岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2025年02月

谷津のマルバヤナギ伐採 2月28日

市民の森保全クラブ2月最終活動日。参加者は新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名。この間、金子さんが作っていた薪棚が完成し、屋根をのせました。ワラビ園の川津桜が咲き始めました。
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片桐さん、鷲巣さんは土水路の泥上げ、C地区奥の片付けをしました。
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丸山さんは皆伐・更新エリア、新井さん、木庭さん、渡部さんは北向き斜面の林床の草刈りをしました。
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江原さん、金子さん、鳥取さん、細川さんでG地区のマルバヤナギを2本伐採しました。
G-6(伐根の長辺60㎝)
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G-7(抜根の長辺65㎝)
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※佐藤徳次「ヤナギ類」((川島町ふるさと史料館『川島の植物』13~18頁、1989年)。岐阜県羽島郡川島町川島町は現在は合併して各務原市。
ヤナギの分類は次の様な理由で非常に難解である。
①花の時期と葉のある時期が別で、両方あることが少ないから、花の時期は下の落葉しか見ることができない。
②葉の成長段階により形が異なる。従って若葉では種の同定が困難である。
③葉の形は種による違いが少なく、また同一種・同一株でも形の変異が多い。
④葉が対生の種も完全な対生でなく、枝により互生になる場合もある。
⑤花の構造が簡単だから、種による花の各部の違いも微妙である。
⑥雌雄異株だから両方の花を調べなければならない。
⑦雑種が出きやすく、どの種か判断に迷うことがある。
⑧過去に研究された文献が少なく、花を詳細に画いた図鑑等も少ない。(13~14頁)
アカメヤナギ 別名マルバヤナギとも呼ぶ。アカメヤナギの名は、花屋では別の栽培種であるフリソデヤナギのことをいうので、マルバヤナギのほうが間違わなくて良い。しかし葉形は変異が多く、長い葉もあるのでその点ではこの名[マルバヤナギ]は不適当である。系統分類的に他種と縁の遠いものである。おしべが5~6本あるのが特徴で、花期が一番遅い。その頃には若葉も見られ托葉が大きい。この点はボケの葉に似るので、学名[属名+種名(動物学:種名。植物学:種小名しゅしょうめい]の示種名にはその意味を示す。川原のどこにでもあるが、3~4月上旬は花も葉もないので見逃しやすい。下に落ちている落葉で見分ける。(18頁)[ ]内は引用者
※アカメヤナギ(マルバヤナギ):ヤナギ科ヤナギ属 
 学名:Salix chaenomeloides Kimura(1938)
  ヤナギ科:Salicaceae ラテン古名「Salix」=ケルト語のsal「近い」+lis「水」に由来
  種小名Chaebimeles「ボケ属」+oides「似の」。円形の托葉がボケのそれに似ている
  命名者:木村有香(ありか)(1900-1996)
  命名の由来:新葉が赤いことによる
   杉並の自然学 > 植物:メニュー > アカメヤナギから]

  特集:ヤナギ科標本コレクション 木村有香 ヤナギ・柳・楊? 標本作成にこめたもの 
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桐生市南公園梅林のクビアカ食害、対策 2月27日

梅まつりが各地で開催されています。600本以上の紅梅・白梅がある桐生市南公園でクビアカツヤカミキリの産卵防止・成虫拡散阻止策としてネットが巻いてあるウメの木を多数あり、群馬県東毛地域で被害が拡大しているのを実感しました。
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特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が県内に拡大 『高崎新聞』(2024年10月17日)から
新たに8市町村で確認 群馬県は令和6年のクビアカツヤカミキリによる被害状況について、10月16日に発表した。……群馬県は平成29年度からクビアカツヤカミキリの県内被害状況調査を実施している。今年度の調査期間は4月1日~8月31日。
令和6年度の被害本数は1万508 本で、増加率は対前年比1.37倍となった。北毛などの8市町村で新たに発見され、被害は24市町村に拡大した。東毛5市町で被害樹木の本数が減少、中部、西部地域で増加した。北毛は5年度の発生地域から距離があり、県では車両等に付着して拡散した可能性もあるとしている。被害本数が多いのは太田市2847本(対前年度352本増)、館林市1399本(6本減)、伊勢崎市1348本(1100本増)、桐生市1308本(744本増)となっており、県内の被害樹木はサクラが88%となっている。
高崎市の被害本数は164本(92本増)で、内訳はサクラ65本、ウメ1本、モモ44本、スモモ54本。市内では令和2年[2020]度から被害樹木が確認されている。……高崎市では、榛名地域で生産者と連携した地域ぐるみの取り組みを実施し、被害の抑制に取り組んでいる。
桜を食い荒らすクビアカツヤカミキリ、被害拡大し倒木や人身被害も…トラックに乗って生息域拡大か(『読売新聞オンライン』2024/12/01 00:30)から
……県自然環境課によると、今年度の被害本数は24市町村で1万508本(前年度比2851本増)で、初めて1万本を超えた。太田市が2847本と最も多く、館林市が1399本、伊勢崎市が1348本と続いた。今年度は沼田市やみなかみ町、富岡市など8市町村でも初めて被害が確認された。東毛地域から生息域が広がっていることについて、同課は成虫がトラックなどで運ばれた可能性が高いとみる。被害の9割近くは桜で、桜の名所として知られる沼田市の沼田公園でも7月に成虫が見つかった。
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 被害の拡大防止と駆除推進のため、県は22年、県民がクビアカツヤカミキリの発見場所や被害状況を投稿する専用サイト「ぐんまクビアカネット」の運用を始めた。活動する時期にサイトに発見場所などを入力すると地図に虫のイラストが表示され、県職員らが被害確認に活用する。投稿数は、22年度の87件から24年度は395件に増えた。
 今年度は自治体職員や市民向けに、被害木への薬剤注入方法などの講習会も計7回開催。大泉町では7月に駆除イベントが開かれ、成虫70匹を駆除した。県は市町村に防除費用の半額を補助しており、自然環境課は「クビアカネットへの投稿増加など、関心は高まっている。引き続き市町村と連携して対策を進める」としている。(飯田尚人)
足利市はクビアカツヤカミキリの防除対策に関する動画4本を作製・公開しています。

 


 


 


 


カクレミノ(ウコギ科)の稚樹
 3つに裂ける葉と裂けない葉が混じっていて、樹高が5mを超えるような成木ではほとんどが不分裂葉、幼木では切れ込みが深い葉が多く、時には2裂や5裂の葉も見られるなど、葉の形に変異が多い。林将之『葉で見わける樹木』増補改訂版(小学館、2010年)204頁
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……高橋(1997)はカクレミノの葉の形態と照度の関係を研究し、広卵形の葉は葉の密度が大きい陽葉であり、相対照度が30%以下になると掌状に分かれた葉が多くなり、掌状の葉は葉の密度が小さく、光補償点の低い陰葉である結果を導き出している。
参考文献:高橋和成(1997) カクレミノの異形葉に見られる環境適応.岡山朝日研究紀要、No.18
高橋和成(1997) カクレミノの異形葉に見られる環境適応.岡山朝日研究紀要、No.18

 要旨はじめに

 カクレミノの異形葉考察1

 考察2参考文献


谷津のマルバヤナギを伐採 2月23日

市民の森保全クラブ追加活動日。岩殿谷津田自然くらぶの自然観察会と重なったため参加者は金子さん、小松さん、佐々木さん、鳥取さん、渡部さん、Hikizineの6名。4名は昨年2月16日にヤナギの大木(G-1、G-2)を伐採した岩殿G地区でヤナギ3本を伐採、渡部さんは市民の森の園路・谷の道のある北向き斜面で林床の草刈りをしました。
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G-1(マルバヤナギ、2024年2月16日伐採)


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G-2(マルバヤナギ、2024年2月16日伐採)


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今まで谷津に放置されていた伐採木残材をチェンソーで切断し積み直しました。
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G-3(マルバヤナギ、伐根の長辺59㎝)
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G-4(マルバヤナギ、伐根の長辺74㎝)
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G-5(マルバヤナギ、伐根の長辺81㎝)
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市民の森北向き斜面の篠刈り
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ナラ枯れ枯死木伐採・林床の草刈り 2月21日

市民の森保全クラブ追加活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの9名。岩殿C地区奥でナラ枯れ枯死木伐採・玉切り、市民の森面の皆伐・更新エリアの草刈りをしました。
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C-6(コナラ)
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斜面のコナラ枯死木
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市民の森皆伐・講師エリアの草刈り
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市民の森の伐採木搬出・割材・薪棚つくり
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岩殿G地区の除草・作業道下裾刈り 2月17日

1月30日に軽トラが岩殿G地区の作業道寄りでスタックしてJAFを呼んだので、作業道寄り(G地区の北半分)の除草を延期していましたがハンマーナイフの作業を再開。昨年2月16日、ここでヤナギの大木を2本を伐採し、その後、大半が置きっぱなしになっている伐採残材を今後、軽トラで他所へ搬出・移動できるのか逡巡しています。
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G地区と市民の森作業道の間の斜面の裾刈りを刈払機で始めました。
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ナラ枯れ枯死木伐採 2月16日

市民の森保全クラブ第3日曜の定例活動日。参加者は江原さん、金子さん、小松さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの7名。岩殿C地区のナラ枯れ枯死木の伐採をしました。
C-4(コナラ)
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C-5(コナラ)
かかり木となったので元玉切りをし、さらに鳥取さんのランチャーでスローラインを樹上の枝又にかけてメインロープをセットし、定滑車・動滑車をつかった倍力システムをプラローラーで牽引してコナラ枯死木を倒しました。
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コナラ枯死木
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14日に続き、岩殿C地区の腐朽した端材の搬出をしました。
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腐朽した端材搬出・北向き斜面の草刈り 2月14日②

今日も岩殿1387から腐朽した端材を岩殿H地区に搬出しました。
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軽トラがスタックして江原さんに牽引してもらいました。G地区では21年11月25日には渡部さん、先月30日にはJAFのロードサービスを呼んで脱出しています、H地区とG地区の境界の橋の手前に有孔ゴムマットを敷いていますが、H地区のG地区寄りのエリアにクルマを入れる時は要注意です。
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午後、江原さんが市民の森北向き斜面の草刈りをしました。ありがとうございます。
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ウワミズザクラなどテープを巻いている幼木は刈り取らぬように注意しています。

この間、金子さんが竹を割って取り組んでいる単管パイプの薪棚つくり。今日は片桐さんも作業しました。
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2月11日
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今日14日
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ナラ枯れ枯死木伐採・林床片付け 2月14日① 

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、小松さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、Hikizineの9名。
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前回9日の作業日以降、江原さんが市民の森(岩殿1738ー1)の境界まで笹刈りをしてくれた岩殿C地区の奥(岩殿1386)に全員が移動して現場の状況などを確認し、その後、林床の伐採木の玉切り、笹や落枝等の片付け。小松さんがナラ枯れ枯死木(Cー3)の伐採をしました。

10日・11日・14日の草刈り
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玉切り・林床片付け
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Cー3(コナラ)
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農業用廃プラ回収 2月13日

今日は軟質系プラスチック(農業用マルチフィルム・塩化ビニール類・ポリエチレン類等)の回収日で、下青鳥の埼玉中央農協中部営農経済センター前に運びました。7㎏でした。
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硬質系プラスチックの回収は1月16日でした。


C地区のナラ枯れ枯死木除伐 2月9日

市民の森保全クラブ第2日曜日の定例活動日。参加者は金子さん、佐々木さん、鳥取さん、新倉さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの7名。 岩殿C地区のワラビ園の奥のキノコのホダ木置き場周辺のナラ枯れ枯死木の除伐をしました。
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Cー1(クヌギ)
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Cー2(コナラ)
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イヌシデ
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岩殿C地区の奥(岩殿1387)から腐朽した伐採木の端材を岩殿H地区に搬出する作業を始めました。
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枯死木№11・13・14・15伐採 2月7日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、Hikizineの10名。ボッシュ林でアカマツ枯死木№11・14・15とコナラ枯死木№13を伐採、1月26日に伐採作業をした谷の道のエリアで根倒れして斜面に倒れているヤマザクラをチェンソーで切断しました。
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※受け口(A)、ツル(B)、追い口(C)

№13(コナラ)
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№14(アカマツ)
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№15(アカマツ)
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伐り株上に発芽したテーダマツ
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谷の道北向き斜面の根倒れ木(◎:ヤマザクラ)
◎0126(№23)◎◎

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樹幹に肥大したコブがありました。⇒「コナラのこぶ病 2024年11月1日記事

モミガラくん炭づくり 2月1日

菜園女子グループがモミガラくん炭づくりをしました。12月1日にも実施しています。天気にめぐまれ、女子会も楽しかったようです。
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