岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2021年08月

田んぼのヒエ取り 8月31日

毛塚一反田の草取り。タイヌビエとイネより少し低めのホソバヒメミソハギ(茎は四角柱状)を取りました。
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ブルーベリー株元の草取り 8月31日

午前中、ブルーベリー園の作業をしました。29日の続きでラビットアイ系の株元の草取りは終了。
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茶のくね(生垣)にかぶさっているツル性植物、ヘクソカズラやカラスウリなどを引き剥がしました。
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ヘクソカズラとカラスウリ
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ブルーベリー株元の草取り 8月29日

ラビットアイ系のブルーベリーの株元の草取りをしました。除草機や刈払機ではできないので、手作業です。
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残りは4株で暗くなったので終了しました。
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地際のフラス堆積木調査 8月28日

尾根の道沿いのコナラで地際にフラス(木屑やキクイムシの糞)が溜まっているものを調べました。7月16日付けで赤テープにナンバリングしている№2~8については穿入孔に爪楊枝を立てました。
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尾根の道から外れている№1は今夏枯れたものではありません。コナラの「枯損木」は尾根の道のアカマツ林に更に3本(ナンバリング除外)あり、鳥取さんがテープを巻いています。
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昨日、テープを巻いた11本については№9~№19にナンバリングしました。
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尾根の道を更に上ってアカマツ林内のコナラをチェックしたところ更に2本発見(№20、21)
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尾根の道の上り口に戻って1本追加(№22)しました。
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市民の森保全クラブの次回活動日(9月3日)に参加者全員で再調査します。

※この間の経過については、8月27日7月30日25日16日の記事を見てください。


石田祐三「八国山緑地のナラ枯れ被害状況」(『森林インストラクター東京会』サイトの自然発見2021年自然や地域に関する情報会員投稿4月28日記事)

ナラ枯れの確認はフラス(木屑・糞の混合物)有無と枯れ枝葉状態から判断。昨年11月中旬の調査結果では被害総数は228本。その内訳(比率)は①枯死木104本(45.6%)、②半枯れ状態の木25本(11.0%)、➂健全木と同様に全て緑葉を維持していたもの99本(43.4%)。この内、ナラ枯れ拡大抑止と安全面から、昨年秋から今年3月末までに尾根道を中心に伐採されたもの41本(18.0%)。

これまでに分かった事は、①ナラ枯れ被害は尾根道沿いや林縁に集中、②被害はほとんどコナラでクヌギは僅か1本のみ(生木維持)、➂主に直径約30㎝以上の大径木に被害が集中していること等。幸い、ナラ枯れ被害を受けながらも半数以上のものは生き残り、今春も若葉を付けた。一度穿孔受けると再度カシナガの侵襲は受けにくい(雄の習性、樹木の防御反応)とされている。昨今の異常気象等は生態系のバランスを乱す要因と考えられ、まだ感染拡大の恐れがあります。

※YouTube『地球守チャンネル』

 ・ナラ枯れを環境から考える 2021/7/10大磯町講演ダイジェスト版(11:28)

 ・「ナラ枯れ・松くい被害対策から見直す持続可能な地球の森の育て方」(前編)NPO法人地球守代表理事・高田宏臣講演(神奈川県大磯町)(55:44)

 ・「ナラ枯れ・松くい被害対策から見直す持続可能な地球の森の育て方」(後編)(54:53)

※YouTube『ZIBATSUチャンネル』

 ・【第58回】ナラ枯れを虫のせいにしない!高田宏臣と語る「土中環境」改善のヒント(1:00:08)

 ・【第66回】森林の再生は「土中環境」にあり 特別対談・高田宏臣×中嶋健造(1:05:57)



果樹園の草刈り 8月27日

須田さんが青木ノ入の学びの道西側の果樹園の草刈りをしました。25日の作業完了です。
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市民の森保全クラブの活動が終わった12時過ぎに出会いました。炎天下の作業お疲れさまでした。

シラタマタケ? 8月27日

アカマツの根元の地面に隠れていたボール状のキノコです。発生場所:地中、傘の形:未発達、柄の有無:無、傘裏形状:未発達からシラタマタケ(菌根菌)としました。ノウタケ(腐生菌)の発生場所は地上です。市民の森保全クラブでは2019年度から尾根のアカマツ林保全プロジェクトを開始しました。アカマツはルートカラー(根張り部分)が見えないと生育不良が起こりやすくなると言われており、林床の管理には注意しています。
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断面:刈払機の刃で切断してしまいました
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※キノコの種名を同定するための検索項目
「西生田キャンパスの森の再生と保全」(『日本女子大学総合研究所紀要』第20号、2017年11月所収)5章 森に自生するキノコに関する調査( 関口文彦)の89頁
キノコ同定検索項目
シラタマタケ(『三河の植物観察きのこ図鑑


ナガキクイムシ類加害木11本 8月27日

市民の森保全クラブ定例活動日。猛暑の中、芦田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの5名で尾根のアカマツ林、コナラ林の草刈りをしました。
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作業場所に移動しながら、穿入孔(せんにゅうこう)や株元に木屑(フラス)が溜(た)まっているコナラをチェックしたところ、なんと尾根の道沿いに11本もありました。この2週間で一気に増えています。取り敢えず鳥取さんがテープを巻いておきました。ナガキクイムシ類による加害と対策については、7月16日25日30日の記事につけているリンクから参考文献を読んで、カシノナガキクイムシ、ヨシブエナガキクイムシの生態、ナラ枯れサイクル、対策について学習しなおしてください。次回、コナラ被害木の穿入孔に楊枝を刺して勉強会をおこないます。
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※尾根の道の四阿(あずまや)にある撤去予定の埋め込み式ベンチ(コトブキのストリートファニチャー)の座板が尾根下の休憩スペースある自家製ベンチの傷んでいる座板と交換できないか調べました。腐りがすすんでいて腰掛けると折れてしまいそうなものが×、木口や座面に手を加えれば使えそうなものが○です。
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尾根の作業が終わって、細川さんが岩殿C地区の草刈りをしました。22日も刈ったそうですが、炎天下の作業、お疲れさまです。
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田んぼ周りの草刈り 8月26日

昨日の続きです。岩殿B地区の上の池と田んぼの間の畦、D地区との間の法面の草刈り、西側の隣の林地から越境して入山沼からの水路を覆っている低木の条枝、篠、ツルなどを刈りとりました。
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池の上の区画は、今は普通に見られるようになったタコノアシを最初に見つけた場所です。高く伸びたセイタカアワダチソウを刈りました。その間をイノシシが通ったらしい形跡がありました(けものみち?)。2㎝程度の幼木はへし折って進んでいます。
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田んぼ周りの草刈り 8月25日

須田さんの作業に合わせて、岩殿B地区の田んぼの周りの草刈りをしました。
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果樹園の草刈り 8月25日

畑の草取りが終わって、青木ノ入の道の西側の果樹園の草刈りを須田さんがしました。前回は7月13日でした。夏場は本当によく伸びます。
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畑の草取り 8月25日

須田さんが岩殿A地区の畑の草取りをしました。先日、イノシシが植えてあるサツマイモの8割位を盗掘し、カボチャもツルごと姿を消してしまいました。イノシシやアライグマが手を出さないものもあるので、午後4時頃から日没までの作業になります。
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軽トラ進入路の草刈り 8月24日

岩殿G地区とH地区の境界、軽トラ進入路の角材橋周辺の草刈りをしました。
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7月23日に進入路、28日にG地区の除草をしています。除草機を入れられないところは放置していたので、1ヶ月でみごとに草が伸びていました。

作業道下の裾刈り 8月23日

20日にチッパーを入れた岩殿F地区⑤、⑥と作業道の間の斜面と岩殿G地区に張りだしている作業道下の市民の森の裾刈りをしました。昨日は朝の作業でしたが、今日は夕方暗くなるまでしました。二十四節季の処暑で暑さが収まる候ですが、むし暑くて大汗をかきました。
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植物調査枠の東側まで刈り、岩殿H地区よりの斜面は刈っていません。
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今冬は岩殿G地区のヤナギの大木を伐採する予定です。市民の森作業道~岩殿F、G地区の間の斜面は市民の森の林縁部にあたります。市民の森の保全活動を始めた2012年頃は、ここもアズマネザサの大藪につる植物がからまって人の浸入を拒んでいるような状態でした。入山谷津の田んぼが耕作されていた時代にはどのような植生であったのか、林縁部の藪は鳥類の採餌と営巣という生活の場でもあったのですが、今後は半つる植物と分枝型の低木類からなる林縁の再生を目指していきたいと考えています(中村幸人『植生から見る里山~その保全と再生のために~』東京農大出版会、2021年4月、108~109頁)。

林床の草刈り、裾刈り 8月22日

市民の森保全クラブ日曜日の活動日。参加者は芦田さん、鳥取さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの5名でした。
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20日(金)に始めた作業道下にテラス状に張りだしているエリアの草刈りをしました。法面の裾刈りも途中まで。10時からオンラインで市民環境会議があるので、Hikizineは9時半に早退しました。その後、尾根と岩殿C地区の草刈りをしたそうです。
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緊急事態宣言がでて野外活動を自粛しているボランティア団体もあるようですが、市民の森保全クラブは身体的距離を充分にとることを条件にして活動を続けます。「不要不急の外出自粛」にこだわり、過度のひきこもり状態になることによる健康障害や体力低下、健康リスクを考えてのことです。休憩時の飲食は密になりがちなので、水分補給はマイボトル持参、菓子や果物は個食を原則とします。麦茶と令水の当番は9月からしばらく中止として様子を見ます。

ナカグロクチバ 8月22日

岩殿の田んぼの見廻りついでに畑ものぞきました。カボチャがつるごとなくなっていました。イノシシ?

ナカグロクチバ(ヤガ科)。
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オクラ(アオイ科トロロアオイ属)の花
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草刈りボランティア 8月21日

市の川車堀公園の駐車スペースと川寄りの畑の草刈りをしました。
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※ピーマンにたくさんいたホオズキカメムシ(ヘリカメムシ科)。ナス科野菜の害虫。
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ハグルマトモエ(ヤガ科) オスグロトモエ? (『暁の蛾類図鑑』から)
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チッパー作業 8月20日

市民の森保全クラブ追加作業日。参加者は芦田さん、新井さん、鳥取さん、橋本さん、細川さん、Hikizineの6名でした。今日は文化まちづくり公社の皆さんとチッパー作業をしました。今年度6月11日25日に続いて3回目です。ウッドチッパーは共立のKCM125DXで最大処理径125㎜です。能力以上の太い枝はいれないように気を付けながら作業していたのですが、バラバラの太さの枝を入れた時に詰まって動かなくなりました。
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市民の森作業道下は片付きましたが、岩殿F地区の植物調査枠の東側のものは未処理で終わってしまいました。残念です。
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今日の作業


明後日22日は8月第4日曜日の作業日です。10:00~11:30までオンラインZOOM
ミーティングで親子DE市民環境会議が開催されるので、参加者は少なくなりそうですが現場作業は林床の草刈りをすることにしました。熱中症にならないよう水分補給。マイボトルを忘れずに!
市民環境会議で報告する『2021年夏の市民の森と冬の落ち葉掃きイベント』(市民の森保全クラブ&岩殿満喫クラブ)は、8月18日のブログ記事で見られます。

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防鳥ネット撤去 8月19日

ブルーベリー園の防鳥ネット、支柱などを取りはずしました。今夏、ネットをかぶせていなかったラビットアイ収穫は2回で終了しました。枝がへし折られ、防鳥糸にからまったカラスは何ものかに襲われて骨だけに。アライグマが出没しています。
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『2021年夏の市民の森と冬の落ち葉掃きイベント』完成 8月18日

8月22日(日曜日)10:00~11:30、オンラインZOOMで実施する市民環境会議で市民の森保全クラブ&岩殿満喫クラブは『2021年夏の市民の森と冬の落ち葉掃きイベント』を発表します。パワーポイントのスライドショーを7分10秒の動画にしました。スライド10枚はクリックして拡大し、動画3本はYouTubeで見て、確認してください。


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子ども版環境基本計画・白書・サイト 8月17日

子ども版(向け)環境基本計画(白書)としてどのようなものがあるか。近年つくられたもの、イラスト、「地球温暖化」、「持続可能な社会」等に注目してサイトを調べました。

 
 ①こどものページ★地球、だいじょうぶ?
 ➁あちこち具合がわるそうだ…
 ➂地球の熱はこれからどうなる?
 ➃長野県はこれからどうなる?
 ➄地球が熱を出したのはなぜ?
 ⑥熱の原因=CO2はどこから?
 ⑦何かできること(お薬)は?
 ⑧CO2をへらすには(エネルギー・森林)
 ⑨CO2をへらすには(省エネ・節電)
 ⑨CO2をへらすには(省エネ・節電)その2
 ⑨CO2をへらすには(省エネ・節電)その3
 ⑩高熱(温暖化)にそなえるには
 ⑪長野県が気候非常事態宣言!
 パンフレット(2020年2月)
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地球だいじょうぶ?(長野県パンフ)_04地球だいじょうぶ?(長野県パンフ)_06地球だいじょうぶ?(長野県パンフ)_07
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新潟県こども環境白書(2019年)
対象等:小学校高学年以上、A4版16ページ、カラー
 内容:自然・環境に関する4つのテーマ「生物多様性」「大気や水」「地球温暖化」「ごみ」について解説し、新潟県の状況や取組を紹介しています。
 特徴:たくさんの写真やイラストを見ながら、レルヒさんと一緒に楽しく学ぶことができます。また、わかりやすい動画やより詳しい資料を掲載したホームページもご案内しています。
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新潟県の「なるほど!自然・環境ブック」新潟県環境ポータルサイト「環境にいがた」
新潟県の自然や環境をもっと知ってもらい興味をもってもらうきっかけになればと思い、環境学習に使える資料を作成しました。
 小中学校での総合的な学習の時間や地域での環境学習などの参考になるいろいろな情報がいっぱいです。
 生物多様性に関する「なるほど!自然・環境ブック」
 大気や水に関する「なるほど!自然・環境ブック」
 地球温暖化に関する「なるほど!自然・環境ブック」
 ごみに関する「なるほど!自然・環境ブック」

子ども環境白書、総合計画、ごみ処理基本計画 8月14日

計画は誰がいつまでに何をするかを定めています。誰がにあたるのは、行政・市民・事業者の3者で、「協働」することになっています。市民については市民運動、団体としているものが僅かですがあります。環境基本計画・白書だけでなく、総合計画、ごみ処理基本計画についても子ども版がつくられています。子ども版には大きく2つのタイプがあることに気がつきました。行政の施策(取り組み)の紹介重視型(○○をしています、○○をするよ)と、呼びかけ重視型(○○をしよう、みんなにできることは何だろう)です。呼びかけ重視型の方が多いようですが、「子ども版」は、何歳位の子どもを読者として想定しているのでしょう。『子ども環境白書』(環境省)は小学校4年程度から、「こどもも おとなも みんなつかえる」とあります。

ぐんま こども環境白書』(2020年3月)全32頁
このたび、次代を担うこどもたちへの環境学習の教材として、また環境白書の普及啓発資料として、令和2年版「ぐんまこども環境白書」を作成しました。

 この白書は、小学生以上(主に3~6年生)を対象とし、環境に関する5つの分野(地球温暖化・自然・水・大気・ごみ)についての基本的な内容を分かりやすく解説しています。
 また、県内の環境の状況や、小中学校等での取組、環境を守るための行動例などについても写真やイラスト等を交えながら紹介しています。

  群馬県こども環境白書(2020年版)_01群馬県こども環境白書(2020年版)_02群馬県こども環境白書(2020年版)_16
 学習教材の案内 教材リスト(群馬県環境サポートセンター)

 本市では、市政運営を総合的、計画的に進めるための指針として、また、最上位の行政計画として平成28年度から平成35年度までの8年間を計画期間とする新たな総合計画を策定しました。
 総合計画は、将来どのようなまちにしていくか、またそのためにどのように取り組んでいくかについて体系的にとりまとめたものであり、本市を取り巻く状況を踏まえ、施策の方針を定めた「基本計画」と基本計画に示した施策を具体化していくための「実施計画」により構成しています。
 また、国は地方創生の実現を目指して地方自治体に地方版の「人口ビジョン」と「総合戦略」の策定を求めています。なお、本市では総合計画と「総合戦略」を一体的に策定しており、総合計画の重点施策が平塚市総合戦略にあたります。
 平塚市の現状や取組みを学び、子どもたちが自分なりに「平塚の未来」を描き、自分たちに何ができるのかを考えるきっかけになるよう、総合計画の“子ども版”を作成しました。
  子ども版ごみ処理基本計画(小金井市)_36子ども版ごみ処理基本計画(小金井市)_37
本編、資料編(小金井市の取組や働く車について紹介)におまけのページがついて、子どもも大人もみんな使える内容です。

こども版環境計画・白書・サイト 8月12日

子ども版(向け)環境基本計画(白書)としてどのようなものがあるか。近年つくられたもの、イラスト、「地球温暖化」、「持続可能な社会」等に注目してサイトを調べました。

こども環境白書(環境省、2019年1月発行)
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こども環境白書2019_01こども環境白書2019_02こども環境白書2019_04

こども環境白書2019_07こども環境白書2019_12こども環境白書2019_13
 
   2021年5月19日(水)からは1991~2020年の観測値による新平年値が使用開始
   

  お家で学べる環境学習
  授業などで使える学習資料
  環境に関する様々なデータ集
   神戸市の計画・取り組みなど
   ごみ・リサイクル
   地球温暖化・エネルギー
   生物多様性
   公害など

  NHKが開設している学校カリキュラムに合わせた学習動画を提供しているサイト
  9000本の動画教材をキーワード・教科・学年・動画の種類(番組・クリップ)で検索
   


    (京都府地球温暖化防止活動推進センター、2018年)
   子ども向け地球温暖化問題について知ろう
     【子ども向け再生可能エネルギーについて知ろう
        大人向け地球温暖化問題の基礎知識
          【大人向けCOOL CHOICE具体例

クビアカツヤカミキリの生息確認 8月10日

東松山市大谷の農林公園でクビアカツヤカミキリが見つかったようです。
 「クビアカツヤカミキリ」が市内大岡地区で発見されました!
環境政策課です。クビアカツヤカミキリは、人体に害はありませんが、サクラ、モモ、ウメなどの樹木に卵を産み付け、枯らす恐れのある特定外来生物に指定された昆虫です。幼虫の活動時期(3月〜10月)は、被害の目印であるフラス(木くず・ふんの混合物)が樹幹の下部に排出されます。成虫やフラスを発見した場合は、環境政策課までご連絡ください。成虫は発見次第駆除してください。
東松山市HPの記事「クビアカツヤカミキリについて 更新日:2021年8月11日」でも確認して下さい。
クビアカツヤカミキリについて(東松山市)1クビアカツヤカミキリについて(東松山市)2

埼玉県HPの「クビアカツヤカミキリについて」にある「県内の発生状況」をまとめた表によれば、
東松山市令和3年7月下旬被害樹木なし(成虫1頭確認)
とあるので、東松山市の発表はこの事例なのかと思いましたら、県のHPに掲載されている事例は別件でした。東松山市役所が広報して数日の間に、市民からクビアカツヤカミキリの情報が数件寄せられているとのことです(8月13日記事更新)。

※埼玉県環境科学国際センターHPのサクラの外来害虫“クビアカツヤカミキリ”情報」では、
<6>被害確認の方法
 1)フラスの確認
 ・根元などに大量に散乱・堆積するフラスがあるか否かを確認する(図6)。
 ・フラスは、通常、褐色のカリントウ状で比較的硬いのが特徴である(図4)。

   → フラスがあれば、樹体内に幼虫が侵入し、生存していることを示す。

 2)フラス排出孔の確認
 ・フラスが樹体のどこから排出されているのかを確認する。
 ・樹体からフラスが挽き肉状にとび出している場所がフラス排出孔である(図7)。
  ただし、フラス排出孔が小さく、見つけにくいことがある。

  → フラス排出孔は、農薬を注入するときの注入口や、注入場所決定の目安となる。

 3)成虫脱出孔の確認
 ・樹体に成虫脱出孔があるか否かを確認する(図10)。
 ・成虫脱出孔は、楕円形で、長径が2~3cm程度である。 

  → 成虫脱出孔があれば、過去にその樹体から成虫が羽化したことがあることを示す。

  → 複数の脱出孔がある場合、樹体内部は大きく食害を受けている可能性がある。

 4)樹体枯死の確認
 ・樹体に枯死した箇所があるか否かを確認する(図10) 。

  ⇒上記の4項目について確認し、被害の程度を把握した上で防除の方法を検討する。

 

<7>防除の方法
(1)野外で成虫を見つけたらすぐに捕殺する。

(2)春から秋にかけて、樹木の根元などにフラスが確認された場合、フラス排出孔を見つけ、針金や千枚通しなどでフラスを取り除くとともに、そこから針金を挿入して幼虫を刺殺するか、登録農薬(薬剤名:ロビンフット、アクセルフロアブル、園芸用キンチョールE、マツグリーン液剤2またはバイオセーフ)を注入して駆除する(図11)。なお、農薬を使用する場合は、取り扱い上の注意に従うこと(表2)。処理後には見回りを実施し、フラスの排出がないことを確認する。フラスの排出が確認された場合は、再度、農薬を注入する。

(3)フラス排出孔から大量で大型のフラスが確認された場合、羽化時期が近づいていると考えられるため、(2)と同様に、フラス排出孔から農薬注入などを実施するとともに、成虫の拡散防止のため、羽化期前の5月下旬頃までに、樹木の幹にネット(目合4mm以下の防鳥ネットなど)を、1周から1周半程度巻き付ける(図12)。また、ネットを巻き付ける前に、樹体の幹または幹の分枝部分に、登録農薬のバイオリサ<カミキリ>スリム(昆虫寄生性糸状菌製剤)を巻き付けておくと効果的である。成虫が、同製剤に触れて糸状菌に感染すると、カビが生えて死に至る。なお、農薬を使用する場合は、取り扱い上の注意に従うこと(表2)。ネットを巻き付けた後は、定期的に見回り、羽化した成虫がネット内にいれば捕殺する。また、ネットは、羽化期が終わった9月以降に取り外す。
(4)樹体からフラスの排出が認められた場合、フラス排出孔よりも下の根際部にドリルで穴を開け、そこから登録農薬(薬剤名:アトラック液剤、ウッドスターまたはリバイブ)を適量注入することにより(図13)、幼虫を駆除することができる。この方法では、樹体に注入された農薬成分が蒸散流に乗り、樹体全体に拡散・浸透する仕組みになっている。幼虫は農薬成分が浸透した樹体の一部を摂食することにより駆除される。しかし、幼虫による被害が大きく、すでに樹体の一部に枯死の兆候が現れているような場合は、農薬の拡散・浸透が進まず、効果が低い可能性がある。また、蛹化した個体や成虫には効果が現れないと考えられる。したがって、樹体内からの羽化・脱出時期が近づいていることが予想される被害木の場合は、ネットの巻き付けとの併用を推奨する。なお、農薬を使用する場合は、取り扱い上の注意に従うこと(表2)。
(5)樹体に複数のフラス排出孔や成虫脱出孔が確認され、特に枝などに枯死が確認された場合は、伐倒処理することが望ましい。伐採した材は、幼虫が潜んでいる可能性があるため、必ずチップ化または焼却処分する。また、残った切り株から成虫が脱出しないように、ネットを被せておくなどの処理(図14)が必要である。
とあります。

  クビアカツヤカミキリ注意喚起リーフレット(埼玉県)_1クビアカツヤカミキリ注意喚起リーフレット(埼玉県)_2
サクラの外来病虫‘’クビアカツヤカミキリ‘’被害防止の手引 第5版(埼玉県環境科学国際センター、2020年)
 クビアカツヤカミキリ被害防止の手引(埼玉県)_01クビアカツヤカミキリ被害防止の手引(埼玉県)_02クビアカツヤカミキリ被害防止の手引(埼玉県)_03
 クビアカツヤカミキリ被害防止の手引(埼玉県)_04クビアカツヤカミキリ被害防止の手引(埼玉県)_06クビアカツヤカミキリ被害防止の手引(埼玉県)_07
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埼玉県環境科学国際センターで2018年からクビアカツヤカミキリ県民大調査を実施しています。今年は8月末まで県民や関係機関から広く情報調査を行い、生息域や被害状況の把握と生息分布の拡大パターンの解析を行います。
クビアカツヤカミキリ発見大調査マニュアル2021_1クビアカツヤカミキリ発見大調査マニュアル2021_2

畦の草刈り 8月9日

岩殿A地区の上の田んぼの周りを終え、下の田んぼに取りかかったら雨が降ったり止んだりとなったので、畦の草刈りは中止しました。
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畦から手をのはしてコナギを抜いていたらミズオオバコ(トチカガミ科)を見つけました。上の田んぼでは初めてです。
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田んぼの水漏れ応急処置 8月8日

台風10号の東日本接近にともなう降水量は22.5㎜(鳩山アメダス)でした。夕刻、田んぼの点検に行ったところ、児沢の下の田んぼ、岩殿A地区の上の田んぼ、B地区の下の田んぼに穴があいて水漏れしていたのでとりあえずふさいでおきました。
児沢の下の田んぼ(水尻)
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岩殿A地区上の田んぼ(水尻)
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岩殿B地区下の田んぼ(池側の畦近くのイネ株元)
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ゴルフボール位の穴が開いていましたが、探ってみるとソフトボール大の穴がA地区の池に向かって続いていました。

ラビットアイ系ブルーベリーの摘み取り 8月7日

ラビットアイ系のブルーベリー(ビッグバルドウィン、ノビリス、ティフブルー)の朝摘みをして、いなほてらすに出荷しました。
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ブルーベリー園の茶の生垣のツル性植物2021年6月22日記事
オニドコロママコノシリヌグイ
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カラスウリヘクソカズラ
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ニイニイゼミがいました。
セミの鳴き声7種(YouTube 5:15 おこめ
※セミは世界に約2000種、日本を含む東南アジアに650種、日本には36種1亜種いるそうです。秩父で蝉の幼虫を「セミのうま」と呼ぶと聞いたので、調べてみました。「全国各地のセミの幼虫の呼び名」があり、様々な呼び名があるのに驚きました。『セミの家』というサイトで「よくある質問」のコーナーはセミのFAQとして役に立ちます。

林床の草刈り 8月6日

市民の森保全クラブ、金曜日の活動日(Fridays For Forests 21)です。参加者は芦田さん、新井さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの8名です。南向斜面のコナラ林と尾根のアカマツ林の草刈りをしました。猛暑で作業は11時に終えて、鷲巣さんの差入のスイカをいただきました。とてもおいしいスイカでした。
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散会後、残っていた車が物置のあるC地区の奥から橋を渡って出ようとして脱輪しました。幸い打合わせに来ていた三本さんがいたので脱出できましたが、先月も別の車が脱輪してJAFを呼んでいます。今のところは橋の掛け替え作業をする時間がとれないので、奥に車をいれないで下さい。誰もいなければ、入山沼の釣り人かJAFを呼ぶことになります。
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ジャンボタニシは危険 触らないで!『広報こうのす「かがやき」』2021年6月号8頁)
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)は、温暖な気候を好み、水温が上がる田植時期に活発に活動し始めます。
雌貝は3・4日ごとに200~300個のピンク色の卵を産み、10日程度でふ化すると、2か月程度で5~8cmまで成熟します。
市内では、吹上地域でジャンボタニシの発生が確認されています。
卵には毒性があり、貝には寄生虫がいる可能性があるので、絶対に触らないようにしましょう。
 鴻巣市広報の記事は鷲巣さんの紹介です。作業を始める前の打合わせで大木淳一さんの『たんぼのおばけタニシ』(そうえん社、2009年12月)をみました。スクリミンゴカイ(ジャンボタニシ、おばけタニシ)は1980年頃に、食用のために台湾を経由して導入された外来種ですが現在は各地で野生化しています。在来タニシは小貝を産みますがジャンボタニシはピンク色の卵を産みます。東松山市内では被害は出ていないようですが、もしも貝や卵(卵塊)を見つけたら駆除しましょう。貝は見つけ次第、捕殺、卵塊は、産卵後早期に水中に払い落とすかつぶします。なお、貝には寄生虫(広東住血線虫)がいる恐れがあるため、素手で触らないようにします。素手でさわらないのはカタツムリやナメクジについても同様です。さわってしまったら必ず手やふれたところを洗いましょう。
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農林水産省のリーフレット「ジャンボタニシによる水稲の被害を防ぐために
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Yahoo!ニュースで「ジャンボタニシ 駆除」を検索して、加須市農業振興課のお知らせ「ジャンボタニシの被害を防ぎましょう!」(2021年)があることを知りました。国や県の防除対策マニュアル類がリンクされていて便利です。なお加須市では大利根地区のたんぼでは2020年にジャンボタニシによる被害がでています。

岩殿F地区の草刈り 8月5日

土曜日に予定されている植物調査に向けて、調査枠の両側の草刈りをしました。
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除草機では刈れないところがあります。
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ボッシュ林側の沢筋2箇所にヤブミョウガ(ツユクサ科)がまとまって咲いていました。
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カヤネズミの目の粗い休息用の巣らしきものがありました。
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アライグマ捕獲 8月5日

岩殿B地区にしかけた罠にアライグマがかかっていました。ペットボトルで水をやって、畑のミニトマトを入れてやりました。
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岩殿F地区の草刈り 8月4日

草が伸び放題になって気にしていた岩殿F地区の草刈りを始めました。作業道側の③(植物調査枠の西側のスイス積みの場所)とボッシュ林側の上からエノキのあるところまでを夕方、刈りました。
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市民の森園路ガイド② 8月3日

8月1日の記事「市民の森園路ガイド①」の続きの映像です。岩殿雪見峠の四阿[あずまや]までです。

市民の森の地球観測センターに向かう舗装園路から分かれて入山沼方面に進み、さらに途中で尾根の道を通り雪見峠の四阿に到着します。このあたりのアカマツ林・コナラ林が市民の森保全クラブの活動エリアです。





上の耕作放棄地の草刈り 8月2日

殿山共同農場の皆さんの田んぼの草取りが終わったあと、耕作放棄地の草刈りをしました。写真の手前の区画(パラソルを立てて日除けの休憩スポットにしていた草地)は昨日、細川さんが刈っていて、その上の区画です。土のうを入れて止水している分水の起点(A)と田んぼの水口(B、今年は水尻も兼ねる)との間(AーB)に水が流れているので、どこから分水路に水が入って来ているのか確かめるためです。
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刈草が枯れた5日の写真です。
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耕作放棄地からの越水については、2015年4月13日の記事「耕作放棄地からの越流水問題」があり、児沢から田んぼに至る水の流れを示しています。越水には畦板やスレート瓦を並べて対処して来ましたが、6年経った今も解決していません。今後、秋霖や台風で耕作放棄地に水がどう流れるのか、状況を確かめながら対策を練っていくつもりです。

児沢田んぼの草取り 8月2日

猛暑が続き、峰の雪(モチ)の出穂・開花が始まりました。
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今日は殿山共同農場の皆さんが児沢の2枚の田んぼの草取りをしました。6月1日に田植えをし、7月13日に草取りをした田んぼです。
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除草作業中、通り掛かった三本さんが児沢の取水口をチェックしてくれました。ありがとうございます。
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所用があったので中抜けしてお昼を一緒にいただきました。いつものように話が弾んで時間が流れていきます。「シニアの地域デビュー 「きょういく」と「きょうよう」を心がける」(2014年2月8日記事)を思い出して読んでみました。元になった記事は「ECOM「生命地域再生コーディネイター講座」のガイド」(2014年2月2日記事)です。私たちの活動が「職場」や「家庭」ではない第3の居場所になっていることを再確認しました。

市民の森園路ガイド① 8月1日

昨日の映像を手直ししました。

物見山駐車場から、市民の森保全クラブの作業エリアにある四阿[あずまや]まで歩きます。①は地球観測センターに至る舗装されている園路です。東松山市の市民の森と鳩山町の石坂の森の境界を通る園路で、途中のボッシュ林入口には四阿とバイオトイレが設置されています。(2021年7月31日撮影)



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