須田さんが取り組んでいた未知の下側の耕作放棄地(桑園・田んぼ)の刈払いが完了しました。今日は、積んであるアズマネザサの焼却を予定していましたが、風が気になったので中止しました。風のない日に燃してしまいます。
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桑園だった時期に肥料が多投されていたせいか、アズマネザサとそれにからまったツルの繁茂ぶりはすごいものがあり、刈払機の作業でも手を焼いてきました。
「試行錯誤の結果、まずササの根本をできるだけ広範囲に刈払機で一気に刈り、そのあとササを覆っているツルを鎌で切り取ってササを引き抜けるようしにし、引き抜いたササを脇に積み上げていくという作業の繰り返しが一番効率のよいアズマネザサの処理の仕方。一人で作業をする場合は、刈払機の操作時間が断続的で短時間なため、白蠟病対策になる。グループでする場合には分業して、刈払機の扱いになれた人がまず機械でササの根元を切っていき、ツルの片づけと刈ったササを集める作業は刈払機を扱えないひとがするようにすれば、みんなで一緒に働きながら効率よくササの刈り取り作業が進む」というという須田さんの提言を、岩殿F地区の耕作放棄地のアズマネザサの藪の刈払いで試してみます。
刈払機の振動は防振手袋をつけて操作していても相当なものです。操作時間を短くしてと思っていてもついついタングの燃料がなくなるまでしてしまいがちですから、間に手作業を入れていくという方法は身体によいと思います。
須田さんの使った小型の鎌が物置においてあります。鎌もいろいろ試して使いやすいものを見つけましょう。須田さん、お疲れさまでした。