今月から来年の3月までの1年間、青木ノ入と入山で岩殿丘陵入山谷津の植物調査(フロラ調査)を行います。調査員は二宮さん、坂田さん、中村さん、加倉井さん、渡部さんの5名です。高坂丘陵市民活動センターで地図と航空写真を見ながら調査地の概要をお話ししました。午後は雨の中、埼玉県平和資料館(埼玉ピースミュージアム)の展望塔、岩殿物見山駐車場~ボッシュ林四阿で市民の森のテーダーマツ、今回の調査地点である青木ノ入の転換畑(須田ゼミ)と遊休農地、入山のA・B・C・D・E・F地区、市民の森林道、入山沼側の園路から市民の森の北向き斜面をご案内しました。
P4280005P4280011
藪や樹林地と化した岩殿丘陵入山地区の谷津の耕作放棄地を「市民田んぼ」(ビオ水田、ビオ菜園、湿地・草地のビオトープ)として再生し、生きもの豊かな里山環境を維持することを目指して岩殿満喫クラブを2014年に結成し、今年は3年目を迎えました。今回の調査を維持・管理活動に活かしていくとともに、成果を市民と共有し、活動を拡げていきたいと思います。

※加倉井調査員の当日記事「岩殿満喫クラブ活動場所を歩きました」(ブログ『環感クラブ』)