2024年01月
市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は江原さん、金子さん、木庭さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの7名。ナラ枯れの枯死木№22とヤマザクラの枯死木№23を伐採しました。
枯死木№22(コナラ)
枯死木№23(ヤマザクラ)
枯死木№23の伐採 18:10
市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は芦田さん、新井さん、江原さん、金子さん、小松さん、木庭さん、齊藤さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの14名。ナラ枯れ枯死木№20とヤマザクラ枯死木№21、リストにない(無番号の)ヤマザクラの枯死木1本を伐採しました。
枯死木№20(コナラ)
枯死木№20の伐倒 0:54
枯死木№21(ヤマザクラ)
枯死木(ヤマザクラ) 伐根直径16㎝
市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名。ナラ枯れ枯死木№19とサクラ枯死木2本、計3本を伐採しました。
枯死木№19(コナラ) 樹齢50年、伐根直径51㎝
枯死木№19の伐倒 0:09
伐倒木梢部が園路脇のイヌツゲを直撃してしまいました。
ヤマザクラ枯死木Aの伐採
市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名。昨日の鳩山アメダスの日最大風速(m/s)は11.2m(15:20)で、市民の森の尾根の道、谷の道の交点(雪見峠)では梢からの落枝が多数ありました。伐採予定のナラ枯れ枯死木№27も落枝していました。
№27は2021年の穿入生存木でしたが昨年腐朽がすすんで枯死判定としました。
谷の道からの坂道にも小枝が散乱していたので片づけておきました。
枝下し用にスチールの小型軽量チェンソーMS151C-E(1.1kW,23.6cm3,2.8kg,25㎝)を購入し、使用を開始しました。
今日はナラ枯れ枯死木2本を伐採しました。
枯死木№13(コナラ)
枯死木№16(コナラ)
枯死木№16の伐倒② YouTube 0:13
(YouTubeの『鳥取県林業担い手育成財団』チャンネル)
市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、木谷さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの10名。ナラ枯れのコナラ枯死木1本を伐採しました。
枯死木№12(コナラ)
※越冬しているオオスズメバチを見つけました。スズメバチの仲間で越冬している個体はすべて新女王蜂。その他の働きバチは冬には死んでしまっています。
市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さんの12名。ナラ枯れ枯死木3本を伐採しました。
枯死木№14(コナラ)
枯死木№14の伐採 YouTube 3:15
枯死木№17(コナラ)
市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの13名。ヤマザクラの枯死木(№11)を伐採しました。
枯死木№11(ヤマザクラ)
※コモンノッチとオープンフェイスノッチ(広角受け口)
オープンフェイスノッチ(広角受け口)は、1980年代にスェーデン人伐倒インストラクター、ソレン・エリクソンによって初めて紹介されて以来、北米で急速に広まっています。2つの方法の違いは、基本的には受け口の開口部の大きさです。コモンノッチの開口部は45度で、オープンフェイスノッチは70~90度です。木が倒れて受け口が閉じるときに、この2つの方法で、それぞれ何が起きるかについて理解することが重要です。開口部が45度のコモンノッチの場合、木が地面に倒れる途中で閉じます。閉じた受け口からの抵抗力で、ツルの木質繊維が裂け、地面に倒れる前に木が切り株から離れてしまい。制御不能になりながら倒れる可能性があります。オープンフェイスノッチは受け口の開口部が広く(70~90度)、木をより長い時間ツルにくっつけておくことができ、木が地面に着くか、あるいはほぼ着いた時点で閉じます。結果として木が倒れる間中、木を統御できます。このため、オープンフェイスノッチの方がより優れていると考えられます。(ジェフ・ジェプソン『伐木造材術』78~79頁)
№6に続いてナラ枯れ枯死木№5を伐採しました。
枯死木№5(コナラ)
かかり木になり、かかっている木をブロック状に切る「元玉切り」をしました。
※木をブロック状に切る(ジェフ・ジェプソン『伐木造材術』151頁)
※元玉切り 技術的に安全な処理が可能なので要検証
(Woodsman Workshop LLC.編集・発行『チェンソーで木を伐る』2021年4月)
小径木のかかり木処理として、日本中で行われているオーソドックスな方法。この方法で事故を起こす主たる原因は「切断位置が高い」と「手で押す」と「切削精度が低い」だろう。実際に事故が起きている事実を反省しなければならないが、海外では手順書も作られており、力学的に安全を担保できる方法だと考える。安全のためのポイントは「低く」と「牽引」と「訓練」である。(72頁)
実生を育てている堆肥箱のコナラ、クヌギの幼木の根元近くにクリオオアブラムシの卵が黒い染みのようにびっしりとついていました。翅のある成虫、翅のない成虫もまだいます。
クリオオアブラムシ(卵と成虫) YouTube 0:48
クリオオアブラムシ(無翅) YouTube 0:10
クリオオアブラムシ:カメムシ目アブラムシ科。全国の山林のクリ、クヌギ、カシ類に集まる昆虫。大きさは4㎜前後の大型のアブラムシで、全身黒色、触角は短く、脚は長い。有翅型の翅も黒色で、白い斑紋がある。翅 のあるものとないものとがある。春・夏はオスのみの単為生殖でメスの幼虫を胎生する。秋になるとオスを生み、有性生殖で卵を産み、卵で越冬する。クリ、クヌギ、カシ類の枝に集団で寄生して樹液を吸う (国営讃岐まんのう公園動植物図鑑HP)。
※クリオオアブラムシ(北海道立総合研究機構林業試験場HP)
生態:卵越冬。青枝や小枝に群生する。春から秋の間に繁殖を繰り返し、数世代を経過する。6月頃、有翅の雌成虫が現れ、他の木に移動して繁殖する。晩秋に幹の株元近くに複数の雌成虫が集まって卵をまとめて産む。
※富樫一次「栗園における害虫相と天敵 ー 石川県の場合 ー 」(『植物防疫』43巻3号、1989年)
オオアレチノギク(キク科)、キツネアザミ(キク科)
キッコウハグマ(キク科)
マルバアオダモ(モクセイ科)
※佐々木史「里山における機能性きのこカワラタケの栽培技術の開発」(2018年度中部森林技術交流発表会)
※佐々木史「カワラタケの里山における栽培技術の開発」(『とやま森林研究所たより』№19、2018年5月)
※「椎茸栽培」原木栽培の基礎とほだ木の作り方(『なりゆきDIY』2017年2月記事)
ヒイラギモクセイ(モクセイ科)ヒイラギとギンモクセイの交雑種
イセリアカイガラムシ(ワタフキカイガラムシ科)
加害部位:葉、枝、樹幹部に寄生し、多発した場合は樹勢の低下や枝枯れを引き起こす。また甘露を分泌し、すす病を誘発する。ヤノネカイガラムシ等と異なり移動する。 卵胎生であり、1世代目で400、2世代目で1600、3世代目で200匹の幼虫を産出する。年間発生回数:1世代目が5月上・中旬、2世代目が7月上・中旬、3世代目が9月~11月に発生。温暖地域では幼虫・成虫が常に混在し、発生が不斉一。
天敵:大正時代にオーストラリア原産のベダリアテントウが導入され、効果を発揮した。
防除対策:第1世代幼虫発生初期の防除効果が高いため、薬剤防除以外には天敵(ベダリアテントウ)による生物防除がある。
防除時期:第1世代:6下旬~7月上旬、第2世代:8月中旬~下旬
ベタリアテントウムシ(テントウムシ科)
※古橋嘉一「ベタリアテントウムシの導入から百年」(『植物防疫』64巻5号、2010年)
クビアカツヤカミキリのフラス(幼虫が排出する木屑と糞が混じったもの)
幼虫が、生きたサクラ、モモ(ハナモモ含む)、スモモ、ウメ、プルーン、アンズ、サクランボ(おうとう)、アーモンド等の内部に入り込み、1~3年かけて樹木の内部を食い荒らし、その結果、樹木が衰弱・枯死してしまう。
幼虫の活動期(食害する時期)は 4 月頃から10月頃までで、活動期間中の幼虫は、「フラス」と呼ばれる食べた木屑と糞の混合物を、幹や枝に開けた孔(排糞孔)から盛んに排出します。本種のフラスは薄い切片状の木屑を多く含み、棒状やかりんとう状につながることが 多いのが 特徴で 、 幼虫の成長とともに太く、量も多くなります。(東京都環境局『クビアカツヤカミキリ防除の手引』2023年3月、3頁)
イノシシの糞、けもの道
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