入山沼堰堤から市民の森尾根みちに向かう道路と入山沼水路の間の草刈りをしました。
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入山沼余水吐けの近くに直径1mほどの穴が開いていました。降雨時に地中に吸い込まれた地下水が土を吸い出しながら流れて地下水路(トンネル)を作り、その上の土が陥没して地表に穴が開き、この空洞が見えるようになったのです。岩殿C地区の奥では、これより大きな穴が開いて大きな空洞が見られる箇所がいくつもあります。
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他方で、地表を流れる雨水はリルからガリに洗掘を進めていきます。地中に潜った雨水もやがて地表に現れ、谷底を流れる雨水と合流します。この流れが市民の森を水源とする九十九川の源流です。

市民の森谷底のガリ侵食(2016年1月14日記事)