岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2017年05月

市民の森作業道の路床改修 5月31日

5月12日の市民の森保全クラブ定例作業日に東松山市役所都市計画課に要望した市民の森の作業道のぬかるみ対策工事が都市計画課+道路課により実施されました。市民の森保全クラブの活動日の駐車場は、入山沼付近は釣り人の駐車スペース、田んぼへ下りる路は農家の軽トラの進入路となる私道のため、市民の森作業道を抜けた岩殿C地区の岩殿満喫クラブの管理エリアを使っています。雨天には雨水が作業道を通って流れ、雨後には水たまりが残って、そこが車の通行によりぬかるみとなって、ハンドルがとられそうになる箇所もできて困っていました。梅雨の長雨の季節を控え、今回、土床材を敷き、さらに転圧作業がおこなわれたので、安心して通行ができるようになりました。ありがとうございます。
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市民の森作業道3ヵ所、さらに入山沼への市道2ヶ所が改修されました。
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畦の漏水対策 5月31日

児沢の上の田んぼの西側の畦の漏水対策をしました。畦の両側から漏水している箇所に土衛門をつめ、外側の溝に畦シートを入れて埋め戻しました。
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チップを落葉床に入れる 5月30日

作業道脇に置いてあった收草容器をキャリーカートに載せて運び上げて、チップを作業エリアの落葉柵に入れました。
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野菜の収穫 5月30日

5月30日~6月1日に大東文化大学で行われるASIA MIX 2017でアヴィージュが販売する野菜を青木ノ入の畑で収穫しました。少量ですが、ソラマメ、絹さやエンドウ、ニンニク、レタス、ブロッコリーと児沢の畑のタマネギなどありました。
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レンゲ畑の草刈り 5月30日

青木ノ入の上のレンゲ畑の草刈りをザクッとしました。このままでは管理機ではすき込めないので、刈り草を刈払機で細かくします。
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草刈り支援 5月30日

岩殿C地区の道沿いの草刈りを吉田さんがしてくださいました。物置の前の区画の草も伸びているので手を出そうかどうしようかと迷ったのではと思いました。
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サツマイモの植え付け準備 5月30・31日

児沢の上の山側の畑にサツマイモの畝づくりをしました。6月4日に紅はるかを植え付けます。
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岩殿A地区の田んぼ 5月30日

昨日、おそくまで作業した岩殿A地区の上の田んぼです。
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排水口で水位をまだ調整できないので、入山沼からの水路の受水口で土のうを動かして入水量を減らしました。

ペットが捨てられる 5月30日

入山沼の傍にペットの犬(?)が捨てられていました。入山沼の水を飲んでいましたが、どこかに行ってしまいました。こういう姿になるまで治療もせずに放置していたのでは飼っていたとはいえませんが、「飼えないから逃がす」という御都合主義は犯罪です。
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児沢の田んぼ 5月30日

昨夕、水を入れ始めた上の田んぼは水番を通って排水されています。
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田んぼの水位が上がって畦から漏水している箇所があります。
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夕方、水路のしきり板をはずしました。水路の下流に流れる水量が増えたので下の田んぼにも水が入ると思います。

岩殿A地区の田んぼ 5月29日

上の田んぼの水が増えていないので、お昼ごろ、B地区にある入山沼からの水路の受水口を開けました。

下の田んぼ

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上の田んぼ
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夕方、水位が少し上がってきたので、暗くなるまで作業して、水面に出ている部分を均しました。

岩殿C地区の田んぼ 5月29日

夕方、吉田さんが田んぼの様子を見に来てくれました。
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児沢の田んぼ 5月29日

昨日、日曜日は日ざしが強く、田んぼの水は減っています。

児沢の下の田んぼ
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昼間、水口を開いて水を入れました。

児沢の上の田んぼ
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夕方、水路に仕切り板を入れ、高さを調節して、分水しながら、水を入れています。

ゴマをまく 5月28日

児沢の下の畑にゴマをまきました。
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比企ツーリズム・さつま芋植え付け 5月28日

ECOM主催『比企ツーリズム』の「農的くらし入門コース」で、中澤健一さんの里山ぐるぐるスマイル農園の第76回定例活動に参加しました。会場は、小川町下里の河村農場。ジャガイモ土寄せ、ごぼう・山いもの畝の除草、さつま芋植え付け、ラッカセイ、トウモロコシの苗定植などをしました。午後は、田んぼのまわりの刈り草を集めました。畑の草マルチに使うのでしょう。
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児沢の田んぼ 5月27日

児沢の田んぼは昨日と同じような状態です。水路から水は入れていません。
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道の両側の除草 5月27日

明日は東松山市でもごみゼロ運動が実施されます。23日の続きで入山沼へ向かう道路の山側を50㎝幅、刈払機で除草しました。耕作放棄地再生活動を始めたころは道の両側は笹が密生した状態でした。風散布のモミジの実生が生えていたり、適度に湿っているところもあって、ていねいに調べていくとおもしろいかもしれません。
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岩殿A地区の田んぼ 5月27日

昨日、田んぼに水口を開いて田んぼに水が入るようにしました(池→上の田んぼ→下の田んぼ)。

下の田んぼ
月曜日まで雨が降らないだろうと予測して、水路を閉鎖して上からの水はすべて田んぼに入るようにし、排水口は畦シートでふさぎました。
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西側の畦付近を除いてジョレンで均したので、田んぼに水を張った状態になっています。

上の田んぼ
下の田んぼに水が張れたので、上の田んぼの水位を上げるために、排水口に5㎝ほど盛り土をして高くしました。
上の池からの水がすべて田んぼに入るように水路は閉鎖しました。
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岩殿C地区の田んぼ 5月27日

11時頃の岩殿C地区の田んぼです。今日は8時までに5㎜の降水量が記録されています(鳩山)。23時頃からまた雨が降り始めたようです(1時間0.5㎜)。

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無名沼イ号(左:昨日 右:今日 23時間後)
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わずかですが貯水量は増えています。

岩殿A地区の田んぼ 5月26日

入山沼から下りてくる水路の水は田んぼへはまだ取水していませんが、上の耕作放棄地から落ちてくる水がB地区の水路を下ってA地区の池に集まります。田んぼの受水口、排水口の整備ができていませんが、田んぼに水が入るように水口を開きました。
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岩殿の田んぼの水は溜められるときに無駄なく、下に流さずに溜めておくことが肝要です。

岩殿C地区上の田んぼ 5月26日

12時台の写真です。ボッシュ林側、無名沼イ号、山ぎわの水路ともに流れているとわかるような水量はまだありませんが、山からしみ出してくる水が集まって田んぼに水が入り始めました。
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児沢の田んぼ 5月26日

雨が続き、雨量は昨日25日11.5㎜、今日26日21.5㎜(鳩山)でした。
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昨日の応急処置により畦からの漏水はとまっているようです。

高坂丘陵市民活動センターで話合い 5月26日

市民の森保全クラブの定例活動日。雨天のため、高坂丘陵市民活動センターに集まりました。参加者は、芦田さん、澤田さん、細川さん、鷲巣さん、Hikizineの5名と活動してみたいという新人1名でした。新会員を迎えて、市民の森の沿革、市民の森保全活動の歴史、保全クラブの今年度の活動計画などまで、参加者全員で確認することができました。
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お昼ごろの市民の森の作業道。水たまりやぬかるんでいる場所が拡がり、車のハンドルをとられそうな箇所もあって、奥の岩殿C地区まで車を入れるのは躊躇してしまいます。前回5月12日の定例作業日に現場で市役所都市計画課に早目の砂利敷き等の対策と道端に集積した不法投棄物(5月12日14日)の片づけを要望しました。ゴミは19日に撤去され、作業道は来週31日(水曜日)に工事が行われます。

上の田んぼの作付け準備 5月25日

昨年、田植えを断念した岩殿C地区の田んぼ。今年は上の田んぼでウルチを栽培します。午後は雨が止み、堰、水路、入水口、排水口を作り直しました。
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※昨年までの岩殿C地区の田んぼの記事はカテゴリーの「目薬屋田んぼ」でまとめてみられます。現在、「目薬屋田んぼ」は「岩殿C地区」、「油屋田んぼ」は「岩殿A地区」、「岩殿B地区」としています。

児沢の田んぼの代かき 5月25日

雨の中、今年も平賀さんに応援していただいて、児沢の2枚の田んぼの代かきができました。ありがとうございます。
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漏水路をふさいで応急処置 5月25日

昨日の夜半からお昼ごろまで雨が降り、1日で11.5㎜の雨量(鳩山)になりました。児沢の上の田んぼの手前の草地には水たまりが出来ていました。畦に沿って溝を掘り、漏水している場所を探し、田んぼの水の通路になって洗掘されている掘削穴をふさぐ応急処置をしました。
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※「アメリカザリガニの畦畔掘削による漏水の実態と対策技術」(農研機構HPより)

児沢の上の田んぼ 2 5月24日

夕方、5時過ぎの児沢の上の田んぼです。
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手前の草地に3ヵ所ほど湿気っていて、明日の朝には水がたまっていそうな場所がありました。
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岩殿A地区の田んぼの畦塗り 5月24日

岩殿A地区の2枚の田んぼの畦塗りをしました。
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児沢の上の田んぼ 1 5月24日

一晩、水を入れましたが水が抜けてたまっていません。
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排水口の近くに水が流れ出している穴を見つけました。アメリカザリガニ(?)が掘った穴でしょうか。掘削穴をたどってどこから田んぼの中の水が流れ出しているか調べると、畦シートの下まで続いていました。
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その場所に畦シートを当てて止水し、土衛門を混ぜて埋め戻しました。
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アメリカザリガニによる田んぼの畦の漏水対策(2016年6月13日の記事)







道路の除草 5月23日

市民の森・入山沼に向かう道路の道端の草刈りを始めました。岩殿D地区と入山沼下の耕作放棄地の上になる部分です。
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今日は時間がないので耕作放棄地側だけです。

田んぼの季節の生きもの 5月23日

田んぼの作業を始めると、生きものにも目がいくようになります。1晩水を入れただけですが、田んぼにはシュレーゲルアオガエルが何匹もいて、畦際だけでなく田んぼの真ん中でも産卵していました。カルガモもやってきました。
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水路にはヤゴや、マムシまでいました。
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児沢の下の田んぼ 2 5月23日

日中、水を入れ続けましたが、仕切り板の上までには達しませんでした。
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上と下の2枚の田んぼに同時に水を入れることはできないので、夕方、下の田んぼの水口を閉めて、上の田んぼの水入れを開始しました。
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児沢下の田んぼ 1 5月23日

一晩、田んぼに水を入れ続けたのでどうなったか気になります。8時頃の田んぼの状態です。水番の仕切り板の高さまで水が入っているのを期待したのですが排水口のまわりから漏水していました。畦から漏水している様子はないので、排水口まわりに土をよせました。
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田んぼの中の高低がわかるので、水面上に出ている部分の土を熊手で均しました。

一丁330円(内税)の豆腐 5月23日

まるひろ東松山店地階で5月20日に買った豆腐です。

木綿にがり
霜里とうふ

一丁330円(内税)の豆腐 →94.3円(100グラムあたり)
名称:もめん豆腐
原材料名:埼玉県小川町産大豆
     凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム〈にがり〉)
     消泡剤
内容量:350グラム
消費期限:17.05.24
保存方法:要冷蔵10℃以下
製造者:(有)とうふ工房わたなべ
 埼玉県比企郡ときがわ町番匠380
℡0493(65)00…

生ごみ処理器「キエーロ」設置 5月22日

東松山市役所廃棄物対策課から生ごみ処理器「キエーロ」が配達されました。高さ50㎝×幅110㎝×奥行70㎝の直置き底なしタイプで3,000円。黒土を200リッター入れました。
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※生ごみ処理器「キエーロ」による生ごみ消滅実験の実施について()(埼玉県HPより)

 皆さんが家庭から出している「燃やせるごみ」の40~50%が生ごみです。1人1日当たりに換算すると約200gになります。このごみをいかに減らしていくかが課題となっています。

 そこで、県では、神奈川県葉山町にお住いの松本さん御夫妻が開発し、一部で導入が進んでいる生ごみ処理器「キエーロ」を県庁敷地内に設置し、生ごみの消滅実験を実施しています。

 キエーロは、黒土の中にいる微生物が、夏場は3~4日、冬場は10日ほどで生ごみを完全に分解するので、土の量が増えることはありません。キエーロの活用で、家庭から出る生ごみを減らすことができます。また、虫や臭いが発生しにくいといった特徴もあります。


  キエーロの特長

 1 庭でも、ベランダでもできる。

 2 黒土の中のバクテリアが生ごみを分解(維持費がかからない。)

 3 虫や匂いが気にならない。

 4 食用の廃油、汁物、腐ったもの、カビが生えたものでも投入が可能。

 

  キエーロの注意点

 1 タケノコやトウモロコシの皮など繊維質の多いものは、分解に時間がかかる。

 2 骨、貝殻、玉ねぎの皮、果物などの種などは分解されない。


下の田んぼの入・排水口改修 5月22日

児沢の下の田んぼの入・排水口を改修しました。

水番で排水口改修
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今年は道路側水路から取水
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畦の除草
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排水口のブロック除去 5月21日

児沢の下の田んぼの排水口のブロックを撤去しました。「水番」を使って改修します。
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田んぼの畦の除草 5月20日

岩殿A地区の上の田んぼの畦の除草をしました。「土衛門」で漏水防止対策をします。
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サトイモを植える 5月20日

岩殿B地区の上の区画にサトイモ(石川早生、セレベス)を植えました。
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石川早生(HPフーズリンク『旬の食材百科』より)
   子芋用品種
   里芋の代表格
   「キヌカツギ」の小イモ
   早生種で、九州産に始まり関東へ
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セレベス(HPフーズリンク『旬の食材百科』より)
   親子兼用品種
   インドネシアのセレベス島から伝えられた里芋
   秋から冬が旬
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サトイモが芽を出す 5月20日

岩殿C地区の無名沼イ号下に5月6日に植えたサトイモ(土垂れ)芽を出していました。
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土垂れ(HPフーズリンク『旬の食材百科』より)
   子芋用品種
   最もポピュラーな里芋
   子イモ用品種
   晩生種だが、貯蔵性がいいので通年流通

田んぼの排水口改修 5月20日

サンポリの水田用給排水口「水番」を使って児沢の上の田んぼの排水口を改修しました。
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田んぼの畦塗り 5月20日

児沢の上の田んぼの漏水作業。「土衛門」(ベントナイト+ゼオライト)を田んぼの土に混ぜて畦塗りをしました。
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サトイモの植え溝を掘る 5月19日

5月5日に耕うんした岩殿B地区の上の区画にサトイモの植え溝をこまめで掘りました。
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投棄ゴミが回収される 5月19日

5月12日に市役所都市計画課に撤去をお願いした市民の森作業道2ヵ所に集積した不法投棄ゴミが運び出されました。
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作業道下の耕作放棄地のヤナギの種(柳絮)が飛び始めました。

耕作放棄地の除草 5月19日

須田さんが岩殿D地区の下の段の除草をしました。お疲れさまです。
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青木ノ入の畑にアイ、ズッキーニ 5月19日

菊池さんが、青木の入の下の畑の1番の区画のニンニクの株を抜いた場所にズッキーニの苗を植え、7番の区画にをまきました。
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田んぼの畦沿いに水を入れる 5月19日

畦の漏水防止作業をするために、児沢の上の田んぼの道側の田んぼの畦沿いに水を入れました。
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畦の補強とモグラやアメリカザリガニの開けた穴をふさぐために打ち込んでいた石を畦から取り除きました。


ジャガイモの芽かき 5月18日

須田ゼミの実習で岩殿A地区のジャガイモの芽かきをしました。
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コマツナについていたナノクロムシ(カブラハバチの幼虫)を捕殺しました。
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青木ノ入の畑のブロッコリー、キャベツのアオムシ(モンシロチョウの幼虫)も見つけ次第、駆除しています。

『どうする?どうなる!外来生物』 5月18日

小田原市の入生田にある神奈川県立生命の星・地球博物館を見学し、『どうする?どうなる! 外来生物 とりもどそう 私たちの原風景』(A4版128頁、1,000円 発行:2014年7月)を購入しました。
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 『どうする?どうなる!外来生物 とりもどそう私たちの原風景』目次(PDF
口絵 身近な外来生物図鑑

第1章 外来生物総論
 外来生物ってなんだろう?
 外来生物をめぐる法律
 水辺は外来生物だらけ
 奥山にも外来生物がいる
 バラスト水問題
 身近な外来哺乳類
 ここはどこの国?日本の空を舞う外来鳥類
 遠くからやってきた爬虫類と両生類
 身近な外来魚
 身近な外来昆虫
 カタツムリのなかまの導入種
 博物館周辺の身近な外来雑草
 タケノコは外来生物!?
 淡水魚の安易?な放流
 ペット昆虫にご用心

第2章  外来生物が引き起こすさまざまな問題
 沖縄の外来水生動物の現状
 小笠原の外来種問題
 ニホンザルを脅かす外来サルたち
 オオサンショウウオの現状
 淡水魚の遺伝的撹乱
 国内導入による遺伝的撹乱~ホタルの問題~

第3章  外来生物対策の現場から
 外来種の駆除とその副作用
 アライグマ根絶計画~神奈川県の根絶対策~
 富士山麓に定着したカナダガンの対策
 侵略的外来種ウシガエルが水生生物に及ぼす影響と排除の効果
 バス駆除への取り組みとその成果、問題点
 侵略的外来種アメリカザリガニの駆除

第4章  外来生物の新たな知見
 外来鳥類ワカケホンセイインコ
 愛知県で最近定着した外来種-タイワンタケクマバチ、ムネアカハラビロカマキリ、ムシャクロツバメシジミ-
 止まらない侵入 ニューフェイスたち~リュウキュウベニイトトンボの関東への定着~
 国内外来種としてのカブトムシ~よく知られた昆虫が引き起こす問題~
 名も無き渡航者“(ピロピガ)”
 るろうに、アリ
 まだまだ増える?園芸由来の外来植物たち
 木になるナスビ!? -侵略を始めたナスの大王-
 スーパー外来植物!?  ナガミヒナゲシ
 進化しつつあるアノールトカゲ~形態学的にみる外来種~
 ブタクサ・オオブタクサ・ブタクサハムシの侵入から見えてくる植物と天敵の進化プロセス
 カエルツボカビ

第5章 とりもどそう私たちの原風景
 外来生物と学校教育
  学校と外来生物
  教材としての外来生物
  授業の中での外来生物…外来生物教材の有効性
  外来生物教材の問題点
  外来生物教材のこれから
 どこをめざす?私たちの自然
 外来生物の関連情報

■コラム
 河原も外来種でいっぱい
 アメリカザリガニとウシガエルの日本への導入の背景
 東京港海上公園の昆虫たち
 こんなところでも外来種?
 止まらない侵入:セミまで定着

 岩殿満喫クラブは児沢で子どもたちの田んぼ体験活動を支援しています。子どもたちに人気のある生きものは、メダカやアメリカザリガニですが、メダカは昨年春から田んぼの水路、ビオトープ池から姿を消してしまいました。メダカ愛好者が増え、メダカが農産物直売所などでも簡単に買えるようになって、メダカを売って商売にしているのかなと思える人たちが、児沢の水路や池でメダカを一網打尽にしていましたが、いなくなった原因が採集による「持ちだし」によるものなのか、生育環境の変化によるものなのか不明です。

 『どうする?どうなる! 外来生物』の一寸木肇さん執筆「外来生物と学校教育」(122~124頁)では、学校教育で教材となる動植物には、①観察や実験がしやすいこと、②児童が親しみやすいこと、③安全であること、④栽培や飼育がしやすいもの、⑤大量に手に入れやすいこと、⑥できる限り日本全国の学校で利用可能なことがあげられています。かつてのフナやトノサマガエルに変わって、「優れた教材」性があるゆえに、教科書でアメリカザリガニが取り上げられるようになった所以が書かれています。5年生の「動物の誕生」で扱われているメダカが生き残れる環境は少なくなってしまい、メダカに変る適当な教材がなかったために、ヒメダカや他地域のメダカが生きもの教材として利用されるようになってきたこと、最近になってようやく「生物多様性」の視点から「遺伝子の多様性」を守ることの重要性が気づかれて、「国内外来種」(「国内帰化種」、「分布を乱された在来種」)の問題が注目されるようになり、「飼育しているものは絶対に放流しないこと」と注意書きを入れている教科書もあることなども書かれています。

 児沢の田んぼのメダカは近くの小学生の生きもの探しや東京からきたこどもたちの田んぼの学校で「自宅で育てて観察する」ために持ち帰られて来ました。今年も田んぼの学校の季節となり、いなくなってしまったメダカをどうしたものか思案しています。

ニンニクの収穫をはじめる 5月17日

青木ノ人の下の畑の1番の区画のニンニクの収穫を始めました。
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