岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2025年08月

池に水が入る 8月30日

今日の鳩山アメダスの最高気温は40.3℃(14:18、全国2位)、酷暑日です。熊谷市は40.2℃で全国3位でした。
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田んぼに入山沼の水が入り、岩殿A地区の池にも水がたまりました。充分な水量ではありませんが、池の生きものもしばらくは安泰でしょう。池に日陰ができるように板を掛けました。
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枯死木・衰退木をマーク 8月29日

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IWADONO Fridays 参加者は新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの11名。コナラやヤマザクラの枯死木、樹勢の衰えている衰退木をマークしました。協定エリアで30本ありました。枯死木の伐採や倒木によって林冠にギャップができ、林床が明るくなった斜面に生えているパイオニアプランツのクサギを刈りとりました。新井さん、江原さん、片桐さんはC地区で刈り草の焼却、作業道下に落ちた伐採残材の片付け等をしました。今日も猛暑です。鳩山アメダス最高気温36.7℃(15:14、全国3位)でした。


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雷雨で停電 8月27日

夕方6時頃激しい雷雨がありました。東松山市内では停電が発生し、熱中症対策として市役所1階市民ホールが2時間ほどクーリングシェルターとして開設されました。
鳩山アメダスでは27日積算降水量は0,5㎜です。埼玉県川の防災情報から市内、鳩山町役場、毛呂山町役場の27日の累積雨量を調べてみました。秩父市、ときがわ町、小川町の観測地点では雨はなかったようです。
坂戸市内には観測地点はありません。坂戸市青木では午後6時半ごろ突風が発生し、養鶏場の鶏舎2棟が屋根を飛ばされるなどして全壊。当時、埼玉県全域に竜巻注意情報が出ていましたが、熊谷地方気象台では竜巻ではなく、積乱雲から吹きおろす気流が地面に衝突したあと水平に吹く「ダウンバースト」か、冷たい空気の塊が地表を広範囲に進む「ガストフロント」の可能性が高いと発表しています(NHK首都圏NEWSWEB「埼玉 坂戸 突風 “ダウンバーストかガストフロント”気象台」)。
27日の鳩山町アメダスの日最高気温は38.9℃(10分値)ですが、1分値では39.4℃(13時7分)で全国1位、26日は37.4℃で全国4位でした。
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※東松山市内
岡排水機場(岡845)8㎜、松山第2小学校(東平519)23㎜、東松山県土整備事務所(六軒町5)24㎜、荒川上流河川事務所(高坂973-3)5㎜、白山中学校(白山台17)3㎜
※東松山市外
鳩山町役場(大豆戸184)5㎜、毛呂山町役場(中央2-1)16㎜

ヌスビトハギ(マメ科)
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センニンソウ(キンポウゲ科)
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岩殿A地区の池に水を入れる 8月27日

夕方、雷雨がありました。午前中、岩殿A地区の水たまりとなっている池に、軽トラで運んできた井戸水120リットルを入れました。旱天で田んぼも水路も干上がってしまい、入山沼~九十九川までのエリアでメダカが見られるのはA、B地区の池のみとなっています。
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水をいれるとメダカが泳げるようになりました。トンボが産卵しています。ヤゴはメダカを捕食するのでメダカにとっては天敵です。暑さを避けて隠れていたカエルが現れて、ヤゴを捕まえて食べていました。オタマジャクシはメダカの稚魚を食べることがあるそうです。ドジョウ、タニシ、ザリガニもいます。小さな水溜まりの中で食べる・食べられる関係が鎖のようにつながっています(食物連鎖)。

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27日(左)と28日(右)の正午に撮影。夕方の降水量はC地区で3㎜程度。

タコノアシ(タコノアシ科)
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猛暑が続く 8月26日

猛烈な暑さが続いています。今日は新井さん、江原さん、金子さんが朝から作業をしました。
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今日の鳩山アメダスの記録では、気温が30℃を越えている時間帯は午前9時~午後8時。埼玉県(緯度:35.8500° 経度:139.6500°)の日の出入りの時刻は26日現在午前5時8分、午後6時18分と計算されているので、作業は夕方ではなく、早朝に始めるのが良さそうです。

南向斜面、作業道~無名沼ロ号の斜面の伐採残材が片づいてきれいになりました。
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岩殿A地区の池の水が僅かになり、このまま雨が降らないと、池のメダカはピンチです。
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エノコログサの茎にツノトンボの卵
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2012年8月11日に岩殿でつかまえたツノトンボの写真がありました。
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ツノトンボはトンボではなく、岩殿C地区のテーブルの下にいるアリジゴクと同じウスバカゲロウ科の仲間です。
成虫も幼虫もトンボ同様の肉食昆虫だが、幼虫はヤゴと違って陸生で、アリジゴクのような巣は作らないが、体形はアリジゴクによく似ている。変態の仕方にも違いがあり、幼虫から成虫になる直前に脱皮するトンボに対して、ツノトンボは蛹(さなぎ)になってから成虫になる。蛹を経るツノトンボのグループは、蛹を経ずに成虫になるトンボより少し後(あと)に地球上に出現したと考えられている。(科学技術振興機構サイエンスティーム「サイエンス読み物」から)

緑陰で作業 8月24日

P8240011IWADONO Sundays. 参加者は金子さん、木庭さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、Hikizineの9名。鳩山アメダスの日最高気温’(10分値)ではなく、日最高気温ランキング(全国、1分値)では、8月15日37.6℃(3位)、17日37.9℃(1位)、19日38.5℃(1位)、20日38.1℃(5位)、21日39.3℃(1位)、23日38.7℃(1位)、24日39.4℃(1位)と猛暑が続いています。


無名沼ロ号は干上がっていました。イ号も次回の作業日まで晴天が続けば同様でしょう。
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暑さを避けて尾根の道の四阿周辺で作業をしました。
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22日の続きで四阿から雪見峠に向けて、10m間隔で標柱杭11本を立てました。
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市民の森の樹木は暑さで弱っています。枯死木、衰弱木を点検し、緑のテープを巻きました。
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ウシガエル(入山沼)
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キクイモ(キク科)(学びの道)
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尾根の道園路付近に標柱杭を立てる 8月22日

IWADONO Fridays 参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、鷲巣さん、Hikizineの6名。学びの道から今年のナラ枯れ被害木がはっきりとわかるようになってきました。
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無名沼ロ号は干上がそうです。
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7月27日に立てた20本の支柱の内、尾根の道~四阿までの9本を標柱杭に置き換えました。杭の長さは60㎝で5本ずつ同色(赤・青・黄・白)のビニールテープを巻いて、地上部は30㎝としました。残りは24日(日)に立てる予定です。
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南向き斜面の裾刈り、笹刈り、林床整理を行い、作業道に下ろした伐採木等を片づけました。
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カシナガの飛来・移住が被害拡大要因 8月21日

東北地方の森林植生マップ_1北東北3県(岩手・秋田・青森)におけるナラ枯れ被害は、近年急速に拡大、特にミズナラやコナラなどのナラ類が多く分布する地域で深刻な影響が出ている。ナラ枯れが発生する可能性の高い地域をあらかじめ把握しておくことは重要。東北地方でナラ枯れの被害が激化しやすい ミズナラ、カシワ、コナラ 、クリ等がどこに分布しているか、ミズナラ、コナラ、ブナ、針葉樹人工林、マツ類、その他を凡例として色分けした植生分布図が作成されている。近藤洋史・斉藤正一「ナラ枯れ被害に対応した東北地方の森林植生マップの作成」(『山形大学紀要(農学)』19巻4号、2025年2月)142頁




東日本でのナラ枯れ拡大、近隣の既存被害地からの移住により分布拡大
東日本の被害地域の拡大
東日本遺伝的グループ分布
2024年11月26日の森林総研プレスリリース「東日本のカシノナガキクイムシの由来を遺伝情報により解明-ナラ枯れがどのように広がったかを理解する手がかり-」によれば、ナラ枯れは2008年頃までは本州中部日本海側の地域(左図:オレンジ色)を中心に発生していたが、その後23年までには東北地方と北海道南端部、関東地方の広い範囲(左図:黄色)に拡大。東日本各地から採集したカシノナガキクイムシのDNA分析を行ったところ、東日本のカシノナガキクイムシには地域による遺伝的な違いがあり、これらはすくなくとも3つの遺伝的グループ(右図:茶色、青色、緑色)に分けられることがあきらかになり、近年、ナラ枯れ被害をもたらしているカシノナガキクイムシの由来は単一ではないことが分かった。


東日本におけるカシノナガキクイムシの遺伝的構造、過去の集団動態モデル図
東日本のカシノナガキクイムシの由来を遺伝情報により解明_2東日本のカシノナガキクイムシの由来を遺伝情報により解明_4左図の円グラフの大きさは解析した個体数(全地域で合計165固体)。円グラフの色は3つの遺伝的グループに由来する割合を示している。分布域が拡大するなかで交錯し、一部地域では交配した集団があることもまた明らかになった。 
それぞれのグループの分布域は拡大しており、近年新たに被害が発生した地点では、近隣の既被害地と遺伝的に同じグループのカシノナガキクイムシが被害の原因となっていた。このことから近年新たに発生した被害の多くは、隣県などの近隣の既存の被害地からカシノナガキクイムシが飛来・移住することにより被害地拡大が起きた結果である可能性が高い。ナラ枯れが発生していない地域では、近隣被害地からのカシノナガキクイムシの飛来を警戒して対策を行うことが重要である。

ナラ枯れは地元のカシナガが起こしている(2011年) 8月20日 

森林総合研究所のグループがナラ枯れの最北端被害地の秋田県から京都府にかけての14地域のカシノナガキクイムシについてマイクロサテライトマーカーにより遺伝子を調べたところ、本州中部を境にして遺伝的組成が大きく異なることが判明しました(プレスリリース2011年1月31日「ナラ枯れは『地元』のカシノナガキクイムシが起こしている-遺伝子解析が示すナラ枯れ被害拡大の要因-」)。これは現在のナラ枯れ被害は、気候変動等により本州南西部のカシナガが今まで生息していなかった本州北東部に分布を広げた結果ではなく、ナラ類が燃料として利用されなくなり大径木が増えたことなどにより、各地のカシナガが大発生しやすくなったことに原因があることが強く示唆されます。また同じ地域の中でも場所が離れると遺伝的に遠くなることから、大発生したカシナガが近隣に移動し、その場所の個体群と交配しながら大発生し、さらに近隣の場所へと少しずつ分布を拡大しているためと推察されます。
森林総研20110131プレスリリース_1ナラ枯れ被害対策マニュアル図ナラ枯れ被害対策マニュアル図2

鳩山アメダス38.5℃ 8月19日

鳩山アメダスの今日の最高気温は38.5℃でした。猛暑の中、新井さん、江原さんが作業しました。
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江原さんは無名沼ロ号付近の作業道脇の伐採残材片付け、新井さんは昨日に続いて市民の森の下草刈りをしました。お疲れ様でした。
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イノシシのラッセル 8月18日

イノシシが岩殿C地区の土水路沿い、作業道などで地面をラッセルしていました。
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薪棚の雨水溜めの土水路に置いていた伐採残材などH地区に搬出しました。
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入山沼堰堤付近の落枝も片づけました。
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尾根の道の上り口付近の作業道わきにモンスズメバチの巣がありました。22日に巣穴を塞ぎました。
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協定エリアの照度を測る 8月15日

IWADONO Fridays 市民の森定例活動日。参加者は新井さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの8名。今日も日差しを避けて協定エリアで照度計の使い方など学習しました。安いものなので測定値はそれなりだとしていますが、2台の測定値が同じことがほぼないことも確認しました。
テーブルやイスのある活動拠点のクヌギの樹液に集まっているハチ(A)、谷の道のヤマザクラの地際の樹洞に巣を作っているハチ(B)を、腹部末端節の色、頭楯[とうじゅん]の突起の数、腹部単眼の周囲の色、服胸部の後ろにある小楯板[しょうじゅんばん]の色を観察して、Aはオオスズメバチ、Bはモンスズメバチと同定しました。
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8月26日に巣があった洞を塞ぎました。
当ブログの23年9月27日記事21年10月29日記事

※岩殿C地区のイヌホオズキに似た仲間(イヌホオズキ? アメリカイヌホオズキ?)

香川県ナラ枯れ防除対策方針 8月11日

香川県では2019年8月に、小豆島町安田地区など3箇所でコナラ等が枯死している箇所が確認され、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所(森林総研)による鑑定の結果、同年9月10日に「ナラ枯れ」と判明し、県内で初めての発生となりました。『香川県ナラ枯れ防除対策方針』は20年12月1日か香川県内に適用されている方針で、その構成は、はじめに、防除対策の基本、二次的被害の防止、地域区分に応じた対策の実施、具体的な防除対策、共通事項等からなっている。
香川県ナラ枯れ被害に注意!チラシ
香川県ナラ枯れチラシ_1香川県ナラ枯れチラシ_2

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被害拡大期間:カシナガが例年羽化する期間で、その前後の余裕期間を加えた6~10月をいう。

●はじめに
 ナラ枯れとはナラ菌と媒介昆虫カシノナガキクイムシによる伝染病。
 森林病害虫等防除法(1950年法律第53号)による法定害虫で県市町が連携して防除。
 防除実施主体が効果的、効率的な防除対策を講じるための基本的な考え方を示す。

●防除対策の基本、二次的被害の防止
 高齢化した二次林が多く、ナラ枯れ被害を受けやすい。
 被害地外周、飛び火的被害拡大を抑制する。
 急速な被害の拡大が森林の持つ多面的機能の確保に影響を及ぼす。
 枯れ枝の落下、倒木による人的・物的被害
 住宅や道路・電線等のライフラインへの二次的被害。
 被害状況に応じた適切な防除対策を行い、安全・安心な県民生活確保。

●地域区分に応じた対策の実施、具体的な防除対策
 ・県内の森林を被害地・未被害地・保全するコナラ・カシ等の森林等に区分。 

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 地域区分別の主な防除対策

 被害地における対策

 ・未被害地域との境界周辺の枯死木を優先的駆除。
 ・穿入生存木は二次的被害の原因とならない限り原則放置、
 ・樹液の流出量が少なく、大量の木くずを出している場合は、駆除実施。
 ・ナラ枯れ被害は発生から4~5年で被害がピークに達し、その後、被害が収束。
 ・被害地においては、収束するまで監視を行い、防除を継続。
 ・被害が目立たなくなってからも状況確認を継続。
 未被害地における対策
 ・被害地に近接した地域の重点監視。
 ・被害が発生した場合は、被害地に準じた駆除を実施
 ・飛び火的な被害が発生時は、枯死木及び周辺の穿入生存木も含め、集中的に防除。
 保全するコナラ・カシ等の森林における対策
 ・天然記念物、景勝地、災害防止機能を持つ森林など、県と市町が協議、選定。
「保全するコナラ・カシ等の森林等」とは、「ナラ枯れ」の被害を受けることにより、次のような状況が危惧される森林又は樹林・樹木をいい、県と市町が協議の上、選定するものとする。① 天然記念物等の重要な樹木及びそれらと一体として管理された森林、又は、地域の貴重な樹林・樹木で、その生態系・樹勢等に著しい影響を受けるおそれのあるもの、②森林公園や景勝地等不特定多数の県民等が利用する森林で、その景観が著しく損なわれるおそれのある森林、③土砂流出防止等の森林の持つ災害防止機能が著しく失われるおそれがある森林。
 ・未被害木には単木的な予防的防除(樹幹注入、ビニール被覆、予防伐採等)。
 ・枯死木には駆除(伐倒くん蒸・立木くん蒸等)。
 ・穿入生存木については駆除または翌年の感染源にならぬようにビニール被覆。
 ・土砂流出のおそれがある場合は広葉樹等の植栽等により森林の機能回復を図る。
 保全するコナラ・カシ等の森林等の周辺の森林
 ・保全する森林への被害拡大抑制のため、枯死木・被害木の伐倒くん蒸・立木くん蒸。
共通事項
 ・防除のための体制づくり、情報収集・共有、監視体制の強化。
 ・被害材を利用する場合の3つの原則
  ①被害材を「被害地域」から「未被害地域」に移動させない。
  ②被害材と未被害材を混在させない。
  ③被害材を薪利用する場合は、カシナガが成熟する3月までに割材を終えておく。
  ※薪として移動させる場合は、カシナガの活動する「被害拡大期間」の後とする。
 ・被害木を伐採する場合の3つの原則
  ①被害拡大期間にコナラやシイ・カシ類の未被害木の伐採を行わない。
  ※カシナガを誘引し、周辺に被害を広げるおそれ(駆除目的と危険回避の場合を除く)。
  ②被害木を伐採し、そのまま残置する場合:長さ50cmに玉切りし、現地に地伏せ
  ※材の乾燥を促進し、カシナガの生息密度を減らすため。
  ③被害木を伐採した後の根株:原則として、地際から10cm以下となるように処理。
  ※根株は被害木の中で最もカシナガの生息密度が高い部分であるため。
防除対策指針の見直し
 県内の被害状況、新たな防除技術の開発等に応じ、必要があれば見直す。

ボランタリーな活動日 8月8日

IWADONO Fridays. 今日は第2日曜日の前の金曜日なのでボランタリーな活動日です。参加者は新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、鳥取さん、Hikizineの5名でした。
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香川県のナラ枯れ被害 8月7日

香川県では2019年、小豆島町においてナラ枯れか確認され、その後23年度までに4市6町に被害が拡大しています(香川県HP>「ナラ枯れ」の発生について)。小豆島の土庄町[とのしょうちょう]と対岸の岡山県玉野市までが約10㎞、四国の香川県高松市までが約3㎞です。

香川県のナラ枯れ被害状況(2019~23年度)


小宅由似・小林剛・河合洋人・ 土手美恵・ 石塚正秀・山本高広・後藤秀章「香川県の里山林におけるナラ枯れの初期過程と枯死木の早期除去を目的とした皆伐の状況」(日本生態学会第72回全国大会ポスター発表、2025年3月)

香川県では2019年度よりナラ枯れによるブナ科樹木の集団枯死が報告され、2023年度までの被害材積は4500㎥にのぼる。ナラ枯れで集団枯死するブナ科樹木には林冠構成木が含まれるため、森林景観を大きく変化させうる。また、大きな落枝も生じるため、林床環境の変化が見込まれるほか、公園など付近で人の利用がある林分で被害が発生した場合は枯死木の早期の除去が求められる。このためナラ枯れの被害拡大の特徴や集団枯死発生後の植生の変遷を追跡する必要があるが、蓄積されている知見の多くが草食動物による林床植生の被食圧が高い状況下のもので、ナラ枯れそのものが森林景観や植生遷移に与える影響の評価は進んでいない。……

日本森林学会の『森林科学』103号(2025年2月)に小宅由衣[おやけゆい]さんの「ナラ枯れで森がうごく -香川県で拡大するナラ枯れ- 」(シリーズ うごく森45)が掲載されています。最新号なので現在はJ-STAGEからは無料では見られません。うごく森は『森林科学』47巻(2006年)から連載されているシリーズで、森がうごくとはどのようなことなのか興味もあって購入しました。

森林科学№103(2025年2月)

小宅由衣「ナラ枯れで森がうごく -香川県で拡大するナラ枯れ- 」 

・「ナラ枯れ」とはなにか?
・「ナラ枯れ」には黒幕と立役者がいる
  黒幕:ナラ菌 立役者:カシナガ
・カシナガの特徴
・カシナガの穿入に遭いやすい木、ナラ枯れで枯死しやすい樹種
・香川県におけるナラ枯れの状況
・ナラ枯れが生じやすい林分では何が起きる?

  林冠構成種の枯死、倒木により林冠にギャップが生まれる

    →森林の更新(ギャップ更新)

  林業被害、安全に関する被害、土砂災害のリスク

  獣害によるギャップ更新遅延

・まとめ

 ナラ枯れは、それ単体では自然現象の範囲といえるものですが、被害を受ける樹種が人の暮らしに身近なブナ科の樹木であることから、社会に与える影響が大きいことが課題であると考えられるようになってきました。
 一方で、ナラ枯れにより森林は様変わりし、人間社会も影響を受けます。これらの影響の大きさや期間の長さは、どれほどがカシナガとナラ菌によるもので、どれほどが他の要因によるものなのかは、まだ切り分けができていません。
 どの程度、ナラ枯れに対策を取るべきなのかなど、今後の研究によって判明していく部分も多い。まだまだ研究途上の分野です。

高橋誠・久保田正裕「新シリーズ「うごく森」をはじめるにあたって」(『森林科学』47巻64頁)

……木も自分自身の個体としての生存、あるいは種としての存続を確保するための様々な努力をしています。その中には、先に述べたような実生の消長や開花、結実のように、人間の五感で容易に認識できるプロセスもあれば、人間の五感ではなかなかそれと実感できない空閤スール・時間スケールで進むプロセスもあります。樹木の個体としての生存、種としての存続を確保するためのプロセスとして、地史的な時閤スケールでの分布域の変遷や天然更新の際の花粉や種子による散布、昆虫や鳥類、動物との相互作用、菌類などとの共生、乾燥や高塩濃度といった劣悪な環境への適応、環境条件に応じて表現型を変化させる可塑性、個体の寿命や繁殖能力に関わるような遺伝子の働きやその挙動など、多様な側面を挙げることができるでしょう。ここでは、それらを樹木あるいはその集合体としての森林(もり)の「動的」な側面と形容したいと思います。
新シリーズ「うごく森」では毎号異なった専門的な視点で森林と向き合っている研究者の方々に原稿をお願いし、樹木や森林の「動的」な側面をさまざまな角度から紹介していきたいと考えています。このシリーズを通して、読者の皆さんが森林への理解をより深めていただければ、このシリーズを企画した編集委員として幸甚です。……


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高知県高岡郡梼原町にある鷹取山のナラ枯れ被害
四万十森林管理署主任森林整備官齋藤充治・業務グループ係員原口翔吾「鷹取山におけるナラ枯れの現状について」(四国森林管理局『四国森林・林業研究発表要旨集』2023年1月18日)
四国森林・林業研究発表要旨集_1四国森林・林業研究発表要旨集_2
伊藤昌明・佐藤重穂・梶村恒「高知県鷹取山植物群落保護林においてエタノールで誘引された養菌性キクイムシ類」(『森林総合研究所研究報告』6巻4号 (No.405)、2007年12月)のキクイムシ科11種のリストにはカシノナガキクイムシは記載されていない。

森林資源を未来へつなぐ町(内閣広報室、2021年7月)

森林資源に恵まれた高知県梼原町(ゆすはらちょう)では、地元住人と自治体が一体となり、循環型社会の実現を目指している。

標高1455メートル、雄大な四国カルスト高原に位置する高知県梼原町は周囲を森林に囲まれた人口約3300人の町である。カルストとは、雨による浸食などによって石灰岩が地表に現れている地形のことで、標高の高い四国カルスト高原にある梼原町はそのイメージを「雲の上の町」と表現している。町には、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」の主会場である新国立競技場の設計などで知られる建築家・隈研吾さんの設計による施設*が六つある。それらは、町の緑豊かな森林と美しく調和している。“自己主張するのではなく、周囲の環境に溶け込むような建物を建てる”という隈さんの有名なコンセプト「負ける建築」は、梼原町の一連の建築の原点となっている。……

1950年から70年の日本の高度経済成長期の住宅需要が落ち着くと、次第に日本の林業は衰退し始めることとなった。町面積の91パーセントを森林が占める梼原町も例外ではなかった。梼原町は森林資源の活用と保全に関して見直しのため協議を重ね、2000年に「森林づくり基本条例」を策定、森林の有する機能の高度発揮と林業の持続的な発展を基本理念とし、森や水の資源を守り、人と自然の共生を高めるための森林再生に多角的に取り組んできた。その年の10月には、全国に先駆けて梼原町森林組合が「FSC認証」(適切に管理された森林を評価する国際制度)を取得するなど、適切な森林管理による持続可能な林業経営に取り組んでいる。……

町は、山間の地形を生かした風力発電、小規模水力発電を町営で行い、その売電益を基金として、町の森林管理事業に給付金を交付している。さらに、間伐材や未利用となる端材は圧力を加えて固形燃料(木質ペレット)に加工し、民間施設のボイラーや公共施設の冷暖房機器の燃料として活用されている。
梼原町は、2050年には温室効果ガス排出量70パーセント削減、吸収量の4.3倍増(1990年比)、地域資源利用によるエネルギー自給率100パーセント超を目標に掲げ、木質バイオマスのエネルギー利用など先進的な取組を行ってきている。地域の資源を循環させるこの仕組みは国からも高く評価され、2009年には政府が選定する「環境モデル都市」に選定された。
喫緊の課題は、林業技術の後継者の育成だ。梼原町は林業に携わる若者の交流の場を設け、林業技術の習得を図る場づくりの他、町外から技術を学ぶ移住者を募り、現在、2名を受け入れている。

地元の人材の活用にも力を入れており、ガイドによる現代人を癒す森林浴体験プログラム「森林セラピーロード」の整備を始め、郷土料理でのおもてなしや、民泊などにも取り組んでいる。……

※『雲の上の町 ゆすはら』(檮原町HP)から森林セラピーの取り組みセラピーロードパンフレット1同2モデル住宅によるLCCM住宅の普及森林資源の循環利用など。

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青木ノ入の除草 8月6日

青木ノ入の西側の果樹園の除草を夕方、須田さんがしました。
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大学からここに来るまでの途中で夕立が降りはじめたのではないかと思います。
東松山市の北部では落雷があったようですが、ここでは遠くで雷が鳴っているのが聞こえていました。

夕立がある 8月6日

夕方、青木ノ入で道際の草刈りをコードでしている時に雨が降りだしました。須田さんは、雨の中、刈払機を用意して青木ノ入の果樹園の草刈りをしました。
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午後7時30分から20分間ほどでしたが、久しぶりのお湿りです。地面が猛暑で乾ききっていて、入山谷津では短時間でしたが湯気がたっているような感じでした。松山地区ではたたきつけるような雨だったそうです。
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雨雲レーダー(tenki.jp 8月6日17:00と18:00)
8月6日17時8月6日18時

鳩山アメダスの8月6日の記録
では、日積算降水量は0.0㎜ですが、気温は17:00は34.1℃→18:00は27.6℃、日最低気温は24:00で25.4℃です。
鳩山アメダス20250806

ミニ田んぼの水 8月6日

日照りが続いて入山谷津の田んぼはカラカラに干上がっていましたが、4日夕方に田んぼ耕作者が入山沼のバルブを弛め、5日、6日夕刻まで水を流して谷津の田んぼに水が入りました。ミニ田んぼはもらい水をしましたが漏水している所があるらしく水尻まで充分な水量は確保できていません。
3日
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5日
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イネは出穂、開花しています。

6日
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7日
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最高気温 伊勢崎41.8℃、鳩山41.4℃、熊谷40.7℃ 8月5日

太平洋側は高気圧に覆われて晴れ上がり、山越の温かい風が吹き下ろすフェーン現象の影響も加わり、関東地方の内陸部で日中の最高気温は群馬県伊勢崎で41.8℃を観測して国内の過去最高を更新。埼玉県内では、鳩山町41.4℃、熊谷市40.7℃、所沢市、秩父市40.0℃を記録。最高気温が40℃以上の14地点はすべて関東地域、全国289の観測点で35℃以上の猛暑日となった。
ウェザーニュース20250805

伊勢崎のアメダス(8月5日)
伊勢崎アメダス20250805

鳩山のアメダス(8月5日)
鳩山アメダス20250805


入山沼堰堤~学びの道の草刈り 8月5日

須田さんが入山沼堰堤~学びの道の草刈りをしました。
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E地区上段の草刈り 8月5日

夕方、岩殿E地区上段の草刈りをしました。須田さん、お疲れさまでした。
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青木ノ入果樹園の草刈り 8月5日

須田さんが青木ノ入の果樹園の草刈りをしました。
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休憩スポット周辺の片付け 8月4日

夕方、岩殿C地区のテーブル・ベンチ、土水路の周辺の片付けをしました。
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日が落ちて真っ暗になったので、写真は5日早朝に撮ったものです。

岩殿A地区の草刈りを始める 8月3日

岩殿A地区のミニ田んぼの上の草刈りを夕方しました。
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ミニ田んぼは水が涸れてヒビが入っています。
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僅かな水でも田んぼに入るように水口をあけておきました。

岩殿C・F地区の草刈り 8月1日

IWADONO Fridays. 参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの10名。
谷津に強い日差しがないので、岩殿C地区・F地区、駐車場~作業道下の土水路、無名沼ロ号堰堤の草刈り、伐採残材・刈屑などの片付けをしました。
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※休憩時の話題 南アルプスジオパーク 
    YouTube 14:12 南アルプスジオパークチャンネル 2016年3月、伊那市製作


 南アルプス(赤石山脈) 南部フォッサマグナ
日本アルプス南アルプス4大河川南アルプスの山系
北アルプス(飛騨山脈)、中央アルプス(木曽山脈)

南アルプスジオパークA南アルプス北部

伊那谷から見た中央アルプス・南アルプス

中央自動車道伊奈IC西方から見た南アルプス
伊奈IC西から見た南アルプス
南アルプス学術総論(南アルプス世界自然遺産登録推進協議会・南アルプス総合学術検討委員会、2010年3月)
南アルプス概論 長野県版(南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会・南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会学術調査検討委員会、2012年2月)

板山露頭(伊那市高遠町長藤) 中央構造線が見られる露頭
板山露頭_1漫画で学ぶ南アルプスジオパークf_1漫画で学ぶ南アルプスジオパークf_3漫画で学ぶ南アルプスジオパークf_2


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