2025年04月
岩殿谷津田くらぶの自然観察会が開かれました。
美しいウグイスのさえずりとおしゃべりの騒がしきガビチョウの鳴き声が新緑のグラデーションの岩殿入山谷津で聞かれました。季節の移ろいを五感で感じた一日でした。
ガビチョウはなかなかしかと顔姿がみられませんが、こんな顔をしています。

ガビチョウはなかなかしかと顔姿がみられませんが、こんな顔をしています。

ウグイスのさえずりは美声でしたネ。ウグイスはオオルリ、コマドリと並ぶ「日本三鳴鳥」、山梨県、福岡県の県鳥。ちなみに埼玉県の県鳥はシラコバト。
ゴンズイの木に群がるアブラムシ。ゴンズイノフクレアブラムシです。
※キンラン属の生育環境・樹林管理について
※これまでの4月の岩殿植物調査(岩殿グループ写真館)から
※加倉井範子さんの岩殿植物調査レポート&写真(ブログ『環感クラブ』記事)
活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、鷲巣さん、Hikizineの12名。
カシナガ穿入生存木の胴吹き、こぶ病
テープが巻いてあるナラ枯れ被害木で枯死しなかった穿入生存木のコナラで胴吹きした枝にコブがついているものが目立ちます。⇒コナラのこぶ病(2021年11月1日記事)
※木の基礎知識(岩谷美苗さん「木の基礎知識」)
葉っぱと根のはたらき・からっぽでも平気・枝は独立採算制
胴吹き・ひこばえの意味・傾いたときのバランスのとり方
※堀大才・岩谷美苗『図解 樹木の診断と手当て』(農文協、2002年)
Part1 樹形からわかる木のメッセージ
1.幹が語る 2.枝が語る 3.根が語る 4.年輪が語る 5.環境や人の手で変わる樹形
Part2 木の育つしくみ-誤解をしていませんか
1.木の断面を見る 2.養水分の吸収と光合成 3.糖の転流と養分蓄積 4.落葉で葉を更新する 5.病害虫を防御する木のしくみ
Part3 木の診断と管理法-誤解だらけの管理方法
1.葉・葉鞘の診断と手当て 2.枝の診断と手当て 3.幹・樹皮の診断と手当て 4.根の診断と手当て 5.移植・植え付け法 6.誤った剪定と正しい剪定
市民の森保全クラブ活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名。
木庭さんが2年間育てていたヤマザクラの稚苗を尾根の道付近に植えました。
伐採木の玉切り
皆伐更新エリアの下草刈り
沢の落ち葉かき
C地区草刈り・片付け
金子さんの軽トラ新車おめみえ
名の由来は、昔、亀の甲を焼き、できた裂け目で吉凶を占う亀卜に、この材の上面に溝を彫って使ったので「上溝桜」だと言われます。鹿の肩甲骨の裏側に溝をつけて焼く古代の占いで、この木を燃やしたため「占(裏)溝桜」との説もあり、どちらも、ウワミズザクラに転訛したとされています。古名は「波々迦」(ははか)。
花は熊野では4月下旬頃。今年伸びた枝先に、白い花が多数密集して咲きます。花びらは5枚。雄しべ約30本と雌しべ1本が花びらより長く突き出し、全体の形は瓶を洗うブラシの様です。ブラシ状の花の下に数枚の葉が互生するのが特徴です。
果実は7~8月、黄、赤、黒と熟し甘くて食べられます。果実酒は鎮咳、疲労回復に効果があるそうです。新潟では、蕾や若い果実を穂のまま塩漬けにし「杏仁子」(あんにんご)の名でお茶請けなどにします。晩秋、小枝の大部分が脱落し、枝に落枝痕ができます。翌春、その節の横から小枝が伸びるという特性があり、枝は節くれ立って、葉を落とした冬の姿は特徴的です。紅く艶があり美しい冬芽も魅力があります。…… 熊野の自然(熊野町でみられる動植物の紹介)
※清和研二『樹は語る 芽生え・熊棚・空飛ぶ果実』(築地書館、2015年6月)

東松山市役所の庁舎前庭の薄墨桜。




1997年、第20回日本スリーデーマーチ記念大会を祝して、当時105歳の双子、成田きんさんと蟹江ぎんさんが植樹した、岐阜県根尾村(現・本巣市)から贈られた国指定天然記念物「根尾谷淡墨桜』の苗木が大きく育ちました。写真提供:岩殿谷津田自然くらぶ小河さん
岩殿谷津田自然くらぶの自然観察会。日本生態系協会グランドデザイン総合研究所主任研究員齋藤創さんを講師に『谷津田の生きものの生態を学ぶ ~昆虫・クモなど生きものの蠢き~』を実施しました。
市民の森保全クラブ活動日。参加者は江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、Hikizineの11名。作業後、無名沼イ号奥で花見&昼食会をしました。
切り株の面取り
① 水が溜まって、株が腐ることを防ぐため
② 作業員がけつまずかないように安全のため
③ 切り株が腐ることによる病気や病害虫を防ぐため
④ 傍芽枝を防ぐため
入皮の枝は要注意(岩田美苗さんの『街の木コレクション』2022年8月13日記事)
仕上げが肝心です(養命酒駒ヶ根工場『健康の森 BLOG』2014年3月18日記事)
今週末に予定されています「養命酒健康の森 感謝祭」を前に、先日伐採作業を行った正門前の仕上げ作業をしています。
まず、伐採した木の切り株を地際で切り直します。
伐り跡が目立たないことと、今後の草刈り作業で邪魔にならないようにする為に、低く切り直して、縁を面取りしています。
それから、枝はチッパー・シュレッダーという機械で粉砕します。
さらに、粉砕できない大きな枝や伐り株を片付けて、粉砕したチップを均せば完成です。
木の伐採作業では、木伐り倒すことよりも、案外と片付け・仕上げ作業の方が手間暇がかかります。
緑化の仕事にも完璧はありませんが、仕上げが肝心ですね。
切り株の答え SDGsとも繋がる、、、(『kotori』2021年3月18日記事
伐採現場での切り株は何故面取りされているの?
昔は、伐採する際に現在よりも、木の根元でカットしていた。
もっと地面に近い高さでカットしていたそうです。
今は、そのように地面すれすれでカットできるほどの技術を持つ職人さんが減り
なかなか切れないようです。
そこで、次に切り倒す木が前に切った切り株に当たり
傷物になってしまうのを防ぐために予め切り株を写真のように面取りするようになったと言うわけです。
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