岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2022年02月

ナラ枯れ枯死木伐採(№11) 2月27日

ナラ枯れ枯死木№8に続いて、峠の道のコナラ(枯死№11、フラス№240)を伐採しました。
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今週の作業予定:3月3日(木曜日)、3月4日(金曜日)。岩殿C地区に集合してください。

ナラ枯れ枯死木伐採(№8) 2月27日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は新井さん、江原さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名でした。
舗装園路からの分かれ道入口のコナラ(枯死№8、フラス№243・目通り直径32.0㎝・33.0㎝)
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フラス木追加 2月26日

物見山駐車場から地球観測センターに向かう舗装園路が峠の道に分岐する地点から西側、北側に張りだしている見晴らし台など尾根部とガリー侵食がすすんでいる谷底までフラスの出ているコナラのチェックが終わりました。№249~250、№622~647までナンバリングして、追加本数は28本です。そのうち16本はおそらく枯死しています。
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ナラ枯れなど萎凋病[いちょう]による枯死木では「腐朽菌による幹の分解が急激に進み、1年以内に落枝や倒木が起こりやすい。広葉樹の大木は数t[トン]の重量があることから、道路や住居の周囲では重大な事故につながるおそれがある。生活圏に大木が存在することは危険性の増加にもつながるので、安全確保の観点を含めた管理を行う必要がある。」(黒田慶子・太田祐子・佐橋憲生編『森林病理学 -森林保全から公園管理まで-』朝倉書店、2020年4月)とあります(180頁)。見晴らし台の尾根と舗装園路近くのコナラ枯死木は落枝や樹幹が途中から折れる折損に注意が必要です。

昨年10月9日の記事ではフラス木は110本としていますが、№001~038+39、№201~248+249250、№401、№601~621+622~647、№801~802で市民の森のナラ枯れ被害木は139本になりました。

黒田慶子・太田祐子・佐橋憲生編『森林病理学』 2月25日

黒田慶子・太田祐子・佐橋憲生編『森林病理学 -森林保全から公園管理まで-』(朝倉書店、2020年4月)、必読書です。
森林病理学
「まえがき」から
本書は樹木病害の事例を図鑑的に網羅するのではなく、病理学の基礎と応用力の習得を目標としている。第1章~第4章までは、樹木とその病気について定義した上で、植物病理学の基本事項、病原微生物の種類、病気の診断法について解説した。第5章では樹木(木本植物)の特性を細胞構成や防御機能の面から解説した。第6章~第7章は樹木の主要病害について、幹や枝などの被害部位別、萎凋・腐朽などジャンル別に解説した上で、予防と防除の考え方と実際の技術を示した。第8章~第9章では森林生態系の健康管理の考え方、グローバル化に伴って深刻化する病害、敏樹木の管理など、農作物と概念の異なる課題を取りあげた。

黒田慶子・太田祐子・佐橋憲生編『森林病理学 -森林保全から公園管理まで-』目次
1 はじめに
 1.1 森林病理学とは
 1.2 宿主の樹木―木本植物とは―
 1.3 樹木病害の特徴
  1.3.1 生育期間・構造・生育環境
  1.3.2 生産物の利用・安全性
  1.3.3 研究
 1.4 森林生態系の中での病気の扱い方

2 樹木(植物)の病気とは
 2.1 樹木の病気と病原(体)
  2.1.1 病徴と標徴
  2.1.2 発病に至る過程
  2.1.3 発病のトライアングル
  2.1.4 病原体の証明
  2.1.5 病原体の栄養摂取様式
 2.2 病原体と植物の相互関係
  2.2.1 抵抗性の構成要素
  2.2.2 病原性の構成要素
 2.3 病気の伝搬と予防
  2.3.1 伝搬方法
  2.3.2 フィールド衛生
 2.4 病気の発生と環境

3 病原微生物
 3.1 菌類
  3.1.1 菌類の基本構造と分類
  3.1.2 担子菌類の形態的特徴
  3.1.3 子嚢菌類の形態的特徴
  3.1.4 接合菌類
  3.1.5 ツボカビ類
  3.1.6 卵菌類(偽菌類)
  3.1.7 不完全菌類
 3.2 細菌  石賀康博
  3.2.1 細菌の分類
  3.2.2 細菌の構造と機能
  3.2.3 細菌の感染機構
  3.2.4 細菌の病徴発現に関わる因子
 3.3 ウイルス
  3.3.1 ウイルスの分類
  3.3.2 ウイルスの構造と機能
  3.3.3 ウイルスの感染・増殖・移行
  3.3.4 ウイルスの伝搬
 3.4 ウイロイド
  3.4.1 ウイロイドの構造
  3.4.2 ウイロイドの感染と増殖
  3.4.3 ウイロイドの伝搬と発病
 3.5 線虫
  3.5.1 植物寄生性線虫
  3.5.2 移動性内部寄生線虫
  3.5.3 定着性内部寄生線虫
  3.5.4 外部寄生線虫
  3.5.5 木材居住性線虫

4 病気の診断
 4.1 診断とは
  4.1.1 フィールド診断
  4.1.2 植物診断
  4.1.3 生物害(病害,虫害)・非生物害(気象害,生理的異常)の区別
 4.2 微生物検出から同定までの手順、技術
  4.2.1 菌類
  4.2.2 ウイルス・ウイロイド
  4.2.3 細菌
  4.2.4 線虫
 4.3 原因不明の場合の対処方法
  4.3.1 罹病木の周囲の樹木の観察
  4.3.2 顕微鏡による異常部位の観察

5 樹木組織の機能と防御機構
 5.1 樹木組織の構造
  5.1.1 葉の組織
  5.1.2 枝と樹幹の組織と成長
  5.1.3 根の構造
 5.2 樹木組織の形成と機能
  5.2.1 形成層の細胞生産
  5.2.2 あて材の形成と役割
  5.2.3 コルク形成層による外樹皮の形成
 5.3 樹木組織の水分通導と同化産物の転流
  5.3.1 水分通導―木部樹液の運搬―
  5.3.2 師部の糖類輸送
 5.4 柔細胞による貯蔵と二次代謝
  5.4.1 放射組織による物質移動
  5.4.2 樹幹木部の心材化
 5.5 樹木の防御機構
  5.5.1 物理的・化学的防御および静的・動的防御
  5.5.2 感染の成功と発病

6 主要な樹木病害の発生生態と特徴
 6.1 葉・枝の異常および胴枯れ・がんしゅ(癌腫)
  6.1.1 うどんこ病
  6.1.2 さび病
  6.1.3 輪紋葉枯病
  6.1.4 マツ類の葉枯性病害
  6.1.5 バラ科樹木ごま色班点病
  6.1.6 サクラてんぐ巣病
  6.1.7 マツ類こぶ病
  6.1.8 スギこぶ病
  6.1.9 スギ赤枯病・溝腐病
  6.1.10 スギ・ヒノキ暗色枝枯病
  6.1.11 ヒノキ樹脂胴枯病
  6.1.12 ヒノキ漏脂病
  6.1.13 がんしゅ(癌腫)症状
  6.1.14 キバチ類による星形変色
  6.1.15 カラマツ先枯病
  6.1.16 ファイトプラズマによるてんぐ巣病
  6.1.17 ウメ輪紋病
  6.1.18 気象害(凍害・寒風害・乾燥害)
  6.1.19 スギの黒心材
  6.1.20 緑化樹の枝枯れ・枯れ上がり
 6.2 萎凋病
  6.2.1 マツ材線虫病
  6.2.2 ナラ・カシ類萎凋病(ナラ枯れ)
  6.2.3 オフィオストマ様菌類による萎凋病
  6.2.4 エゾマツ萎凋病
  6.2.5 果樹・緑化樹の萎凋病
 6.3  生立木の腐朽病害
  6.3.1 ならたけ病およびならたけもどき病
  6.3.2 まつのねくちたけ病
  6.3.3 非赤枯性溝腐病
  6.3.4 南根腐病
  6.3.5 国内主要造林木の腐朽病
  6.3.6 緑化樹の腐朽病
  6.3.7 海外の腐朽病
 6.4 世界的に重要な樹木病害
  6.4.1 ニレ類立枯病
  6.4.2 クリ胴枯病
  6.4.3 ストローブマツ発疹さび病
  6.4.4 ナラ類萎凋病(Oak wilt)
  6.4.5 樹木疫病菌Phytophthora属菌
  6.4.6 フトモモ科植物ユーカリさび病

7 予防および防除の考え方と実際
 7.1 植物の防疫・検疫
  7.1.1 国際検疫
  7.1.2 国内検疫
 7.2 発生予察
  7.2.1 植物病害の発生予察事業
  7.2.2 森林病害における発生予察
  7.2.3 マツ材線虫病の発生予察
 7.3 防除法
  7.3.1 耕種的防除
  7.3.2 物理的防除
  7.3.3 化学的防除
  7.3.4 生物的防除
  7.3.5 バイオテクノロジーの利用
  7.3.6 総合的病害虫管理
 7.4 森林病害の防除
  7.4.1 森林における防除の特徴
  7.4.2 防除のための法律制定と政策
  7.4.3 具体的な防除の手順
  7.4.4 抵抗性種と抵抗性品種(系統)の利用
 7.5 長期予防と予防医学
  7.5.1予防医学の概念
  7.5.2発生の予防
 7.6 発病メカニズムの解明
 7.7 病原体の伝染環と媒介昆虫の生活史
  7.7.1 伝染環
  7.7.2 媒介昆虫の生活史
  7.7.3 キクイムシ類と菌類の相互依存

8 森林の健康管理
 8.1 生態系としての森林の健康
  8.1.1 森林タイプによる健康の概念の違い
  8.1.2 予防医学のための植生遷移の把握
  8.1.3 健康維持と回復のための手法
 8.2 森林生態系における樹木病原体の役割
  8.2.1 樹木と病原菌の相互作用
  8.2.2 樹木病原菌のその他生物への直接的影響
  8.2.3 森林生態系の多様性維持と病原菌
  8.2.4 森林の林分構造と樹木病害
  8.2.5 森林生態系における樹木病害の役割

9 今後の課題
 9.1 グローバル化に伴って深刻化する病害
  9.1.1 マツ類漏脂胴枯病
  9.1.2 Ash dieback
  9.1.3 Sudden oak death(Phytophthora ramorumによる樹木の被害)
  9.1.4 Fusarium属菌による病害とキクイムシ類の関与
 9.2 老齢化と大木化時代における倒木リスクの把握と対策
  9.2.1 倒木の原因と注意点
  9.2.2 診断と対策

コラム 植物の病名
コラム 遺伝子配列に基づく菌類の種同定と系統樹による分類学的位置の決定
コラム PCR関連用語の解説
コラム 樹木医の役割

見晴らし台からの眺め向上 2月24日

市民の森の見晴らし台から榛名山方面はよく見えません。見晴らし台のすぐ前に上に伸びる枝が複数あって見通しを悪くしているのです。なんとかしてほしいという要望があったので、枯死木伐採作業終了後、見晴らし台に行って、眺めを阻害しているコナラを根元から伐採しました。このコナラは以前、展望を悪くしているという理由で幹の途中で切られ、そこから萌芽枝が伸びて再び見通しを悪くしていたようです。こういう例は他所でもよくあります。
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森林景観づくり-その考え方と実践』(日本林業調査会、2017年)122~123頁
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見通し確保のための伐採は思い切って根元から!

ナラ枯れ枯死木伐採(№6) 2月24日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は江原さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、Hikizineの5名でした。
舗装園路からの分かれ道入口コナラ(枯死№6、フラス№246・目通り直径26.5㎝・31.5㎝)
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2本立ちでさらに高所で枝が横に広がっておらず手間のかかる木でした。



コナラ枯死木の搬出② 2月24日

石田造園さんが市民の森舗装園路沿いで伐採したコナラ枯死木を搬出しました。カシノナガキクイムシの穿入孔の多数ある樹幹部です。チッパーで破砕し製紙工場で紙の原料になる木材パルプ(L材)になります。入山沼側とこちらでトラックに積んだ丸太は合わせて8トン位になるようです。
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コナラ枯死木の搬出① 2月24日

石田造園さんが尾根の道で伐採したコナラ枯死木を搬出しました。長瀞町の埼玉木材チップ共同組合で厚さが10㎜以下になるようにチップ化します。
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伐根が地際から10cm以下となるように再切断しなければなりません。

作業道~尾根の道登り口は積んであった大きな丸太がなくなりすっきりしました(26日撮影)。
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『くぬぎ山地区自然再生全体構想』(2005年) 2月23日

『くぬぎ山地区自然再生全体構想』(くぬぎ山地区自然再生協議会、2005年3月)です。くぬぎ山地区は狭山市、所沢市、川越市、三芳町の行政界にある約152ヘクタールのエリアです。
目次・対象区域
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くぬぎ山全体構想_03くぬぎ山全体構想_04

植生、雑木林遷移予測フロー
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くぬぎ山全体構想_08くぬぎ山全体構想_09くぬぎ山全体構想_10

くぬぎ山地区の課題、自然再生の目標、平地林の荒廃を抑制するための取り組み
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『三富平地林伐採・活用調査報告書』(2014年) 2022年3月5日記事

尾根の道の玉切りした伐採木の積み直し 2月22日

この間、尾根の道で伐採、玉切りしたコナラ枯死木を作業道におろすための作業を国土緑工さんがしていました。
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10 New Insights in Climate Science 2021 2月21日

21年10月31日~11月12日にイギリス・グラスゴーで開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)で、Future Earth、 the Earth League 、the World Climate Research Programme (WCRP) による報告書 10 New Insights in Climate Science 2021 が公表されました。
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2021年 気候変動について今伝えたい10の重要なメッセージ
 

 日本語版
 

 1.温暖化を1.5℃で安定させることはまだ可能だが、世界中で早急かつ基本的な行動が必要である
 2.メタンと亜酸化窒素の排出量が急速に増加しており、地球は2.7℃の温暖化に向かっている
 3.大規模な森林火災ー気候変動によって、火災の規模が新たな時限に達し、甚大な影響を及ぼしている
 4.貴報変動のティッピング・エリメント(地球環境の激変をもたらす事象)がインパクトの大きなリスクをもたらす
 5.グローバルな気候変動対策は公正でなければならない
 6.家庭の行動変化への支援は、気候変動対策において重要だが見落とされがちである
 7.政治的課題がカーボンプライシングの有効性を阻害する
 8.自然に根ざした課題解決はパリ協定達成のために重要だが、細かい点にも注意が必要である
 9.海洋生態系のレジリエンスを高めるには、気候変動に適応した保全と管理、そしてグローバルなスチュワードシップが必要である
 10.気候変動の緩和策は、人々の健康と健全な環境にとって複数の直接的なメリットがあることから、必要なコストを正当化することができる

埼玉木材チップ共同組合 2月21日

市民の森で伐採したナラ枯れしたコナラ枯死木はその場に積んでカーバム剤で燻蒸殺虫処理するものと、搬出して長瀞町矢那瀬にある埼玉木材チップ共同組合で10㎜以下にチップ化し製紙原料となるものがあります。国道140号線沿いにあります。
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10 New Insights in Climate Science 2020 2月20日

気候変動に関する最新かつ重要な科学的知見をまとめたFuture Earth、The Earth League、World Climate Research Programme(世界気候研究計画)による報告書 10 New Insights in Climate Science 2020 です。
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2020年 気候変動について今伝えたい10の重要なメッセージ


 1. パリ協定達成のためには、野心的な排出削減が必要なことが、モデルの改良によって強調された
 2. 融解する永久凍土からの排出量が、これまでの予想よりも多くなるおそれがある
 3. 森林伐採が熱帯の炭素吸収源を劣化させている
 4. 気候変動は水の危機を著しく悪化させる
 5. 気候変動はメンタルヘルスに著しく影響を与える
 6. 政府はCOVID-19からのグリーンリカバリーの機会を活かせていない
 7.  COVD-19と気候変動は、新しい社会契約が必要なことを証明した
 8. 成長に焦点を当てた景気刺激策は、パリ協定を危機に陥れる
 9. 公正で持続可能な社会への転換には、都市の電化が極めて重要である
 10. 気候訴訟は人権擁護のための重要な気候行動である

※日本語版の出版を記念してオンラインセミナーが2021年6月9日に開催されました。
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10 New Insights in Climate Science 2019 2月19日

2019年12月2~15日、COP25(気候変動枠組条約【UNFCCC】第25回締約国会議)がスペインのマドリードで開催され、12月6日、Future EarthとEarth Leagueによって 10 New Insights in Climate Science 2019(「2019年 気候科学からの10の新たな考察」)が公表されました。これは気候科学の2019年における最新で最も重要な科学的知見をまとめたものです。
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 1. 世界は気候危機の回避に向かっていない
 2. 気候変動は予測よりも速く進行し、影響も大きくなっている
 3. 気候変動はあらゆる山々の氷河・氷雪・永久凍土に影響を及ぼす
 4. 世界の森林は気候変動の脅威にさらされ、大きな影響が出ている
 5. 2019 年、異常気象は「新たな常態(the new normal)」になった
 6. 生物多様性―地球のレジリエンス(回復力)の支えが脅かされている
 7. 気候変動は、何億人もの食料安全保障と健康を脅かす
 8. 最も脆弱で貧しい人々が、最も気候変動の影響を受ける
 9. 気候変動の影響に対する緩和と適応を成功させるには、公正さと平等が鍵となる
 10. 気候変動に対して、社会が動き出そうとしている(Social Tipping Point)

亀山康子「COP25の概要と残された課題」(『国立環境研究所社会システム領域』2019年12月27日記事)

ナラ枯れ枯死木伐採(№3) 2月18日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は新井さん、江原さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの8名でした。
舗装園路のコナラ(枯死№3、フラス№610・目通り直径37.5㎝)
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クライミングロープ(青)35m、ワーキングロープ(緑)15m

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伐採落枝が地面に突き刺さっています
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木庭さん、チェンソー挑戦


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2月下旬は24日(木曜日)、27日(日曜日)。舗装園路から分かれて入山沼方面に向かう尾根の峠道(雪見峠)入口で、ナラ枯れ枯死木(№6、№8)を伐採します。

ナラ枯れ枯死木伐採(№1) 2月17日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は新井さん、江原さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、Hikizineの6名でした。
舗装園路のコナラ(枯死№1、フラス№607・目通り直径43.5㎝)
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区域分けにカラーコーン 2月16日

耕作放棄される前、岩殿I地区下段の田んぼは1枚ではなかったようですが、現在は畦を消失してしまっているのではっきりとはわかりません。下段をいくつかの区画に区切って管理しようと思って、カラーコーンを目印にしました。測地用のカラーポールよりは太いので、作業道や学びの道からもよく見えます。風に飛ばされたり、倒れないように木杭に被せています。
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排水溝を掘る 2月15日

鳩山アメダスの日積算降水量は13日18時~14日6時まで12.5㎜(内降雪3.0㎜)でした。
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須田さんが岩殿D地区下段の下にあるE地区上段に排水溝を掘り岩殿A地区の排水溝に接続しました。ありがとうございます。
I~D地区の東縁土水路の水がE地区上段に落ち、西側に向きを変えて田んぼと畑の間の水路から入山沼からの西縁土水路に排水されることになりました。新しいルートです。

E地区上段、作業前
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作業後
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E地区の湿地化はくい止められそうです。

写真追加(2月21日)
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落葉・枯草・伐採残材持ちだし 2月13日

午後から雨(雪?)が降りそうなので、岩殿I地区下段(岩殿1372)の湿地に溜まっている枯草・落葉や、20年1~3月に伐採後放置していたヤナギを上段(岩殿1397)と下段の間の法面や入山沼からの水路(西縁水路)の外側の耕作放棄地(岩殿1373)に移しました。
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岩殿I地区上段から流れて来た入山沼からの漏水や雨水は今まで下段に拡がって滞留していましたが、掘り直した学びの道下の土水路(東縁水路)と須田さんが掘った排水溝を通って今後は排水されます。次は下段に降った雨水をどう排水するかです。

土水路(東縁水路)の泥あげ 2月12日

日曜日~月曜日に降雪の予報が出ているので、岩殿I地区下段の土水路(東縁水路)の泥あげをして、3日に須田さんが掘りあげた排水路に接続しました。
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泥濘の中での作業で休憩時に腰を下ろす場所もないので、廃材でベンチを2箇所に設置しました。
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ナラ枯れ枯死木伐採(№2) 2月11日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は芦田さん、新井さん、江原さん、金子さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの9名。鳩山アメダスの10日の日積算降水量は16㎜(内降雪3.0㎜)でした。今日から舗装園路沿いのコナラ枯死木の伐採を始めます。
舗装園路のコナラ(枯死№2、フラス№607、目通り直径43.5㎝)
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来週は、17日(木曜日)、18日(金曜日)に伐採作業をします。

湿地の刈草運び出し 2月9日

昨日刈ったアシやヤナギの萌芽枝などを岩殿B地区上段に移動しました。明日、明後日は雪の予報が出ているので、できるだけ多く運びだしておきたかったのですが、午後、舗装園路沿いのナラ枯れ被害木の調査に時間がかかり暗くなってきたので、取り敢えず上段に集めたものにブルーシートを掛けておきました。
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写真追加(2月12日撮影)
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枯草運び出し準備 2月8日

岩殿I地区下段にたまっている落葉や枯草を運び出しやすくするために、アシを刈り、ヤナギの萌芽枝を間引きました。
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伐採残材の片付け 2月8日

作業エリアの林床に置いている伐採残材を運び出して片づけました。
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細い枝はそのまま残して、チッパーにかけてチップにします。

ナラ枯れ枯死木伐採(№26) 2月7日

ナラ枯れ枯死木№18に続いて、谷の道のコナラ(枯死№26、フラス№238・26.5㎝)の伐採をしました。
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保全クラブ作業エリア内にあったヤマザクラを玉切りしました。ナメコのホダ木にします。

ナラ枯れ枯死木伐採(№18) 2月7日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は芦田さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの8名でした。尾根の道のコナラ(枯死№18、フラス№16、21㎝・29.5㎝)と谷の道のコナラ枯死木の伐採をしました。
尾根の道のコナラ(枯死№18、フラス№16、21㎝・29.5㎝)
№18

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最重要KPIはカーボンバジェット 2月7日

昨年11月、日本経済新聞出版から発行された気候変動が企業価値に影響する背景・経路・ロジックを解説した初の入門書、松尾雄介著・日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)協力『脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力』出版されました。本日実施されたウェビナー『気候変動時代に求められる企業行動』(YouTube 1:59:52)を視聴しました。「なぜ、海外の企業・投資家と、日本企業や投資家との間に、取り組みレベルの大きなギャップがあるのか」、「なぜ、一部の日本企業は、脱炭素化に逆行する投資や意思決定を行ってしまうのか」。最重要KPI(重要業績評価指標)はカーボンバジェットです。効率的で効果的な気候リスクマネジメントの最善手が選択されているのか。現在の取り組みだけでは1.5℃達成は不可能です。
松尾雄介さんの基調報告「『脱炭素経営入門 気候変動時代の競争力』の概要」は、YouTubeの6:28~29:50、スライド資料はこちらです。

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自動車を動かすのに投じる燃料エネルギー投入100に対して、どれだけ動力になっているか。
熱効率(エネルギー変換効率):BEV(充電式電気自動車)77、FCV(水素燃料電池自動車)30、PtL(合成燃料自動車。CO2と水素を合成して製造される燃料。人工原油 Syncrude)13。
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上図の出典:“Response to stakeholder consultation on an ‘EU strategy for Smart Sector Integration’”, Transport and Environment, 2021.

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上図の出典:T&E (2018) Roadmap to decarbonising European cars
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A clean shift for EU transport fuels? T&E recommendations for the RED review November 2021
  TE Briefing REDⅡ review Autumn 2021  Final 2021.11.22
   REDⅡ:2018年に改正された再生可能エネルギー指令.。
    2021年7月から完全施行を迎えるタイミングで、次の改定案(以下、REDⅢ)が示された
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REDの「水素」は「グリーン水素」
 丸田昭輝「欧州「Fit for 55」政策パッケージにおける水素・合成燃料の位置づけと今後の展開」(京都大学大学院経済学研究科再生可能エネルギー経済学講座コラム№273)
2021年7月に欧州委員会(EC)は、2030年にGHG排出量55%削減(1990年比)の達成のために「Fit for 55政策パッケージ」を発表した。パッケージというのは、特定の目的のために複数の政策を同時に策定・改正するもので、今回は12の政策の策定・改訂が提示されている(現状では案であり、今後、欧州議会・欧州理事会での議論を経て、数年かけて制度化される)。 ……欧州の「再生可能エネルギー指令(RED)」は、当初2009年に策定され、その後2018年に改正されている(RED II)。2018年当時の欧州連合のGHG削減目標は1991年比40%であったが、今回の改正案(以下「RED III案」とよぶ)ではこれを55%にかさ上げし、再エネ分野で欧州のリーダーシップ確立と雇用拡大に寄与することを目指している(なおREDはあくまでも再エネ拡大の政策であるので、水素でも「グリーン水素」に特化した政策である)
水素には「グレー」「ブルー」「グリーン」がある!
       (資源エネルギー庁HP2021年10月12日記事)
    グレー・ブルー・グリーン水素
※資源エネルギー庁「2050年カーボンニュートラルどうやって実現する?」(YouTube 4:05)
 

※相模原市立環境情報センター「2050年カーボンニュートラル
  NPO法人アース・エコ製作(YouTube 9:22)  NPO法人アース・エコ作成
 

茅刈り 2月6日

岩殿B地区上段とI地区下段との境界に生えている茅(オギ)を刈り取りました。
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昨日刈ったものと合わせてまとめました。




茅刈り 2月5日

岩殿B地区上段池の側の茅(オギ)を刈りました。
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ナラ枯れ枯死木伐採(№17) 2月4日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は芦田さん、新井さん、江原さん、片桐さん、金子さん、木庭さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの12名でした。尾根の道の四阿の入山沼側にあるコナラ(枯死№17、フラス№8 、目通り直径39.0㎝)を伐採しました。
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来週は、7日(月曜日)と11日(金曜日)を予定しています。11日からは、物見山駐車場から地球観測センターに向かう舗装園路沿いのナラ枯れ枯死木の伐採を行います。

排水溝掘りあげ 2月3日

須田さんが、岩殿I地区下段の横断する排水溝を掘りあげました。
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夕方、湿地の作業で、足の指がジンジン痛くなるような寒さでした。ありがとうございます。





土水路(東縁水路)の泥あげ 2月3日

岩殿D地区の土水路(東縁水路)の泥あげ。水路の標柱の所まで掘りあげました。
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D地区の学びの道下の土水路作業はここで措き、降雨時の様子を見ます。

「農」と里山シンポ ナラ枯れ講演会 2月2日

ZOOMで実施された「三富地域の平地林をナラ枯れから守るために」講演会に参加し、黒田慶子さんの「三富地域の平地林をナラ枯れから守るために」を聴講しました。今後YouTubeで配信されるようです。
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夢ナビの神戸大学教員によるミニ講義動画に黒田さんの「樹木と昆虫と微生物~森の中の静かな戦い」があります。大学受験生向けのサイトですが、講演と内容が重なっている部分があるので紹介しておきます。
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黒田さんは内閣府男女共同参画局理工チャレンジ(リコチャレ)のコーナーにメッセージを寄せています。「現在の仕事(研究)の魅力やおもしろさ」の部分を読んでおくとよいでしょう。里山保全活動をしている市民には大変ありがたいことです。
研究論文を書くことは研究者の仕事ですが、それと同時に、「成果を社会に役立つ形にする」ことが重要です。森林の環境保全機能(CO2吸収など)には期待が高まっていますが、単に「大切に見守る」だけでは森林は維持できないため、里山整備のNPO団体などに科学的根拠のある手法を伝えることも積極的に行っています。
※「身近な森のたくさんのふしぎ、たくさんの課題」セミナー(アジア太平洋地球変動研究ネットワーク・神戸大学、2021年3月28日開催 YouTube 2:31:19)の黒田さんの講演
  
 第1部講演(各講演者30分)
  ①⿊⽥慶子「森の中の生存競争・・・昆虫と微生物と樹木」10:40~41:17
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  ②佐久間⼤輔「⾒えるきのこから⾒えない地下を考える︓森を理解するために」
  ③Evonne Yiu 「⾥⼭を元気にしよう︕SATOYAMAイニシアティブから考える森林保全の重要性)

  森林資源学(森林の多様な資源:昔と今)_1
  森林資源学(里山とは?)_1

土水路(東縁水路)の泥あげ 2月1日

岩殿D地区上段の土水路(東縁水路)の泥あげをしました。中段は楽に作業できたのですが、今日は覆土に10㎝位の細根層(水平根、ヤナギorクワ)がある場所があり、掘りあげるのに手こずりました。
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※堀大才「樹木の根の構造と機能」(NPO 法人樹の生命を守る会(緑の技術集団)会報『樹の生命』第14号、2016年5月)3~12頁
※堀大才『絵でわかる樹木の育て方』(講談社、2015年)
 
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