学入門』(農文協、2002年)、『ビオトープ再生技術入門』(農文協、2006年)等を読み直して勉強します。同書にでている日本自然学習実践センター(新潟県上越市)は以前、見学している公園です(2016年4月5日記事)。

IMG_7315

IMG_7299IMG_7302
岩殿I地区に自生するヤナギ類はカワヤナギ(低木~小高木)、タチヤナギ(高木)、マルバヤナギ(アカメヤナギ、高木)の3種です。ヤナギ類は繁殖力が旺盛で挿し木で容易に根付くそうですから、湿地においておくだけで発芽してくるものがあるかもしれません。