岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2025年07月

学びの道下斜面の草刈り 7月31日

連日の猛暑です。学びの道と岩殿D地区との間の斜面の草刈り。ありがとうございます。
鳩山アメダス20250731
P8010010P8010011P8010056

草刈り、刈り草搬出 7月30日

7時半集合で、新井さんとHikizineで作業しました。作業道、岩殿C地区の草刈り、H地区に刈り草の搬出をしました。
P7300070P7300075P7300098

P7300056P7300060P7300078

P7300105P7300074P7300055
今年、新しく植えたミョウガ畑の草取りもしました。

学びの道下斜面の草刈り 7月27日

この間、須田さんがミニ田んぼの除草、畦の草刈り、D地区下段と学びの道下の斜面の草刈りなどをしました。猛暑の中、お疲れ様でした。
P7280015P7290112

P7290113P7290108

枯死木伐倒、片付け 7月27日②

18日の枯死木の伐採時に隣接木に枝がらみして折れた枝がぶら下がった状態になっていましたが、鳥取さんが樹上作業で掛かっている枝と伐採時に支障となりそうな枝を切り落とし、木谷さんがその木を伐倒しました。
26382_026384_026385_026387_0

26388_0P7270102P7270103

午後、作業道下の斜面、谷底におちた伐採木の条枝等を江原さんが片づけました。
P7270104P7270119

P7270097P7270094

玉切りしたものはC地区に運びました。
P7270099P7270117

P7270091P7270096

28日朝、新井さんは薪割りをしました。
P7280007P7280006

園路付近に標柱杭設置準備 7月27日①

IWADONO Sundays. 参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、鳥取さん、平井さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの10名。
保全協定エリアの地図上で作業現場・範囲の確認ができるように、市民の森園路の尾根の道付近に杭を設置することになり、今日は10メートルおきに目印の支柱を20本立てました。
20250727P7270105P7270106

P7270112P7270113P7270115

自然観察園で伐ったクサギや作業道の落枝などを軽トラで岩殿H地区に運びました。
P7260034P7270085P7270092

P7270087P7270089P7270090

カラスウリ(ウリ科)の花 早朝、学びの道にて
P7270044P7270048P7300013

P7270045P7300027P7270049

キノコのホダ場を移す 7月25日 

IWADONO Fridays. 参加者は新井さん、江原さん、金子さん、鳥取さん、細川さん、Hikizineの6名。ナラ枯れ枯死木の落枝で遮光ネットが傷ついたキノコのホダ場。また落枝がありそうなので再建せずに場所を移すことにしました。
P7250022P7250023

P7260025P7260027

P7250018P7250025

P7260022P7260030

炎天下の作業を避けて、無名沼ロ号の上の作業道路肩の片付け、C地区の草刈り、19日に伐った自然観察園のクサギの枝を短く切ってまとめるなどしました。
P7260017P7260018

P7260019P7260020

P7260036P7260034

「カシナガトラップを用いたナラ枯れ被害軽減の試み」(岡山県) 7月23日

TWC被害軽減の試み1カシナガトラップを用いたナラ枯れ被害軽減の試み」は2024年2月14日に開催された岡山県森林研究所の23年度研究成果発表会の展示ポスター(発表者:専門研究員三枝道生さん)です。研究成果をまとめたものに『ナラ枯れに強い森林を目指して-誘引捕殺資材を利用したナラ枯れ対策-』(岡山県農林水産総合センター 森林研究所、2024年4月)もあります。広域を対象としたナラ枯れの効率的な防除技術を確立するとともに、被害発生源となるカシナガの繁殖木の効率的な探査技術及び方法を確立することを目指した「ナラ類集団枯損についての調査研究」(2019~23年度)の研究成果です。


背景と目的
 ナラ枯れとは
  TWC被害軽減の減みA1
 岡山県におけるナラ枯れ被害の推移
  TWC被害軽減の減みみA2
研究内容と成果の一例
 カシナガトラップ(KMC)
  TWC被害軽減の減みB11
 KMCを用いたナラ枯れ被害軽減対策
  TWC被害軽減の減みB12
 調査結果
  TWC被害軽減の減みB2
結果の活用
 効果 注意点
  TWC被害軽減の減みC

『ナラ枯れに強い森林を目指して』(岡山県) 7月22日

市民の森では21年7月にナラ枯れ被害木の発生を確認して以来、21年度は粘着シートのカシナガホイホイ、22年度はペットボトルトラップとクリアファイルトラップ、23、24年度はカシナガトラップを設置して、ナラ枯れ対策に取り組んで来ました。今年度はトラップの設置をしていませんが、広く知見を集めて情報を共有し、防除の取り組みを続けます。

ナラ枯れに強い森林を目指して_01
目次
1.ナラ枯れとは
2.岡山県におけるナラ枯れの発生状況
3.カシナガの穿孔を受けた木の様相
4-1.ナラ枯れに強い林分への誘導技術の検討
 資材紹介:カシナガトラップKMC
4-2.誘引捕殺資材(カシナガトラップKMC)によるナラ枯れ対策の実施上の注意点
5.地域で実施するナラ枯れ対策について
6.IPMという考え方
参考1 ナラ枯れ被害木でみられるフラス
参考2 ナラ枯れ被害木の探し方
参考3 主要な防除方法(誘引捕殺資材を除く)
カシナガトラップKMCの期待される効果
トラップ設置木
• 集まってきたカシナガを捕虫することで、穿孔数の増加が緩やかになり、マスアタックの発生を抑制、枯死を回避。
• ペアリングを抑制することで集合フェロモンの発生期間が長くなり、誘引効果を持続する効果が期待できる。
周辺木
• トラップ設置木への誘引効果を長期化することで、穿孔時期の遅延や被害強度の軽減により、枯死を抑制。
誘引捕殺資材(カシナガトラップKMC)によるナラ枯れ対策の実施上の注意点 
設置期間
 ◎5月中旬~捕虫数が落ち着く時期(9月中旬頃)
 ・カシナガの飛翔前に設置する。カシナガの飛翔数の多い8月中旬を過ぎると新しくマスアタックが発生する可能性は低くなるが、捕虫数が多い場合は引き続き設置をしておくことが望ましい。
設置木の選定
 ◎林冠の開けた明るい箇所にある、周辺木より大きい木を選ぶ。
 ◎生きている木を選ぶ。
 ・カシナガは枯死木には穿孔しない。
設置木の周辺環境
 ◎周辺に灌木や背の高い草が生えている場合は、刈り取る。
 ・カシナガは木に近づくときに、周辺をホバリングするため、開けた環境を好む。
 ◎木に巻き付いたつる性植物を取り除く。
 ・カシナガが資材に近づく妨げになったり、捕獲されたカシナガが脱出する足掛かりになる。
資材の設置方法
 ◎資材はしっかり組み立てる。
 ・捕虫器のふたが開いていたり、接続部が外れていると、捕獲されたカシナガが設置木の根元に集められて、設置木がマスアタックを受ける原因となる。
 ◎できるだけ地際まで設置する。
 ・カシナガの穿孔跡は幹の低いところに多く、その周辺を飛んでいるカシナガを捕獲するため。
管理方法
 ◎定期的に資材を見回りを行う。
 ・捕獲ビンを取り換え
  ・捕獲された虫の量が捕獲ビン内の液面を超えると脱出の原因となる。また、雨水が混入し放置すると捕獲虫が腐敗し、誘引効果低減の原因となる。
 ・資材の不具合の確認、補修
  ・落ち葉等が入っているとそれを足掛かりに虫が脱出する。
   風雨等で資材が外れているとマスアタックの原因となる。
☆見回りをすることで、マスアタックの発生等の異変を早い段階で発見でき、枯損回避に向けた対策の検討・実施が可能になる。
ナラ枯れ対策の考え方の例
 ◎人的な被害発生の予防
  ・人や自動車等の往来が頻繁な箇所
   例:市中の公園、居住地の裏山、道路沿線(街路樹、分離帯)、自然公園の遊歩道、キャンプ場、登山道 等
  ・災害を助長する恐れがある箇所
   例:河川沿線、ハザードマップ(土砂災害)想定区域 等
 ◎景観、地域特有の優先的な保護を要する個体や地域
   例:観光資源(新緑、紅葉、トレッキング)、市町村等指定記念物、社寺有林、鎮守の森、文化財周辺林 等
 ◎産業資源の保護、有効利用
   例:きのこの原木採種林、薪炭林、
     未被害地域における被害発生前の資源利用 等
IPM
 ナラ枯れを含む病虫獣害には、単一の対策では十分な効果を得られず、いくつかの方法を組み合わせたほうが効果的であることがある。防除対策の目的や地域住民の意向、対象面積や実施人数等にあわせた、効果的な被害管理を実施する。
ナラ枯れ被害木でみられるフラス
 ①繊維状:オスによる母孔掘削期
  木の繊維を引きちぎって排出しているため繊維状を示す。
 ②綿くず状:親世代による繁殖準備期
  メスが飛来し、母孔を延長して巣を拡張している段階。メスが持ち込む酵母菌等が付着し、木くずがまとまって綿くず状を示す。
 ③粉状:繁殖期
  繁殖活動が始まっており、幼虫等の排泄物が中心。
カシナガトラップ以外の主要な防除方法
 ◎伐倒燻蒸処理    被害木を伐倒・集積し、燻蒸剤で殺虫
 ◎伐倒粘着資材処理    薬剤使用が制限される地域向け
 ◎立木燻蒸処理    立木のまま燻蒸剤を注入
 ◎立木シート巻き    ビニール・粘着シートで新成虫の拡散防止
 ◎殺虫剤散布    飛翔前に幹へ殺虫剤を散布

伐倒燻蒸処理:被害木を伐倒集積し、ビニールシート被覆をした状態で、燻蒸剤を用いて殺虫処理を行う方法。燻蒸期間は使用する薬剤によって明示されているが、カシナガの脱出が収まる秋まで静置が可能であれば、シートによる脱出抑制効果も期待できる。
☆根株からの新成虫の脱出が多いので、必ず処理する。
伐倒粘着資材処理:薬剤による防除対策が規制されている地域で、伐倒燻蒸処理と同様の手法で実施できる方法。集積した被害材の上部に粘着資材を設置して、ビニールシートで被覆する。設置期間はカシナガの脱出前~脱出が収まる秋まで。ビニールシートによる脱出抑制効果を期待する方法であるが、ビニールシート内に発生したカシナガを粘着資材で捕獲することにより、シートの破損や設置時の瑕疵により脱出のリスクを軽減させる。
☆根株からの新成虫の脱出が多いので必ず処理する。
立木燻蒸処理:対象木を伐倒せずに立木のままで燻蒸剤を注入処理する方法。伐倒、集積工程がないため、伐倒燻蒸処理や伐倒粘着資材処理と比較して、短期間で多くの本数を処理することが可能であるが、手の届く範囲までしか防除できない。穿入生存木に処理をすると、燻蒸剤の影響で枯死する可能性が高いため、穿入生存木への利用は推奨しない。
立木シート巻き:薬剤による防除対策が規制されて立木燻蒸処理ができない地域で伐倒せずに処理できる方法。被害木から新成虫が周囲に拡散するのを予防する。ビニールシートや粘着シート(粘着面を内側にする)を使用する。地際部や根鉢部からの新成虫の脱出が多いため十分被覆する。粘着シートを使用する際は、樹皮に接着すると十分な捕獲効果が期待できないため、樹皮と粘着面の間に少し空間をあけるように設置する。穿入生存木に処理すると、新たな木に移動できないカシナガが、再穿孔して枯死する恐れがあるため、穿入生存木への処理は粘着シートを選択するか、他の方法を検討することを推奨。
殺虫剤による枯死予防:カシナガの飛翔前や穿孔開始初期に木の幹に殺虫剤を散布することで、カシナガの穿孔を抑制する方法。定期的な散布が必要。カシナガを適用害虫として農薬登録されている殺虫剤を使用することを推奨。誘引捕殺資材による対策を行う際に、穿孔数の多い木に散布することで、枯損を抑制が見込める。

岡山県ナラ枯れ被害対策基本方針(21年3月) 7月21日

岡山県内では2009年、鏡野町と真庭市でナラ枯れ被害が初めて確認され、20年度は津山、新見、美作市、奈義、美咲町、新庄、西粟倉村を含む9市町村に広がり、10月末時点で前年度(約4000㎣)の6.5倍(約26,000㎥)が被害を受けています(『津山朝日新聞2021年5月20日)。ナラ枯れ被害の急増に対して、岡山県では未被害地への被害拡大防止と被害に強い森林への転換を目標として21年3月、被害対策の基本方針「岡山県ナラ枯れ被害対策基本方針」を策定しました。
具体的な実施方法として
(1)被害の迅速な把握 航空映像等による被害木の探査、県民からの情報収集等
(2)駆除対策の推進 伐倒くん蒸 、立木くん蒸、伐倒整理(焼却・破砕等) 、誘引捕殺等
(3)予防対策の推進 ナラ類の大径木化がナラ枯れ発生の大きな要因の一つに挙げられていることから、高齢木や大径木の積極的な伐採と利用を促進し、森林の若返りを図る。カシナガの個体数密度を低減し、穿入生存木を増加させることにより、ナラ枯れ被害に強い森林への転換を図るとともに、自然公園や景勝地等の景観上重要な森林などにおいて、被害状況等を踏まえ、予防対策を実施する。 樹幹注入(殺菌剤の注入)、誘引捕殺、被害拡大の恐れのある材の移動の制限等
(4)関係機関との情報共有等 効果的な防除対策を推進するため、国有林、隣接県等との連携を図り、被害情報や駆除対策、試験研究などの情報共有を進めるとともに、倒木、落枝による被害の恐れのある地域での注意喚起を行う。 隣接県との情報交換、被害状況に応じた地域ごとの連絡協議会の設置等

 岡山県のナラ枯れ被害量の推移

岩殿自然園のクサギ伐採 7月19日

無名沼イ号奥、キノコのホダ場西に位置する実生木見本園(岩殿自然園)のクサギを伐り、運び出しました。萼がついているものは蕾や花の観察用に残しました。
P7190004P7190006

P7190007P7190050

P7190024P7190008

P7190010P7190023

キノコのホダ場に架けていた遮光ネットの支柱がナラ枯れ木の落枝で倒れました。
P7190019P7190012P7190017


林床のクサギを伐採 7月18日②

市民の森協定保全エリアの南向斜面の林床で実生のクサギを鎌、鋸、刈払機で伐採しました。
P7180034P7180025P7180026P7180033
萼がついている木が数本あり、緑白色の萼[がく]が蕾[つぼみ]を包んでいます。萼が紅紫色を帯びてくると萼から蕾が伸び出します。

※入山沼の上の谷津では荒れた藪の中でガマズミ(ガマズミ科)の実の赤色が目を引きます。
P7190069P7190072P7190075

P7190064P7190065P7190068

落枝処理、薪棚修理 7月18日①

IWADONO Fridays. 参加者は江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの10名。作業開始前に江原さんが作業道の落枝を処理してくれました。
9339_09340_09370_0

9341_0P71800039371_0

金子さん、木谷さんが強風で外れた薪棚の屋根のつけ直しをしました。
P7180004P7180017P7180019

P7190056P7190057

ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)
北アメリカ原産の多年草。観察用に残していましたが、実がついてきたので伐採しました。
P7180012P7180014

有毒植物に分類されており、若葉をおひたしにして食べたりすると下痢・嘔吐・ジンマシンなどの軽度の中毒症状が出るという(硝酸カリやサポニン)。有毒であることは知っていたが、先般イタリアの植生学者が果実を食べたことがあるといって実を口にした。みんなで止めたが食べてしまった。調べてみると果実は毒ではないとのこと、納得である。……葉は食べられたくないが、果実は無毒であり、鳥さんに食べられて遠隔地に散布していただこうという戦略であろう。……この果実は潰して水に溶くと美しい赤紫色の色水となる。子供の頃、女の子がままごとでこの果実を使って色水を作っていたのを思い出す。ブドウジュースの役目だったのだろうか。英語ではインクベリーと呼ばれ、確かにインクとしての機能はありそうである。……
下線部の「先般イタリアの植生学者が果実を食べたことがあるといって実を口にした。みんなで止めたが食べてしまった。調べてみると果実は毒ではないとのこと、納得である。」が気になったのでヨウシュヤマゴボウの有毒性についてどのように書かれているかネットで探してみました。

ヨウシュヤマゴボウの花粉走査型電子顕微鏡(SEM)で見たミクロの世界大阪教育大学生物学研究室
……花はほとんど目立ちません。果実はブドウのように房になり、黒く熟しますが、アルカロイドやサポニンなどの毒を含むので、食べられません。最悪死に至ります。植物体全体にも毒があります。ままごと遊びなどに使うのはやめましょう。
高等植物:ヨウシュヤマゴボウ自然毒のリスクプロファイル 食中毒 食品 健康・医療 分野別の政策一覧 政策について 厚生労働省
生育地北アメリカ原産ではあるが、帰化植物として国内に広く分布し、市街地などに雑草化しているため身近に見ることができる。……
形態多年草で、茎は高さが1~2mとなり、直立あるいは斜上する。花序は長い柄があって垂れ下がり、茎は紅色を帯び、葉も紅葉し、秋になると1cm程度の果実(液果)は黒熟する植物である。……
毒性成分フィトラッカトキシンphytolaccatoxin:フィトラッカゲニンphytolaccageninをアグリコンとする数種の配糖体(サポニン)の混合物。主成分はフィトラッカサポニン E phytolaccasaponin E 。有毒成分は煮沸により分解される。……
中毒症状:果実と根に有毒成分を含み、食べると腹痛・嘔吐・下痢を起こし、ついで延髄に作用し、けいれんを起こして死亡する。皮膚に対しても刺激作用がある。
発病時間2時間
発生事例患者はヨウシュヤマゴボウの根を採取し、味噌漬け加工を行い、後日それを7名で喫食した。その後、約2時間経過して嘔吐症状、診察を受ける。
採取した患者はキク科「ヤマボゴウ(モリアザミ)」の詳細な知識は無く、類似した名前であるヨウシュヤマゴボウが、市販されている「ヤマゴボウ」材料と誤認、食中毒に至った。
予防対策北アメリカ原産だが、日本には明治初めに渡来し、現在では各地に雑草化している。実を鳥が食べ繁殖し、庭先など身近に見ることができる植物のため注意する必要がある。実が美味しそうなため、幼児が間違って口にするおそれがあるので、人家の近くに生えてきたものは、実が熟す前に刈り取る方がよい。
間違えやすい植物モリアザミ(キク科)は本州、四国、九州に自生し、この根を「ヤマゴボウ」と称し、しょうゆや味噌漬けなどとして売られているが、植物名と商品名がヤマゴボウと言うだけで全く違った植物である。その他にフジアザミなどアザミの仲間も「ヤマゴボウ」として食す地方もあるが、やはり外見が全く違う格好をしているのでよく確認して誤食しないよう注意が必要である。両植物とも特有のにおいや刺激、味はほとんどない。ヨウシュヤマゴボウの花が咲く前の若い株は根の形状が「モリアザミ(ヤマゴボウ)」と似ているので間違いやすい。また、地上部が枯死した冬期が要注意である。
なお、よく誤食を起すのはヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)で、在来種のヤマゴボウなど2種は身近に少なく誤食の可能性は少ないと思われる。
作成藤野廣春(富山大学薬学部附属薬用植物園)・杉村康司(医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター)
有毒植物による食中毒に注意しましょうポスターから(厚生労働省)
 厚労省ポスターA_1厚労省ポスターB_1


畦と畑の草刈り 7月17日

岩殿A地区のミニ田んぼの畦と畑の草刈りを須田さんがしました。
P7180039P7180037P7180036

カシナガ穿入生存木枯死、落枝 7月16日

尾根の道の四阿付近のコナラが枯れました。22年のカシナガ穿入生存木です。
P7160033P7160034

無名沼ロ号近くの作業道に落枝がありました。
P7160013DSC_0005DSC_0002

7月15日の鳩山アメダス記録
20250715

A20250715

学びの道の草刈り 7月16日

7月5日にできなかった青木ノ入の学びの道の西側と耕作放棄地の草刈りをチップソーとナイロンコードでしました。
P7160069P7160070

P7160071P7160068

ボッシュ林に向かう農道側の耕作放棄地はココメガヤツリが群生していました。
P7160004P7160001

P7160003P7160005

岡山県のナラ枯れ被害の拡大 7月15日

市民の森保全クラブの6月の活動日に岡山県のナラ枯れ被害が話題になりました。いつ、どこで、現状など一目でわかる地図などがありましたので掲載しておきます。
岡山県でナラ枯れ始まる(2009年)ナラ枯れ被害拡大(2009~2020)

ナラ枯れの発生状況(岡山県)岡山県地図
岡山県では2008年に初めてナラ枯れ被害が確認され、2013年には被害が減少しましたが、2018年頃までは県北の日本海側に発生地域が拡がりました。、それ以降は発生地域、被害量とも急激に増加しました。2020年がピーク(被害量全国1位)で、その後は被害量は減少していますが、2万㎥以上で高止まりしています。23年時点では岡山市の一部、瀬戸内市、井原市、浅口市、矢掛町などは被害未確認です。

林床の植物観察 7月13日③

渡部さんを講師に、木庭さん、丸山さん、Hikizineの4名で作業道~尾根の道四阿付近まで道沿いの草や木本の実生や稚樹をチェックしました。不用意に踏みつけたり倒したりしないようにダンポール(トンネル支柱)で保護したものもあります。植物名が分からなければモニタリングはできません。スマホで撮った写真に文字入れする仕方を共有しました。
36673_036671_036676_0

36672_036670_036667_0

チェックした植物 復習しましょう!
サジガンクビソウ(キク科)、オケラ(キク科)、キンミズヒキ(バラ科)、ヤブマオ(イラクサ科)、ヒヨドリバナ(キク科)、ゴンズイ(ミツバウツギ科)、コウヤボウキ(キク科)、ハエドクソウ(ハエドクソウ科)、ヤマザクラ(バラ科)、ウワミズザクラ(バラ科)、アオハダ(モチノキ科)、タラノキ(ウコギ科)、オオバノトンボソウ(ラン科)、シラヤマギク(キク科)、ノブドウ(ブドウ科)、エビヅル(ブドウ科)

P7140041
イボタノキ(モクセイ科)、オオバギボウシ(クサスギカズラ科)、ヌルデ(ウルシ科)、ガマズミ(ガマズミ科) 

P7160039P7160037P7160036
ササクサ(イネ科):在来種。中国名は淡竹叶(dan zhu ye)。和名は笹草。葉がササ(笹)に似ていることによる。

6月27日に植えたトウガラシ。サトイモを囲むように植えましたが、サトイモはイノシシ?に食べられてしまったようです。トウガラシは無事です。
P7190030P7180006P7180008

岩殿C地区の排水改良 7月13日②

岩殿C地区のボッシュ林側の沢への排水溝と土水路の落ち葉・土砂掻き上げ、拡幅、勾配調整等の改良作業をしました。
C地区最奥部[さいおうぶ]の排水溝
26203_026204_026205_026206_026207_0

無名沼イ号からの排水路
26208_026209_026210_026211_026212_0

P7130001P7130002P7130003

P7130004P7130006P7130007

左:貯水タンクに角形タライ追加(14日)
P7140023DSC_0012
右:雨あがりの水路(16日)

※午前中の活動が終わって解散後、残ったメンバーの雑談の中で、自動車産業のサプライチェーンが話題になりました。
   自動車サプライチェーンの構造
 ・帝国データバンクレポート自動車業界」サプライチェーン動向調査(2025年7月)

ナラ枯れ後のコナラ林更新 7月13日①

IWADONO Sundays. 参加者は金子さん、木庭さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの9名。
市民の森のナラ枯れが終わったあとのコナラ林の更新について、伊東宏樹・酒井敦『ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新』( 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所、2025年3月)  7頁の「落葉ナラ林の更新判定フロー図」を配って話し合いました。フロー図による更新判定の時期については「ナラ枯れは発生から数年で被害が最大になり、その後収束に向かいます。従って、発生初期(1~2 年)や、逆に時間が経ちすぎてしまうと適切な判定ができません。新しい被害木が出なくなった時期(発生から 4~6 年程度)を見はからって判定します。」(3頁)とあります。市民の森の保全協定エリアでのナラ枯れ終息には数年かかると予想していますが、どのような林に更新していくのか判定に向けた取組をすすめていきます。
ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_4
ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_5ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_6

ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_7ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_8
ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_1ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_2ナラ枯れ跡地の広葉樹林更新_3

草刈り、伐採木片付け 7月12日

江原さんが11日に続いて今日も林床の草刈り、新井さんは作業道の草刈り、2人で伐採木の片付けをしました。
P7120039P7120041

P7120049P7120051

P7120040P7120060

P7120044P7120047

青木ノ入果樹園の草刈り 7月9日

青木ノ入果樹園の草刈り。猛暑の中、須田さん、ありがとうございます。
P7100009P7100004P7100003

P7100006P7100005P7100002
今年の新しいナラ枯れ被害木の褐色になった枯葉が目だって来ました。

林床の草刈り 7月7日

江原さんが早朝から林床の草刈りをしました。お疲れ様です。
9250_09251_0

P7070038P7070039

P7070037P7070040P7070041
クサギは成長がはやく、アズマネザサの上に出ています。

自然観察会 7月6日

岩殿谷津田自然くらぶの自然観察会『初夏に咲く谷津田の樹の花、畦地・湿地の野の花、虫たち』を物見山駐車場~ボッシュ林四阿、入山谷津で実施しました。
P7060040P7060047

P7060029P7060025
ポケットフィッシャーで引き寄せて植物観察

P706006212688_0
小低木に小河さんが作成した樹名板を立てる

オオバノトンボソウ(ラン科)
31140

ヤブデマリ(ガマズミ科)
31142

サジガンクビソウ(キク科)
3117031155

オオヒナノウスツボ(ゴマノハグサ科)
31176

オクモミジハグマ(キク科)
3117931178

ヌルデハイボケフシ
31177P7060015
282 ヌルデの葉のイボイボ状の虫えいのダニ探し続・樹の散歩道廣野郁夫さんの『木のメモ帳』

チュウゴクアミガサハゴロモ(ハゴロモ科)
3116131157_031156_0

チュウゴクアミガサハゴロモの発生について(埼玉県病害虫防除所、24年10月31日)
新害虫 チュウゴクアミガサハゴロモの発生に注意(白岡市注意喚起資料、24年11月5日)
 埼玉県_1埼玉県_2白岡市_1
ヤブキリ(キリギリス科)
3114331144

マメコガネ(コガネムシ科)
31145
日本の侵略的外来種「マメコガネ」 フランスで初確認テレ朝NEWS
人の小指よりもはるかに小さい、緑色の虫。日本在来のコガネムシの一種「マメコガネ」、英語では「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれ、侵略的外来種とされています。今月、ドイツとスイスとの国境に近いフランス東部の都市で2匹見つかりました。列車やトラック、車に入り込んで運ばれたとみられ、フランスで確認されたのは初めてです。マメコガネは、ブドウやトウモロコシなどを食い荒らす恐れがあり、EUはマメコガネが拡散すれば、農業への被害額は日本円にして年間およそ1兆3000億円に上ると試算しています。(「グッド!モーニング」2025年7月11日放送)


サメハダツブノミハムシ(ハムシ科)
3115231154

アカメガシワの葉の蜜腺に吸蜜に来るアミメアリ
P7060010P7060011P7060012
花外蜜腺アカメガシワ植物雑学事典岡山理科大学生物地球学部生物地球学科旧植物生態研究室(波田研)HP
 アカメガシワの葉には、蜜腺があり、よくアリが吸蜜に来訪している。葉の基部には、一対の明瞭な蜜腺があり、これが最も多量の蜜を分泌しているようである。若木やシュートでは、これ以外に葉の縁にも点々と蜜腺があり、特に雨上がりの夕方などには多数のアリが吸蜜に来訪しているのを観察することができる。このような、花以外の蜜腺を花外蜜腺といい、アリが来訪してパトロールすることによって、ガの幼虫などから食害されることを防いでいると考えられている。
 アカメガシワの葉に形成される蜜腺は、若木やシュートの葉で典型的に形成され、大きく育った木では葉の縁に形成されるものが不明瞭となる。また古い葉では、活性が低いようである。小さな木の葉はあまり食害を受けないようであるが、大きな個体は時として葉が全滅するほどの被害を受けるのは、そのためであると思われる。……
集団を絶滅させる”裏切りアリ”の謎に挑む – 京大・土畑重人博士 < academist Journal
……日本で行列を作って歩くアリの多くは、アミメアリです。そう聞くと、メジャーなアリであるかのように思われるかもしれませんが、実はアミメアリって、大きくふたつの理由から、一般の社会性昆虫という枠組みが当てはまらないんですよね。まず、アミメアリには女王がいません。逆にいうと、アミメアリ全てが女王として振る舞うと言っても良いのですが。アミメアリの社会は、巣に住んでいるみんなで卵を産み、それをみんなで育てるという仕組みを持っています。みんなが働きアリで、みんなが女王アリというように、分業していないアリなんですよね。もうひとつは、オスがいないことです。アミメアリは、単為生殖で子供を作ります。厳密には、オスも少しはいるんですけれども、全く機能はしていません。こういうふたつの性質をあわせ持つアリはかなり特殊で、全部で1万数千種いるアリのうちでも、2種類だけなんです。もしかすると、アミメアリがオスを作る性質はなくなるかもしれません。ただ、それば難しいところで、そもそもなぜ「性」が存在するのかということも、進化生態学の大きな問題なんですよね。……

学びの道の草刈り 7月5日

夕方、学びの道の片側だけナイロンコードで刈りました。
P7070055P7050001_01P7050003_01

休憩時の話題から(フォッサマグナ、磐梯山山体崩壊) 7月4日③

6月の作業開始前の打ち合わせや休憩時の鳥取さんの話題から、フォッサマグナ、磐梯山の山体崩壊についての資料です。

フォッサマグナ(糸魚川市のフォッサマグナミュージアム
 地学図録126フォッサマグナミュージアムAフォッサマグナミュージアムB

磐梯山の山体崩壊
 ・磐梯山ジオパークお宝ガイド
  磐梯山ジオパークお宝ガイド磐梯山の山体崩壊

 ・地学教科書・図録
  ・高等学校 地学基礎(数研出版、21年検定済)、地学図録改訂版(第9刷、21年)
    日本の火山災害、岩屑なだれ[がんせつ]・火山性津波
    江戸時代の雲仙普賢岳の寛政噴火
    地学基礎(数研2021)地学基礎78地学基礎79

    自然災害(地震・火山噴火・大雨による土砂災害と対策)
    1888年の磐梯山の山体崩壊で形成された流れ山地形
    地学基礎198地学基礎199

    山体崩壊と岩屑なだれ
    地学図録(数研2021)地学図録1771889年→1888年

  ・高等学校 地学基礎(第一学習社、21年検定済)  
   火山災害と防災、噴火の種類
火山は、溶岩や火山砕屑物が積み上がってできている。そのため、不安定で、噴火や地震などをきっかけに大崩壊をおこすことがある(図57)この崩壊が起こると、膨大な量の土砂と岩石が岩なだれ①となって高速で広範囲に流下し、大きな被害をもたらす。海に流れると、津波を引きおこすことがある。 ①山体が大規模に崩れることによって、岩石が粉々に砕けた岩片となり、斜面を高速で下る現象をいう。
   地学基礎198地学基礎199

サクラ苗木の点検、林床の草刈り 7月4日②

新倉さん、丸山さんで尾根の道のサクラ苗木の点検をし、峠の道のヤマザクラの実を採集した場所の斜面で実生を見つけました。
P7070025DSC01759

P7070027P7070028

P7070029P7070031

鷲巣さんは尾根の道沿いの草刈りを鎌でしました。
DSC01787DSC01785

枯死木の伐採で林床が明るくなり、増えてきたクサギを刈りとりました。
DSC01735DSC01743

DSC01782DSC01783

アキノタムラソウ(シソ科)
DSC01789DSC01793

DSC01791DSC01792
総状花序で花は下から上に順に咲いていく。

枯死木伐採 7月4日①

IWADONO Fridays. 参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの10名。
無名沼ロ号近くの斜面の枯死木Aを伐採をしました。Aは倒れる時に下の枯死木Bを倒し、CとDではAがへし折った枝が上部に残っています。
25985_025986_025988_025989_0

DSC01749-001DSC01717

DSC01720DSC01723

P7050009-001P7050001-001

P7050008-001DSC_0013-001

DSC01716DSC01744

新井さん、渡部さんは南向斜面~無名沼イ号周辺の草刈りをしました。今日も猛暑です。
DSC01721P7050022

P7050014P7050017

岩殿G地区で背丈ほどにのびているセイタカアワダチソウを200本ほど引き抜き、岩殿A地区の物置の周りの草刈りをしました。
DSC01713DSC01797

猛暑が続いています。熱中症予防にこまめに水分を補給しましょう。
DSC01722

7/6、自然観察会のお知らせ 7月2日

7月6日(日曜日)に開催される岩殿谷津田自然くらぶの自然観察会のお知らせです。

初夏に咲く谷津田の樹の花、畦地・湿地の野の花、虫たち
集合:7月6日(日)9時半
集合場所:物見山駐車場
電車・バスの方 9時高坂駅
昼食、飲みもの持参 終了は2時半頃予定
服装:湿地ゾーンも観察・調査しますので、長靴などご用意ください
DSC01703

※17年7月10日の岩殿植物調査の時点で花が咲いていた植物のリスト(『環感クラブ岩殿2017年7月10日記事から)
C地区:ケキツネノボタン コナスビ メヒシバ ツユクサ オカトラノオ イグサ コケオトギリ ハハコグサ ハキダメギク ヒメジョオン ニガナ ウリクサ コニシキソウ セリ チダケサシ イヌヌマトラノオ ヒメヤブラン トキワハゼ キツネノマゴ イヌタデ イヌビエ ザクロソウ ハルジオン ハナイバナ オッタチカタバミ ウラジロチチコグサ ドクダミ オオチドメ オヒシバ F地区:コバノカモメズル ネムノキ ウシハコベ オオバギボウシ B地区:オカトラノオ アキノタムラソウ ミゾカクシ セリ カントウヨメナ ユウガギク ケキツネノボタン ヘビイチゴ オヘビイチゴ コモチマンネングサ ダイコンソウ ハハコグサ オオジシバリ A地区:オヘビイチゴ メヒシバ ウツボクサ E地区:ヌマトラノオ D地区:ドクダミ セリ ケキツネノボタン E地区:トキワハゼ アメリカイヌホオヅキ ケキツネノボタン オヘビイチゴ ウラジロチチコグサ ヒメジョオン ハハコグサ ヒメヤブラン カラスビシャク シマスズメノヒエ オッタチカタバミ 青木の入り シロツメクサ ウラジロチチコグサ ツユクサ オッタチカタバミ
『環感クラブ』の岩殿カテゴリの7月の記事には他に、2016年7月25日記事2018年7月16日記事があり、何れの記事にも多数の写真が掲載されています。加倉井さんありがとうございました。
※岩殿入山谷津の植物調査(22年7月22日記事

QRコード
QRコード
岩殿満喫クラブ・市民の森保全クラブからのお知らせ
    記事検索
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ