刈払機を動力とするアタッチメント「アイガモン」と手押の水田中耕除草機2台(木製のものとアルミ製のもの)を使って、毛塚一反田の条間除草を行いました。株間の除草はできません。条間の広狭、水深の浅深によって使い勝手に違いがあります。アルミ製のものは2.5㎏弱で木製のものに比べて軽量で、楽に押せて効率がよいのですが、価格が2万円近くします。
タイヌビエ、コナギ、アメリカセンダングサ、クサネム、ウキクサ、イヌホタルイ、アオミドロ、ヨシなどが生えていました。
※中井太一郎『稲作改良実験記草稿 』(1889年)
中井太一郎は、回転式水田除草機である「太一車」を発明し、正条植の普及に貢献した鳥取県の農家です。本書は明治22(1889)年に出版され、稲作改良について種子選別から除草、稲刈り、耕地改良などに関する知見を整理したものです。(農林水産省『農業技術発展に関する資料』から)
同書第24章 日光を作用する田打車使用の事(0006-0023)(原文・現代語訳)