岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2024年04月

カシナガトラップ取り付け 4月28日

市民の森保全クラブ、第4日曜日の定例活動日。参加者は江原さん、片桐さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、平井さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの13名。カシナガトラップの取り付けを始めました。
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無名沼イ号付近の南向き斜面と堰堤の草刈りを江原さんがしました。
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入山沼にはウシガエルがいますが、無名沼イ号にはニホンアカガエルがいます。
※ウシガエルは特定外来生物

日本には、東京帝国大学の教授であった、動物学者の渡瀬庄三郎が、食用としてアメリカ合衆国(ルイジアナ州ニューオリンズ)から輸入した17匹が、1918年(1917年説や1919年説もあり)に、横浜港に到着したのが初移入である。農商務省(のちに農林省)は窮乏する農村に副業として養殖を奨励したが、投機目的の養殖が1923年から1930年頃までは行われたものの、日本ではカエルを食用とする習慣は定着しなかった。1932年に冷凍肉の対米輸出が始まり、1940年には165トンと戦前のピークに達したものの太平洋戦争で途絶え、大半の養殖場は閉鎖された。

敗戦直後の日本ではドルを稼げる数少ない輸出品として、1947年に対米輸出が再開。閉鎖された養殖場から逃げて繁殖していたウシガエルの漁が盛んに行われ、1949年には水産庁が資源保護のため捕獲制限を通達するほどだった。1969年には輸出量が967.7トンと最高に達したものの、シアトルで日本産カエル肉から農薬が検出されて翌年に禁輸措置が採られ貿易量が激減。1989年には大蔵省の輸出統計資料からウシガエルの項目が削除され、捕獲対象にならなくなったウシガエルが繁殖するようになった。これに関連し、本種の養殖用の餌としてアメリカザリガニが輸入された。(Wikipediaから引用)

新倉さんからホワイトボード&黒板をいただきました。活用しましょう。市民の森保全クラブの5月の活動日は3日(金曜日)、10日(金曜日)、12日(日曜日)、17日(金曜日)、26日(日曜日)、31日(金曜日)です。5日(日曜日)は有志で無名沼イ号付近の枯損木の伐採をする予定です。
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カシナガトラップ組立て 4月26日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、Hikizineの10名。無名沼イ号の近くにテント型の簡易トイレを設置しました。
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児沢家の物置に保管していたカシナガトラップを運んで来て組立てを始めました。
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今年はペットトラップは使いません。西本宿の不燃物等埋立地に運びました。
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マツの花 4月20日

敷島公園で撮影した、アカマツ、クロマツの花です。マツには雄花[おばな]と雌花[めばな]があります。雄花から飛び散った花粉は風に運ばれ、雌花のりん片の隙間から入って受粉します。受粉した雌花は、成長してマツカサになります
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NHK for School の動画に『マツの雄花と雌花』、『マツの雄花の変化(マツの雄花に花が咲き、花粉が飛び、その後枯れていくまでの映像)』、『マツの雌花の変化と種子(マツの雌花が受粉し、松笠が2年かけて成熟するようすの映像)』があります。群馬県公式動画サイト『tsulunos(ツルノス)』に『理科授業花のつくり(2)』があり、マツの花について学習することができます。


マツの花のつくり(『新しい科学の教科書Ⅰ』文一総合出版、2003年、213頁)
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※裸子植物の花と種子(岩瀬徹・大野啓一『写真で見る植物用語』全国農村教育協会、2004年)
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※被子植物の花(岩瀬徹・大野啓一『写真で見る植物用語』全国農村教育協会、2004年)
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敷島公園(前橋市)のマツ林 4月20日

群馬県前橋市の敷島公園のマツ林を見にいきました。利根川と広瀬川に挟まれた、36.6haという広大な面積を誇る運動・レクリエーション公園(群馬県管理のスポーツ施設区域17.8ha=北側と前橋市管理のレクリエーション区域18.8ha=南側)です。1922年の開園当時は小山河原といわれる松林の河川敷だったそうで、現在は2700本ものクロマツやアカマツなどが木陰をつくっています。園内にはアカマツの園芸品種タギョウショウ(多行松 c.f タギョウショウとウツクシマツ)もあり、上毛新聞敷島球場3塁側と補助陸上競技場の間の園路には40本以上の並木道があるそううですがスタッフブログ2015.02.17記事)今回は見ていません。アカマツとクロマツの交雑種のアイグロマツも園内にはあるかもしれません。
クロマツは東松山市の市民の森では見られません。クロマツは枝の強度に比べ、葉量が多いので樹形としては枝が垂れ下がる形になりやすく、日本画などに描かれてきたマツの姿となりやすい」と言われていますが、園内のクロマツとアカマツの樹形を較べてみると、そのように思えました。
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日本各地のアカマツの幹の形を幹の曲りなどから分析したものにマツ林の造成に関する研究グループ(佐野宗一・赤井龍男ほか)「日本各地のアカマツの樹形について」があります。
はじめに:アカマツは主として東北地方から九州地方にかけて天然分布し、その中には生長や形質のよい有名マツも多いが、各地域の生育環境が著しく異なるため、樹形や生長状態にそれぞれ特徴があるものと思われる。これを明らかにするために、1968~9年の文部省科学研究費(総合研究)による「マツ林の造成に関する研究」の中で、各地域の研究分担者が日本におけるマツ林の生育の実態調査を行なった。この報告はそれらの資料を代表者の佐野が集め、そのうちアカマツの樹形に関する部分を赤井がとりまとめたものである。
これを含めて京都大学農学部の四手井研究室と演習林のメンバーによる研究成果をまとめたものが四手井綱英・佐野宗一編『松と人生』(明玄書房、1973年)で、第四章生育第三節マツの樹形(118~134頁)が前掲論文の報告・討論。
幹の傾斜:幹形に関係なく、横方向から対象木がほぼ垂直に成立しているか下方に傾斜しているかをみる
幹の曲り:通直なものと曲りに分け、曲りがあるものは著しいもの(大)と少ないもの(小)に分ける
根曲り:根元が曲っているものと曲がっていないものに分ける
二叉:二叉に分れている部分が樹冠内(上)か、幹の中程(中)か、下の方(下)かの3ツに区別する
   [叉は「ふたまた」、又は「ふたたび」]
ポストホルン(後角・枝がわり):二叉と同様ポストホルンの位置を幹の上、中、下によって示す
アカマツ、クロマツは、幼齢期から壮齢期に至る過程において、主軸の先端部分がシンクイムシに食害されたり、あるいは風、低温などの気象害によって、物理的、生理的障害を受けることがある。その場合、その下の枝が背地性(垂直の方向に伸びる性質)を示して新しく主軸にかわる。しかし幹の形はカギ型に曲り、普通にはその形がいつまでも残っている場合があり、これをポストホルン(後角、枝がわり)という。このポストホルンが著しいと用材として利用できなくなり、大きな欠点となる。[124頁]
二叉木ポストホルン


定例活動日 4月19日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの11名。前回の作業の続きで、ベンチ・テーブル新設、皆伐更新エリアの下草刈り、倒れると物置の屋根を直撃しそうなボッシュ林北向き斜面のシデの伐採等の仕事をしました。
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谷津の道、作業道で冬眠から覚めたスズメバチの女王バチが巣作りの場所を探しているのを見掛けました。
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タチシオデ(サルトリイバラ科)
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第2日曜の定例活動日 4月14日

4月から毎月第2日曜日を定例活動日に追加しました。今日の参加者は片桐さん、木谷さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの10名。岩殿C地区の拠点整備(ベンチ・テーブル増設等)、南向き斜面の草刈り、皆伐更新エリアの下草刈り、ボッシュ林北向き斜面の倒木の恐れがあるシデの伐採をしました。岩殿満喫クラブと共用する物置への倒木による被害防止のためです。
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動画① 2:51


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動画② 2:17


動画③ 1:45


キノコの駒打ち 4月12日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、木庭さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名。ナメコとシイタケの駒打ちをしました。接種時期がサクラの開花以降になってしまい、遅れに遅れてしまったので「仮伏せ」作業は省き、合掌伏せの「本伏せ」をしました。
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使った種駒はナメコ250個をヤマザクラの原木5本に、シイタケは加川椎茸株式会社のKM-11号(中高温性秋春型)1000個、森産業株式会社のにく丸(森290号)800個、もりの金太郎(早生品種)300個をクヌギとコナラの原木40本に接種しました。
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菌のまん延を早くし害菌の侵入を抑えるために種駒は通常の倍以上使いました。品種別にカラーテープを巻いています。
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2本だけ森産業の「菌量2倍・完熟済・浸水発生用ホダ木 多植型 しいたけの成る木」を購入しています。別売の浸水袋も買いました。ブルーシートでも代用できそうです。


日本花の会結城農場のサクラ 4月10日

公益財団法人日本花の会の結城農場(茨城県結城市田間2217)のサクラ見本園のサクラです。桜見本園には日本各地や海外から収集した約400品種、1,000本の桜が植栽されています。HPに「FAQ・桜の豆知識」、「桜図鑑」があります。桜苗木の受託生産と育苗をしていてカタログにあたる『桜ミニ図鑑』(300円)を配布しています。
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大原隆明サクラハンドブック』(文一総合出版)
本書の見方(1)【花のページ】(2頁)、本書の見方(2)【葉のページ】(3頁)
本書の特色と使い方(4~5頁)
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日本でみられるサクラは、国内の野山に自生している「野生種・自然交配種」と、国内では栽培のものだけが知られる種類とに大きく分けられる。さらに栽培のみに知られる種類には「国外産の野生種」と、野生種や交雑品の中から人間が園芸価値が高いものを選び出した「栽培品種」とがある。種類の名前を調べる上では、その三つを区別して扱うことが重要である。【野生種・自然交雑種】(p.10-25、p.42-43の9種類)1種類の中でも遺伝的な変異が非常に大きく、さまざまな個体が含まれる。識別する時には個体間の変化が多い部分にはこだわらず、変化の少ない部分の特徴(詳細はp.8-9参照)だけに注目する。……(6頁)
見本頁「ヤマザクラ」(10・11頁)、「ソメイヨシノ」(44・45頁)
ヤマザクラソメイヨシノ

篠刈り・休憩所のテーブルづくり・アプサ作業 4月2日

有志6名で南向き斜面、岩殿C地区で作業をしました。新井さん、江原さん、木谷さん、木庭さん、細川さん、渡部さんです。
南向き斜面・実生木見本園予定地の篠刈り
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アプサ作業(キャンプ薪・薪棚・薪割り)
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休憩所のテーブル作り
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枯死木伐採 3月31日

市民の森保全クラブの23年度最終活動日。参加者は江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの9名。
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新年度の活動目標等について話し合いをしました。4月の活動日は2日(火曜日。有志、南向き斜面草刈り)、5日(金曜日。キノコ駒打ち)、12日(金曜日)、14日(日曜日)、19日(金曜日)、21日(日曜日。岩殿谷津田自然クラブ定例活動日)、26日(金曜日。追加作業日。カシナガトラップ設置準備)、28日(日曜日)。

きのこ園で収量の減ったホダ木の片付けとC地区奥のボッシュ林側にミョウガの植え付けをしました。
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谷の道上に落枝のおそれがあるナラ枯れ枯死木の伐採をし、根株の伐り下げをしました。
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