岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2024年06月

カナムグラを引き抜く 6月29日

作業道と岩殿F地区との間の斜面を覆いつくしているカナムグラ(アサ科)の抜き取りを始めました。一年生のつる植物で雌雄異株。キタテハの幼虫の食草です。
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つるがまん延する前(4、5月頃)に摘み取って置ければよかったのですが遅れてしまいました。それでも花が咲く前に片づけてまえば花粉症対策にもなりますし、来年の発芽数を少しは抑えることもできそうです。棘で他の植物に絡みついているのでつるが途中で切れて、根まで抜けるのは稀でした。

カナムグラの開花結実前に、除草剤で早めに対策することをおすすめします(『YUIME Japan2022年12月19日記事
刈払いで行う場合は、カナムグラの草丈が、10~15㎝の高さになった時に、草削りなどを使って行います。この高さまで成長すると、「養分転換期」と言って、種子の養分を使い果たした段階になるためです。これを行った後に遅れて発生したり、再生が見られた時には、もう一度刈払いを行ってください。ただし、生育期の刈り取りは行いません。2~3年続ければおさまるでしょう。(『NPO法人緑地雑草科学研究所』)

谷津の樹木が伐採される 6月26日 

岩殿満喫クラブの管理している岩殿G・H地区と接する不耕作地との境界のネムノキ、アカメガシワ、クリなどが25日に伐採されていました。これらはG地区の大木となっているヤナギやH地区の小低木のイボタノキやニワトコと同様に谷津田の耕作が放棄されている間に機会をとらえて出芽し、生き残った勝利者です。昨年の10月22日23日29日にイノシシの隠れ場をなくすために周囲一帯のセイタカアワダチソウの大藪を刈り取り、絡んでいたツタ類を取り除いたので学びの道からも見えるようになっていました。6月17日の記事のアカメガシワ、22日の記事のネムノキの花が遺影となりました。
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アレチギシギシ(タデ科)ヨーロッパ原産
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学びの道縁のアズマネザサなどの抜き切り 6月22日

学びの道の東側林縁はアズマネザサが2、3mの高さに成長し、それにつる性の植物が巻き付いたり被さったりしていて、観察がしやすい場所です。今日はつる植物はできるだけ残して、車道上に張りだしているアズマネザサを抜き切りしました。昨年は9月10日に実施しています。
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切り取ったものは岩殿H地区に運んで仮置きしました。
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ニワトコ(ガマズミ科)
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ネムノキ(マメ科)
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青木ノ入道沿いの刈り込み 6月20日

青木ノ入の草刈りをしました。
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入山沼・市民の森へ向かう学びの道とボッシュ林へ向かう農道との分岐辺りの道沿いは刈り高を低くして草刈り回数も増やして、芝優先の緑化を目指します。

無名沼イ号下の草刈り 6月20日

無名沼イ号下の1段目と2段目の草刈りを刈払機でしました。昨日の作業の続きです。
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イヌホオズキ(ナス科) 史前帰化植物ともいわれている。
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ネズミムギ or ホソムギ(イネ科) 外来種
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チダケサシ(ユキノシタ科)
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入山沼近くの林縁で咲いていました。

ヒメジョオン、セイタカアワダチソウを抜き取る 6月19日

無名沼イ号下の2段目と畑に使っている3段目との間の土手のヒメジョオン(要注意外来種⇒総合対策外来種=総合的に対策が必要な外来種)、セイタカアワダチソウ(要注意外来種⇒重点対策外来種=総合対策外来種の中で甚大な被害が予想されるため、対策の必要性が高い外来種)を抜き取りました。
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ここにもネジバナ、ユウゲショウが咲いていました。
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越冬して残ったカマツカ(バラ科)の実

作業道林縁のヒヨドリジョウゴ(ナス科) つる性多年草
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春には5裂した葉が形成されることが多く、夏から秋の葉は3裂したものや分かれていない全縁のものが多くなる(⇒岡山理科大学波田研HP『植物雑学事典』ヒヨドリジョウゴの葉

生態系被害防止外来種リスト(環境省・農林水産省)
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青木ノ入果樹園の草刈り 6月17日

須田さんが青木ノ入果樹園の草刈りをしました。
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ヒメコウゾ(クワ科)は実をつけています。

岩殿A・B・H地区の草刈り 6月17日

明日は50㎜程度の降水が予報されているので、入山沼下の岩殿A・B地区と岩殿H地区の軽トラを止めている手前の部分の草刈りをしました。
岩殿A地区
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下の田んぼ。左は17日、右は19日撮影。
湛水、干上がり繰り返されるので湿地にはえるタコノアシは「いじけて」います。

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上の田んぼにはネジバナ(ラン科)、タコノアシ(タコノアシ科)があり、下の畑にはユウゲショウ(アカバナ科)が咲いていました。

岩殿B地区
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岩殿H地区
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アカメガシワ(トウダイグサ科)の雄花が咲いています。
アカメガシワは雌雄異株[しゆういしゅ]、雄の樹と雌の樹があります。

ナラ枯れ始まる 6月14日

市民の森では今年もナラ枯れが始まりました。市民の森保全クラブ金曜日の活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの11名です。
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尾根の道付近での林床作業、岩殿C地区の拠点周辺、無名沼イ号奥のナラ枯れ枯死木伐採現場の片付けなどしました。
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作業開始前に、青木ノ入の果樹園、九十九川[つくもがわ]にそそぐ藤井沢沼から流れてくる水路付近でユウゲショウ、ニワゼキショウを抜き取りました。農道の際にネジバナ(ラン科)が咲いていました。
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ヤマウコギ幼木
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オカウコギ(『かのんの樹木図鑑』HP)
ヤマウコギ
・小葉のギザギザが鈍く、単鋸歯。
・通常、葉には毛状突起(立毛)は見られない。
・葉裏の脈腋にある水かき状の膜が目立つ。
・小葉は5枚ともほぼ同じ大きさ。
・葉は大きい
オカウコギ
・小葉のギザギザは鋭い傾向があり、重鋸歯が混じる。
・葉には毛状突起(立毛)が見られる。
・葉裏の脈腋には水かき状の膜が全く無いか、あっても目立たない。・下側2枚の小葉が他の3枚よりやや小さい。
・葉は小さい。

果樹園のユウゲショウを抜く 6月13日

夕方、青木ノ入の果樹園に咲くユウゲショウ(アカバナ科。南アメリカ原産。多年草)を抜き取りました。⇒2022年7月9日記事
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エゴの葉の揺りかご 6月13日

エゴツルクビオトシブミ(甲虫目オトシブミ科)のメスはエゴノキの葉に切れ目をいれ、それを丸めて揺籃(揺りかご)を作り中に卵を1個生みます。孵った幼虫はこの揺籃の1枚の葉を食べて成虫になります。
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エゴツルクビオトシブミ(甲虫目オトシブミ科)
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オトシブミのゆりかごづくりその1)、(その2)(『自然観察大学ブログ』2013年4月19日記事)

アシナババエ(ハエ目アシナガバエ科)の仲間
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岩殿H地区の草刈り 6月11日

岩殿H地区の奥の方(G地区寄り)の草刈りをしました。
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午後5時半頃、ネムノキ(マメ科)の葉は就眠運動で垂れ下がり、小葉が閉じてきていました。
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葉や花を昼間に開き、夜に閉じる運動を就眠運動と言います(⇒『植物Q&A』2007年8月21日記事)。『自然観察大学』のブログにはネムノキが昼寝もする(昼間でも葉を閉じる)という記事がありました(「ネムノキの昼寝」、「ネムノキの昼寝続報」)。両掌で葉をやさしく挟んで、“眠れ、眠れ”と呪文を唱えてどうなるか、観察してみましょう。

岩殿グループ写真館(2024.06.09)③

ミズタマソウ(アカバナ科)
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ミズタマソウ

キンラン(ラン科)
キンラン

ゴンズイ(ミツバウツギ科)
ゴンズイ

ヤナギイノコヅチ(ヒユ科)
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ヤナギイノコヅチ

シロダモ(クスノキ科) 常緑樹 折れ枝の枯れ葉
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シロダモ枯れ枝

クサイチゴハケフシ
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センニンソウ類サビ病
サビ病

カノコガ(ヒトリガ科)
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ベニシジミ(チョウ目シジミチョウ科)
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ダイミョウセセリ(チョウ目セセリチョウ科)
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ハラビロトンボ(トンボ科ハラビロトンボ属) メス
ハラビロトンボ

ヤナギルリハムシ(コウチュウ目ハムシ科)
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ヤナギルリハムシ

ゴマダラカミキリ(カミキリムシ科)
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ゴマダラカミキリ

世界の侵略的外来種ワースト100 ツヤハダゴマダラカミキリ(国立環境研究所『侵入生物データベース』)
①はじめに、②ツヤハダゴマダラカミキリってどんな虫?(分布、寄生植物、生態、海外での被害状況)モニタリング手法 ③いつ、どんなところで探すの・・・、④どんな樹木を観察するの・・・、➄ツヤハダゴマダラカミキリの痕跡を探します(脱出孔、産卵痕、フラス)、⑥上記③の痕跡が見つかり、ツヤハダゴマダラカミキリによる被害が疑われる樹木では、更に成虫が居ないか探します(形態、在来種ゴマダラカミキリとの見分け方)、⑦ツヤハダゴマダラカミキリによる被害木と確認された樹木や強く疑われる樹木は、樹木の内部に潜む卵、幼虫等を以下の方法で確実に駆除します(被害木の確認、伐倒駆除、薬剤防除、捕殺) 参考①農林水産省の病害虫リスクアナリシス(PRA)報告書による寄主植物 参考②ツヤハダゴマダラカミキリの発生情報(2020年以降~24年1月26日現在)埼玉県は白岡市、松伏町、飯能市の3か所)
  ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_1ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_2ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_3ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_4
  ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_5ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_6ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_7ツヤハダゴマダラカミキリのモニタリング_8
在来種ゴマダラカミキリとの見分け方

①ゴマダラカミキリは胸部に2つの白紋があるが、ツヤハダゴマダラカミキリにはない。

②ゴマダラカミキリは上翅基部の表面がボツボツしているが、ツヤハダゴマダラカミキリは滑らか。

③ゴマダラカミキリは白色軟毛があり白くなっているが、ツヤハダゴマダラカミキリにはない。

  ツヤハダゴマダラカミキリの見分け方_1
ゴマダラカミキリとの関係(愛知県HP)
愛知県を含め、日本には在来のゴマダラカミキリが生息しています。ツヤハダゴマダラカミキリはゴマダラカミキリの近縁種であり、両種の姿はとてもよく似ています。
【主な形態の違い】
・ゴマダラカミキリは前胸部に1対の白斑がある(個体によっては非常に薄い場合がある)が、ツヤハダゴマダラカミキリにはない
・ゴマダラカミキリは前翅のつけ根に細かい突起や点刻があるが、ツヤハダゴマダラカミキリは滑らか
・ゴマダラカミキリは小盾板(左右の前翅のつけ根の間にある三角形の部分)に白斑があるが、ツヤハダゴマダラカミキリにはない
【生態・影響の違い】
 ゴマダラカミキリもミカン類やイチジクの害虫として知られていますが、ゴマダラカミキリは幼虫が樹木の根際のみを食害するのに対し、ツヤハダゴマダラカミキリは地上2~5mという高い位置の主幹まで加害することや、やや弱った樹木を加害する傾向があることなどから、樹木へ与える被害はより深刻になります。また、ゴマダラカミキリと異なり、ツヤハダゴマダラカミキリは侵入が樹木の少ない都市部に限定されているため[愛知県では?]、生息密度が高くなる(限られた樹木に被害が集中する)ことで樹木を枯らす可能性がより高くなります。


2021年10月に埼玉県内でツヤハダゴマダラカミキリの発生が確認されました。ツヤハダゴマダラカミキリは多種類の樹木を加害することが知られ、海外では植栽樹等に甚大な被害を及ぼしています。また、本虫は国内にまん延した場合に有用な植物に重大な損害を与えるおそれがあるとして、農林水産省が定める国の重要病害虫に指定されています。これまで国内で本虫による農作物への被害は確認されておりませんが、本虫はバラ科リンゴ属やナシ属などの果樹類等に拡散することが懸念されます。特に、本県では梨の生産が盛んであり、本虫による被害が生じないよう注意が必要です。…… 
・特徴 成虫の体長 約20~35mm

・生態 幼虫はしばらく樹木の内部で過ごし、成虫になると樹から出てくる。成虫は5~10月に出現し、産卵を行う。

・被害 幼虫が樹木内に侵入して樹木内部を食害する。被害が進行すると樹が壊死し、倒木等の危険が生じる。

・自然分布 大陸中国(香港含む)~朝鮮半島

・寄宿植物 トチノキ属、ニレ属、カエデ属、ヤナギ属、リンゴ属、ナシ属、サクラ属など

  ツヤハダゴマダラカミキリについて(埼玉県)つや肌ゴマカミキリ拡散防止のための措置の例(埼玉県)

岩殿グループ写真館(2024.06.09)②

ヌカボ(イネ科)
ヌカボ

マルバヤナギ(アカメヤナギ)(ヤナギ科)
マルバヤナギ

イグサ(イグサ科)
イグサ

ゴウソ(カヤツリグサ科)
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ノビル(ヒガンバナ科)
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ノハラアザミ(キク科)
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ノハラアザミ(野田市HPの「草花図鑑」から)
虫さんが来たら花粉を出す ノハラアザミをはじめとするアザミの仲間は、開花してもすぐに花粉を出しません。花に何かが触れたという刺激を検知してから初めて、花粉を出します。つまり虫さんが花にくるタイミングを見計らって花粉を出しているのです。効率よく虫さんに花粉を託すための作戦なのでしょう。ただ1つの花が刺激を検知するのは一回きり。花粉を出すと雄しべは役目を終え、今度は雌しべが顔を出します。

ドクダミ(ドクダミ科) 総苞片・順次開葉
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ドクダミ総苞片ドクダミ順次開葉
ドクダミ 毒矯み 毒を抑えること


五色ドクダミ
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ノイバラ(バラ科) 托葉
ノイバラ托葉2ノイバラ托葉

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ノイバラ:葉は長さ6~14cmの奇数羽状複葉で互生する。葉柄は約1.5cm。小葉は3~4対。頂小葉は側小葉より少し大きく、最も下の側小葉が最も小さい。側小葉は長さ 2~5cmの卵形~長楕円形。先端は短く尖り、基部は鈍形または円形。葉縁には鋭いきょ歯がある。小葉は薄くて柔らかく、表面は緑色で無毛または、短毛を散生し、ややシワが目立つ。裏面と葉軸は淡緑色で軟毛が密生し、ときに腺毛が混じる。葉軸には小さい棘がある。葉柄の基部にある托葉は葉柄に合着し、縁はクシの歯状に切れこみ、赤い腺を多数つける。新枝は緑色で、のち褐色を帯びる。托葉の基部に根元が扁平になった鉤形の鋭い棘が対になって生える
テリハノイバラ:葉は長さ 4~9cmの奇数羽状複葉で互生。小葉は2~4対。小葉柄はほとんどない。頂小葉と側小葉はほぼ同じ大きさで、葉身は 長さ 1~2cm、幅 0.7~1.5cm の広倒卵形~倒卵状楕円形。先端はまるいものが多いが尖るものもある。縁には粗いきょ歯がある。托葉は緑色で、面状部分が広いのが特徴、縁にはきょ歯があり先端は腺になる。
④葉は革質で厚く、小葉の表面は深緑色、裏面は帯黄緑色で、両面とも無毛で光沢がある。葉軸には腺毛や棘がある。 枝は無毛で、長さ0.3~0.5cmの鉤形の棘がある。(『葉と枝による樹木検索図鑑』HP)
コナスビ(サクラソウ科)
コナスビ

ハエドクソウ(ハエドクソウ科)
ハエドクソウ

サジガンクビソウ(キク科)
サジガンクビソウ

チゴユリ(イヌサフラン科)
チゴユリ

ツタ(ブドウ科)
ツタ

オオチドメグサ(セリ科)
オオチドメグサ

ヤマザクラ(バラ科) 実
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エゴノキ(エゴノキ科)
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イロハモミジ(ムクロジ科)
イロハモミジ

エナシヒゴクサ(カヤツリグサ科)
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エナシヒゴクサ(『野の花賛歌 ー 自然の姿を追って』HP)

コウヤワラビ(コウヤワラビ科)
コウヤワラビ

サルナシ(マタタビ科)
サルナシ

岩殿グループ写真館(2024.06.09)①

岩殿谷津田自然くらぶの6月の自然観察会を実施しました。
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テリハノイバラ(バラ科)
テリハノイバラ

アカシデ(カバノキ科) 葉の尾状突起
アカシデ尾状突起

ウリカエデ(ムクロジ科)
ウリカエデ

オカトラノオ(サクラソウ科)
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ニガナ(キク科)
ニガナ

ヤマウルシ(ウルシ科)
ヤマウルシ

ミツバアケビ(アケビ科)
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ミツバアケビ(野田市HPの「草花図鑑」)
  • 雑木林とその周辺に普通に生え、旺盛につるをのばしてあちこちに絡みつくように育っています。さらに地下茎を横走ながら広がっていき、株の全容がつかめないほどになります。同じ仲間のアケビといっしょに生えていることも多く、アケビとの間にゴヨウアケビという雑種をつくります。
  • 三葉の名のとおり、小葉は3枚です。葉のふちには波打つような切れこみが入ります。落葉樹ではありますが、冬も葉が残っていることも珍しくありません。
  • 花期は春で、芽吹きとともに開花します。雌雄同株ですが、雄花と雌花があります。雌花は1個から3個で花茎の根もとにつきます。雄花は多数で、花茎の先のほうに穂になってつきます。花色はアケビに比べると濃く、ワインレッドのような色です。
  • なかなか果実ができない アケビもミツバアケビも、たくさん生えているのにもかかわらず、果実はなかなか見られません。これは結実するためには、ちがう株からの花粉がつかないとダメという性質があるためです。アケビ類は、林内のほうぼうからつるが出ていて、何株もあるようでも、じつは全部地下茎でつながっていて、1つの株しかないということも珍しくありません。そのため、結実できる場所は意外に少ないのです。
サルトリイバラ(サリトリイバラ科)
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クリ(ブナ科) 雄花・雌花
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クリ雄花雌花

コモチマンネングサ(ベンケイソウ科)
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コモチマンネングサ(野田市HPの「草花図鑑」)
  • やや湿った日当たりの良い場所に生育します。特に水田のあぜや沼べりなどに多く見られる傾向があります。茎や葉は分厚く水分を蓄える構造になっているため、乾燥にもよく耐えます。
  • 葉は小さくて丸っこく厚みがあります。株はぶちぶちとちぎれやすいのですが、ちぎれた枝からも簡単に発根して復活することができます。屋上緑化などに使われる多肉植物のセダムと同じ仲間です。
  • 初夏に黄色い花をいくつも咲かせます。ただしタネはできません。花後に果実っぽいものが残ることもありますが、次第にしぼんでいき、脱落してしまいます。
  • タネの代わりに…… タネができない代わりに、花後、葉のわきにいくつもの子株をつくります。この子株は成熟すると親株からぽろっとはずれて、土の上に落ちます。やがて発根し、そこから新しい株として育っていくのです。コモチマンネングサの子持ちは、この様子から来ています。親株は、子株が成熟すると枯れてしまいます。子株から育った苗が越冬して、翌年花を咲かせるのです。
ヒメコウゾ(クワ科)
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ヒメゴウソ(『西宮の湿性・水生植物』2014年3月16日記事)

ハキダメギク(キク科)
ハキダメギク

ヒメゴウソ(カヤツリグサ科)
ヒメゴウソ

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ヒロバギシギシ(エゾノギシギシ)(タデ科) 外来種
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ミズキ(ミズキ科)
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ネムノキ(マメ科)
ネムノキ
物見山駐車場で午前10時頃撮影。
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場所は違いますが、午後5時半頃のネムノキ。葉が閉じてきています(⇒2024年6月11日記事)。

イヌシデ(カバノキ科)
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皆伐・更新エリアの下草刈り 6月9日

市民の森保全クラブ第2日曜日の活動日。参加者は片桐さん、金子さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、渡部さんの7名。木谷さん、Hikizineは岩殿谷津田自然クラブの観察会に参加。皆伐・更新エリアと南向き斜面の草刈り、カマド改造作業をしました。
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岩殿G地区の草刈り 6月8日

岩殿G地区のヨシを刈り取りました。
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オオブタクサ、セイタカアワダチソウ、ハルジオン、ヨシは刈り取り、オギは残しました。

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ヨシオギススキ(野田市HPの「草花図鑑」から)
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カヤ、ヨシ、オギの区別(冨田義行さんの『天地人 ー 仙人郷の自然を熱く語る』2021年12月25日記事)

トラップのカシナガ回収 6月7日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの10名。
トラップで捕まえたカシノナガキクイムシを回収し、捕虫部のエタノールを交換しました。
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作業道の斜面に放置していた落枝、伐採残材を岩殿H地区に運びました。
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カマドで使っていたU字溝が高熱でボロボロになりました。レンガなどが代わりに使えないか確かめてみます。
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トラップ満杯 6月6日

市民の森に設置しているカシナガトラップ。カシノナガキクイムシで満杯になっています。
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樹液が出ているコナラが増えていて、オオスズメバチをよくみます。近づいて刺激しないように注意してください。
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林内ではムラサキシキブ(シソ科)の花が咲いています。
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F地区の草刈り 6月4・5日

岩殿F地区の作業道下のエリアのカナムグラ、セイタカアワダチソウなど刈り&抜きました。
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G地区と作業道の間にはヤブミョウガが増えています。

ユウゲショウ(アカバナ科。南アメリカ原産。多年草)
青木ノ入の学びの道では道路の両側、岩殿D地区付近では日当のよい土手側、市民の森作業道では轍[わだち]の間に分布を拡大しています。
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ユウゲショウ(野田市HPの「草花図鑑」から)
ユウゲショウ_1

シロキクラゲ 6月4日

無名沼イ号付近の幼木観察エリアの落枝に発生していました。古くなって形が崩れています。
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シロキクラゲハナビラニカワタケ ホクト株式会社の『きのこらぼ』きのこアルバム

車堀公園の草刈り 5月30・6月1日

車堀公園の草刈りを剪定バサミ、刈払機でしました。
5月16日
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5月30日
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6月1日
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