エコ・コミュニケーションセンター(ECOM)代表の森良さんの『地域をつなぐもりもりコーディネイション』(まつやま書房、1500円)の出版記念パーティ&望年会が池袋のがんばれ子供村でありました。

「43歳で独立してNPOの仕事を始めたときすぐに理解したことは、環境とか福祉とかいうテーマが大事なのではなくて、問題を解決できる市民(地域の主体)が育つことが大事なんだということでした」(3頁)、「今日のコーディネイターの隆盛にもかかわらず、その実態たるや足元にすきま風が吹いているお寒い状況です」「この本で述べてきた高い専門性と未来への深い洞察力を持つことをコーディネイターは求められているにもかかわらず、その見返りは乏しいのが現状です」(154頁)として、①地域の基金(ファンド)を確立する。②コーディネイターの相互サポートのネットワークをつくる。③「地域づくりのシンクタンクをつくることが提案されています(154~159頁)。首都圏、東上線沿線の地域ですばらしい活動を展開している方たちに知り合え、望年にあたり期するところがあり、楽しい3時間でした。

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