2023年12月
3月24日に計画している岩殿谷津田自然くらぶの観察会に向けて、二宮さん、小河さんと埼玉ピースミュージアム(埼玉県平和資料館)、物見山公園、正法寺観音堂境内、入山谷津を歩きました。埼玉ピースミュージアムは電気設備更新のために休館中で館内には入れず、展望塔からの眺めは次回、確かめます。
イセリアカイガラムシ(カメムシ目ワタフキカイガラムシ科)
イセリアカイガラムシ ( Icerya 介殻虫、学名 Icerya purchasi )は、オーストラリア原産のカイガラムシの一種。柑橘類栽培における農業害虫として甚大な被害を与えたことで知られるが、有力な天敵であるベダリアテントウの導入によって制圧され、農業上の被害はほとんどなくなった。ただし本種は非常な多食性で極めて多数の種の樹木に寄生するため、公園など天敵の少ない農地以外の場所では時に大発生することがある。和名はイセリヤカイガラムシと表記されることもあり、別名としてワタフキカイガラムシの名もある。(Wikipedia)
テントウハムシによるヒイラギの食害
マユミ(ニシキギ科)の花
ツヤアオカメムシ(カメムシ科)
(左)キツネアザミ・(右)オオアレチノギク(キク科)のロゼット
タネツケバナ(アブラナ科)
キッコウハグマ(キク科)
※赤川未里・岩瀬剛二「キッコウハグマにおける開放花及び閉鎖花形成の実態」(『帝京科学大学紀要』14巻、2018年)
要約:キク科のキッコウハグマは花冠をもち開花して他家受粉を行う開放花と、開花せずに蕾の状態で自家受粉を行う閉鎖花の形態の異なる 2 種類の花を秋のほぼ同時期につける。東京都八王子市廿里町の多摩森林科学園において、2014 年度~2015 年度の 2 年間にわたりキッコウハグマの生育過程や 2 形の花の形成特性について個体標識を行うことで調べた。キッコウハグマの葉は根生葉状であり、茎を伸ばして花をつけること、茎は 5 cm 程度の短いものから 35 cm と長いものまで変異が大きいことが明らかになった。開放花のみをつける茎、開放花と閉鎖花の両方をつける茎、および閉鎖花のみの茎の 3 種類が見られた。開放花をつけた茎は長さが 5 cm ~15 cm と比較的短く、一方、それより長い茎には主に閉鎖花が見られた。さらに、開放花と閉鎖花の両方が見られた茎では、開放花は茎の下部に、閉鎖花は上部に位置することが明らかになった。花全体の頭花数においては、開放花は閉鎖花の 1 割程度と少数であり、さらに結実の割合も開放花では低く、キッコウハグマはその繁殖の大部分を閉鎖花に依存していると考えられる。
まちづくり公社の皆さんの舗装園路の西側と見晴らし台付近の枯損木(コナラ、アカマツ、ヤマザクラ)調査に同行しました。テープを巻いた伐採候補は20本以上ありました。
見晴らし台からの眺め
2月に見晴らし台からの榛名山~日光連山方面の眺めを確保するために、見通しをさえぎるツツジを切り下げ、ススキの刈払いをしました。左手のアカマツの枝、右下のシラカシ、右手のコナラの枝が眺望を妨げています。
2月に見晴らし台からの榛名山~日光連山方面の眺めを確保するために、見通しをさえぎるツツジを切り下げ、ススキの刈払いをしました。左手のアカマツの枝、右下のシラカシ、右手のコナラの枝が眺望を妨げています。
アカマツ枯死木のヒトクチタケ
市民の森と入山谷津での『落ち葉を掃いて焼き芋を食べよう』(市民の森保全クラブ・岩殿満喫クラブ共催)。参加者は15組52人、スタッフは芦田さん、新井さん、江原さん、金子さん、小松さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの14人で、参加者・スタッフ合わせて66人で実施しました。募集人員は20組(50人)で、メールでの申し込み順で募集を開始した12月5日、午前8時6分に20組(62人)で定員に達し締め切りました。体調不良などでイベント当日に何組か参加できない方がでるので52人は予想通りです。駐車場で土のう袋に入れた落葉堆肥、落ち葉掃き終了後、入山谷津の焚き火でじっくりと焼き上げた150~300グラムの焼き芋を2本ずつ全員にお渡ししました。サツマイモはスタッフの細川さんが畑で育てたものです。
最低気温は氷点下以下の日が18日から続いています。昨日21日は-3.4℃、今日は-5.7℃(鳩山アメダス、午前7時15分)です。市民の森保全クラブ作業日。定例活動日である第4日曜日の24日を振り替えて、明日の落ち葉掃き&焼き芋イベントの最終準備をしました。参加者は芦田さん、新井さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineの12名。
尾根の道の登り口から四阿の間に積んでいた伐採残材を搬出しました。
岩殿F地区の焼き芋エリアで焼き芋をしてみました。
芦田さん、木谷さんでイベントエリア内のナラ枯れ枯死木(R5-129、胸高直径41㎝)を伐採しました。
伐採後、抜根の点検をしました。木谷さんの報告。「①伐倒目標地点の2m左に着地。隣の木に掛かり上部の枯れ枝が掛かり木として水平状態で引っ掛かり残った。②落下すると危険なので新倉さん、丸山さん、木庭さん、平井さん(他の方も?)の方々が落下危険エリアにピンクテープで囲んで頂きました。ありがとうございます。③次回は、伐倒精度を上げる為…三角状の受け口の切り方を斜めカットを最初に⇒次に水平カット。水準器や他利用して馴れるまでトライします。」
落ち葉掃きエリアの伐採残材を岩殿C地区に搬出しました。
※受け口をより正確につくる簡便法
『小田桐師範が語るチェンソー伐木の極意』(全林協、2012年)27頁
市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は芦田さん、片桐さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、渡部さん、Hikizineと新会員の平井さんの12名。
金子さん、木庭さん、平井さんでトイレを組立てて点検、設置場所の整備をしました。
片桐さん、細川さん、渡部さんで落葉堆肥箱を新設しました。
尾根の道側から移動した3段組の落葉堆肥箱も組立てました。
頭上から枝などが落ちてきて頭部を直撃すると頭蓋骨骨折や頸椎損傷に見舞われることがあります。イベントエリア内、隣接の樹木を点検し、鳥取さんが上って危険な枝を落としました。また枝がおとせないものについては新倉さん、丸山さんがテープで囲んで立入禁止にし、イベントエリアから外しました。三角ポールを立てています。
市民の森では園路近くのナラ枯れ枯死木は落枝や倒木による被害を避けるために、冬季に伐採しています。昨日、文化まちづくり公社の皆さんと谷の道、尾根の道近くで落枝や倒木の恐れのある枯死木を調べ、市民の森保全クラブが伐採できる38本をリストアップしました。クヌギ1本、コナラ28本、ヤマザクラ7本、アカマツ2本です。今日はイベント会場の作業を早めに切り上げて、芦田さん、木庭さん、細川さん、渡部さんのグループと江原さん、金子さん、木谷さん、新倉さん、Hikizineのグループを作り、渡部班は尾根の道→谷の道、江原班は谷の道→尾根の道順で38本の枯死木1本、1本について伐倒方法、伐倒方向、積み置き・搬出可否等について検討し、伐採作業の難易度を0.5、0.7、1.0、1.2、1.5、1.7,2.0の7ランクに仮分けしました。今後も検討を続けます。
渡部斑
市民の森保全クラブ金曜日の定例活動日。23日の落ち葉掃き&焼き芋イベントの準備をしました。参加者は芦田さん、江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、新倉さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの9名。明け方まで霧雨があり、雨具の準備のお願いをしていましたが、無事に作業を進められました。
尾根の道、作業道の近くに落葉堆肥箱を移設しました。作業道側のものは17日に修繕して組立てます。
焚き付用のスギの葉を新倉さんがもって来てくれました。当日必要な小物類もチェックして準備しておきましょう。
12月9日、岩殿の物見山公園でクビアカツヤカミキリの調査をした熊谷市のSさんから「物見山山頂付近で4本のサクラの木にフラスが出ている」というメッセージをブログにいただき、四阿付近のサクラでフラスを確認しました。フラスはサクラの木の中にいるクビアカツヤカミキリの幼虫が排出するフンと木くずの混合物です。
カリントウ状のフラスとバラバラに崩れたフラスです。
※クビアカツヤカミキリ成虫拡散防止ネット、捕殺道具
7月6日に訪れた栃木県佐野市の城山公園(佐野城跡)。サクラの木にクビアカツヤカミキリの成虫拡散防止ネットが巻かれていました。出会した公園管理者がここだけで数百匹捕殺したと教えてくれました。
ナラ枯れも拡がっていて、園内のコナラにはカシノナガキクイムシ脱出防止粘着テープが巻かれていました。
23日の落葉掃き&焼き芋イベントに向けて会場の準備をしました。参加者は芦田さん、新井さん、江原さん、金子さん、小松さん、木谷さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名。
作業道近くの11月26日に解体した落葉堆肥箱のパネルを運び出し、隣の堆肥箱を解体しました。
コナラ枯死木の伐採 YouTube 0:10
スズメバチの巣がありました。
焼き芋会場に焚き火の下に敷く鉄板を運び、草刈りをして刈り草を燃しました。
21年12月のイベント時に金子さんが作ったトイレの設置場所を決め整地しました。
※『現代農業』11月号ナラ枯れの木を減らす、活かす
ナラ枯れの探し方、里山の資産価値 黒田慶子(神戸大学名誉教授)
対症療法では止められない
ナラ枯れの見つけ方 - フラス、樹液に注目
冬の間にできる所から対策を
枯れなくても安心できない
いきなり切らずに売る準備を
ナラ枯れはなぜ増えたのか?
里山の資産価値とは?
ナラ枯れの薪やホダ木が人気 壹崎昌和(かながわトラストみどり財団) 住宅周りで危険な枝折れ
冬に薪割り、寄付の返礼に
シイタケのホダ木化も人気
適切な処理と資金の工夫を
全国各地で「ナラ枯れ」によって、どんぐりの木がまとまって枯れる事態が起きています。神奈川では平成29(2017)年から出始め、県内各地に被害が拡大しています。かながわトラストみどり財団は神奈川の自然環境を保全する取り組みを行っており、ナラ枯れの原因や対策、取組事例を多くの皆さまに知ってもらうため、神戸大学名誉教授の黒田慶子氏をお招きし、「ナラ枯れと森林・緑地の管理セミナー」を2023年2月23日に開催しました。
全国各地で「ナラ枯れ」によって、どんぐりの木がまとまって枯れる事態が起きています。神奈川では平成29(2017)年から出始め、県内各地に被害が拡大しています。
かながわトラストみどり財団は神奈川の自然環境を保全する取り組みを行っており、ナラ枯れの原因や対策、取組事例を多くの皆さまに知ってもらうため、神戸大学名誉教授の黒田慶子氏をお招きし、「ナラ枯れと森林・緑地の管理セミナー」を2023年2月23日に開催しました。 全国各地で「ナラ枯れ」によって、どんぐりの木がまとまって枯れる事態が起きています。神奈川では平成29(2017)年から出始め、県内各地に被害が拡大しています。
かながわトラストみどり財団は神奈川の自然環境を保全する取り組みを行っており、ナラ枯れの原因や対策、取組事例を多くの皆さまに知ってもらうため、神戸大学名誉教授の黒田慶子氏をお招きし、「ナラ枯れと森林・緑地の管理セミナー」を2023年2月23日に開催しました。
市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は江原さん、金子さん、木谷さん、木庭さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、Hikizineの8名。
尾根の道鞍部に置いていたチップを袋から出して、伐採木の端材を利用した木枠に入れました。5袋分です。
アカマツ林側に置いていた落ち葉堆肥箱大2箱と小1箱を落ち葉掃きエリア内に運び仮置きしました。大箱は1.8m×1,8m×0.9m、小箱は0.9m×0.9m×0.6mです。
23日の落葉掃き&焼き芋イベントで落ち葉をいれる落葉堆肥箱は6箱を予定しています。会場内にある既設の4箱の内、作業道近くにある2箱は傷みが進んでいるので廃棄。1日に防腐剤を塗ったコンパネで大1箱を新設します。
江原さんは1日の南向き斜面の続いて、北向き斜面の篠刈りをしました。お疲れさまでした。
今日の焼き芋は「ねっとり」を目指して、濡らしたキッチンペーパーでくるんだサツマイモをアルミフォイルで包んで焼いてみました。
※菜女グループ[菜園女子グループ。略称:SLG+(エスエルジープラス)]が30日、岩殿C地区の休耕田で焼いた籾殻くん炭を田んぼから運び出しました。SLG+はHikizineが独断で命名した仮称です。+は性別を問わずの意味。菜園、才媛(さいえん)。菜女、才女。
市民の森保全クラブ定例活動日。参加者は芦田さん、新井さん、江原さん、木庭さん、小松さん、鳥取さん、新倉さん、細川さん、丸山さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名。新設する落葉堆肥箱に使うコンパネ4枚の未塗装面に防腐剤を塗りました。
焚き火・焼き芋会場の刈り草片付け
落葉掃き会場のナラ枯れ枯死木2本を小松さんが伐採、鳥取さんは木に登って折れ枝を切り落としました。
ナラ枯れ枯死木(R5-145)伐採
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ナラ枯れ枯死木(R5-147)伐採
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