岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2020年10月

どうする?プラごみ問題(前編) 10月31日

7月1日から、レジ袋有料化がスタートしました。国立環境研究所資源環境・廃棄物研究センターの森朋子さん(司会・進行、特別研究員)、寺園淳さん(副センター長)、田崎智宏さん(室長)の3名の研究者が解説している『どうするプラごみ問題(前編)~レジ袋有料化だけじゃ終われない~』です。10月21日にYouTubeで配信されました。
どうする?プラごみ問題~レジ袋有料化だけじゃ終われない~(30:00)


①なぜ今、レジ袋有料化なのか?
Q1 レジ袋の有料化はあまり意味がない?
  日本のレジ袋の使用枚数
   年間 500~700億枚
    LとLLサイズとして算出
     (昔の推計では約300億枚)
  ・一人1日に1~2枚使っている計算
  ・2006年頃にレジ袋有料化の動き 業界の反対で自主的な取組へ
 「有料化」には優れた効果がある
  ①容器包装の有償提供(有料化)
  ②景品等の提供
  ③繰り返し使用が可能な買物袋等の提供
  ④容器包装の使用について消費者の意思を確認
  ⑤容器包装の量り売り
  統計的に有意に効果が検出できたのは、①のみ
   他は、効果が検出できるほどの効果はなかった
   ただし、「効果がない」とまではいえない
  一番「有料化」が重要だという結果
   レジ袋辞退率(コンビニ業界の場合)
    有料化前 約25%
    有料化後 セブンイレブン 75%
         ファミリーマート 77%
         ローソン 76%
 有料化が意味がない(やめるべき)、効果が小さい(他を優先させるべき)
  もっと効果的なものに取り組むなら、やめてよいが……
  レジ袋以外に、他に何をやったらいいか
 レジ袋は薄くて、軽くて、量的に効かない?
  プラごみ問題は、重量だけの話ではない
  ・海洋生物がプラごみを呑み込んだり絡まるケース
    →重量ではなく容積や表面積がより重要
  ・取り組みやすさは重量では表現されない
  ・取組の波及効果も重量では表現されない
  ・クリーンアップの邪魔:レジ袋の泥は除去しにくい
    回収しづらく、リサイクルにも影響
  ・多くの国が有料化あるいは禁止を実施している事実
    逆に、やらない理由を説明できるのか?
 何に対策すべきか?→無駄に使っているものから
  どっちを減らしたらいいか?
   使い捨てプラスチック>繰り返し使うプラスチック
   無料のプラスチック>有料のプラスチック
   容器包装プラスチック>製品プラスチック
  レジ袋が一番最初の取り組みに

Q2 レジ袋は、ごみ袋として有効に使えばよい?
 ごみ袋は30L以上のものが多い
 コンビニやスーパーのレジ袋は小さい
  →レジ袋はごみ袋の中のごみになる
  →レジ袋をごみ袋として出すと、ゴミ収集作業者の手間が増す
    一定の大きさのごみ袋に入れて出された方が作業は楽
 ごみ袋を無駄にたくさん使ってよいのか?
  親袋(=排出容器)、小袋、孫袋、曾孫袋、……
   小袋としてレジ袋4.2枚、孫袋として1.1枚使われている
   親袋の中にレジ袋が計5.4枚使われている
  こんなに使う必要があるのか考える
 “無料の袋”だと、減らす動機づけがない
  無料の袋はたくさん使ってしまう

②プラスチックは何が問題か?
Q3 日本人が、1日に廃棄するプラスチックはどのくらい?
 プラスチックは、家庭ごみの重量で約10%、容積で約45%
  プラスチックはごみ問題で重要なターゲットのひとつ
 日本のプラスチックの廃棄量(家庭と家庭以外の産業からでる) 
  日本全体で1人1年間70㎏
  35gの厚めのペットボトルが2000本で70㎏
  35gの厚めのペットボトルが1人1日5.5本

Q4 日本は、適正にリサイクルしており、海洋流出はあまりない?
 世界のプラスチックの海洋流出量は、年間480万トン~1200万トン程
 日本からの海洋へのプラスチック流出量 年間2~6万トン
            (プラスチック廃棄量の約0.5%)
 日本は2050年までに海洋プラスチックの追加汚染ゼロを提出
  2019年6月29日、G20大阪サミットで「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が首脳宣言に盛り込まれた
 2050年までに、海洋プラスチックの追加汚染をゼロにするには
  環境への流出量<クリーンアップ量(清掃活動)
   ①回収量の増加(ペットボトルは既に9割回収)
   ②利用量の削減
   ③クリーンアップ活動の拡大(10倍)
   努力と気合でやるにしては①では限界、②と③に頼るしかない
 回収され、リサイクルされている?
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   有効利用量(84%)
    リサイクル(マテリアル、ケミカル)とエネルギー回収(燃料化、焼却)
    焼却施設の発電効率は12~13%
    マテリアルリサイクルではペットボトル60数万トン
    容器包装に使われたプラスチックは焼却にまわされているものがかなり多い
    マテリアルリサイクルの3分の2位は産業廃棄物のプラスチック
    産業廃棄物のプラスチックは国内よりは中国でのリサイクルが多かった
     2017年末以降、中国が輸入しなくなった(→リサイクルが難しくなっている)

③技術でプラスチックごみ問題は解決できるのでは?
Q5 バイオマスプラスチックが普及すればOK?
 バイオマス起源のプラスチック
  生物(サトウキビなど)からつくられるでん粉・セルロースなどを原料とする
   耕作面積や水が多く必要
  コストが高い?から今まで普及しなかった
  リサイクルで普通のプラスチックと一緒に処理できるか?
 分解されやすい生分解性プラスチック
  ※バイオマス起源のプラスチックが、生分解性プラスチックというわけではない。

プラスチックの4つの問題:解決策との対応関係
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 海洋プラスチック汚染・マイクロプラスチック問題
 地球温暖化問題
 非再生資源依存(石油依存問題)
 大量生産・大量消費社会
  技術で解決できるのは問題の一部分にすぎない
  バイオマス起源プラスチック カーボンニュートラル
  生分解性プラスチック 海洋プラスチック汚染
  リデュース(全ての問題解決に貢献)
    プラスチックの使用を考え直す
プラごみを減らすためにはどうしたらいい?
 施用量を減らすことが大事
  要らないものはもらわないで済む社会
  必要なものを大切に使い続ける
リデュースの難しさを乗り越えるために〈注意点〉
 1)極論に走りがち
  ゼロイチの議論で思考停止しやすい。
  国の目標=使い捨てプラスチック25%減
  個人にできることは限界
  企業などと本当に必要なのか議論することが重要
 2)過剰性(使い過ぎ)は自らは気がつきにくい
日本のプラスチック資源循環戦略の概要
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(図・表は『生活協同組合研究』2020年9月号掲載の田崎論文から)
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『生活協同組合研究』2020年9月号、536号
 プラスチックは低コストで大量に生産され私たちが快適で便利な暮らしをするためにかかせないものとなっている。プラスチックの世界生産量は3.8億トン(2015年)に達し、その4割程度が包装に用いられている。確かに、プラスチック包装は品質の維持に適し商品が破損しにくく陳列しやすい。
 この包装用のプラスチックについては、今年7月より日本でもレジ袋が有料化され関心が高まった。また、女子高校生がお菓子の外袋・トレイ・個包装にプラスチックが使われるといった過剰包装を無くしてほしいという署名を集め製菓会社に届けたこともニュースになった。
 プラスチックは優れた点も多いが生分解せず廃棄物として河川や海洋に流出してしまうとマイクロプラスチック等として長期にわたり環境を汚染し生態系に悪影響を及ぼすという問題がある。さらに、プラスチックごみの多くは最終的に焼却処理され CO2等を発生し地球温暖化の要因となっている。プラスチックの原料である原油は数億年前の生物の遺骸が堆積し生成されたといわれているが、人類はこの原油を急速に消費し10~15㎞程度しかない大気層に CO2等として放出し続けている。
 また、プラスチック問題は大量生産・大量消費・大量廃棄社会という構造的な問題でもある。脱プラスチックを進めるためには個々人や企業の努力も必要ではあるが、プラスチックごみの回収や処分に対し生産者責任を拡大していくといった経済的手法も含めた構造的な対策が必要となる。EU は2018年の「欧州プラスチック戦略」で2030年までに使い捨てプラスチック包装を域内で無くし、すべてを再利用またはリサイクルすることを掲げた。国内では2019年5月の「プラスチック資源循環戦略」で2030年までに使い捨てプラスチックを25%排出抑制する等の目標が掲げられた。
 本特集ではこのようなプラスチックを取り巻く問題について、プラスチックの生産と消費の実態、プラスチック汚染の現状、脱プラスチックにむけた国際的な動向、欧州の生協の取り組み、国内の動向と企業や生協の取り組み、「プラなし生活」といった新たなムーブメント等を論じていただいた。プラスチック問題の理解と、脱プラスチックの取り組みへの示唆となれば幸いである。(渡部博文)
 特集:プラスチック汚染・脱プラスチック
     世界で広がる脱プラスチックの動き(原田禎夫)
     プラスチック問題に関する国内外動向と俯瞰的理解
      ─混乱する議論の解きほぐしから始める問題との向き合い方─(田崎智宏)
     欧州の生協におけるプラスチック削減の取り組み(佐藤孝一)
     トッパンのサステナブルパッケージソリューション(川田 靖)
     脱プラスチック社会の実現に向けたコープこうべの取り組み(鬼澤康弘)
     生活クラブのグリーンシステム(山本義美)
     プラスチックがもたらす生活革命 いかに仕組みをつくれるか(小松遥香)
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生分解性プラスチックを取り巻く環境:世界のプラスチック生産は1960年代から2019年では約20倍の4億トン/年となり、20年後にさらに2倍の予測がされています。このうちリサイクルされているものは10%弱に過ぎず、回収されたプラスチックごみの約80%が埋め立てや自然界(海洋等)へ投棄されています。ここまでは2050年までに海洋中のプラスチックが魚の重量を上回ると言われており、環境汚染が深刻化しています。これに対して、EUをはじめ世界各国ではプラスチックの資源循環への関心が高まっています。

生分解性プラスチックの定義:生分解とは、単にプラスチックがバラバラになることではなく、微生物の働きにより、分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素と水となって自然界へと循環していく性質をいいます。「グリーンプラ」の生分解度は、国際的に規定された試験方法と、定められた基準により審査されます。さらに、重金属等の含有物、分解過程(分解中間物)での安全性などの基準をクリアした製品だけが、グリーンプラマークをつけることができます。

生分解性プラスチックの用途:生分解性プラスチックは、通常のプラスチックと同様に使うことができ、使用後は自然界に存在する微生物の働きで、最終的に水と二酸化炭素に分解され自然界へと循環するプラスチック。食品残渣等を生分解性プラスチックの収集袋で回収、堆肥化・ガス化することにより、食品残渣は堆肥やメタンガスに再資源され、収集袋は生分解されるため、廃棄物の削減に繋がる。また、マルチフィルムを生分解性プラスチックにすれば、作物収穫後にマルチフィルムを畑に鋤き込むことで、廃棄物の回収が不要となり、発生抑制に繋がる。
 主要用途
  農業・土木資材(マルチフィルム、燻蒸フィルム、獣害対策忌避ネット等)
  食品残渣(生ごみ)収集袋(堆肥化・メタンガス発酵施設へ)
  食品容器包装(食品容器包装・カトラリー・ストロー等)




学びの道の法面草刈り 10月30日

須田さんが学びの道と岩殿D地区の間の法面と入山沼堰堤の草刈りをしました。ありがとうございます。
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ドングリの苗床作り 10月30日

市民の森定例作業日。参加者は、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの6名でした。コナラとクヌギのドングリの苗床を岩殿C地区の沼下の畑に作りました。ポット苗とバラまきしたものがあり、上に稲ワラをかけました。
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今日はほかの作業はせずに、ヒラタケのみそ汁を作って味わいました。
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11月13日(金曜日)の定例作業日は昼食会を実施します。
新しいテーブルが増設されているかもしれません。
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※石川基子『ほしじいたけ ほしばあたけ』(講談社の創作絵本、2015年9月)
  『ほしじいたけ ほしばあたけ』キャラクター紹介!(YouTube)
   

   「ほしじいたけ ほしばあたけ」の朗読(YouTube)
   

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交尾中のヤマナメクジ?
キノコのホダ木の下にいたのを採集しました。
ナメクジやカタツムリは雌雄同体で,1匹のナメクジのなかに雄の性器と雌の性器を持っています。
 

   
 
ナメクジの分布を明らかにする市民科学プロジェクトから
●ナメクジ人気の現状

ナメクジはカタツムリと同じく、陸上に生息する貝、陸貝です。日本では、大きく発達した殻を持つものを「カタツムリ」、殻が退化してしまったものを「ナメクジ」と呼んでいます。ナメクジは、都市部から離れた自然の多い地域に生息しており、だれでも一度は見たことがある生き物のひとつではないかと思います。しかしその外見から、親しみを持ってみられることはなかなかありません。研究の世界でも状況は同じで、日本のナメクジについての研究はほとんど進んでいない現状です。
●日本全国に分布する「チャコウラナメクジ」
現在日本でよく見られるナメクジのひとつが、体長5cmくらいで、背中に2〜3本の線を持つ「チャコウラナメクジ」です。チャコウラナメクジは、第二次世界大戦後に日本に入ってきた移入種で、約50年で北海道から沖縄にまで分布を拡大しました。移入前は、キイロナメクジという別のナメクジが繁栄していたのですが、現在国内でキイロナメクジの姿を見ることはできません。キイロナメクジが移入する前は、もともと日本にいた在来種のナメクジが繁栄していたと考えられています。
このように、日本で見られるナメクジ類の種は、ナメクジからキイロナメクジ、チャコウラナメクジへと変化しました。しかし、このような種の変化がどのような過程で起こっていったのかは、全く明らかになっていません。
マダラコウラナメクジが次なる覇者に?
私は、日本のナメクジの分布や種構成がどのように変化するのかを明らかにしたいと考えています。チャコウラナメクジは、移入から約50年で分布を全国に広げました。50年と聞くと長いように思えるかもしれませんが、環境に生活史が大きく左右される無脊椎動物にとって、日本の幅広い気候に対応していくには、少ない年数です。すでにチャコウラナメクジは日本中に分布しており、キイロナメクジもほぼ生息していない状況なので、過去にどのようなことが起こったのかを知ることはできません。
現在、私が研究対象にしているのが、2000年初頭に茨城県で移入が確認されたマダラコウラナメクジです。マダラコウラナメクジは成長すると15cmになる大型のナメクジで、チャコウラナメクジやナメクジと生息環境が重なります。そのため、これら2種は特にマダラコウラナメクジの進出による影響を受け、今後日本におけるナメクジ類の種構成が再度変化する可能性が考えられます。その影響を知るためには、「今」の日本のどこにどの種がいるのかを知る必要があるのです。
●マダラコウラナメクジの生息地を特定したい!
しかし、特に移入種は人間の活動に伴って移動するため私有地に生息していることが多く、研究者ひとりでその分布域を明らかにすることは容易ではありません。そこで私は、「ナメクジ捜査網」と名づけたプロジェクトで、Twitterやホームページでの呼びかけなどを通じて、主にマダラコウラナメクジの目撃情報を集め、その分布を明らかにしようと試みています。
これまでに、マダラコウラナメクジ以外の目撃情報も含めると、2年間で約300件もの目撃情報を寄せていただき、現在のマダラコウラナメクジの分布が明らかになりつつあります。しかし現在の手法では、情報提供をしていただく市民のみなさんの心理的負担(やり取りがめんどくさそう、知らない人にメールするのが嫌だなど)や手間、情報共有・公開のしにくさが課題となっています。また、多くの方はナメクジ類を見慣れていないため、種名を判別するのが困難です。そのため、実はマダラコウラナメクジや、まったく日本で知られていない別の種を見つけていても、情報提供の手法が煩雑であれば、見過ごされてしまうこともあるでしょう。
   ナメクジとあなたで始める新しい科学201708_1

オスでもあり、メスでもあり、まったりな一生/ナメクジは害虫?/ナメクジの世界は「置き換わる」/「置き換わり」はなぜ起こる?/巨大ナメクジが国内に侵入している/「ナメクジ捜査網」開始!/マダラコウラナメクジに「置き換わる」のか?/身近な小さな生きものに興味をもって

・宇高寛子・田中寛『ナメクジ おもしろい生態とかしこい防ぎ方』(農文協、2010年)
・中嶋康裕編著『貝のストーリー 「貝的生活」をめぐる7つの謎解き』(東海大学出版会、2016年4月)
はじめに  中嶋康裕
第1章 暴走する愛 ― カタツムリの交尾と恋の矢  木村一貴
第2章 ナメクジたちの春夏秋冬  宇高寛子
第3章 ヒザラガイの繁殖リズム
     ― 繁殖現象の同期をめぐって  吉岡英二
第4章 イソアワモチの暮らし  濱口寿夫
第5章 食われる前に食え ― 戦慄の共食いウミウシ  中嶋康裕
第6章 チリメンウミウシの使い捨てペニス  関澤彩眞
第7章 カイメンに居候するホウオウガイ
     ― 二枚貝とカイメンのユニークな共生関係  椿 玲未
おわりに  中嶋康裕
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※松尾亮太『考えるナメクジ ―人間をしのぐ驚異の脳機能』(さくら舎、2020年5月)
第1章 ナメクジってどんな生き物?
第2章 すごい「脳力」があふれている動物界
第3章 ナメクジは賢い!
第4章 人間をはるかにしのぐナメクジの「脳力」
第5章 ナメクジの生き方
第6章 愛と青春のナメクジ研究
  「なめくじだって悩むんだ」(『朝日新聞』夕刊 2020.06.16宮田富士男)
   考えるナメクジA200616夕
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・脇司[わき つかさ]「寄生虫を研究している僕がカタツムリとナメクジについて語りたいときに語ること」(『科学バー』サイトから )
職業柄、カタツムリやナメクジを加熱することがある。熱した個体から立ちのぼるのは、浜焼きのすごくいい香り。そのとき僕は「彼らは間違いなく貝だ」と実感する。寄生虫を研究している僕なりに、好きな陸貝の話をしてみたい。誰にとってもたのしい陸貝入門になるのかどうかはわからないけれど。
(以下の目次から記事へリンクしています。5話、6話、12話など)
  ※脇司『カタツムリ・ナメクジの愛し方 日本の陸貝図鑑』(ベレ出版、2020年7月)
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ナメクジとカタツムリが教えてくれる 生物学者の考える住まい方(『リビンマガジンBizエンタメ』 2017.07.03)
朝日新聞毎週連載「福岡伸一の動的平衡」が面白い
6月15日のコラムでは「家に住むなら賃貸と購入どちらが良いか」という長きに渡って語られる命題について書かれています。
この難問を福岡博士はナメクジとカタツムリを使って考察します。
コラムはまず、ナメクジが進化してカタツムリになった、という読者の思い込みをひっくり返します。
カタツムリはナメクジの進化形ではなく、もともとあった殻をカタツムリが捨ててナメクジへと進化したのが真相だそうです。世界には殻の痕跡を残したナメクジがおり、そのことから進化の過程がはっきりわかったそうです。初めて知りました。
ではなぜカタツムリは安全で快適な殻という「自宅」を捨てたのか、謎は深まります。福岡博士によると、
「持ち家」の負担に耐えかねたからである。殻を作り維持するには膨大なカルシウム摂取とエネルギーが必要。いっそ殻を脱げば、そんな苦労もないし身軽、隠れたいときは隙間にも潜れる。すると新しい餌にもありつける。
そう維持管理費が問題なのだそうです。確かに、古くなりアチコチ痛んでくる建物の修理代はバカになりません。ましてや建て替えとなると、負担はさらに大きい。そんなものは大家さんに任せて、さっさと別天地に移動してしまおうというわけですね。昨今の空き家問題を考えると深くうなずける話しです。
生物の進化からみれば賃貸派の圧勝ということですね。と、早合点してはいけません。福岡博士はこうまとめて、コラムを終えています。
大切なことは、たった今、ナメクジもカタツムリもちゃんと共存共栄しているという事実。どちらが有利・不利ということではなく、選択の自由があり、生き方の違いが許されていること。これが生物多様性の要諦(ようてい)である。
自分なりの生き方、住まい方をすれば良いのであって、誰かと比較してどちらが賢いかなんて考えなくていいんですね。……
※森口満『ゲッチョ先生のナメクジ探検記』(木魂社、2010年4月)

ツキヨタケとヒラタケの見分け方 10月29日

山形県のキノコ中毒ワースト1がツキヨタケの13件(2012~19年)。ヒラタケと間違えやすいきのこです。
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    ツキヨタケ
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※Yahoo!ニュース「毒キノコの食中毒相次ぐ 「見分け困難」県が注意喚起」(岐阜新聞Web 2020.10.28 8:12)
 毒キノコ「ツキヨタケ」の食中毒発生が県内で続いている。キノコによる食中毒の発生件数は岐阜県内では2016年から4年間はゼロだったが、今月に入り3件(26日時点、全てツキヨタケ)発生した。県は、確実に食用と判断できないキノコは食べたり、他人に譲ったりしないよう注意を呼び掛けている。
 ツキヨタケの大きさは10~20センチ程度で、夏から秋にブナやイタヤカエデなどの幹に重なり合って生える。食用のヒラタケやムキタケ、シイタケなどによく似ているが、食べると嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状が出て、過去には死亡例もある。
 キノコによる食中毒は、県内では15年の1件5人の被害を最後に発生していなかった。今年は夏に大雨が降った影響などにより、キノコが生えやすい環境に。県は、ツキヨタケの見分け方のポイントとして、刀の鍔(つば)のような盛り上がった部分が柄の付け根にあること、内部に黒色の染みがあることなどを挙げているが、「判別が難しく、染みがほとんどないツキヨタケもある」(県担当者)ため、誤って採取しやすいという。
 今月に入り、食中毒被害は3件7人となった。県などによると、「食用だと思った」「よく分からないが試食をする」といった理由で山林で採取し、自宅で調理して食べたところ、食中毒症状を発症したケースが続いている。
 県はホームページやリーフレットで、ツキヨタケに限らず、食用と判断できないキノコの採取や販売などへの注意を喚起。「控えめな色のものは食べられる」「虫に食われていれば食べられる」「ナスと煮れば中毒にならない」などの言い伝えを信じて口にしないよう呼び掛けている。
毒きのこによる食中毒に注意しましょう!(山形県サイト 2020.09.28更新)
  

ツキヨタケ(月夜茸)とは、ツキヨタケとヒラタケの見分け方、正しい知識を持って
  
ツキヨタケとヒラタケの見分け方
1.裂いて見える黒いシミ
ツキヨタケを縦に裂いてカサと柄の間を見ると、肉に黒っぽいシミがあります。ただ、ツキヨタケでもこのシミがほとんどない場合もありますので注意してください。
2.夜に光るか・リングがあるか
ツキヨタケは、暗い場所で見ると弱い発光が見えます(これが和名の由来)。
また柄とヒダとの境にリングのような隆起帯があるので確認しましょう。
3.発生時期を確認
ツキヨタケは夏の終わりから秋にかけて。ヒラタケは秋の終わりから春に発生します。ただ、秋の終わりにもツキヨタケが生えている場合があるので時期だけで判断しないように!

正しい知識を持って
ツキヨタケはシイタケやヒラタケ、ムキタケなどとよく似ているため、間違って食べてしまうことが多いキノコ。日本では食中毒事故の事例も非常に多いキノコです。
見た目だけですぐ判断するのではなく、今回ご紹介したような「見分け方の違い」などの知識をしっかり持って慎重に判断してくださいね。
見分けるのも難しいため、少しの知識だけでは絶対に食べないことをおすすめします。
ツキヨタケで7人が食中毒 毒きのこ注意報発令(上越タウンジャーナル 2013.09.29 18:55)
  
新潟県の上越保健所は2013年9月29日、県外の30~40歳代の男女7人がツキヨタケを食べて食中毒になり、医療機関に入院したと発表した。県内での毒キノコによる食中毒は今年初めてで、県は同日、「毒きのこ注意報」を出した。
同保健所によると、入院した7人は関東地方の1都4県在住。9月28日午後から妙高市杉野沢の乙見湖周辺の山林でキノコの採取した。食用のムキタケと思って採取したキノコをバターソテーやきのこ汁にして、午後8時ごろに食べたところ、午後9時ごろからおう吐など胃腸炎の症状が出た。7人は29日午前0時30分ごろ同市内の病院に入院。その後、全員快方に向かっているという。
残っていたキノコを専門家が鑑別したところ、有毒なツキヨタケと判明。県は患者の症状がツキヨタケによる症状と一致することから食中毒と断定した。
ツキヨタケは傘が半円形をした直径10~25cmほどのキノコで、ムキタケやヒラタケと間違えて食中毒になることが多いという。
県は、食用と正確に判断できないキノコを採らないことや、確実に鑑別できる専門家に判断してもらうなど注意を呼び掛けている。保健所でも相談を受け付けている。
近年埼玉県内において、カシノナガキクイムシによる樹林地のナラ枯れ被害が広まってきております。当市においても既に確認されており、対応についての検討を重ねているところです。ナラ枯れが発生した樹林では、被害発生時または数年後に猛毒性の『カエンタケ』が多く発生することが確認されています。
触れるだけでも危険な有毒のキノコですので絶対に触らないで下さい。特に、小さなお子様には近づけさせない様ご注意下さい。また、ペット等にも障害がありますので近づけさせない様ご注意ください。
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ヒラタケ
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 そだててあそぼう[93]『きのこの絵本』
  (編集:小出博志・イラスト:高岡洋介、農文協、2010年)から
もくじ
1 山に、きのこ狩りにでかけよう!
2 きのこは木の子。木とともに育つ、おいしいきのこ
3 これが、きのこのくらしだ!
4 きのこは、古代から世界中で食べられてきた
5 きのこの種類いろいろ
6 ナメコ、クリタケ、ヒラタケの栽培ごよみ
7 ナメコの普通原木栽培にチャレンジだ!原木に駒打ち
8 いいほだ木づくりをめざそう
9 きのこをだす準備だ。本伏せ
10 さあ!いよいよナメコの収穫だ!
11 こんなときどうする?きのこの病害虫
12 クリタケの普通原木栽培をやってみよう!
13 わりばし種菌で、里山きのこに挑戦だ!
14 ヒラタケの短木断面栽培をやってみよう!
15 クリタケ、ヒラタケをおいしく食べよう!
生えるものによって、ちがう
きのこにもいろいろな種類があるんだ。大きく分けると、生きている植物に共生するきのこ(菌根菌)や、死んだ植物、つまり枯れ木や枯れ葉などに繁殖するきのこ(腐生菌)などあるよ。菌根菌の代表は、マツタケやシメジ類などだ。それらはアカマツ、クロマツ林に好んで生えるよ。腐生菌はブナ、ナラ類、シイ・カシ類や広葉樹林の枯れ木や倒木、切り株に生えるよ。スギ、ヒノキなどの林には、食用きのこはほとんど生えないんだ。そのほか、竹林や道ばた、畑地、堆肥を好むきのこ、焼け跡だけに生えるきのこ、草原にはえるエリンギなどのきのこ、地中の埋れ木に生えるハタケシメジ、また、死んだセミなどの昆虫のからだに生える冬虫夏草などもあるよ。きのこが生えるということは、その生えたものから栄養をもらっているということだ。その栄養をもらう「もの」のちがいによって、きのこの生活もいろいろなんだ。
栽培できるきのこ、できないきのこ
人工栽培のできるきのこは腐生菌といって、死んだ植物のからだ、つまり木材や、米ヌカやフスマ、イナワラなどにきのこのからだ(菌糸)が入り込み、それらを栄養にして繁殖することができる種類だ。よく食べているシイタケ、エノキタケ、ブナシメジ、マイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、キクラゲといったきのこは、みなこの仲間だ。それに対して、まだ人工栽培のむずかしいきのこは菌根菌(共生菌)といって、生きた植物の根ときのこのからだ(菌糸)が合体して菌根とよばれるものをつくり、植物とともに生きていくきのこたちだ。林の地面や草原で地表からでるきのこ類は、大部分がこの仲間だ。腐生菌よりも種類が多く、マツタケをはじめ、シメジ類、イグチ類、コウタケ、クロカワ、チチタケなど、おいしいきのこがたくさんあるよ。でも、ほとんどは人工栽培がむずかしく、山で自然に生えているものを採ってしか食べることができないんだ。(4~5頁)

ヒラタケの短木断面栽培をやってみよう!(28~29頁)
ヒラタケは広く世界中に分布する、ヒラタケ科ヒラタケ属のきのこだ。晩秋から春に広葉樹や、ときには針葉樹の枯れ木、切り株にたくさん重なって生えるよ。菌糸がまわる力が強いので、原木に材質のやわらかい木を使うことで接種した年の秋から収穫ができるんだ。もちろん翌年もきのこが生えるよ。原木は2枚1組のサンドイッチ状で培養し、これを1枚ずつ、それぞれ接種面を上にして土に埋めるんだ。農家出はパイプハウス内や畑地で栽培するのが一般的だけれど、ここではプランターを使ってやってみよう。
 ●原木の用意
この栽培にあう種類は、ポプラ、エノキ、果樹など材質のやわらかいものだ。冬に伐採して接種前に玉切りしよう。直径の太い木で厚さ12~15センチの円盤状にし、連続した2枚1組で使うよ。
 ●接種時期と方法
菌糸は3℃くらいから伸びるので、春先に行おう。あたたかくなるほど失敗しやすいんだ。のこくず種菌を細かくくだいて、木口全面に5ミリほどの厚さに塗る。もう1枚を重ねてサンドイッチ状にし、あわせ目をガムテープでしっかりと固定しておこう。
 ●仮伏せ
接種した原木は日かげで2~3段に重ね、散水後にコモやムシロで全体をおおっておこう。仮伏せ中はとくに保湿に注意しよう。7月中旬ごろには菌糸が伸びて、上下の木がしっかりと一体化するよ。
 ●本伏せ
7月中旬ごろ、円盤状のほだ木が平らに入るプランターを用意し、本伏せしよう。ほだ木はかたく一体化しているので、バールと木づちなどで2枚にはがして、種菌の接種面を上にして使う。プランターの下半分に畑の土や鹿沼土を入れ、その上にはほだ木をならべて、すきまにもしっかりと土をつめてほだ木の上面と平らにしよう。表面全体に切りワラを厚さ3センチほどかけ、よく散水してからムシロなどをかけておく。プタンターに直射日光があたらないように、建物のかげや、遮光ネットなどでふせごう。
 ●収穫
きのこの発生は9月下旬から始まるので、ときどき観察して、きのこの芽(原基)をみつけたらムシロをはずしておく。きのこは10~15日おきに発生をくり返し、12月中旬には終わる。発生中は毎日散水をするとともに、風通しをよくしよう。昼夜の温度差は10℃くらいあるほうが発生が良好だ。収穫は傘が七~八分開きで、直径2~5センチていどのものを株ごと採るとみためはいい。自分で食べるなら直径8センチと大きめにしたほうがおいしいよ。
 ●収穫後の管理
収穫後は切ワラをとりのぞき、表面にうすく土をかけておく。春から夏にかけては、ほだ木が乾きすぎないようにときどき散水しょう。遮光と風通しをよくすることも忘れないでね。2年目の秋口になったら表面の土をとりのぞいて、前年と同じように本伏せ管理をして収穫に備えるんだ。2年でほぼ収穫は終わるので、ほだ木と土を新しいものに変えよう。

ヒラタケのおいしい食べ方
傘の小さいものは汁もの、煮もの、天ぷら、炊きこみごはんなどなんにでもあうよ。傘の大きなヒラタケは、適当な大きさに裂いて煮つけやすき焼きにすると、たっぷり汁をすった肉厚のきのこが歯ごたえもよく、食べごたえがある一品になるんだ。西洋風の料理にもあるよ。大きな傘をバター焼きにしたり、チーズをふりかけてオーブン焼きやフライなどにしよう。中華料理のあんかけや観光料理の鍋ものにも使われているよ。
きのこごはんのコツ
きのこを水洗いして適当な大きさに切り、軽く塩をふっておく。ごはんは酒としょうゆを入れて炊き、炊き上がったらすぐにきのこをのせて蒸すんだ。こうすると、きのこの香りがごはんに移ると同時にきのこのシャキシャキ感が残って絶品だ。シイタケ、ブナシメジ、マイタケ、クリタケ、ヒラタケ、エリンギなどの栽培きのこ、マツタケ、シメジ類などの野生きのこと、いろんなきのこで炊いてみよう!(31頁)
ヒラタケ
ヒラタケ科ヒラタケ属のきのこ。この属にはタモギタケ、トキイロヒラタケ、ウスヒラタケなど多くの栽培きのこがある。これらは柄が傘の端につく俗に「片端のきのこ」として知られ、この形は猛毒のツキヨタケ(ツキヨタケ属、ブナの枯れ木に群生)とおなじなので気をつけよう。ヒラタケは広く世界中に分布していて、晩秋から春に広葉樹(ときには針葉樹)の枯れ木、切り株に多数、重なって発生する。
傘の色は幼いときは黒から灰青色、大きくなると灰褐色から灰白色になる。大きく開くと15センチにもなり厚さも増す。ヒダは白色で、柄に長く垂れ下がる特徴がある。
栽培品種は極早生、早生、晩生種があり、原木栽培でも秋から冬まで半年ほど収穫ができる。菌床栽培には極早生種が開発されているけれど、ビンでつくるときには傘の直径が2~3センチと小さくしているよ。(33頁)

田んぼの稲わら・稲架棒片付け 10月28日

午前中、毛塚一反田の稲わらを秋山さんや松本さんに配り、残りは焼き芋の燃料用に岩殿に運びました。稲架棒は午後3回、軽トラで児沢に運び、田んぼはきれいになりました。
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岩殿・児沢脱穀終わる 10月27日

岩殿と児沢の田んぼの稲架掛けいたイネの脱穀が、平賀さん、三本さんの応援を得て終わりました。
岩殿A・B地区の「彩のかがやき」(ウルチ)では6月9日に田植え、10月7日に稲刈りをしました。
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児沢の田んぼは、「マンゲツモチ」(モチ)で6月3日が田植え、10月6日が稲刈りでした。
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ブログの記事をふり返ってみると、今年も、三本さん、平賀さん、殿山共同農場の皆さん、多くの人たちの合力で作業がすすんでいったことがわかり、感謝です。

毛塚一反田の脱穀 10月26日

毛塚一反田の田んぼの脱穀が、片桐さんの応援を得て終わりました。ありがとうございます。
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5月23日にウルチの「彩のかがやき」の田植え。稲刈りが終わったのが10月4日。稲架かけしてからは晴天が続かず、今日になりました。コンバイン袋に21袋です。昨年は5月23日に田植え完了、、9月17日に稲刈り、10月5日に脱穀で、19袋半の収穫でした。

林床作業など 10月25日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は、芦田さん、新井さん、太田さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの11名でした。今回は、北向き斜面の下草刈りを主にして、刈払機、鎌、太枝切狭を使って作業しました。
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休憩時に話題にした「ヤギ除草」。浜松市でヤギ放牧による除草実験を実施していました(『浜松市』Webサイト 2020年9月14日)。ネットや電気柵で囲って放牧するよりは、ロープでつないで繋牧した方が雑草をよく食べるようで、人が急傾斜地を刈る場合が最も費用が高く、繋牧と人が平坦地を刈る場合がほぼ同程度で費用も安くなるという結果です。まとめとして、「ヤギの体調管理等には短時間ではあるものの、日々の観察や水やりなどが必要であり、飼育管理を行う者が除草実施地の近くに住んでいる、あるいは通勤等の行き帰りに見ることができるなどの要件が揃うことが条件となります。しかしながら、本実験で分かったようにヤギの除草能力は高く、特に急傾斜地においては高い効果が望めることがわかりました。今後、管理技術が蓄積・洗練されることで、放牧除草が普及していく可能性を感じました。」とあります。急傾斜地の山羊除草は試してみたいですね。

※長野県佐久市にある独立行政法人家畜改良センター長野牧場のリーフレット『山羊を知ろう!』です。長野牧場は2009年に茨城牧場長野支場に組織改編されているので、それ以前に作成された古いものです。
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『みどりのススメ』(埼玉県みどり自然課) 10月23日

埼玉県環境部みどり自然課の作成した46頁の冊子『みどりのススメ~これから緑化工事を行う方へ~』(2019年版)です。屋上緑化壁面緑化駐車場緑化樹木植栽などの緑化手法が紹介されています。
  緑の効果~なぜ緑が必要なのか~
 身近な緑は、人々に潤いと安らぎを与え、美しい街なみを創るうえで欠かせない要素です。
 また、近年では自然環境が持つ防災・減災機能やコミュニティ醸成の場の創生機能といった多様な機能を活用して持続可能なまちづくりを進める取り組み(=グリーンインフラ)も注目されており、緑に期待される効果は環境面だけでなく社会面・経済面にも広がっています。
 一つ一つの施設には美しい緑を生み出し、緑のネットワークとして広げていくことが、その施設にみならず地域全体の価値向上に繋がります。
環境改善生物多様性の保全ヒートアイランド現象の緩和
安全・防災避難路等の安全性向上火災の延焼防止
景観形成都市の魅力向上不動産価値の向上
潤いと安らぎ自然との触れ合いの場地域のコミュニケーションの促進

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  優良な緑化計画を立てるためのポイント
〈維持管理を見据えた植栽〉
 植物の生育要件には「日当たり」や「降雨量」、「風当たり」などがありますが、植物によって重視するポイントは異なります。
 植物を選ぶ上で植物の生育環境も踏まえて検討すると、その後の維持管理が容易になります。
 また、地域に元々ある植物の多くは、その地域の環境に合ったものです。そういった地域の緑との連続性を意識すると、まとまりのある、より保ちやすい植栽になります。
〈接道部における緑の活用〉
 接道部には生け垣などの植栽を設けることで、圧迫感を抑えつつ施設と道路の間を分離することができます。ブロック塀などの人工物に比べ、安全性が高いこともメリットのひとつです。
 その際、手前に低木、更にその手前に草花や芝などで緑化すると、見通しが良く、奥行きのある緑化になります。
〈緑の効果が十分に発揮される緑視率〉
 国土交通省が実施した調査で、景色の中で緑が見える量(緑視率)が高まるにつれ、潤い感、安らぎ感、さわやかさなどの心理的効果が向上するということが分かりました。
 緑視率は、25%以上で「緑が多い」と感じることも分かっています。 公開空地など人の目につきやすい場所を緑化する場合などは、高木などを活用し緑視率を高めることで、緑の効果が十分に発揮できます。
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  緑化樹木としてよく使われている在来植物(抜萃)
埼玉県生物多様性の保全に配慮した緑化木選定基準(在来植物による緑化推進のために)』(埼玉県環境部みどり自然課、2016年3月)からの抜萃です。
1 はじめに
(1) 在来種を使用した緑化の重要性
 生物の種は、将来世代に伝えなければならない人類共通の資産としてかけがえのないものですが、現在地球上で多くの動物や植物が絶滅しつつあります。このようなことから、生物多様性の保全の必要性が叫ばれ、日本を含む各国の努力により生物多様性条約が発効し、この条約の精神に基づき、生物多様性国家戦略が策定されています。
 生物多様性の保全とは、野生動植物が人間の生活や生産活動の影響を受けて絶滅したり、生息範囲を狭めたり減ったりしないように、それぞれの地域に固有な様々な生物全体を保全することです。
 このような考え方を受け、緑化に用いられる樹木についても地域固有の自然環境を損なわないよう配慮が必要と考えられるようになってきました。
 2013年6月には、「景観三法」の公布にあたり、国会で「地域在来の植物等の活用による緑化の推進に努めること」についての付帯決議があり、在来植物活用による緑化の推進は今や国の方針となっているのです。
 埼玉県においても、自然環境と調和した県土づくりを推進するため、2015年3月に生物多様性保全県戦略の第1弾として丘陵編を策定しました。
 この戦略の内容は、一般県民、企業・団体、地方公共団体などの多くの人々が生物多様性保全の取組に参加し、その活動の輪を広げることにより、保全を図ろうとするものです。生物多様性保全県戦略では、天然林や里山の保全や希少種の保護、外来種対策まで様々な保全のための取組を提案していますが、家庭をはじめ、公共施設、学校、事業所で行われている「緑化」についても、在来植物を用いて進めていくことが重要と考えています。

(2) 在来種を使用した緑化を推進するために
緑化木というと、その地域で見られない珍しいものを植えた方がよいという考え方や、見栄えがよい、病虫害に強く管理しやすいなどの理由で、これまで長い間外来種や移入種が多く植えられてきました。
 外来種又は移入種による緑化には、生態系に様々な問題を引き起こす可能性がありますので、使えるところには出来るだけ在来植物を使うようにしていただきたいと考えております。
 そのためには、様々な立場の方々が、「在来種を使用した緑化」の必要性を理解し、出来るところから取り組んでいただくことが重要です。
 今後、国や地方公共団体ばかりではなく、県内の事業体や一般家庭においても、在来種による緑化を積極的に取組んでいただくよう期待いたします。

  外来種又は移入種による緑化が生態系に引き起こす問題
    (ア) 緑化木の根に昆虫などの幼虫がついて移動し、本来の生息地ではない地域に生息するようになっている例があり、本来の自然の姿を攪乱することがある。
    (イ) 外来種や移入種による緑地では、在来の昆虫が生活できなかったり、逆に天敵がいないことなどから外来昆虫が蔓延する危険性もある。
    (ウ) 在来種であっても、他地域で生産されたものでは、遺伝的形質が異なる場合が多い。(ブナの例では、日本海側と太平洋側における積雪量の差による春季葉が開く時期の水分条件が異なることから、葉の大きさ等の遺伝的形質も異なるとされている。)
    (エ) 植栽した場所だけではなく、種子が鳥や風に運ばれて自然界に定着し、今まで生育していた種を駆逐したり、交雑による遺伝的特性を変えてしまうことなどにより、固有な生態系を変質させてしまうおそれのある種類(侵入的外来種)も多い。

(3) 生物多様性の保全に配慮した緑化木選定基準の作成
 在来種を使用した緑化を推進するといっても、「何が在来種かわからない」、「何をどのような所に植えるのが適当かわからない」ということもあり、在来植物の使用はなかなか進んでいません。
 今回作成した基準では、実際緑化に使用されている樹木はどのようなものがあるか、埼玉県の在来樹木はどのような種類があるか、在来樹木の種類ごとの植栽に適する環境等について明らかにしています。
 地域固有の生物に対する悪影響を防止しようとする「生物多様性の保全」の見地から、どのような種を選ぶことが適当かを判断する基準として作成しました。[下線引用者]

(4) 今後の課題
 今後、在来種の緑化を推進していくためには、県緑化関係部局のそれぞれの事業分野で環境条件や必要な緑化木の性質等が異なるため、この基準を参考にしながら、各担当部局の事業特性を反映した「緑化指針」を作成してい
ただくことが望ましいと考えます。

2 緑化木の種類
 実際緑化に使用されている主な樹木を選び、それぞれの種を、在来種、移入種、外来種・園芸種に区分し明らかにしました。
(1) 在来種
 埼玉県内で自生している種とする。ほとんど緑化や植林に使われていない種も含む
 希少種や分布が極めて限定される種は、なるべく除外した。
(2) 移入種
 国内に自生するが埼玉県内では自生していない種、中には森林内に定着しつつある種を含む。
(3) 外来種
 国内に自生していない種とする。すでに、自然生態系内に定着している種も数多く、外来種といっても、モウソウチク、マダケ、ハチク、セイヨウハコヤナギ(ポプラ)、シダレヤナギなど、人里や都市景観の重要な構成要素になっている種類も少なくない。
(4) 園芸種
 品種改良が行われている種であり、原種が外来種・移入種・在来種であるかは問わない。
(5) 侵入的外来種
 植栽した場所だけではなく、種子が鳥や風に運ばれて自然界に定着し、今まで生育していた種を駆逐したり、近縁の在来種との交雑により地域の個体群の遺伝的特性を変えてしまうことなどにより、固有な生態系を変質させてしまうおそれのある種類をいう。
 外国から入ってきた植物だけではなく、移入種で上記のような問題を引き起こす恐れのある植物を含む。
 侵入的外来種に該当する種は「侵入的外来種」と表示した。[1~3頁]
※『駐車場緑化ガイド~広げよう緑の駐車場~』(東京都環境局自然環境部計画課)
  駐車場緑化ガイド(東京都)_3

岩殿入山谷津の植生調査第7回 10月21日

天気に恵まれ、二宮さん、小野さんで実施しました。
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今日も岩殿C地区の掲示板でクモやミノムシの観察をしました。

ジョロウグモ(♀・♂)(岩殿D地区で撮影)
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写真の♂は脚を2本失って6本になっています。

※クモの一生 短命派のジョロウグモはあわただしい1年を送る
  石川県教育センター『石川の自然第24集生物編(11)』(2000年3月)
    身近なクモの不思議と魅力_1
      (『金沢・新おもてなし考』2007年10月31日記事)

シゼコン(自然科学観察コンクール)入賞作品(2013年、14年)
 岐阜県関市立武芸小学校

オオミノガの終齢幼虫(2018年1月24日児沢ブルーベリー園記事)

岩殿谷津の秋は赤が主役 10月20日

10月12日の植物調査のトピックス。12日17日に続く第3弾。二宮さんありがとうございます。

岩殿谷津の秋は赤が主役
岩殿谷津の秋の色_1
タコノアシ、クサキビ、チカラシバ
ヤブレベニガサ、ヤノネグサ、トキリマメ


ミゾソバ・アキノウナギツカミ・ヤノネグサ タデ科の花3種の見分け方
タデ科の花 3種の見分け方_1
アキノウナギツカミ、ヤノネグサ、ミゾソバ(牛の額)

岩殿E地区の草刈り 10月20日

岩殿D地区の草刈りをしました。セイタカアワダチソウ、キショウブの目立つところを刈払機で重点的に。7月16日に刈った場所のセイタカアワダチソウはは30㎝程。さすがに伸びていません。
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セイタカアワダチソウを抜く 10月20日

岩殿I地区下段のセイタカアワダチソウを抜きました。
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タコノアシやヤブツルアズキがありました。
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法面、耕作放棄地の草刈り 10月19日

昨日の作業の続きをして、岩殿I地区の小区画(市民の森作業道から岩殿H地区に下りる道と入山沼下の西縁土水路の間部分)の草刈りをしました。
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入山沼下のI地区の湿地化している部分は上段のセイタカアワダチソウを引き抜きました。下段は、今年の1月18日3月7日18日に新井さんがヤナギやハンノキを伐ってくれた場所です。今冬は上段で伐採する計画なので、どのようにするのが良いのか、あれこれ考えながら作業しました。

法面草刈り 10月18日

入山沼堰堤から市民の森尾根みちに向かう道路と入山沼水路の間の草刈りをしました。
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入山沼余水吐けの近くに直径1mほどの穴が開いていました。降雨時に地中に吸い込まれた地下水が土を吸い出しながら流れて地下水路(トンネル)を作り、その上の土が陥没して地表に穴が開き、この空洞が見えるようになったのです。岩殿C地区の奥では、これより大きな穴が開いて大きな空洞が見られる箇所がいくつもあります。
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他方で、地表を流れる雨水はリルからガリに洗掘を進めていきます。地中に潜った雨水もやがて地表に現れ、谷底を流れる雨水と合流します。この流れが市民の森を水源とする九十九川の源流です。

市民の森谷底のガリ侵食(2016年1月14日記事)


セイタカアワダチソウ抜く 10月18日

岩殿F地区とG地区の目に止まったセイタカアワダチソウを抜きました。
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両地区の境界に10本ほど残しました。チョウやハチなど多くの生きものが集まってきます。

埼玉県地球温暖化対策の検討に関する専門委員会資料② 10月17日

『埼玉県地球温暖化対策実行計画(第2期)策定に当り2019年3月20日に開催された地球温暖化対策の検討に関する専門委員会配布資料です。

「平成30年度 第3回埼玉県地球温暖化対策の検討に関する専門委員会」配付資料
  (埼玉県環境部温暖化対策課、2019年3月20日)
はじめに
1 削減目標について
 削減目標の基本的考え方(第2回委員会までの整理)
 削減効果をBAUから積み上げる方法(第2回委員会提示)
 他の都道府県の目標設定の方法
 経済成長率の設定
 削減措置による削減量の算定①
 削減措置による削減量の算定②
 削減措置による削減量の算定③
 各部門における削減措置① 産業部門
 削減対策を推進するための県の施策① 産業部門
 各部門における削減措置② 業務部門
 削減対策を推進するための県の施策② 業務部門
 各部門における削減措置③ 家庭部門
 削減対策を推進するための県の施策③ 家庭部門
 各部門における削減措置④ 運輸部門
 削減対策を推進するための県の施策④  運輸部門
 各部門における削減措置⑤ 廃棄物部門 工業プロセス部門
 各部門における削減措置⑥ その他の温室効果ガス
 削減対策を推進するための県の施策⑤ 廃棄物部門 その他ガス
 部門別の温室効果ガス排出量削減見込み
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2 次期計画について
 現行計画の構成
 現行計画の重点施策
 現行計画の施策構成(7つのナビゲーション)
 次期計画の基本的考え方
 次期計画検討事項①(目指すべき将来像・重点施策)
 次期計画検討事項①(目指すべき将来像・重点施策)
 次期計画検討事項②(施策指標)
 次期計画検討事項③(適応策) 1 適応策とは
 次期計画検討事項③(適応策) 2 気候変動適応法
 次期計画検討事項③(適応策) 3 地域気候変動適応計画
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県政サポーターアンケート調査結果
 質問1 あなたは、地球温暖化に対してどの程度関心を持っていますか。
 質問2 地球温暖化防止のための取組は、手間がかかったり、ある程度の我慢をしなくてはならない面もありますが、多くの方々が取り組むことでより大きな効果をもたらします。このことについて、あなたはどのように考えますか。
 質問3 温暖化対策として、あなたが現在、家庭で取り組んでいることは何ですか。(あてはまるものすべてを選択)
 質問4 本県では、家庭で手軽にできて効果の高い省エネルギー対策として、LED照明(LEDシーリングライトや電球形LEDランプなど)の普及を推進しています。現在、あなたの家庭の照明は、以下のどれに近いですか。
 質問5 家庭からの二酸化炭素排出量は、県全体の約1/4と大きな割合を占めています。また、家電製品の多様化や世帯数の増加等により、排出量は近年大きく増加しています。今後、家庭からの二酸化炭素排出量を削減するために、どのような取組が必要だとあなたは考えますか。(3つまで選択)
 質問6 自動車の利用によって排出される二酸化炭素は、県全体の約1/4と大きな割合を占めています。また、その排出量は、県内の自動車台数の増加などにより削減が進んでいない状況にあります。今後、自動車からの二酸化炭素排出量を削減するために、どのような取組が必要だとあなたは考えますか。(3つまで選択)
 質問7 今後、温暖化を抑えるために本県が実施する対策として、どのような取組を重点的に進めていくべきであるとあなたは考えますか。(5つまで選択)
 質問8 地球温暖化は、猛暑日・熱帯夜や大雨の頻度の増加など、気象及び気候の極端な現象の発生頻度を増加させることが科学的に証明されつつあります。このような温暖化の影響により、本県でも異常高温によるコメの品質不良や熱中症救急搬送者数の増加などの被害が発生しています。温暖化の影響について、あなたはどのようなことに関心がありますか。(あてはまるものすべてを選択)
 質問9 今年の6月に「気候変動適応法」が成立し、各自治体においては地域に応じた適応策への取組が求められています。「適応策」として、本県ではどのような分野を重点的に進めていくべきであるとあなたは考えますか。(3つまで選択)

埼玉県地球温暖化対策の検討に関する専門委員会資料① 10月17日

『埼玉県地球温暖化対策実行計画(第2期)策定に当り、2017年11月30日、2018年7月18日、11月14日、2019年3月20日、9月4日、11月13日に地球温暖化対策の検討に関する専門委員会が開催されています。

「平成30年度 第2回埼玉県地球温暖化対策の検討に関する専門委員会」配付資料
  (埼玉県環境部温暖化対策課、2018年11月14日)
はじめに
1 基準年度の検討
 計画の概要
 方向性の検討に際して(前回の課題)
 基準年度について
2 削減目標案の検討
 方向性の検討に際して
 削減目標の設定方法
  案1 削減効果を目標年度BAU排出量から積み上げる方法(スライド12~35)
 削減目標の設定方法
  案2 より長期の目標からバックキャストで設定する方法(スライド36~37)
第2回資料20181114_1
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2 削減目標案の検討
案1「削減効果を目標年度BAU排出量から積み上げる方法」による試算
 Step1:BAU排出量を推計
  現状趨勢(BAU:BusinessAsUsual)とは
  BAUの算定(1) エネルギー起源CO2排出量のモデル
  BAUの算定(2) エネルギー起源CO2排出量
  BAUの算定(3) 人口シナリオ
  BAUの算定(4) 経済成長シナリオ(1)
  BAUの算定(5) 経済成長シナリオ(2)
  BAUの算定(6) 自動車保有台数シナリオ
  BAUの算定(7) 鉄道輸送需要シナリオ(旅客)
  BAUの算定(8) 鉄道輸送需要シナリオ(貨物)
  想定する2030年度のすがた
  2030年度エネルギー起源CO2の推計結果
  BAUの算定(非エネ起+その他)
  2030年度非エネルギー起源CO2及びその他ガスの推計結果
  BAUの積算結果
 Step2:対策・施策を設定し、削減効果を積上げ
  2030年度削減措置に見込む対策について
  2030年度削減措置に見込む対策① 産業部門
  2030年度削減措置に見込む対策② 業務部門
  2030年度削減措置に見込む対策③ 家庭部門
  2030年度削減措置に見込む対策④ 運輸部門
  2030年度削減措置に見込む対策⑤ エネルギー起源CO2以外のガス
  供給側対策の見込み(電力排出係数)
  供給側対策の見込み(電源構成と電力排出係数)
案1による試算の結果
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第2回資料20181114_5第2回資料20181114_6第2回資料20181114_7

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案2「より長期の目標からバックキャストで設定する方法」による試算
 バックキャストで毎年度一定量の削減(線形)を想定
第2回資料20181114_14第2回資料20181114_15
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2 削減目標案の検討
 国のマニュアルに基づく試算結果
 削減目標の検討の目安
 削減目標を達成するためには(削減量)
 削減目標を達成するためには(対策)
 現在の国の温室効果ガス排出量の状況
 (参考)計画の目標年度を2030年度とした都道府県の状況
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埼玉県地球温暖化対策実行計画(第2期) 10月17日

埼玉県では、計画期間を 2020(令和2)年度から 2030(令和 12)年度までの 11 年間とする『埼玉県地球温暖化対策実行計画(第2期)を策定しています。
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『埼玉県地球温暖化対策実行計画(第2期)』策定に当り、今後追加的な対策を見込まないまま推移した場合の2030年の温室効果ガス排出量(現状趨勢[BAU:Business As Usual])を推計し、その上で、各部門で対策を行った場合の 2030 年度時点の削減見込量を算出し、2030 年度 BAUから差し引くことにより、県全体の総量目標(2030 年度に 2013 年度比 26%)を設定しています。

岩殿丘陵入山谷津の生きもの 10月17日

10月12日の植物調査時に撮影した入山谷津の生きものについて、二宮さんがトピックス4本、NPO法人エコ.エコの加倉井さんがブログに90点の写真を掲載して下さいました。ありがとうございます。リンクから是否ご覧下さい。

岩殿の谷津の秋の景 林床を彩るキノコたち
キノコたちが彩る秋の風景_1

岩殿・谷津の秋  訪花昆虫の風景
訪花する昆虫たち_1
コガネグモ・ジョロウグモが巣を張る谷津の秋
コガネグモ・ジョロウグモが巣を張る谷津の秋_1

クヌギにつく虫こぶ
クヌギにつく虫こぶ_1

※YouTube登録チャンネル『NPO法人エコ.エコ kaerunomaru』から「昆虫博士になろう」シリーズ
   

   

   

   

チッパー作業など 10月16日

市民の森保全クラブ作業日。参加者は、新井さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの9名でした。今日のチッパーは尾根みちの四阿から道の両側のコナラ林で作業しながら、作業道に下りて来ました。市民の森の指定管理者文化まちづくり公社の2名と金子さん、澤田さん、鷲巣さん、Hikizineの合わせて6名。出来たチップは落ち葉堆肥箱に入れていきました。
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前々回6月12日のアカマツ林、前回10月2日と本日のコナラ林、さらに入山沼~谷のみちの作業エリア北向き斜面作業道~岩殿C地区の作業エリア南向斜面でチッパーの作業できれば、市民の森保全クラブの協定エリアの林床景観は飛躍的に向上すると思います。

林床の刈払機での草刈りは、尾根・北向き斜面で木庭さん、細川さん、渡部さんが担当しました。
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鳥取さんと新井さんは尾根みちの登り口のコナラの枝折れ木を伐採しました。
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セイタカアワダチソウの抜き取り 10月15日

岩殿F地区の下段(岩殿1382番地の東部分。岩殿G地区との境界付近)のセイタカアワダチソウを抜き取りました。ネムノキ、オギの群落がある場所で植物調査のベルトの東側です。
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G地区境界部分のセイタカアワダチソウは抜き取っていません。オギの生えている場所に足を踏み入れてみると、ボッシュ林側からの浸水とその後の滞水で湿地化が進んでいて植生が変わっていきそうです。オギに混じった生えているセイタカアワダチソウは倒れていましたが、4~5mにも達しているものがありました。

耕作放棄地の草刈り 10月14日

岩殿F地区③の草刈りが終わりました。10月3日の続きの作業です。
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ここにはヒダリマキマイマイWikipedia)がいます。野島智司さんの『カタツムリの謎:日本になんと800種! コンクリートをかじって栄養補給!?』(誠文堂新光社、2015年)を読んでいます。ブログでは、「カタツムリのちょっと深い話「ヒダリマキマイマイ」」(『カレー細胞 -The Curry Cell-』2009.06.21)があります。



※ 「カタツムリの右巻きと左巻き」( その1)、(その2)、(その3)(その4)、(その5)、(その6)、(その7)、(進化結論)(カタツムリ研究者大八木昭さんの『北のフィールドノート』) 。
※「大八木昭の自然科学思想」(『北のフィールドノート』から)
 

※上島励助教授に聞く「カタツムリの多彩な世界
  (聞き手:鈴木宏明さん)(『東京大学大学院理学系研究科・理学部』サイト)
カタツムリはその愛嬌のある姿から,私たちにとって身近な生物の一つであろう。私たちが思い浮かべるカタツムリは丸くて渦を巻いた貝殻を持つだけの,一見ぱっとしない生物かも知れない。しかし,世界にはそんな私たちの想像を見事に裏切ってくれるカタツムリ達がいる。殻だけに注目しても,美術品のような美しい形状をもつもの,一度見たら忘れられないほど鮮やかな色彩をもつものさえいる。その生態や形態,著しい種分化など,カタツムリの織り成す世界は実に多彩である。今回の研究室訪問では,国内では数少ないカタツムリ専門家の一人である生物科学専攻の上島先生に,カタツムリの魅力について話を伺った。
  カタツムリとナメクジ
殻の巻きの左右 カタツムリは螺旋状に巻いた貝殻を持つ。その巻き方には上から見て,渦の中心からどちら回りに殻が成長するかによって,右巻き(Dextral)と左巻き(Sinistal)がある(図1a[略])。右巻きと左巻きのカタツムリでは,貝殻の巻き方だけでなく,体の左右がすべて反対になっている。殻の巻き方は一つの遺伝子座によって決定されており,その遺伝子の突然変異により左右が逆転することが知られている。最近の上島先生らの研究によって,逆巻きの突然変異が固定することで新しい種が分化していく過程が明らかになった(Nature, Vol. 425, 16 Oct 2003, 679)。カタツムリは,2個体が向かい合い生殖口を対面させて交尾を行うため,巻き方の同じ個体どうしでは正常に交尾ができるのに対し(図1b[略]),逆巻き個体どうしでは生殖口の位置も逆であるため交尾ができない(図1c[略])。従って,カタツムリは巻き方が同じ者同士としか交尾ができず,逆巻きの突然変異が小集団に固定すると,別の種に分化しうる。これは,たった1個の遺伝子の突然変異によって種分化が起こりうることを示した最初の報告である。
  ユニークな形状の殻を持ったカタツムリ
  カラフルなカタツムリ
  葉の上に隠れるナメクジ
カタツムリ研究の醍醐味 日本でカタツムリの研究に携わる人々は,貝殻のコレクターを中心とするアマチュア研究家が比較的多く,プロの研究者は少ないようである。生物学の一部の分野(分類学や生態学など)ではアマチュア研究家が活躍するケースが少なくない。プロとアマチュアの違いについて伺ったところ,「見かけの違いは,プロは高価な実験機器や設備を使えることであるが,プロとアマチュアの研究で本質的に違うことは,プロは学問に対する責任を負っていることである」とのことであった。研究を進める際には,楽しいことをやるだけでなく,楽しくなくても研究に必要なことも進めていく能力が,プロの研究者には必須である。また,プロとして研究をしていく上で何が大切かという質問には,「自分が一番面白いと思うことを研究することが大切だと思う。研究を進めて行く際にさまざまな壁にぶつかる時が必ず来る。そういう時に自分が本当に興味を持っている研究をやっているという自覚があれば,たいていの問題は解決しながら研究を続けていられる。僕の場合は自分の好きなことの延長線上に今の研究があるから,今の研究環境はすごく恵まれていると思う」と答えられた。上島先生は貝の収集という趣味が現在の研究の原点となっている。
カタツムリ研究の醍醐味について質問したところ,「カタツムリは移動能力が低くて地理的隔離による遺伝的分化が進みやすく,種分化が激しい。このことは進化を研究する上で絶好の研究材料である。またカタツムリの分類には,細かい特徴や形の微妙な違いを識別できる目が必要で,誰にでもできるわけではないという職人芸のような所も魅力の一つ」とのことであった。確かに,遺伝情報を基に系統樹を作ることはほとんどルーチン化されているが,どの生物種を対象にして何を調べれば良いのかという最も重要な着眼点を得るには,生物を実際に見て問題を感じ取る能力が必須である。
上島先生の研究はいわば「カタツムリとの対話」のようなものであり,カタツムリの世界が,形態においても種数においても驚くほど多様であるように,その研究の世界も深く,広がりを持つものであった。
 

 

恐竜が最も栄えたジュラ紀(NHK for School 1:07)


一丁150円の豆腐(外税) 10月13日

長野県諏訪郡原村の生産者直売たてしな自由農園原村店で買った豆腐です。

霧ヶ峰もめん
国産大豆100%試用

にがり100%を使った
大地の恵みのお豆腐です。

一丁150円の豆腐(外税) → 50.0円(100グラムあたり)
名称:もめんとうふ
原材料名:丸大豆(国産)
     凝固剤(塩化マグネシウム〈にがり〉)
     消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル)
内容量:300グラム
消費期限:20.10.17
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
製造者:有限会社松野屋
 長野県諏訪郡下諏訪町西鷹野町4894-8
 [店の所在地はマップ内の「下諏訪広域地図」にあり]
お問い合わせ:0266-27-89…
プラ:容器 PP
   フィルム PP PA

栄養成分表示(100gあたり)
エネルギー 72kcal
たんぱく質 6.6g
脂質 4.2g
炭水化物 1.6g
食塩相当 0.0g
 この表示値は目安です。
  [日本食品標準成分表による推定値]

販売していたジビエ肉類
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シカ肉、シシ肉、熊肉など

(『日本農業新聞』2020.07.17)
 豚熱感染イノシシ拡大(日本農業新聞)

※「イノシシ被害、列島を北上 「最前線」秋田で対策本格化」(『朝日新聞Digital』2018.01.18 18:23)
 イノシシ猛進(朝日新聞Digital)

 イノシシ東北に猛進(日本農業新聞)


 ニホンジカ・イノシシの推定個体数と捕獲数の状況_2ニホンジカ・イノシシの推定個体数と捕獲数の状況_1

※隣接県におけるイノシシの生息状況(『長野県第二種特定獣害管理計画(第3期イノシシ管理)2018年4月~2023年3月』資料篇から)
 長野県第二種特定鳥獣管理計画(第3期イノシシ管理)_1
※イノシシと人間の関わり(概要)、大規模な猪垣の分布跡(『長野県第二種特定獣害管理計画(第3期イノシシ管理)2018年4月~2023年3月』資料篇から)
 長野県第二種特定鳥獣管理計画(第3期イノシシ管理)_3長野県第二種特定鳥獣管理計画(第3期イノシシ管理)_2
※『いま、獲らなければならない理由 -共に生きるために-』(環境省自然環境局、2015年11月)
 いま、獲らなければならない理由_1いま、獲らなければならない理由_2いま、獲らなければならない理由_3

 いま、獲らなければならない理由_4いま、獲らなければならない理由_5

※「クマの数を調べる、森には何頭いるのか」(環境省、YouTube 35:23)
 


岩殿入山谷津の植生調査第6回 10月12日

久しぶりに小野さん、加倉井さんが参加して、4名で実施しました。
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無名沼イ号下ではイノシシが餌を求めて、土を掘り返していました。
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強い風が吹かず、岩殿A・B地区の稲架は無事でした。
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児沢の田んぼも無事でしたが、毛塚一反田で稲架棒の折れがありました。

二宮さん作成の今日のトピックス。ありがとうございます。
休耕田の水たまりは湿性植物の箱庭
休耕田の植物_1
アゼトウガラシ、キカシグサ、ミズマツバ
イヌホタルイ、アゼトウガラシ、スズメノトウガラシ
ハシカグサ、コナギ、ハリイ


掲示版を巧みに利用する生きもの
掲示板の生きもの_1
シロガネイソウロウグモ、ネグロミノガ、コガネグモ
 
掲示板の生きもの_2
コガネグモ、ジョロウグモ
ツノマタタケ

コガネグモの団居[まどい]
 コガネグモの団居_1
シロガネイソウロウグモ、ネグロイノガ、コガネグモ

物見山記念碑 10月12日

トイレを拝借に岩殿駐車場に来て、久しぶりに物見山(135m)の登りました。登山道脇にある「物見山記念碑」(1901年)です。「賜硯堂成瀬温」の書。成瀬大域[たいいき](1827~1902年)、本名・温[ゆたか]。明治の書家、漢学を安井息軒に学ぶ。「有志者建之」とあり、裏面に連名があります。
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地球研セミナー『生物多様性の問題を社会に根づかせる』 10月11日

京都市にある大学共同利用機関法 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所(地球研)の第69回地球研市民セミナー『生物多様性の問題を社会に根づかせる』(2017年1月24日)の中静透さんの講演(43:54)と対談(聞き手:王智弘さん 41:44)です。
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生物多様性は、種の絶滅や外来種などの問題だけではなく、人間社会にもたらす恵み(生態系サービス)を賢く利用することが重要な問題になっています。2010年に名古屋で生物多様性条約の第10回締約国会議が開催されて以来、国内外で生物多様性の考え方を社会に根づかせる(主流化する)さまざまな動きが急速に進みました。たとえば、生物多様性や生態系サービスの経済評価が世界各地で行われるようになり、その保全コストを負担する必要が議論されるようになってきました。一方、地方自治体が生物多様性地域戦略を策定したり、地域での保全を促進したりするための活動も広がっています。企業活動などにおいても、生物多様性に対する配慮の有無を企業評価として重視しようとする動きが進んでいます。こうした最近の動向とこれからの生物多様性問題を考えてみましょう。

 

 


3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」 10月10日

2019年9月、中小企業を支援する経営革新等支援機関連合会は、特別にSDGsを注目する日にちを設定することでSDGsの盛り上がりがつくりだせるのではないかと考えて、毎月17日を「国民的SDGsの日」として設定しました。
国民的SDGsの日0317
国民的SDGs:「持続可能な開発目標(SDGs)」は、政府や大企業などの一部の組織が向き合うべき問題ということではありません。しかしながら多くの中小企業ではSDGsは自らが取組むべき課題であると認識されていません。[関東経済産業局・日本立地センターの2018年12月の「中小企業のSDGs認知度・実態等調査結果概要」(WEBアンケート調査)によれば、98%の企業が「(詳しく)知らない」「対応を検討していない」と回答している]
「国民的SDGs」は、SDGsが「日常的」「身近な」存在となり、国民一人ひとりがSDGsを「知り」「考え」「行動」する社会とすることを目指しています。そのような社会を実現するためには日本社会を支える何百万社の中小企業によってSDGsが発信され、コミュニケーションが生まれ、価値観が移り変わるような環境がつくられていくことが重要だと考えています。[『kokumin SDGs.com by 経営革新等支援機関連合会』サイトから]

2020年3月、PR総研一般社団法人日本記念日協会の認定を受け、毎年3月17日を「みんなで考えるSDGsの日」に制定しています。
みんなで考えるSDGsの日
みんなで考えるSDGsの日総合PR会社である共同ピーアール株式会社の総合研究所(PR総研)が制定。国連が定めた持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals )についてのさまざまな企業の取り組みをより多くの人に伝えることが目的。また企業だけでなくひとり一人がSDGsについて考える日にとの思いも込められている。日付はSDGsに持続可能な世界を実現するために掲げられている17のゴールから「みんな(3)」で「17」のゴールを実現しようという意気込みで3月17日に。


NHKの大学生とつくる就活応援ニュースゼミ「1からわかる」シリーズ 10月9日

NHKの大学生とつくる就活応援ニュースゼミ・目指せ!時事問題マスター「1からわかる」シリーズ。

1からわかる!地球温暖化(1)パリ協定って何?
 
”グレタ現象” 関心は若い世代へ/パリ協定って何?
(土屋敏之解説委員、聞き手:伊藤七海 井山大我 西澤沙奈、編集:水上貴裕)

 
はじまりは28年前/パリ協定は緩い?/気温上昇を抑えることは・・・

 
そもそも「地球温暖化」とは?/温暖化を取り巻くさまざまな説/温暖化が進んだ先にある未来とは?

 
温暖化対策、進捗状況は?/なぜアメリカはパリ協定から離脱するの?/アメリカの温暖化対策、今後どうなる?/世界第1位の排出国・中国は/世界第3位の排出国・インドは/ヨーロッパ各国は?

1からわかる!地球温暖化(5)日本の対策、どうなってる!?
 
なぜ批判される?日本の温暖化対策/批判集める「石炭火力発電」とは?/日本の目標は?

 
再生可能エネルギーの可能性は/どんな社会を目指すべき?/就職先にも実は関係!?企業の温暖化対策は/私たちにできることとは
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1からわかる!プラスチックごみ問題(1)
 
本当はとっても怖い…? プラスチックごみ/日本のプラごみ処理の実情は
(土屋敏之解説委員、聞き手:高橋薫 田嶋あいか)

 
まだ間に合う?日本はどうするの?
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1からわかる!「ESG」
 
「ESG」ポイントは“投資家”と“取引先”/「ESG」なぜ注目されるように?/「ESG」これだけは押さえておこう!
(みずほ情報総研株式会社アナリスト大谷舞、聞き手:鈴木マクシミリアン貴大 伊藤七海)
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1からわかる!「SDGs」
 
「SDGs」って、何のこと?/なぜ広まってきたの?/企業には浸透しているの?/17の目標にはストーリーがあった!
(みずほ情報総研アナリスト、聞き手:鈴木マクシミリアン貴大 伊藤七海)

シリーズ「気候危機の解決に向けて、私にできることは?」 10月9日

WWFジャパンのサイトにあるシリーズ「気候危機の解決に向けて、私にできることは?」です。

 

 

 



小西雅子「温暖化の進んだ世界はどうなる?防ぐことはできるのか?」 10月9日

9月25日の”Global Day of Climate Action”に合わせ、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、オンラインイベント『温暖化が進むとどうなる?未来の人道危機を抑えるために今、私たちにできること』を開催しました。
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このイベントは、根本かおる(国連広報センター所長)さん「SDGsアクション・気候行動の文脈で、私たちにできること」、小西雅子(WWFジャパン気候変動グループ専門ディレクター)さん「温暖化の進んだ世界はどうなる?防ぐことはできるのか?」倉橋功二郎(公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンプログラム部)さん「自然災害がもたらす女の子への影響、フィールドで今起きていること」吉田拓(日本赤十字社ルワンダ代表部首席代表)さん「もっとも弱い立場に置かれた人々と、災害に立ち向かう」の4本のプレゼンと座談会「変化の今を生きる、私たちにできること」で構成されており、YouTubeで聴講することができます。

小西雅子さんの講演「温暖化の進んだ世界はどうなる?防ぐことはできるのか?」は24:27~39:10のほぼ15分間です。
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気候危機で地元どうなる? 未来47景WWFジャパン

※5年前の2015年9月25日は、国連総会で国連加盟国の193ヵ国すべての賛同で、国際目標 SDGs が誕生した日でもあります。蟹江憲史さんは「 Sustainable Development Goals 」は「持続可能な開発目標」と訳されることが多いが、「持続可能な成長目標」とか、「持続可能な発展目標」と訳した方が、日本人には受け入れられやすいのではないかと、中公新書2604『SDGs(持続可能な開発目標)』(2020年8月)で述べています。

資料「新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえた今後の気候変動対策について」 10月8日

日本政府は2020年3月30日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」における国が決定する貢献「NDC」を、現在の「2030年度に13年度比26%削減」するという目標をそのまま据え置き「確実に達成」するとともに「さらなる野心的な削減努力を反映した意欲的な数値を目指す」と閣議決定し、31日に国連に提出しました。
小泉環境相は、「環境省がこれだけ頑張らなければ、26%で変えずというままで終わっていた可能性がある」と指摘。他省庁との調整もあるが、小泉環境相としては、21年11月に延期された第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)までに新たな削減目標(NDC)を出したいという意欲があることについて「間違いない」と野心的な削減目標設定への強い意思表明をしています(記者会見)。
環境省では8月4日、オンラインで中央環境審議会地球環境部会(第145回)を開催しています。以下の資料は配付資料3「新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえた今後の気候変動対策について」です。気候変動対策の最新の動向、新型コロナウイルスと脱炭素社会に係る動向、今後の進め方、参考資料から構成されています。

新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえた今後の気候変動対策について
1.気候変動対策の最新の動向
 NDC及び地球温暖化対策計画の見直しについて
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○環境省脱炭素社会移行推進室長資料説明(議事録から 下線引用者)
NDC及び地球温暖化対策計画の見直しについてということですけれども、これは冒頭の局長のご挨拶にもありましたとおり、温対計画の見直しに着手いたします。この背景といたしまして、今年の3月、NDCを我が国として提出いたしましたけれども、これを契機として行うということでございます。また、その後の削減目標の検討につきましては、エネルギーミックスの改定と整合的に行うと。さらなる野心的な削減努力を反映した意欲的な数値を目指し、次回、パリ協定の5年ごとの提出期限を待つことなく実施するということでございます。
NDCの中で、この概要というところに記載がありますが、2030年度26%削減目標を確実に達成するということを目指すということを確認するとともに、さらなる削減努力を追求していくという方針を表明しております。これに基づいて見直しに着手をするということでございます。
この見直しの小委員会の設置等々については、後ほどまたご説明をいたしたいと思います。
 (参考) NDCの提出の背景
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 石炭火力発電輸出の方針変更について
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 国内の石炭火力発電に関する動き
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 2018年度の日本の温室効果ガス排出量
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 温室効果ガス排出量の推移
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 部門別CO2排出量の推移(電気・熱配分後)
    20200804_9
 「気候変動×防災」について
 気候危機時代の「気候変動×防災」戦略(共同メッセージ)概要 令和2年6月30日

2.新型コロナウイルスと脱炭素社会に係る動向
 新型コロナウイルス感染症のエネルギー需要に対する影響
 新型コロナウイルス感染症によるCO2排出量への影響
 エネルギー転換部門におけるコロナ禍の影響
 産業部門におけるコロナ禍の影響
 業務部門におけるコロナ禍の影響
 家庭部門におけるコロナ禍の影響
 運輸部門におけるコロナ禍の影響①
 運輸部門におけるコロナ禍の影響②
 (参考)テレワークのCO2排出量への影響
 (参考)IEAによる在宅勤務のエネルギー消費、CO2排出に関する影響分析
 新型コロナウイルスの影響による経済社会の変化
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 新型コロナウイルスの影響による変化と社会の脱炭素化
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 新型コロナウィルス感染症を踏まえた対応(緊急経済対策)
 「成長戦略実行計画」「成長戦略フォローアップ」及び「経済財政運営と改革の基本方針2020」

3.今後の進め方
 地球温暖化対策計画の見直しを含む中長期の気候変動対策の検討について
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○環境省脱炭素社会移行推進室長資料説明(議事録から 下線引用者)
それで、最初のほうにも少しご説明しましたとおり、今後、地球温暖化対策計画を含みます中長期の気候変動対策の検討をしてまいりたいと思います。先ほど冒頭申し上げたとおり、NDCの提出を契機としまして計画の見直しに着手する予定でございます。
今後、温対計画の見直しを含む気候変動対策について検討を行うために、この地球部会の下に「中長期の気候変動対策検討小委員会」を設置いたしました。これについては、先日、各委員の皆様方には書面で協議をさせていただきまして、ご了解いただきました。誠にありがとうございます。今後、産業構造審議会にも同様の小委員会を設けまして、合同で検討を進める予定でございます。少し人数を絞る必要があろうということもありまして、両審議会・小委員会で合計20名程度という体制を考えておりますが、委員の構成については現在まだ調整中ということでございます。
検討に当たりましては、温対計画の見直し、中長期の両面でさらなる削減努力の検討を深めてまいりたいと思います。

 合同会合の議論の進め方
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○環境省脱炭素社会移行推進室長資料説明(議事録から 下線引用者)
次、お願いします。この議論の進め方でございますが、8月中に何とか、これは先ほどの議題にもあった9月3日のオンライン・プラットフォームより、できれば前に開催できるといいなというふうに思っておりますが、これから日程調整をいたします。第1回開催の後、専門家へのヒアリング等を順次実施していきたいと思います。
恐らく議論することになる主要なポイントとしては、ポスト・コロナ時代の社会変化を見据えた対策、さらには、毎年これまでやってまいりました計画の点検進捗を反映した対策の強化、深掘りと、さらには脱炭素社会の実現を見据えた中長期の対策の方向性と、こういったことを議論してまいることが決まっております。
(参考資料)
 (参考資料1-1)近年の異常気象
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 (参考資料1-2)世界的なリスクと認識される気候変動・異常気象
 (参考資料1-3)環境省の「気候危機」宣言
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 (参考資料2-1)パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(2019年6月閣議決定)(1)
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 (参考資料2-1)パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略(2019年6月閣議決定)(2)
 (参考資料2-2)革新的環境イノベーション戦略
   (2020年1月21日統合イノベーション戦略推進会議決定)(1)
 (参考資料2-2)革新的環境イノベーション戦略
   (2020年1月21日統合イノベーション戦略推進会議決定)(2)
 (参考資料2-3)グリーンイノベーション戦略推進会議
 (参考資料2-4)統合イノベーション戦略2020 地球環境局関連部分 (1)全体概要
 (参考資料2-4)統合イノベーション戦略2020 地球環境局関連部分
   (2)経済社会の再設計に向けて~重点的に取り組むべき課題の例~
 (参考資料2-4)統合イノベーション戦略2020 地球環境局関連部分
   (2)経済社会の再設計に向けて
 (補足:温室効果ガス排出推定精度の向上(都市炭素マッピング)
 (参考資料2-4)統合イノベーション戦略2020 地球環境局関連部分
   (3)戦略的に取り組むべき応用分野
 (統合イノベーション戦略:環境エネルギー分野)
 (参考資料3-1)経団連「チャレンジ・ゼロ」
 (参考資料3-2)脱炭素経営に向けた取組の広がり ※2020年7月20日時点
 (参考資料3-3)グリーンファイナンスを通じた環境と成長の好循環
 (参考資料3-4) 2050年 二酸化炭素排出実質ゼロ表明 自治体
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 (参考資料3-5)環境省RE100達成のための行動計画
 (参考資料3-6)地域での再エネ拡大に向けた経産省との連携チームについて
 (参考資料3-7)地域での再エネ拡大に向けた経産省との連携チームでの取組例について
 (参考資料3-8)再エネ情報提供システム「REPOS(リーポス)」を6/26にリリース
 (参考資料3-8)REPOSの主な特徴
 (参考資料3-9)災害にも強い地域づくり
 (参考資料4-1)我が国の実質GDPと温室効果ガス排出量の推移
 (参考資料4-2) CO2の部門別排出量(2018年度)
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 (参考資料4-3) 2018年度温室効果ガス排出量(確報値)の2013年度からの増減について
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 (参考資料4-4) 2018年度の地球温暖化対策計画の進捗状況について
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 (参考資料4-5)総合エネルギー統計における電源構成の推移
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 (参考資料4-6)全電源※の発電に伴う燃料種別のCO2排出量
 (参考資料5-1)世界のエネルギー起源CO2排出量の推移(IEA資料より)
 (参考資料5-2)主要先進国の温室効果ガス排出量の推移
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 (参考資料5-3)主要先進国の実質GDP注当たり温室効果ガス排出量の推移
 (参考資料5-4)主要国のエネルギー起源CO2注1排出量の推移(IEA推計注2)
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 (参考資料6-1)気候変動×防災の主流化
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 (参考資料6-2)脱炭素で防災力の高い社会の構築に向けた包括的な対策の推進
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 (参考資料6-3)個人、企業、地域の意識改革・行動変容と緊急時の備え、連携の促進
 (参考資料6-4)国際協力、海外展開の推進

※委員総数28名で三村信男さん(茨城大学地球・地域環境共創機構特命教授)が部会長です。議事録から3名の委員の発言を掲載しておきます。
小西雅子委員(公財)世界自然保護基金(WWF)ジャパン  専門ディレクター(環境・エネルギー) 昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授]
手短に3点、お話しさせていただきたいと思います。
まず1点目は、資料の6ページなんですけれども、排出量が5年連続で減っていると、COPでもいつもこれは出されるんですけれども、1990年に比べると、3%減くらいにすぎないので、結局、1990年から地球温暖化対策をしようというふうになってきて、約30年間で3%しか減少できていないということを、もう少しグラフの上にある四角いところで分析として、現実を直視した分析になったほうがいいかなと思います。
ここから言えることとして、これまでのやり方では効果がなかった。すなわち、例えば産業部門の排出削減の施策が自主行動計画がメインだったということが、やはり、それでは功を奏さなかったんじゃないかということがここから導き出されてくるかと思いますので、やはり、カーボンプライシングとかそういったもの、新しい施策が必要なんだということを、ここで分析結果として出てくるみたいなことをしっかり現実として見たほうがいいのではないかなと思っています。
ここから、やはりグリーンリカバリーが非常に重要になってきますけれども、そのときにやっぱり過去を検証して、リーマン・ショックの後、日本は急増していることがここからも分かります。2013年過去最高となっています。そのときの増加要因として、火力発電の増加による化石燃料消費量の増加によってエネ起源CO2の排出量が増加したみたいな分析がなされていますので、今回はそれを防いで、いかに、今まさに環境省さんがおっしゃっておられるような脱炭素化とSDGsに沿った形のリカバリーが果たしていけるかといったような視点で、まず、過去の経緯からの今回の違いというものを見せていけばいいのではないかなと思います。
その三つ目として、今の経済復興策、井田さんもさっきおっしゃっておられましたけれども、日本の中で、脱炭素とかSDGsとか、どの程度一緒に検討されているか。EUとかでは例えば3割を気候変動対策にみたいに言われていて、Do no harmで全体として脱炭素化がかかっており、少なくとも環境に害をなすものはやらないみたいなことになっていますので、そういった形での整理が日本でも問われているのではないかなと思っております。

江守正多委員[国立環境研究所地球環境研究センター副センター長]
2点、コメントを申し上げたいと思います。
一つは、今日、オンライン会合ということで、これがYouTubeで放送されているわけですけれども、これは非常によかったというふうに思っています。今まで環境省の会議というのはあんまりYouTubeで放送することはなくて、経産省の会議は放送しているのが多くて、非常に経産省のほうがいいなというふうに思っていたところです。それで、もし今後、集まって会合するのが普通になるにしても、今後このYouTubeの放送というのは続けていただきたいと。特にそう思いますのは、今、若い人が、いわゆるFridays For Futureの高校生、大学生とかがNDCの引上げに非常に強い関心を持って、どのように彼らの意見というのを表明していこうかということを考えていて、こういう審議会とかも結構ウオッチをしています。ぜひ彼らに見ていただきたいと。我々としては、そういう若い人が見ているんだと、我々が見られているんだという、そういう意識を持って恥ずかしくない議論をしていかなくちゃいけないと思います。そのためにもYouTubeというのは続けていただきたいというのが1点です。
2点目は、浅野委員からもご発言があったんですけれども、カーボンプライシングについてなんですが、これはちょっと、最近ネットを見ていますと、とあることをきっかけにしてカーボンプライシング、特に炭素税に対する反発的なコメントが非常によく見られるようになっているということが起こっています。これは、一つはコロナとの関係があると思っていまして、今これだけ経済がダメージを受けているのに増税するのかと、そういうリアクションというのが当然あるわけですよね。もちろん新しい税金の話をすると、そういう反発が来るのは世の常だろうと思いますけれども、カーボンプライシングというのは、僕の理解では、単に税金を増やして高くするからみんな我慢してくださいとか、そういう話ではなくて、むしろ脱炭素の商品とかサービスについては追い風になるような、そちらが相対的に経済的な優位性が上がって、選択されるし、投資が来るし、イノベーションも進むと、そういう、経済に対してブレーキではなくて、その向きを変えるのであるというところは僕から見ると本質に見えますので、そういったことを含めてカーボンプライシングについても堂々とこれから議論していく必要があるのではないかと思います。

髙村ゆかり委員[東京大学未来ビジョン研究センター教授]
私からは、ほかの委員がご指摘にならなかった点を特に2点、申し上げたいというふうに思っております。
一つは、三村部会長が最初におっしゃいましたけれども、感染症の拡大というこの状況の中で気候変動対策、脱炭素化に向かう対策も適応策も非常に重要性が増しているというのはそのとおりだというふうに思います。足元の感染症と災害の複合リスクを抑えるという意味でも適応策は非常に重要ですし、将来の気候変動リスクを低減するという意味でも脱炭素化の政策というのは非常に重要になっていると思います。
その意味で、今回始まる温暖化対策計画の見直しについては、もちろん足元の2030年をどうするのかという点もそうですけれども、同時に、これは下田委員がおっしゃいましたが、長期的な視点から、どういう将来の社会をめざすのか、それを支えるインフラはどのようにあるべきか、こうしたものをきちんと書いていくような、そういう作業を期待いたします。特に、インフラ形成にかかる時間を考えると、今ここで始めないといけないというふうに思います。
先ほどから何人かの委員からイノベーションについて議論がありました。長期戦略の中でも非常に重視をしていますけれども、しかしながら、長期戦略に関するイノベーションの議論は企業さんの中にイノベーションのシーズを作り出す力はあるけれども、それを普及して、コストを下げて実装していくためのインフラや社会の制度にむしろ課題があるという認識でした。
そういう意味では、将来を見据えて、まさにイノベーションを作っていくための政策の議論をやっていただきたいというふうに思います。
それに関わって、今「長期的な」と申し上げましたが、このことは地域の脱炭素化にとっても、これは中島委員がおっしゃった点ですけれども、長期的な政策の一貫性や見通しを示すということが具体的な補助と合わせて非常に重要だというふうに思います。特に、今日ご紹介がありました150もの自治体が、しかも7,000万人をカバーした自治体が50年ゼロを目指したいという意思を持っているということの重さをふまえて、国は、その方向で、どういう見通し、政策の方向性を出せるのかということをきちんと議論ができる温対計画の見直しにしていただきたいというふうに思っております。
2点目でありますけれども、コロナ後の在り方として、どの方も多分否定をしないのは、分散型の国土、地域づくりの重要性ということだと思います。これは日本のこの50年間の都市集中、あるいは一極集中の課題にどう対応するかという問題です。恐らくいろいろな手だてを取ってきて、なお解決できないでいるこの課題に対処をするには、地方が住民にとってより魅力的な場にならないといけない。これを作り出す地方のエンパワーメントが今、非常に重要になっていると思います。恐らく、雇用であったり、生活環境や教育環境といったものを統合的に地域が向上させていくという、そういう仕組み、政策が必要で、これもどなたかおっしゃいました、地域循環共生圏という取組はそれにつながってくると思います。
脱炭素の観点からいきますと、欧州などもいろんな戦略の柱を立てておりますけれども、例えば建築物のリノベーションですとか、クリーンエネルギーですとか、クリーンな持続可能なモビリティの実現、いずれも経済復興、雇用創出をしながら、脱炭素、クリーンな社会を創っていける、そういうポテンシャルを持った施策があるということだと思います。
中でもやはり強調したいのが、再生可能エネルギー、クリーンエネルギーの積極的な導入、活用で、これは特に地方のエンパワーメントという点では非常に重要な施策だと思います。経産省も再エネ主力電源化に向けて政策パッケージの検討を開始していますし、さらに再エネ型経済社会の創造というビジョンを今、打ち出して議論をし始めています、そういう意味では、環境省でも経産省のこうした検討と連携をして、ゼロ・カーボンシティ、あるいは2050年ゼロエミッションを目指す地域や企業の支援をする、再エネ導入の促進策というものを検討実施していただきたいと思っております。

公益財団法人自然エネルギー財団「2030年エネルギーミックスへの提案(第1版)自然エネルギーを基盤とする日本へ」(2020年8月6日)
 はじめに
 概要
 第1章求められるエネルギー転換の加速
  福島から10年-原発ゼロの実現へ
  脱炭素社会への転換を加速する必要の高まり
  政府エネルギーミックスの破
  2030年に自然エネルギーを基軸とする電力供給を
 第2章エネルギー需給をめぐる現状
  第1節エネルギー需給構造
   一次エネルギー需給
   電力需給
  第2節CO2排出の状況
  第3節エネルギーコストの状況
  第4節自然エネルギーをめぐる状況
 第3章2030年における自然エネルギーの導入可能性
  第1節太陽光発電の導入可能性
   1.利用可能な土地面積の制約
   2.経済的制約
   3.2030年度の導入可能性
  第2節風力発電の導入可能性
   1.環境アセスメントの状況
   2.系統接続検討・申込の状況
   3.2030年度の風力発電の導入可能性
   4.2030年度の風力発電の発電電力量
  第3節バイオエネルギー発電の導入可能性
   1.売電用バイオエネルギー
   2.自家用バイオエネルギー(再エネ特措法外)
   3.転換促進ケース
  第4節水力発電の導入可能性
  第5節地熱発電の導入可能性
  第6節自然エネルギー電力の導入可能性(まとめ)
 第4章持続可能なエネルギーミックスのあり方
  第1節化石燃料の時代から自然エネルギーの時代へ
  第2節エネルギー需要の見通し
   1.需要の推計の考え方
   2.エネルギー需要推計の前提条件と結果
  第3節持続可能なエネルギーミックスの姿
   1.原子力発電の想定
   2.火力発電の想
   3.2030年エネルギーミックスの姿
   4.CO2排出量の算定
   5.持続可能なエネルギーミックスの意義と課題
  第4節脱炭素社会への展望
 第5章持続可能なエネルギーミックスへの政策課題
  第1節電力システムの改革
  第2節脱炭素への市場メカニズム:カーボンプライシング
  第3節土地利用規制の再検討
  第4節企業の自然エネルギー利用の拡大
  第5節自治体の実行力の強化
 第6章エネルギー政策の選択の時
  パンデミックからの緑の回復
  この10年で日本を変える

浅岡美恵(気候ネットワーク)「ポストコロナと日本の気候変動対策~それでも世界は動いている~」(気候ネットワークWebセミナー、2020年7月9日)
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青木ノ入の道沿いの草刈り 10月7日

青木ノ入の道沿いと奥の耕作放棄地の草刈りをナイロンコードでしました。奥の耕作放棄地は昨年12月にはチガヤとセイタカアワダチソウの藪になっていましたが、今年は草刈り回数を増やして低く刈っているので植生が変化しています。
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岩殿では午後4時頃から雨が降り始めました。週末にかけて雨が続きそうなので、細断された路上の草は放置しておいてもきれいに流されてしまうでしょうが、雨の中、いつものように片づけておきました。


稲刈り終わる 10月7日

昨日の続きで、殿山共同農場の皆さんと岩殿A地区1枚、B地区2枚の田んぼの稲刈り、稲架掛けをして、雨除けのシートを掛けました。連日の作業、お疲れさまでした。これで、児沢・岩殿の稲刈りは終了です。
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獲物を運ぶオオモンクロクモバチ
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昼食時に物置の前で撮影。このシーンは撮ったことがあると思って「クモ」でブログを検索してみたら、2016年7月18日の記事にありました。横からの写真は撮れませんでしたが、腹部にオレンジ色の帯があるベッコウバチの仲間で、地中に営巣し、クモ類を狩って産卵し、幼虫のエサにします。

児沢&岩殿田んぼの稲刈り 10月6日

殿山共同農場の皆さん8名と市民の森保全クラブの木庭さんの参加で稲刈りをしました。午前中は児沢の田んぼのマンゲツモチ。稲刈り機R30を田んぼに持っていき上の田んぼで使ってみました。下の田んぼは手刈りですませました。児沢・岩殿の田んぼで稲刈り機を使うのは難しそうです。
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児沢田んぼでは6月3日にマンゲツモチを植えて、6月30日7月15日に草取りをしています。

午後は岩殿に移動してA地区とB地区各1枚の彩のかがやきを刈り取りました。台風14号の進路が心配なので、10日の計画を早めました。
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岩殿田んぼでは、3月21日5月20日(畦補修)5月25日(代かき)、6月4日に高野会長の仲介で農家からいただいた苗を追加して6月9日(田植え)、7月7日(草取り)を共同農場の皆さんがしています。平賀さんは児沢・岩殿の田んぼで何日も作業をして下さいました(記事にしているだけでも3月26日5月21日22日6月2日8月12日)。猛暑の中での作業を思うと感謝の念に堪えません。

※東松山マイタウンの歴史(2019年11月28日記事

コカマキリ?の交尾行動
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資料①には、「交尾の時はオスのほうが積極的に行動します。しかし不用意に動くと獲物とまちがわれメスにつかまり食べられてしまうこともあるのでオスの動きは慎重になります。交尾の途中でメスがオスを食べることもありますが、いつでも食べるというわけではありません。」とある。資料②には、「雄カマキリの執念」に頭を食べられても交尾を続ける雄カマキリの記述がある。資料③には、「カマキリ類は動くものを捕らえるので、交尾を済ませた後、オスがメスに餌と認識されて食べられてしますこともある。」とる。 資料④には、「交尾中に、メスはオスを頭からかじりはじめ、長くのびた前胸まで食べられることが多いのですが、交尾後うまくはなれて、メスの捕食からのがれるオスもあります。」とある。
資料① 岡田正哉著『昆虫ハンターカマキリのすべて』トンボ出版,2008,63p.参照はp.8-9.p.16-17
資料② 安富和男著『へんな虫はすごい虫』講談社,1995,187p.参照はp.78-79.
資料③ 日本放送出版協会編『里山の昆虫ハンドブック』日本放送出版協会,2010,255p.参照はp.193.
資料④ 森内茂・永井正身著『昆虫の飼い方 2』文研出版,1975,242p.参照はp.165-167.

※梅谷献二「カマキリの神話」1994年(『虫の雑学』6)

東京都立大学動物生態学研究室のブログに掲載されている記事(2016年)。林文男教授のグループの科研費助成事業「蛍光ビーズを用いた昆虫類のオス交尾器の機能解明」の成果
・日本のカマキリ類の交尾行動(1)
  
・日本のカマキリ類の交尾行動(2)
・日本のカマキリ類の交尾行動(3)

   

※工藤愛弓「カマキリの性的な共食い行動」2017年

毛塚一反田の稲架掛け完了 10月5日

児沢家の竹林で稲架棒を調達して毛塚一反田に運び、昨日し残した稲架掛けを完了しました。片桐さん、ありがとうございます。夜半、雨が降ったので昨日同様に田んぼがぬかり、足を取られてころびそうになりながら稲束を運んで掛けました。昨年は9列、今年は11列になりました。
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稲架棒を運ぶ 10月5日

明日、児沢の田んぼで稲刈りをします。片桐さんと稲架棒を運びました。
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C地区のテーブル新設 10月4日

岩殿C地区に、伐採木を加工して新たなテーブルが設置されました。渡部さん、ありがとうございます。天板に防腐剤を塗って大切に使っていきます。
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C地区のベンチとテーブルは2015年4月新設され、現在、使っている大型のものは翌年にクヌギの大木から製作されたものです(2016年3月17日記事4月8日記事4月14日記事)。設置して5年、風雨にさらされ、腐植や食害が進んで傷みが酷くなってしまいました。今後も小型のものを複数設置していけたらと思っていますのでよろしくお願いします。

稲刈りが終わる 10月4日 

毛塚一反田の稲刈り。お隣の田んぼをしている鈴木さん、小原さんと、平川さん4人、田野﨑さん2人、柴崎さん5人の3家族11人と満喫クラブの細川さんの応援で刈り終わりました。ありがとうございました。
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明日、残りの稲束を稲架掛けすれば毛塚一反田の稲刈り終了です。

耕作放棄地の草刈り 10月3日

岩殿F地区③の草刈りを再開しました。前回9月27日はスパイダーモアで挑戦しましたが、今日は22ccの刈払機です。
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2時間半でこの程度。ここは時間がかかりそうです。





稲刈り続行 10月2日

毛塚一反田の稲刈り。4日に予定していますが、今日も実施して半分ほど終わりました。
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水がたまっている所はなくなり田んぼにヒビが入ってきましたが、バインダーでスイスイ刈れる状態ではありません。倒伏イネがないのは救いですが……

市民の森作業道の砂利敷き 10月2日

チッパーの作業と並行して、市民の森指定管理者の東松山文化まちづくり公社の皆さんが作業道に砂利を敷いて下さいました。早速の対応、ありがとうございました。
雨が降ると泥濘んで車のハンドルが取られそうになったり、填まり込んで抜け出せなくなりかけたり、雨後も轍[わだち]が深くなって車の底をこすりそうになったりして、あれこれ、作業道を通り抜けるのが大変でしたがそれらもエピソードになっていくことでしょう。
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作業道に水がたまらないようにどこからどのように排水するのか考えながら維持していきたいと思います。

チッパーの作業 10月2日

市民の森保全クラブの定例作業日。参加者は、芦田さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの7名でした。市民の森の指定管理者、東松山文化まちづくり公社の皆さんと一緒に作業をしました。前回6月12日のアカマツ林の作業では、当面は袋詰めにしたチップをそのまま現場に積んでおき後日、移動することにして林床の富栄養化を抑制することとしましたが、今回のコナラ林での作業では、チップの袋を林内の落ち葉堆肥箱に運び、そこで堆肥化することにしました。次回の作業は来週9日に予定しています。
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冬にかけて新型コロナウィルス感染症の流行がどうなるかわかりませんが、12月恒例の「落ち葉掃き&焼き芋イベント」は中止としています。昨年は台風19号の被災廃棄物の仮置き場に岩殿駐車場が使われていたために開催を断念しました。連年の中止は残念です。


地球環境研究センター設立30周年記念オンラインイベント 10月1日


国立環境研究所地球環境研究センター設立30周年記念オンラインイベント『気候変動研究と脱炭素社会(これまでの30年、これからの30年)』があり、第2部を聴きました。
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第2部世代横断パネルディスカッション「脱炭素社会に向けた世代間大討論(これからの30年をどーする)」は、ファシリテーターを江守正多さん(地球環境研究センター副センター長)、パネリストは5名、堅達京子さん(NHKエンタープライズ・エグゼクティブプロデューサー)、三枝信子さん(地球環境研究センター長)、高橋大輝さん(東京大学教養学部2年、Friday for Future Tokyoオーガナイザー)、西岡秀三さん(IGES参与、元NIES理事)、宮﨑紗矢香(株式会社大川印刷、Friday for Future Tokyo元オーガナイザー)でおこなわれました。

ファシリテーターを江守正多さんのスライドから
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堅達京子さんのスライドから
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西岡秀三さんのスライドから
 低炭素から脱炭素へ変わるということは
   低炭素社会 京都議定書型 現状から何%減
   脱炭素社会 パリ協定型 すべての国がゼロ排出へ
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※(公財)SOMPO環境財団、損保ジャパン、(公社)日本環境教育フォーラム(JEEF)の3者が協働で開催する「市民のための環境公開講座」(全9回)が今年は無料のオンライン講座として開催されています。9月7日には江守正多さんの「気候危機・コロナ危機と社会の大転換」(→講座概要)、9月23日には堅達京子さんの「真のパラダイムシフトで地球環境を守ろう!」(→講座概要)が実施され、講座概要が公開されています。
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※9月3日、新型コロナウイルスからの復興に関連する気候変動・環境対策に関する具体的な行動や知見を共有するため、9月3日にオンラインの閣僚級会合(小泉環境相が全体議長)が開催され、日本(議長国)及び気候変動関連条約事務局(共同議長)、英国(COP26議長国)並びに、46か国の大臣・副大臣が発言したほか、書面での情報提出等を含め計96カ国が参加しました。またオンライン・プラットフォーム「Platform for Redesign 2020」が立ち上げられています。(環境省報道発表資料2020.09.11


※小西雅子「小泉大臣リード!国連のオンライン温暖化会議が開催されました」(WWFスタッフブログ2020.09.04
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