岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2024年02月

田中健太『上田の身近な自然の魅力~高原・ため池・山城の草原再生~』 2月28日

2月23日に開催されたSDGsフォーラムin信州上田「みんなで捉えろ!気候変動と生物多様性」(主催:上田市、共催:上田市環境衛生協議会、筑波大学山岳科学センター、長野県環境保全研究所)の午後の部の田中健太さん(筑波大学山岳科学センター)の講演「上田の身近な自然の魅力~高原・ため池・山城の草原再生~」です。上田市の塩田平のため池群は「日本のため池百選」(農水省HP)に選定されています。埼玉県内では比企丘陵地域が日本農業遺産「比企丘陵の天水を利用した谷津沼農業システム」(農水省HP)に認定されました。入山沼もGooglemapでは「入山沼(日本農業遺産)」としてマークされています。ため池の価値や維持管理、堰堤の植生、斜面崩壊について考えながら聴講しました。
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身近な自然:人の利用・手入れ(放牧・採草・野焼き・刈払)によってできる自然
草原の歴史 菅平高原・峰の原高原 山城 農業用ため池
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歴史の凄さ 古い草原の環境価値
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 生物多様性 歴史が古いほど植物がゆたか
 遺伝資源 歴史の古い草原にある未知で膨大な遺伝資源

斜面防災 森林  vs 草原 どちらの斜面が崩れやすいか?
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 茅場の斜面は崩れないという経験則
 森林の脆弱性 根返り:根こそぎ倒れ地面がめくれる
 樹木は斜面を不安定化(河川法、1964年)
  植樹木の主根が堤防内に入らぬよう、安定性を損なうことがないよう十分留意すること

山城の土手の森林化、根返りの不安
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全国で進むため池の防災工事
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 東日本大震災や西日本豪雨で、多数の農業用ため池が決壊
 (能登半島地震でも、約4割の池で亀裂・崩壊等)
 ため池防災特措法(2020~30年)
  46都道府県の6160池で防災工事が計画(NHK調べ)
 土地改良法・指針による環境配慮が、ため池土手は見落とされていた
  堤体植生の掘削、張芝による植生改変

植生配慮工法の先行例
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 表土戻し工法
 表土からの植生回復
 希少植物の移植活動
 課題 掘削しない植生保存帯の設置

歴史の凄さと歴史の怖さ
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 失ったら取り戻せない(不可逆) 
 失った時に何か起きかねない

2018 水と巡る信州上田地域の旅 ~塩田ため池群~ 6:01
 

塩田まちづくり協議会
 ●みんなでため池の植物を守る 2023.12.3
塩田にたくさんあるため池。「日本のため池百選」にも選定されているのですが、塩田平土地改良区に登録されているため池の数は41。貯水量を合計すると300万トンにもなります。一般家庭が一年間に使う水の量が平均300トンだそうで、そうすると1万軒のお宅が使う年間使用量を賄える勘定に。そんなたくさんあるため池ですが、数年前から耐震工事が行われています。東日本大震災で福島県のため池が決壊し、大きな被害が出たことを契機に、全国的にため池の耐震工事が進められています。塩田平でも、ため池の耐震調査を行い、対策が必要な所で順次工事が行われています。工事で何をするのかと言うと、基本は堤を厚くすること。決壊しにくくするためです。堤を厚くするということは、工事する時はそこを削ったりするわけです。そうすると、そこに生えている植物はなくなってしまいます。工事が終わって、もしかしたら、何年か先にはまた生えてくるかもしれませんが、もう二度と見られなくなる可能性は高いですよね。……工事が始まる前に堤の植物を別のところに移植して、工事が終わったら堤に埋め戻す。これまで、工事が行われたため池で行われてきたのですが、今年後期は、塩吹池と浅間池、そして不動池で希少植物を移植しました。塩吹池と浅間池は、堤体に生えている植物を掘り取って別の場所に移す作業を行い、不動池は池の工事が完了したので、舌喰池のそばに移植してあった植物を堤体に戻す作業を行いました。筑波大学の田中准教授の指導を受けながら、地元自治会、水利組合が中心となり地元住民が協力して作業を行い、作業は無事に終わりました。……(F森)
 ●塩田のため池を写真で観る フォトギャラリーに40のため池写真 2021.4.28
 ●塩田のため池をドローンから視る ①砂原池 ②山田池 ③塩野池

ため池堰堤の造成後年数とともに希少植物種数が増えるか?ー83地点での検証ー
  日本生態学会第70回全国大会 (2023年3月、仙台) 講演要旨ESJ70 Abstract
人間の草原利用が減ることで半自然草原が近年急速に減少し、多くの草原性生物が絶滅の危機に瀕している。そのため生物多様性が高い草原を特定して保全する必要がある。先行研究では、継続年数が長い草原で植物の多様性が高いことが分かっているが、植物の多様性が増えるのに草原の継続年数がどれくらい必要なのかは分かっていなかった。そこで、様々な継続年数の草原が多数得られるため池堰堤を対象に、草原の継続年数が植物の多様性に与える効果を明らかにすることを本研究の目的とした。
長野県上田市塩田平周辺で、ため池堰堤の造成から1~450年が経過した計73か所と、対照区として、10~70年前に造成された公園等10か所を対象とした。2020~2022年のいずれかの年の5~10月に3回、各調査地に出現する維管束植物種を約300~8000㎡の範囲(広域調査)と、1×20 mトランセクト(トランセクト調査)で調べた。
広域調査では、計553種の植物種が出現し、スズサイコ・ノジトラノオ・キキョウなどの環境省指定絶滅危惧種といずれかの都道府県でレッドリストに記載されている希少種が、合計220種出現し、そのうち148種はため池堰堤でのみ見つかった。トランセクト調査では、草原の継続年数が増えるほど外来種数が減少し、約300年で最小値に漸近した。在来普通種数と草原性希少種数は継続年数によって増加し、それぞれ約100年、200年で最大値に漸近した。草原の継続年数によって種組成が異なり、マツバウンランのような年数の経過とともに減少する種群と、ツリガネニンジンやクサボケのような年数の経過とともに蓄積して歴史の古い草原の指標となる種群が認められた。
以上より、200年以上継続している草原は保全優先度が特に高く、ポスト2020年目標として国際的な注目を集めている民間保全地(OECM)の有力な候補になりうる。現在、ため池の耐震工事による植生破壊が全国的に進んでいるため、貴重な植生に配慮した工事が望まれる。
ため池に生える希少植物について学ぶ 小学校で授業  上田
 NHK『信州 NEWS WEB』 2023年12月11日 動画(1:47)
景観の美しさから、国の「ため池百選」に選ばれている上田市の塩田平のため池などに生えている希少な植物について学ぶ授業が、地元の小学校で行われました。雨が少ない上田市の塩田平では、江戸時代から多くのため池がつくられ、その景観の美しさから「塩田平のため池群」として農林水産省の「ため池百選」に選ばれています。11日は、ため池の土手などに生えている希少な植物について学ぶ授業が地元の塩田西小学校で行われ、5年生が参加しました。授業では、植物の研究をしている筑波大学山岳科学センターの田中健太准教授が、上田市内には、およそ100か所のため池があることや、学校の近くにある山田池には、「スズサイコ」など複数の希少な植物が生えていると説明しました。また、全国的にため池をめぐっては、決壊などを防ぐため防災工事が進められていますが、田中准教授は「工事を進めながらもため池の希少な植物を守っていくことが大切だ」と呼びかけていました。授業を受けた児童は「今にもなくなりそうな希少な植物が身近にあることを知りました。自然を守りたいと思いました」と話していました。

1. 管理作業の内容
 ① 水位の調整
 ② 水入れ(パイプライン方式、水入れ役方式)
 ③ 共同作業(草刈りや水路清掃)
 ④ 設備の点検・整備
 ⑤ お金の管理
 (1) 日常的な会計 人件費(草刈りや水入れに関わる人件費)
    水利費(水田への配水や集落から排水するために必要な水路の管理にかかる経費)
    軽微な改修費、電気代、など
 (2) 非日常的な会計
    大規模な改修工事に伴う手続きや費用の徴収
    ため池が売却された際の売却金の管理、用途の決定
 ⑥ その他(イベントの実施など)
2.  管理作業の主体
 水利組織:水位の調整やお金の管理、施設の点検・整備、,水入れなど
 水利組織に加えて,農家や住民が参加:草刈りや水路清掃
 住民・市民:イベント参加
3. まとめ


  
 
 ●狩野 仁慈・小原 悠太「長野県上田市塩田地域におけるため池群の維持管理と存続」
   筑波大学大学院生命環境科学研究科『地域研究年報』43、2021年
本研究の目的は、長野県上田市塩田地域におけるため池を事例とし、その維持管理と多面的利用の特徴を明らかにすることを通じて、ため池群として存続させるための望ましい維持管理の在り方を検討することである。産業構造の変化に伴う第一次産業の衰退や、地域の水利事情の改善により、農業用水としてのため池の需要は縮小している。それに伴い、地域において一様な管理体制は機能しなくなり、それぞれのため池に合わせた維持管理を行うことが望まれる。その際に重要となるのが、ため池群としての維持管理である。具体的には、人的資源が豊富な自治会やその他の民間団体、そして、今まで直接管理に携わることのなかった行政が、維持管理の難しくなったため池の管理者と連携・協働を通じて、その存続を担うような体制である。このような体制を築くことができれば、ため池群としての長期的な存続が期待できる。


再生したヤナギを再伐採 2月27日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、Hikizineの9名。風が強いので市民の森での作業はあきらめて入山沼下の岩殿I地区下段のヤナギを伐採しました。大半は2019~21年に新井さん、橋本さん、田島さんが伐採してくれたあと、再生したものです。太さはいろいろですが、水路の杭や斜面の土留めに使います。また2月上旬の雪で折れた上段のハンノキは玉切りして西縁水路を跨ぐ橋にしました。
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上段のハンノキ
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下段の萌芽枝など伐採、伐採根株等切り下げ
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※2021~22年には水路の洗掘防止、斜面の崩落防止に使用しました。
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コスカシバ幼虫のサクラ食害 2月25日

作業道近くにコスカシバ幼虫の糞まじりの樹脂が大量にでているヤマザクラがあります。越冬した幼虫が活動を始めたようです。サクラが枯れるないように防除対策を実施します。
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       函館市住宅都市施設公社のYouTubeチャンネル『はこだて・まちラボ



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 コスカシバ

SDGsフォーラム「みんなで捉えろ!気候変動と生物多様性」(上田市) 2月23日

雨天で市民の森保全クラブの活動が中止になったので、午前・午後、SDGsフォーラムin信州上田「みんなで捉えろ!気候変動と生物多様性」(主催:上田市、共催:上田市環境衛生協議会、筑波大学山岳科学センター長野県環境保全研究所)を視聴しました。
気候変動と生物多様性1気候変動と生物多様性2
「雪が少なくなった」「桜の開花が早いなぁ」―暮らしの中で感じる気候や自然の変化、実際はどうなっているのでしょうか?気候変動の実際や生物多様性の課題に、科学的な視点から迫ります。午後は、世界に誇る信州上田の生物多様性を紹介し、自然共生サイトに登録された草原の維持について30by30として取り組むキリンホールディングス株式会社の取り組みを紹介します。地域の自然を味わい、維持していくことの重要性について、ぜひ聞きにきてください。
《午前の講座》まだまだ知らない気候変動のお話
①気候変動入門:私たちはどうなる?どうする? 廣田充(筑波大学)
②信州の気候はどう変化? 栗林正俊(長野県環境保全研究所)
③みんなの情報で将来の気候変動からライチョウを守る!  堀田昌伸(長野県環境保全研究所)
④信州の味噌からみえる気候変動の影響 高橋聖(信州大学繊維学部3年生)
長野県内の味噌屋さんにヒアリングをし、長野県を代表する食品“味噌”に何が起こっているかを最近よく聞く(と思う)気候変動と絡めてまとめてみました。
気候変動が起きると何が起きるのか?強いて言えば最近暑くなった?なかなか想像出来ないと思います。今回は身近な食品の味噌と絡めて何が起きているかを発表します。
面白そうなことの一環で,年に1回,興味のあるテーマについて長野県環境研究所と連携し調べています。今年で2回目。去年は長野県の各地域の特産物と気候変動をテーマに皆で分担して調査を行いました。私は東信地方の農産ということでリンゴを担当。今年は発酵食品と言うことで味噌についてやりました。今年は私のみの個人戦。普段忘れた頃に実験発表を十数人規模の前でガタガタ震えながらやるような私が、果たして大人数の前で発表しきることができるのか?よろしくお願いします。
《午後の講座》生物多様性の育て方~人と自然が共生する信州上田~
⑤上田の身近な自然の魅力~高原・ため池・山城の草原再生~ 田中健太(筑波大学山岳科学センター)当ブログ2月28日記事
⑥シャトー・メルシャン椀子ヴィンヤードにおける生物多様性と「30by30」 藤川宏(株式会社キリンホールディングス)
キリングループのCSV経営と環境ビジョン、長野県上田市にありますシャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤードにおける自然環境についてお話しします。
キリングループの環境ビジョン「ポジティブインパクトで、豊かな地球を」と、それを掲げる背景をご説明した後に、長野県上田市にある「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー/ヴィンヤード」における事業や取り組みを通じて、自然環境にどのような良い影響を与えているのかについて発表します。
信州上田学
現在、少子高齢化社会の進展により、深刻化する地域の担い手不足とこれに伴う地域経済活動の縮小が顕在化しており、今後も高齢者人口の増加と地域の担い手となる生産年齢人口(15歳~64歳)、年少人口(14歳以下)の減少は続くものとされています。
 こうした現状を踏まえて、上田市では、持続可能な地域の創出に向け、地域に脈々と受け継がれてきた歴史、文化、自然、風土、産業等を「学ぶ」ことで、住民が「住み続けたいと感じる地域づくり」、地域を離れて進学した学生が「ここに帰ってきたいと感じる人づくり」を行い、さらには、「上田を離れても地域を想い続けてもらう人づくり」につなげていくことを目的として、信州上田学を積極的に推進していきます。
※信州上田学の学びの手法「上田メソッド」(上田市立長野大学『信州上田学』
  地域で・地域と協働する学び 地域課題解決の方法論
上田は「信濃自由大学発祥の地」であり、この地の人々が自ら学び地域を築いてきた歴史と気風があります。この伝統に基づき、「信州上田学」は、単に地域のあれこれを教え込むものではなく、大学という研究機関が中核となり、地域と学生がともに自ら学び続け地域を創造する、「研究」と「人づくり」の中核をなす地域学です。
◎地域の魅力を掘り起こし、ローカルナレッジを普遍的視野から再構築、再評価し、地域資源を創造する地域学の創造
◎地域の豊富な資源を持続的に活用して地域の発展を牽引できる人づくり
・ 地域の豊かさや地域の人々に触れ、自ら地域づくりに関わっていく過程を通して、地域に愛着を感じ、自分が生きていく場としてこの地域を選ぶ若者の増加も期待される
・ 圏外の出身地へ就職しても、自らの地域の発展を牽引するとともに、信州上田をよく知り、出身地と信州上田をともに発展させていく、いわゆる「関係人口」の増大が期待される

自然観察会(3/24)下見 2月20日

3月24日(日曜日)に実施する岩殿谷津田自然くらぶの観察会の下見を二宮さん、小河さん、玉置さんとしました。
ニュースレター第14号
(環境基本計画市民推進委員会『ひがしまつやまニュースレター』14号から)

今日は埼玉県平和資料館(埼玉ピースミュージアム、1993年開館)の展望塔に上り、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の地球観測センター(1978年設立)にも行きました。
平和資料館は前回12月27日には休館中でしたが、今日は藤本一美さんの山の鳥瞰図(1996年)を見ながら展望室(海抜147.5m)からの眺めを満喫できました。
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枯死木伐採№28・30 2月20日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、小松さん、木谷さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、渡部さんの9名。尾根の道のナラ枯れ枯死木№28、№30を伐採しました。
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枯死木伐採№29・27・32 2月18日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、平井さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの9名。尾根の道のアカマツ枯死木№29、ナラ枯れ枯死木№27、№32とヤマザクラ枯死・腐朽木を伐採しました。
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枯死木№29(アカマツ)
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枯死木№27(コナラ)
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枯死木№32(コナラ)
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枯死・腐朽したヤマザクラ
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マルバヤナギを伐採 2月16日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、小松さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの11名。尾根の道付近では時折、風が強く吹くので、谷底の岩殿G地区で作業をすることにして、ヤナギを2本伐採しました。
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マルバヤナギ(G1)
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農業用廃プラ回収 2月14日

東松山市環境保全型農業推進協議会の農業用廃プラスチック回収日です。1月18日の硬質系プラスチック(育苗箱・畦シート・園芸用廃プラスチック等)に続いて軟質系プラスチック(農業用マルチフィルム・塩化ビニール類・ポリエチレン類等)の回収で、下青鳥の埼玉中央農協中部営農経済センター前に軽トラで運びました。
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環境保全型農業農水省HP
環境保全型農業とは「農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和などに留意しつつ、土づくり等を通じて化学肥料、農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業」です(環境保全型農業の基本的考え方より)。食料農業農村基本法においても、国全体として適切な農業生産活動を通じて国土環境保全に資するという観点から、環境保全型農業の確立を目指しています。
農プラ適正処理パンフレット(JGHA 日本施設園芸協会)
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農業生産現場での取組(農水省生産局、2019年6月)
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 農プラ現場での取組3頁農プラ現場での取組4頁

プラスチック使用製品に関わる基本原則(4R) JA全農福島肥料農薬部「技術情報だより」7号、2022年
 Reduce Reuse Recycle Renewable
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※日本学術会議健康・生活科学委員会・環境学委員会合同環境リスク分科会提言「マイクロプラスチックによる水環境汚染の生態・健康影響研究の必要性とプラスチックのガバナンス」2020年4月7日
海洋プラスチックの海洋生物による摂食と悪影響は 1970 年代以来報告されてきたが、21世紀に入って海洋プラスチック汚染は2つの新たな局面を迎えた。一つは微細なプラスチック(マイクロプラスチック:5 mm 以下のプラスチック)の海洋表層への集積が確認され、海洋生物による摂取も示されたことである。もう一つは、海洋マイクロプラスチックが海洋生態系での有害化学物質の運び屋になることである。
マイクロプラスチックは一次マイクロプラスチックと二次マイクロプラスチックに大別される。前者は5 mm 以下の粒子状に製造されたプラスチックで、レジンペレット、肥料のカプセルや洗顔料、化粧品に含まれるマイクロビーズなどである。二次マイクロプラスチックは環境に放出されたプラスチック製品が紫外線や熱、風波などの物理的な力により破砕、細片化したものや合成繊維の服の洗濯時に発生する繊維などである。(要旨)
海洋環境中で観測されるマイクロプラスチックの起源は様々であるが、一次マイクロプラスチックと二次マイクロプラスチックに大別される。一次マイクロプラスチックは、もともと5 mm 以下の粒子状に製造されたプラスチック粒で、製品の原料になったり、製品に配合されたりするプラスチックである。このカテゴリーにはレジンペレット(円盤状、円柱状、あるいは球状の直径数 mm のプラスチック粒であり、プラスチック製品の中間原料)も含まれる。また、洗顔料、化粧品などに含まれるマイクロビーズ(プラスチック製スクラブ;主にポリエチレン製)もこのカテゴリーに含まれる。使用後のマイクロビーズは家庭排水として下水処理場へ運ばれる。下水処理場での観測から、一次処理と二次処理を経ることにより、99%以上除去されることが報告されている。この場合、沈殿とスカム処理により除去されたと考えられる。しかし、合流式の下水処理区では雨天時には家庭排水は下水処理場へ運ばれず、はけ口やポンプ所から雨水と共に河川や海へ放流される。このように雨天時越流によりマイクロビーズは海へ運ばれると考えられる。しかし、雨天時越流により公共用水域へ放出されるマイクロビーズの量は定量的に把握されてない。さらに、一部の洗濯用合成洗剤に含まれる芳香剤を包むプラスチック製カプセルや、農業の肥料をコーティングしている殻状のプラスチックも雨天時に水域へ供給されるが、その負荷や動態はほとんど明らかになっていない。ネックは、雨天時の汚濁負荷自体の実態把握が遅れていることにある。マイクロビーズが日本の沿岸域でも観測されていることから、海洋への流入量の定量的な把握は必要である。(2頁)

枯死木№38・36伐採 2月13日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、新倉さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの10名。2月6・7日の降雪で幹折れしたアカマツ I 778、アカマツ枯死木№38、ナラ枯れの枯死木№36、腐朽したヤマザクラ1本を伐採しました。

アカマツ I 778
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切断面から滲み出した松ヤニ(松脂)
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枯死木№38(アカマツ)
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枯死木№36(コナラ)
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腐朽したヤマザクラ
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雪で割れたマダケを切る 2月12日

児沢家の畑の東側の竹林で雪の重みに耐えられず割れたマダケを切りました。
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枯死木№35・34・33伐採 2月11日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は江原さん、金子さん、木谷さん、斉藤さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの10名。今日から尾根の道沿いの枯死木の伐採を始めます。ナラ枯れの枯死木2本、ヤマザクラ枯死木2本、コナラ枯死木1本を伐採、作業が終わって陽当たりの良い南向斜面で休憩しているとイヌシデのタネがくるくると回って大量に降ってきました。
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枯死木№35(ヤマザクラ)
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枯死木№34(コナラ
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枯死木№33(コナラ) 樹高25m


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ヤマザクラ枯死木
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コナラ枯死木
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土水路の泥上げ 2月10日

市民の森作業道下の無名沼ロ号に流れる土水路の泥上げをし、午後は学びの道下の入山沼からの土水路でも泥上げをしました。
無名沼ロ号に流れる土水路
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学びの道下の土水路
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尾根の道のヤマザクラ鋸断 2月8日

尾根の道の根倒れしたヤマザクラをノコギリ(Silky SOGOI360)で切断して片付けました。
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残雪、落枝、折・倒木④ 2月7日

市民の森作業道
昨日、江原さんが路上の倒木、落枝など片づけ、軽トラで通りました。
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陽当たりが良いので1日で雪が融けています。
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市民の森南向き斜面、入山谷津
南向き斜面の雪は融けていますが、谷津の谷底はまだ雪に埋もれています。
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岩殿G地区ではヤナギの大枝が折れていました。
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陽の当たらない無名沼イ号と陽当たりの良い作業道下のロ号
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残雪、落枝、折・倒木③ 2月7日

尾根の道
 アカマツ林
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  アカマツ I778は幹折れしています。

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 コナラ林
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  ヤマザクラが倒れて園路をふさいでいます。 

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残雪、落枝、折・倒木② 2月7日

谷の道
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雪見峠道
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  ここからは浅間山が見える時があります。

残雪、落枝、折・倒木① 2月7日

5日、6日と雪が降り、市民の森では落枝、折木、倒木がありました。
鳩山のアメダス(気温・降水量・日記録)
 2月5日
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 2月6日
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岩殿A地区・H地区
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学びの道
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岩殿I地区
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  ハンノキが2本倒れていました。

入山沼
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玉切りしたナラ枯れ枯死木の片付け 2月5日

12月20日に市民の森作業道下の斜面で伐倒したナラ枯れ枯死木。岩殿G地区で玉切りし、そのままになっていましたが、軽トラに載せて岩殿C地区に運び出し片づけました。
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岩殿入山谷津では午後1時頃から本降りとなりました。
江原さん、雪の中の作業お疲れさまでした。

根倒れのヤマザクラの片付け 2月4日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は金子さん、木庭さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、Hikizineの5名。参加者は少ないので無名沼イ号上の斜面のヤマザクラの倒木を片づけました。幹はチェンソーで、枝は使い勝手を確かめながらノコギリで切り、長いものは斜面の土留めに、小枝は堰堤の落ち葉と合わせて燃しました。
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枯死木№26伐採 2月2日

市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、Hikizineの12名。ナラ枯れ枯死木№26とヤマザクラの枯死木1本を伐採しました。
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枯死木№26(コナラ)
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心材の一部に孔があいていました。
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枯死木(ヤマザクラ)
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落ち葉掃き&ピザ 2月1日

殿山共同農場の皆さんが落ち葉掃き&ピザ会食を岩殿C地区で実施。細川さん、木庭さんがピザなどの調理を担当、ピザ釜の火の番は新井さんがしました。
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