とき:12月6日(日)午前9時~午後4時
12日(土)、13日(日)午前9時30分~午後3時
ところ:岩殿会館、市民の森隣接の遊休農地
内容:刈払機取扱作業者安全衛生教育と2日間の実習
定員:10人
費用:6,000円(学割あり)
問合せ・申込み:岩殿満喫クラブ(090-8592-1938)
この講座は公益財団法人サイサン環境基金の助成を受けて実施します
1.12月6日(日曜日、岩殿会館)の刈払機取扱作業者安全衛生教育(講師:高橋昭夫さん、寄居町にあるヤングリーブズ・ログ・ホーム代表)は、刈払機作業の安全を確保し、かつ、刈払機取扱作業者に対する振動障害を防止すること等を目的とした学科5時間、実技1時間の講習です。
学科教育は、
①刈払機に関する知識(刈払機の構造及び機能の概要、刈払機の選定) 1.0時間
②刈払機を使用する作業に関する知識(作業計画の作成等、刈払機の取扱い、作業の方法)1.0時間
③刈払機の点検及び整備に関する知識(刈払機の点検・整備、刈払機の目立て)0.5時間
④振動障害及びその予防に関する知識(振動障害の原因及び症状、振動障害の予防措置)2.0時間
⑤関係法令(労働安全衛生関係法令中の関係条項及び関係通達中の関係事項等)0.5時間
実技教育は、
①刈払機の作業等(刈払機の取扱い、作業の方法、刈払機の点検、整備の方法等)1.0時間
です。これを修了していないと、国、地方公共団体等発注の道路、河川等の刈払い作業を行うことはできません。本講座修了者には「労働安全衛生特別教育修了証」をお渡しします。
2.12月12日(土曜日)、13日(日曜日)の2日間の実習は市民の森に隣接した岩殿C地区と遊休農地で行います。受講者をグループに分けて、岩殿満喫クラブと市民の森保全クラブ会員が刈払機の取扱い方について、ていねいに指導します。
12日は、里山・谷津田再生、岩殿市民田んぼ事業について学び、刈払機の基本的な取扱い方を実習します。刈払機の連続操作時間は30分以内とします。
①里山再生・谷津田再生、岩殿市民田んぼ事業について解説 0.5時間
②刈払機の種類と構造(各部の名称、安全装置の機能と点検)、刈払機の準備(刈刃の取り付け、燃料の準備、ハーネスの装備と位置の調整)1.0時間
③刈払機の操作(刈払機のエンジン始動と運転、停止)1.0時間
④刈払機の作業(平地)1.5時間
13日は、前日に続いて刈払機の基本的な取り扱い方の実習と現場周辺の里山・里地の見学をします。
①刈払機の点検、整備 0.5時間
②刈払機の作業(平地・傾斜地)1.0時間
③刈払機作業のヒヤリ・ハット点検(上下作業・近接作業の禁止など)0.5時間
④現場周辺見学(ボッシュ林・市民の森保全クラブ作業エリア・岩殿A・B地区)1.0時間
⑤2日間の刈払作業の片づけ 1.0時間
⑥3日間の講習会ふり返り、 里山・谷津田再生活動への継続参加呼びかけ 0.5時間
です。
岩殿満喫クラブは、耕作放棄された谷津田を「岩殿市民田んぼ」として再生して市民の利用に供し、長く維持・管理することを通じて生きもの豊かな里山景観の回復を目指しています。谷津田再生の第一歩である刈払機での下草・潅木の除去に必要な知識と作業の基本を学んだ受講者の皆さんが、岩殿満喫クラブのスタッフあるいはボランティアとして里山再生事業の担い手となってくださることを願っています。