岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2016年04月

田んぼの水入れ開始 4月30日

児沢の田んぼに畦シートを入れて水入れを開始しました。
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田んぼの畦の中に穴があって、そこを通って水が流れ出しています。

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上の田んぼの西側の草地の水がどこからくるのか不明です。






東側は湿地化 4月30日 

岩殿D地区は3段に別れています。中断の東側(入山沼にむかう道路側)はここが田んぼだった時代には入山沼からの水路がありましたが、今は下段への排水が滞り湿地になっています。
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伐採木がストーブのまきに 4月30日

岩殿B地区の西側の雑木林においてあった伐採木を櫻井さんが自宅のストーブの燃料用に運び出しました。この季節に雨ざらしで放置してしていると虫がはいりこむそうです。

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残ったものの一部は、須田ゼミのキノコの駒打ちに使います。

水位が上がれば漏水する 4月30日

岩殿A・B地区の池は田んぼ側の土留めに畦板をつかっていますが、水位が高くなると漏水しています。水面に粉粘土を散布して、水底に沈下したものを撹乱して、底土となじませてため池の遮水性を高める工法があるようですが、笠岡粘土(カネサン工業)などつかえないでしょうか。

岩殿A地区の池と田んぼ
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岩殿B地区の池と田んぼ
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見沼の龍 4月29日

NPO法人エコ.エコの皆さんが作成した見沼の龍を見学に行きました。道路が混んでいて日没直前に到着したので、写真はエコ.エコさんのフェイスブックでみて下さい(4月14日、12日)。
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龍神里帰り
  全長およそ14メートル、ヨシで作った龍です
  龍神が印旛沼から故郷の見沼に帰ってきました
 ヨシの龍神(水神)は見沼に残る希少な動植物を守るシンボル
 龍神伝説が身近にあった頃の見沼の自然を残したいのです

◎なぜ龍なのか?
 ① 見沼田んぼの全景を空から眺めると、龍の形に似ています。
 ② トラスト1号地も龍の形なので、愛称を龍の森としています。
 ③ 900年以上も受け継がれ、さいたま市の無形文化財に指定されている南部領辻の獅子舞は、別名「竜頭の舞」と呼ばれています。
 ④ 龍神は氷川女体神社の沼に棲んでいたという伝説があります。

◎なぜ葦なのか?
 ① 葦は水を浄化し、水生生物が生育しやすい環境を作ってくれます。
 ② 芦原には多様な昆虫がたくさんいて、それを餌とする野鳥やカエル、クモ、ヘビなどが集まります。夏にはオオヨシキリが来て、やがてカッコウも来ることでしょう。カッコウはオオヨシキリの巣に自分の卵を産み付ける托卵の習性があります。カヤネズミにも帰って来てほしいと思います。小規模な芦原ですが、マルコで育てています。
 ③ 芦原は枯れた後、刈り取らないと密度が薄くなり良い状態にならない。刈り取った後の再利用の一つとして龍を作ってみました。
         NPO法人エコ.エコ

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※ウィキペディアより「見沼の竜伝承」、「印旛沼の竜伝承」。見沼の竜は見沼干拓後、印旛沼に引っ越したという伝承があるようです。

※ウィキペディアの「見沼」より
竜神伝説 見沼には竜神が住んでいるとされ、その竜神が住んでいると考えられていた四本竹という場所(現緑区大字下山口新田字四本竹[2])では近隣の氷川女体神社[3]が竜神を鎮めるために磐船祭と いう行事を行っていた。見沼が干拓されるにあたって竜神は見沼に住めなくなってしまうので美女に姿を変え井沢弥惣兵衛のもとにお願いをしに行った、また 怒って嵐をおこしたなどといわれている。しかし見沼の干拓は完了してしまい、竜神は天に昇っていったという。また大門の間宮村や現川口市の差間村、行衛村 などでは竜神は印旛沼に引っ越したとも言い伝えられる。

岩殿C地区に物置設置 4月29日

児沢の田んぼのそばに積んであった物置を運んで、岩殿C地区に設置しました。応援してくださった丘陵ホタルの会の櫻井さん、児沢探検隊の三本さんありがとうございました。古いものなので説明書などは一切ないので、試行錯誤をしながら組み立てました。多才な会員と友人にめぐまれて幸せです。
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池の漏水チェック 4月29日

上の池の水位を上げて、隣の田んぼに漏水しないか調べてみることにしました。
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カブトムシの堆肥

須田ゼミの畑のエンドウの畝の間にカブトムシ作った極上(?)堆肥を入れて上に稲わらをかけました。カブトムシの幼虫は落ち葉の腐葉土を3リットル食べて成虫になります。
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岩殿丘陵入山谷津の植物調査 4月28日

今月から来年の3月までの1年間、青木ノ入と入山で岩殿丘陵入山谷津の植物調査(フロラ調査)を行います。調査員は二宮さん、坂田さん、中村さん、加倉井さん、渡部さんの5名です。高坂丘陵市民活動センターで地図と航空写真を見ながら調査地の概要をお話ししました。午後は雨の中、埼玉県平和資料館(埼玉ピースミュージアム)の展望塔、岩殿物見山駐車場~ボッシュ林四阿で市民の森のテーダーマツ、今回の調査地点である青木ノ入の転換畑(須田ゼミ)と遊休農地、入山のA・B・C・D・E・F地区、市民の森林道、入山沼側の園路から市民の森の北向き斜面をご案内しました。
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藪や樹林地と化した岩殿丘陵入山地区の谷津の耕作放棄地を「市民田んぼ」(ビオ水田、ビオ菜園、湿地・草地のビオトープ)として再生し、生きもの豊かな里山環境を維持することを目指して岩殿満喫クラブを2014年に結成し、今年は3年目を迎えました。今回の調査を維持・管理活動に活かしていくとともに、成果を市民と共有し、活動を拡げていきたいと思います。

※加倉井調査員の当日記事「岩殿満喫クラブ活動場所を歩きました」(ブログ『環感クラブ』)

ジャガイモ 4月27日

児沢の上の畑のジャガイモです。おおきくなりました。
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※昨年(2015年4月30日)の写真。昨年はマルチを多用していました。

田んぼの畦塗り 4月27日

片桐さん、細川さんで児沢の上の手前の田んぼの畦塗りと苗箱をおく苗代作りをしました。
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※昨年(2015年4月26日)と一昨年(2014年4月25日)の写真

25日の作業
で上の耕作放棄地からの越流は今のところなくなりました。
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下刈り道具の使い勝手点検 4月27日

鷲巣さんと、林道下の下刈りに必要な道具・装備の点検をしました。下刈り鎌(造林鎌)、中厚鎌、太枝切鋏、砥石、皮手袋など追加購入と鎌の使い方、メンテナンス、安全作業研修が必要です。
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キンランが咲いていました。
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岩殿E地区遠景 4月26日

かつて田んぼや桑園であった岩殿E地区の遠景です。
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九十九川の起点の橋から撮影しました。

1年前、昨年4月27日の写真です。
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アズマネザサや桑の枯木の上におおいかぶさっていたフジツルもなくなり、地元の方からも「きれいになった」と喜ばれています。

児沢田んぼの溝掘り、水口・畦畔整備 4月25日

片桐さん、澤田さん、細川さんで児沢の田んぼの溝掘りをしました。
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上の耕作放棄地から越流してくる沢水を遮断するために境界に並べていた畦板を撤去し、耕作放棄地の水路を掘り下げ除草しました。これで越流がおさまるか様子をみます。
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児沢田んぼの田植え日程は、5月29日TOTO田んぼの学校(ウルチ)、6月4日殿山共同農場(モチ)、5日いけぶくろ自然クラブ田んぼの教室(ウルチ)となりました。モチの品種は晩生(晩稲 おくて)のマンゲツです。嵐山町の大塚さんに苗の手配をお願いしました。籾の先端の色をふ先色(ふせんしょく)といいます。ほとんどのウルチ品種にはふ先色がついていないため、ふ先色でモチとウルチを識別できます。マンゲツのふ先色は淡紅色をしているそうです。

※「もち米の品種について」(加須市の株式会社もちやさんのHPより)

イベント、市民プロジェクトなど話合い 4月24日

現場での作業ができないので、高坂丘陵市民活動センターで話合い。参加者は芦田さん、太田さん、片桐さん、金子さん、細川さん、Hikizineの6名でした。
イベント関連では、東松山市環境未来フェアは10月15日(土)開催となったので、前日14日の定例活動日は昨年と同様に出展の準備をする。12月18日(日)の「落ち葉掃き&焼き芋体験」はチラシを作成して参加者を募集する。参加者のお土産に市民の森のバイオマス堆肥を準備する。3月26日(日)の「キノコの駒打ち体験」もチラシを作成する。参加者には4月8日に駒打ちしたホダ木を1本進呈などの提案がありました。
東松山市環境基本計画「市民プロジェクト」については事務局作成の4月17日第1回運営会議の記録を配布して概略を説明、あわせて参加団体の活動を紹介しました。市民プロジェクト新規登録事業「市民の森のコナラ林若がえりプロジェクト」についてはこれまでの保全活動を継続しながら、今年度は林道の両側を重点エリアとすることを再確認しました。お昼で解散し、午後はホームセンターで活動に必要な資材の価格などをチェックしました。
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一丁29円(外税)の豆腐 4月23日

業務スーパー東松山店で買った豆腐です。

にがり100%
やわらか仕立て木綿とうふ
真心
美味い木綿豆腐。

一丁29円(外税)の豆腐 →9.7円(100グラムあたり)
名称:もめん豆腐
原材料名:丸大豆(遺伝子組み換えでない)
 凝固剤(塩化マグネシウムにがり)
内容量:300グラム
消費期限:16.4.28
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
販売者:株式会社神戸物産SE5
 兵庫県加古郡稲美町中一色883番地
 お客様ダイヤル:0120-59-……
  (受付時間 9:00~19:00)
プラ   容器 フィルム
※生ものですからお早めにお召し上がりください。

排水路に橋かけ 4月22日

ミニ耕運機こまめや一輪車が通る橋を岩殿A地区の排水路2ヶ所に架けました。
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荷物を積んだ1輪車のタイヤが落ちないように入山沼からの水路の橋に丸太を追加しました。
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F地区で笹の焼却 4月21日

岩殿F地区の刈払った笹を燃しました。
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児沢田んぼの耕耘と草刈り 4月20日

児沢の田んぼの耕耘と草刈りをしました。上の奥の田んぼは、湿気っていて耕耘機がはまりこんでしまいそうなので作業を中止しました。
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一段高いこども動物自然公園フェンスよりの草地


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左より下の田んぼ、道路脇の草地、上の手前の田んぼ

トラクターで耕耘 4月20日

「明日は雨が降りそうだから、田んぼがかわいているうちに」と吉田さんが、岩殿C地区の田んぼをトラクターで耕ってくださいました。
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E地区では、ボカシ作りにつかう土着の糸状菌放線菌のハンペンを探しつつ、刈払ったアズマネザサや桑の残骸を燃しました。
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コナラの実生 4月19日

市民の森保全クラブの作業エリアのコナラの実生です。林道の上の斜面に生えています。いつまで枯れずに育つかわかりませんが、ドングリから発芽したコナラの苗をこのように見ることができるようになったのは、市民の森保全クラブの4年間の活動の成果です。
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ライ麦 4月18日

児沢の下の畑のライ麦に穂がついてきました。
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水路の畦板をはずし畦の補修 4月18日

1月から水路にかぶせていた畦板をはずし、畦と水路の補修をしました。
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チュウサギ 4月18日

児沢の田んぼにチュウサギがいました。
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一丁110円(内税)の豆腐 4月17日

道の駅多古あじさい館でかった豆腐です。

創業明治元年
手造り もめん
かづさの里

一丁110円(内税)の豆腐 →31.4円(100グラムあたり)
名称:もめんとうふ
原材料名:丸大豆 凝固剤
内容量:350グラム
消費期限:16.4.17
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
製造者:(有)ゴキタ食品 千葉県山武市松ヶ谷口3037
 TEL:0475-84ー……
プラ   容器:PP フタ材:PP PET
※遺伝子組み換え大豆は使用しておりません。
※生物ですからお早めにお召し上がりください。

サイサン環境保全基金保全団体交流の集い 4月16日

サイサン環境保全基金「保全団体交流の集い」がさいたま市のサイサン本社ビルで開かれました。15年度下期(21件、684万円)、16年度上期(27件、1024万円)の助成団体が参加しました。岩殿満喫クラブは里山再生ボランティア養成講座の開催で昨年度下期に助成を受けました。ありがとうございました。
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※活動報告シート
サイサン活動報告シート(岩殿満喫クラブ)

多くの生き物を大切に見守る活動 4月15日

一宮町憩いの森と洞庭湖の間の松子の田んぼに立ててあった一宮ネイチャークラブの掲示板にありました。「私たちは地域の人たちとともに、様々な生き物たちが住む松子地区の自然環境を守る活動を続けています。メダカやホタルたちだけでなく多くの生き物を大切に見守る活動に、ご理解、ご協力を頂けるようお願いいたします。」(一宮ネイチャークラブ・一宮町東部地域保全会)
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※FaceBook『一宮ネイチャークラブ

※根本正之編著『身近な自然の保全生態学 生物の多様性を知る』(培風館、2010年)「第8章生物多様性を自分で観察する知恵」(引用部分は渡辺守さん執筆)
.8.2.6 保護と保全管理
 かつての「種の保護」という考え方は、絶滅の危機に瀕している種に限定され、とくに日本では「手を触れないこと」が保護であるとして、その種の生活史や生息環境の変動を無視した対策がとられることが多かった。極相に生息しているK-戦略者ならば「手を触れないこと」が保護になっても、遷移の途中相に生息している種では、「手を触れないこと」は遷移の進行を招いてその種にとっての生息環境を悪化させてしまい、保護をしたことにはならない。とくに里山景観に生息する種の多くは遷移の途中相を生息場所としているので、里山景観を維持するという「管理」が必須となる。このような視点で、生息環境の保護・保全・管理が考えられるようになったのは最近のことである。さらに、近年、絶滅危惧種や環境指標種のみを保護の対象にせず、いわゆる「普通種」の生息も保全すべきであると考えられるようになってきた。個々の種ではなく群集の視点が重要であることに気がついたからである。自然界における複雑な植物網が解明されればされるほど、どの種も生態系の構成要素のひとつであり、欠かすことのできないことも強調されてきた。したがって、あるひとつの種の生活史を取り出しても、その種を主体とした生態系の考え方から出発せねばならない。たとえばトンボのように水中と陸上の両方を生活場所としている場合、考えねばならない生態系は少なくとも2種類はあるので、「複合生態系」あるいは「景観」という概念が必要となる。
 トンボの成虫は、水田をはじめとするさまざまな場所を飛び回りながら小昆虫を捕らえており、それらの多くが害虫であると思われたため、トンボは益虫と認識されてきた。確かに、蚊や蠅、ブユなどをトンボの成虫は食べるが、これらの餌すべてが害虫とは限らない。もっとも現在の日本では、これら「見ず知らずの虫たち」は「不快昆虫」と名付けられているので、そのような立場からトンボは益虫という地位を保つことができる。しかし、生態系の中での食う-食われるの関係を思い起こせば、トンボの餌になる小昆虫は、トンボの個体数よりもはるかに多量に存在せねばならないのは自明である。とすれば、益虫のトンボがたくさん生息する場所には、それを上回る数の不快昆虫や害虫がそこに生息していてもらわねばならないのである。トンボ池を作って「自然を呼び戻す」運動が、そこまでの覚悟をもっているようには思えない。(185~186頁)

8.2.7 啓発
 近年、自然環境の保全を求める社会情勢で、全国的に「ビオトープの創生」や「トンボのいる公園作り」などが盛んになってきた。しかし、これまでに報告されてきた多くの「ビオトープの創生」は、生態学の基礎知識が不足しているためか、主体とした種の生活空間の拡がりや植生環境を量的・質的に考慮してこなかった。高木層のみを植栽して下層植生を無視した「雑木林の創生」が何と多いことか。また、水を溜め、γ-戦略者の典型であるウスバキトンボがやってきただけで「トンボ池の成功」と信じてしまったり……。【以下略】(186頁)

御堂谷の谷田(千葉県一宮町) 4月15日

2003年、茂原樟陽高校農業土木部の生徒が30年以上も放置されていた谷津田の復活に取り組み、2004年、日本高等学校農業クラブ全国大会で文部科学大臣奨励賞、2006年8月、第13回コカコーラ環境教育賞、2007年度田園自然再生活動コンクール(農林水産省・農村環境整備センター)で「谷津田で青春賞」を受賞した千葉県長生郡一宮町御堂谷(みどやつ)の柏谷池東側奥にある谷津田を見学しました。
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※『実践ガイド 田園自然再生 よみがえる 自然・生命・農・地域』(企画:農村環境整備センター、監修:進士五十八、発行:農文協、2009年)の「谷津田の再生でよみがえる生きものたち」(100~104頁)、「放棄水田の再生に挑んだ高校生たちの青春物語」(219~221頁)、「谷津田再生」-農業土木部の挑戦-(『農業教育資料』57号、実教出版、2006年1月)、茂原樟陽高校の谷津田の再生・保全活動(『2009年度千葉県産業教育審議会専門部会報告書』「地域社会との連携」千葉県教育庁)

道の駅 多胡 あじさい館 4月15日

房総半島の北東部、下総台地の九十九里平野に挟まれた多古町。国道296号と栗山川が交差する多胡大橋のたもとにある道の駅多胡からは水平に広がる田園風景が臨めます。1900年代に耕地整理が行われたそうです(石川県に続いて全国2番目)。栗山川はサケ回帰南限の川といわれています。
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田古米やヤマトイモの産地です。

桜宮自然公園 千葉県多古町 4月15日

千葉県香取郡多古町染井の桜山自然公園を見学しました。2006年度田園自然再生活動コンクール(農林水産省・農村環境整備センター)「オーライ!ニッポン賞を受賞しています。
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天井田区の田んぼ

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三本入区の田んぼ
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※桜宮自然公園基本計画(2001年11月)(桜宮自然公園HPより)
1.趣旨
 私たちは、多古町染井字三本入、天井田地域に水田を所有し米づくりを行ってきましたが、農道の未整備や山間谷津田という悪い条件のために生産性が低く、休耕や減反をせざるを得なくなり、その上農道の入口付近はごみすて場と化し、現在農道は封鎖されており、水田は荒廃水田となってしまいました。
 然しながら、この地域の自然景観はすばらしく、一般の観光地などには見られない「里山」としての風景を残している貴重な地域であります。
 現在、八田バイパス沿いに産業廃棄物の中間処理場が企業によって計画され、その申請書が県に提出されています。その場所が私たちの地域に隣接しています。この貴重な自然景観を保存し、後世に継承することは、私たち「今を生きる者」の重要な責務であると考えます。
 この度水田の所有者全員で協議した結果、この地域を「自然公園」にして、広く住民の参加を募り水性植物や野草などを始め、かつて生存していたメダカ、昆虫、トンボ、ホタル等によってこの地域の自然環境を再生し、住民の憩いの地として行くことで意見の一致をみました。このことは「環境の世紀」と云われる21世紀に於いて、非常に意義深いことと思います。
 本会の活動は、上記の趣旨を広く多くの人に理解して頂き、下記の「活動の基本方針」を、行政の指導と援助を頂きながらその実現に努める事により、自然豊かな個性的なまちづくりの一助となることを目的とします。
 以上は、多古町が平成12年度に策定した「多古町総合計画」にも添うものであると確信します。

2.活動の基本方針
 1) この活動を進めるために必要な道路の整備を、既設農道の改良などにより行う。
 2) 水田の草刈などを行い、そこに水性植物や草花等を植えること等により、荒廃した自然環境の復元をはかる。
 3) 同地域には、八田バイパスに歩道の施設が整備されて居り、桜並木等の景観も有ります。これ等と本計画を総合的に考え、さらに散策道を多方向に延長するなどにより、多くの地域住民が利用し、活用できるものにする。
 4) 谷津田の両側の山林については、里山の景観の維持、保全のため所有者と話し合い、下草刈等の管理協定を結ぶ。
 5) 一般利用者の便を図るために駐車場、トイレ、水道、ベンチ他等の施設を設け、利用目的の多角化を目指す。
 6) この活動は「住民参加型」で進めることにより、より多くの人に「自然環境保護」の大切さの理解を深めて頂く。
 7) 以上の活動を推進するにあたり、多方面に渡る行政の指導と力添えを御願いして行く。

※ブログ『農を語る 自然にやさしい不耕起栽培

ゆうちょ銀行「登録変更完了のお知らせ」というフィッシング詐欺 4月14日

迷惑メールに振り分けられていたので気がつきました。ゆうちょ銀行システムからの「登録完了のお知らせ」というメールです。日付は「2016年2月26日 14:30」になっています。ゆうちょ銀行をかたる「登録変更完了のお知らせ」というフィッシングメールです。

フィッシング対策協議会は4月12日、ゆうちょ銀行をかたるフィッシングメールについて注意喚起をしています。
ゆうちょ銀行をかたるフィッシング (2016/04/12)
概要:ゆうちょ銀行をかたるフィッシングメールが出回っています。
メールの件名:登録変更完了のお知らせ
詳細内容:ゆうちょ銀行をかたるフィッシングの報告を受けています。
1. 2016/04/12 11:30 現在フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中です。類似のフィッシングサイトが公開される可能性がありますので引き続きご注意ください。
2. このようなフィッシングサイトにてアカウント情報 (お客さま番号等) を絶対に入力しないように注意してください。
3. 類似のフィッシングサイトやメールを発見した際には、フィッシング対策協議会 (info@antiphishing.jp) までご連絡ください。
ゆうちょ銀行発表資料(2015年12月18日) ゆうちょダイレクト(ゆうちょ銀行)を装ったメールやフィッシングサイトにご注意ください

 ゆうちょ銀行のインターネットサービス「ゆうちょダイレクト」を装い、お客さま番号・ログインパスワード・ワンタイムパスワード等を盗もうとするメール(ショートメール含む)および架空のWebサイト(いわゆるフィッシング詐欺サイト)が発見されました。
 このようなメールが届いても、お客さま番号・ログインパスワード・合言葉・ワンタイムパスワードの入力は絶対に行わないでください。
 万一、入力された場合には、早急にログインパスワード・合言葉の変更を行っていただきますようお願いいたします。

 なお、ゆうちょ銀行から、ショートメールを送付することはございません。また、ゆうちょ銀行からメールによりお客さま番号・ログインパスワード・合言葉等が失効したことをご案内することは一切ございません。

不審なメールを受け取った場合には、リンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりしない!!




岩殿C地区の休憩所 4月14日

この冬、岩殿C地区の田んぼの木障木を伐採しました。伐採したクヌギを利用したテーブルとベンチです。
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市民の森保全クラブの作業リーダー渡部さんがチェンソー1本で仕上げました。昨年4月に製作したものが1年でかなり傷んでしまい新調しましたが、このテーブルとベンチも雨ざらしなので1年後はと考えるともったいない。

今年から囲いをして育てているワラビが気がつくとごっそりなくなっているのはやはり(生えているのではなく手を加えているので)残念ですが、林道沿いにC地区まで散策していらっしゃったらベンチに座ってご一服ください。

須田ゼミ実習準備

明日のゼミでのジャガイモ植えつけの準備に、須田先生と菊池さんが青木ノ入の畑で作業をしました。

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(追記)14日午後、3年生のゼミの時間に青木ノ入の畑では野菜の作付け、岩殿A地区では畑の手入れをしました。


物置設置準備 4月13日

モルタルでの物置の土台固めに続き、今日は渡部さんと櫻井さんの支援で、水路にかける橋板の準備とその向こうに積んであった伐採木の片づけができました。ありがとうございました。物置の前まで軽トラが入れるようにするための作業です。
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耕作放棄地の刈払い終了 4月13日

岩殿F地区の耕作放棄地の刈払いが終わりました。笹の棹の切り下げ、フジツルの除去、焼却など今後の作業もありますが藪はなくなりました。
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手をつけていないボッシュ林の水路沿いを除いて、F地区の笹藪は今日で見納めです。
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田んぼの耕起 4月12日

入山沼下の5枚の田んぼの荒起しを、片桐さんと澤田さんが耕耘機でしました。お疲れさまです。

岩殿A地区の2枚の田んぼ(西側と東側から撮影)
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岩殿B地区の3枚の田んぼ(西側と東側から撮影)
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山王谷津田 千葉県白井市 4月12日

千葉県白井市(しろい)平塚の山王谷津田を訪問しました。NPO法人しろい環境塾さんが管理している冬季湛水田(冬水たんぼ)です。
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しろい環境塾は下手賀沼の南にある白井市平塚地区を拠点に活動するNPO法人です。夕方、到着したので、関係者からお話しは聴けませんでしたが、2003年に本校の白井市立第二小学校に統合された平塚分校の敷地内に事務所があり、近くにベースキャンプがあります。管理する樹林地8.4ヘクタール、復元農地3.6ヘクタール、正会員100名という大きな団体です。
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※「NPO法人しろい環境塾」(白井市HP市民活動団体紹介より)

※「NPO法人しろ環境塾の活動を紹介します」(ブログ『池ちゃんと印旛沼』より)

今日も刈払い 4月11日

昼間の風速5m~9mの風で、平地のサクラの花は大方、散ってしまいました。
今日はF地区の刈払いを刈払機と刈込鋏でしました。葉が緑色の元気のよい3m以上の笹を刈込鋏で切り、笹藪の外にひきずり出して片づけてから刈払機をつかってみました。枯れて黒っぽくなっているのは、靴で踏むとバキバキ折れます。
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耕作放棄地の刈払い 4月10日

昨年12月に始めた岩殿F地区の耕作放棄地の刈払い。残っているアズマネザサの藪が1枚の写真に収まるようになりました。
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藪になったアズマネザサは、3月25日のブログ記事にあるような方法で刈るのが、その後の運び出し、焼却の手間を減らすことにもなりそうです。

レンゲやクサボケ 4月10日

毎年4月になると、レンゲやクサボケの記事をブログにのせています。レンゲは「乾燥良好な肥沃土壌を好む」、「湿害に弱い」、「水はけのよい弱酸性の土壌を好みます」とか書かれていて、秋に播いてもろくに育たない理由を播種時期の遅れや田んぼの湿気のせいにしてなんとなく納得して来ました。

A地区の田んぼや畑は、去年と同じ感じにレンゲが咲いています。
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畑にニューメロンが播かれていました

B地区の上の区画のレンゲ
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D地区の上段・中段・下段のレンゲ
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田んぼ側の法面にはクサボケ
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B、D地区のレンゲは今年の新顔です。播いていません。D地区は耕作放棄された田んぼですが、段ごとの土壌の湿り具合の違いがレンゲの生え具合とかかわっている気がします。
D地区は段ごとに草刈りの回数を変え、刈払機と鎌を併用して野草を刈り残して低茎、中茎、高茎のビオトープ草地・法面やビオトープ低木林に、A地区の畑はビオトープ菜園としてつくっていけたらと思いますがいかがでしょう。

一丁91円(内税)の豆腐 4月9日

新潟県十日町市松代のまつだいふるさと会館で買った豆腐です。国道253号線沿いにあるまつだいふるさと会館は、国道253号線沿いにある北越急行ほくほく線まつだい駅に併設された道の駅です。

手作りの味 美味しい とうふ

一丁91円(内税)の豆腐 →22.8円(100グラムあたり)
品名:とうふ
原材料名:丸大豆(遺伝子組み換え大豆ではありません)
 豆腐用凝固剤
内容量:400グラム
消費期限:16.4.9
保存方法:要冷蔵(10℃以下)
製造者:新潟県十日町市松代3299 はちぜん豆腐店
 責任者:鈴木誠一 TEL:025-597ー……
プラ フィルム:PS PET
   容器:PS
※遺伝子組み換え大豆は使用しておりません。
※生ものですからお早めにお召し上がり下さい。

シイタケの駒打ち 4月8日

市民の森保全クラブ、2016年度第1回活動日です。出席者は、芦田さん、片桐さん、金子さん、澤田さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの7名。
岩殿C地区でシイタケの駒打ちをしました。準備した種駒は1300個、9㎜と8.5㎜の直径でしたが、9㎜のドリルでO.K.でした。
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C地区で伐採したクヌギのホダ木46本にドリルで穴を開け、その穴に駒を打ち込みます。発電機は児沢探検隊から借用jしました。ありがとうございます。午前中にホダ木の乾燥を防ぐための伏せ込みまで終わりました。
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昼食はヒジキご飯にズワイガニのみそ汁、フランクフルト。
午後はクヌギのテーブルとベンチを組み立て、新調しました。
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渡部さんありがとうございました。

市民の森保全クラブ規約変更 4月7日

雨天なので、キノコの駒打ち作業の準備は中止。高坂丘陵市民活動センターで、3月11日に続いて規約の変更、今年度の活動方針など検討しました。出席者は、芦田さん、澤田さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの5名です。

市民の森保全クラブ規約(案)
           2012年4月1日運用開始
           2013年4月、第6条改正
           2016年4月、第6条、9条改正

第1条(名称)
 本会の名称は「市民の森保全クラブ」とする。

第2条(活動場所)
 本会の活動場所は、「市民の森」及びその周辺とする。

第3条(目的)
 本会は第2次東松山市環境基本計画のうち、市民プロジェクト「里山再生・保全プロジェクト」を推進することを目的とする。
 かつての生きもの豊かで美しい里山管理と里山と暮らす知恵 里山文化、良好な自然環境を次世代に伝承するため、多様な里山再生・保全活動を実践するとともに、ここでの活動が市内各地に展開するよう、情報発信、リーダー養成などを行うこととする。

第4条(活動方針)
 ①「市民の森」は市民共有の財産であるため、広く市民に開かれた活動を行う。
 ②公園管理者、指定管理者、公園利用者などと協調して活動する。
 ③市民の自主的、主体的な活動とする。
 ④自然の中では、自己責任が基本である。
 ⑤活動が日常生活を豊かにするよう、無理せず、明るく楽しく活動する。
 ⑥周辺の谷津田、ため池と一体となった活動を進めていく。
 ⑦市民の健康増進、生きがい、子どもの健全育成などにつながるように努める。

第5条(活動内容)
 ①里山の手入れ作業、体験活動、自然観察など、多様な里山管理を試行・実践する。
 ②上記の担い手を育成する。
 ③里山の多様な機能を情報発信する。
 ④その他、目的達成に必要な活動を行う。

第6条(会員・会費)
 ①会員は正会員(会費5,000円)と賛助会員(会費3,000円)とする
 ②会費支払いを持って会員とし、正会員は会費より保険に加入する。

第7条(運営及び意志決定)
 本会の重要なことは、会員同士の話し合いで決める。

第8条(会計年度)
 4月1日から3月31日までを会計年度とする。

第9条(役員・事務局)
 ①代表、副代表、作業リーダー、事務局、会計監査をおき、正会員から互選する。
 ②会を運営するための市民側の窓口として事務局を設置する。
 ③事務局は会員の名簿管理、会員への連絡、活動の運営及び会計を行う。

※毎月第2金曜日・第4日曜日の定例活動日は、昼食・休憩をはさんで午前、午後、作業を実施する。雨天などで現場での活動ができない日は、高坂丘陵市民活動センターに集合し話し合いや研修会等を行う。

※今年度の役員は代表澤田さん、副代表芦田さん、作業リーダー(金曜日)芦田さん、作業リーダー(日曜日)渡部さん、事務局Hikizine、会計監査鷲巣さん。イベントについては、東松山市かんきょう未来フェア(10/9)担当片桐さん、落ち葉掃き&焼き芋体験(12/18)担当細川さん、キノコ駒打ち体験(3/26)担当金子さん。

※保全活動やイベント準備は必要に応じて日程を調整し、活動日を追加。今年度の伐木作業は南向き斜面の下にある作業道沿いのエリアで集中的に実施。伐木後の作業が速やかにできるように、あらかじめ道下のアズマネザサ等の刈払いを行う。

物置設置準備 4月6日

岩殿C地区の物置設置場所の上のボッシュ林の、倒れると屋根を直撃しそうな雑木を伐採しました。さらに物置の前まで軽トラが入れるように水路にかける橋板を準備しました。
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日本自然学習実践センター・玄僧たんぼ 4月5日 

新潟県上越市頸城区くびき)の大池いこいの森のビジターセンター、日本自然学習センター(ビオトープ)、玄僧たんぼを見学しました。大池いこいの森ビジターセンターと日本自然学習実践センターは、くびき里山学校が上越市より指定管理を受託しています。
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日本自然学習実践センターは生態系保全等を目的として設置された約2.6haのビオトープです。大池いこいの森ビジターセンターから徒歩10分、ほくほく線大池いこいの森駅から徒歩1分のところにあります。2002年度に開設されました。ビオトープ施工については、養父志乃夫『ビオトープ再生技術入門』(農文協、2006年)第1部自然再生工法の基礎知識第Ⅱ章自然再生工事の進め方、第Ⅲ章小構造の施工と育成・維持管理に詳しく書かれています。
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玄僧田んぼにはほくほく線大池いこいの森駅から車で10分位で行けます。ホタルの名所、上越市頸城区玄僧の山あいの沢の田んぼ(谷戸田)の源頭部にある10aほどの田んぼです。養父志乃夫『田んぼビオトープ入門』(農文協、2005年)第2部実践から学ぶ田んぼビオトープづくり第5章市民主体に伝統的な稲作でつくった田んぼビオトープ -NPO法人「日本自然学習センター里やま学校」の実践-に詳しく書かれています。
 第5章市民主体に伝統的な稲作でつくった田んぼビオトープ
  1荒廃した谷戸田を復元
   (1)里やまに囲まれた立地環境
   (2)田んぼビオトープづくりの契機
   (3)復元作業前の生きもの調査
   (4)荒廃した田んぼを修復復元

  2伝統農法による稲作りの実際
   (1)栽培計画
   (2)品種はその地域の中生か晩生
   (3)手植え苗の水苗代育苗
    ①水苗代の作り方(畦、温水路、温水田等の補修 用具の準備と苗代の設計 耕起 溝掘りと苗床つくり 苗床の代かき 施肥 苗床の整形 苗床の再整形 苗床固め 水苗代の水位調整 種まき前の湛水)
    ②種モミの塩水選・浸種・芽だし 塩水選 浸種 芽出し めだし種モミの保管
    ③種まきと苗代管理 種まき 鳥害防止ネットとヒエ抜き 田植え前の苗
   (4)本田の準備
     温水路、温水田等の補修 (草刈り 水路の泥上げ 取水口の補修) 耕起(荒起し) 畦塗り(畦切り 漏水穴の埋め込み 畦塗り) 施肥の施用と荒起し(堆肥・元肥の施用) 代かき(荒代かき 本代かき) スジ付け
   (5)田植え
     苗取り(苗取り 苗を束ねる 苗の運搬) 田植え(1株2~3本ずつ分ける 浅植え)
   (6)除草
     手取り・除草機による除草(段取り 1回目の除草 2回目の手取り除草 3回目の草取り) そのほかの除草法(深水除草 米ぬか除草 ウキクサ除草)
   (7)見回り・水管理・追肥
     見回り 水管理 追肥
   (8)畦草刈りと防除
     畦草刈り 病虫害の防除 イノシシの防御
   (9)イネの生育と生きもの観察
     田植え後1カ月 田植え後2カ月 田植え後3カ月 田植え後4カ月
   (10)収穫
     稲刈り・乾燥(稲刈り前の落水 刈り方 刈る高さ 刈り稲の結束 1束ずつ運ぶ 再度湛水 はざ架け乾燥) 脱穀・モミすり(脱穀 モミすり
   (11)冬季管理

  3頸城の田んぼビオトープに集まった生きものたち
    【以下略】
田んぼはこのあたりかなと見当をつけて道路端の田んぼで作業をしている高齢者に確かめると、運のいいことにその人が玄僧田んぼの持ち主で、いろいろとお話しが聴けましたした。このあたりはイノシシが出没するようになったのでワナや電気柵を設置しましたが効果がなく、2年前から沢の奥にある玄僧田んぼの作付けは止めてしまったとの事でした。放って置けば再度耕作放棄地になってしまいます。対策が急がれますが、それを担う市民がいるのでしょうか。
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儀明の棚田(新潟県十日町市) 4月5日

新潟県十日町市松代・松之山地区にはいたるところに棚田がありました。越後松代棚田群の一つ、儀明(ぎみょう)の棚田です。
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※棚田の役割(十日町市観光協会の棚田マップより)
 松之山・松代には日本の棚田百選に選ばれた「狐塚の棚田」をはじめ、「耕して天に至る」と形容される美しい棚田の景観がいたる所にあります。この地域では昔から、豪雪のもたらす豊富な雪解け水を、ブナ林という「緑のダム」に貯えて棚田を潤し、稲作をしてきました。
 森と棚田のつながりはお米以外にも様々な恩恵をもたらしてきました。多種多様な生き物を守り育てる生物多様性保全機能、水を貯えて洪水を防ぐ水源涵養機能、地滑りや土壌浸食を防ぐ土砂災害防止機能、訪れた人の心を癒す保健文化的機能など、様々な公益機能をもつ地域の宝物ともなっています。
  棚田はダム 棚田はダムと同じような働きをする。あぜが水をためて大雨が降っても洪水やてっぽう水が起こらないようにしている。山の斜面には小さなミニダムがいっぱいあるというわけだ。
  地すべりを防ぐ 棚田は水をためて土砂の流出や地すべりを防ぐだけでなく、荒れてしまうと、乾いた地面に水が入りこんで地すべりを起こす原因の一つにもなってしまう。
  水や空気をきれいに 棚田は「ろ過フィルター」の役目もする。よごれやばい菌は、棚田を通って地面にしみこんでいくあいだにろ過される。その上、イネは酸素を吐き出し、空気をきれいにする。
  棚田の風景は心がなごむ そのほか水田から水がゆっくり蒸発するおかげで、気温が調節されているし、棚田の風景は見る人の心を和ませてくれ、都市に住む人たちとの交流の鳩もなっている。さらに、棚田はたくさんの生きものたちを育んでいる場でもある。

アライグマ捕獲 4月4日

児沢探検隊の田んぼの罠にアライグマがかかっていました。
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今年2匹目で、市役所に引き取られていったそうです。

発酵の里こうざき 4月3日

3月29日、千葉県香取郡神崎町の「発酵の里こうざき」に行きました。2015年4月29日に開業した道の駅で、圏央道神崎インターチェンジから車で数分の利根川沿いにあり、24時間営業のファミリーマート、野菜いろいろ新鮮市場、発酵専門店発酵市場、喫茶・お食事オリゼがあります。
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写真の発酵市場は全国の発酵関連商品(味噌・醤油・日本酒・ワイン・ビール・パン・漬物・鰹節・干物・ピクルス・納豆・キムチなど400点)の展示・販売、情報コーナーがありにぎわっていました。
微生物が醸(かも)し出す発酵をテーマに様々な試みが近年、各地でもりあがっているようで、『ソトコト』186号(2014年12月)は「おいしい伝統食の最前線! 発酵をめぐる冒険」を特集しています。神崎町は2009年から二つの蔵元で始めた酒蔵まつりの成功を背景に、2013年、「発酵の里こうざき」を商標登録し、それが道の駅プロジェクトのまちづくり発展したようです。

1993年に103駅で始まった道の駅は、2015年11月現在1079駅が登録されています。2015年1月、国土交通省は、地域活性化の拠点として特に優れた全国モデル「道の駅」6ヶ所と、将来性の高い重点「道の駅」35ヶ所を選定しました。全国モデル「道の駅」6カ所は、地域外から活力を呼ぶ「ゲートウェイ(入り口)型」と地域の元気を創る「地域センター型」に分類されました。関東地方で選ばれた全国モデル3駅はすべて「ゲートウェイ型」に属しています。栃木県茂木町の道の駅「もてぎ」、群馬県川場村の道の駅「川場田園プラザ」、千葉県南房総市の道の駅「とみうら」です。道の駅「発酵の里こうざき」は重点「道の駅」(ゲートウェイ型)に選ばれ、成田国際空港との至近距離を活かし、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食・日本人の伝統的食文化」をイメージとした「発酵文化」を世界に向けてPRし、海外からの観光客を誘致するインバウンド観光を促進する「道の駅」として期待されています。今後、まちづくりの拠点としての「道の駅」に注目していこうと思います。

石田東生「全国「道の駅」シンポジウムin田辺 道の駅 地方創生への期待と課題」(2015年11月17日)

石川雄一・四童子隆・小島昌希「「道の駅」による地域活性化の促進―重点「道の駅」制度の創設」『観光文化』225号特集・観光の経済波及効果を高めるには(日本交通公社、2015年4月)

秋山聡「「道の駅」による地域の活性化」『JICE REPORT 第27号』特集・地方創生-地方創生の方向性(国土技術研究センター、2015年7月)

物置工事資材購入、耕作放棄地除草 4月2日

児沢から移設する物置を置く位置を決め、セメント、砂、重量ブロックなど土台にする資材の購入をしました。
倒れると屋根を直撃して物置をこわしてしまいそうなボッシュ林の木は伐採が必要です。
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午後は、昨日の続きでアズマネザサの藪を刈払いました。
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緑肥の成長 4月2日

12月2日に児沢の下の畑に播いたクリムソンクローバー-、エン麦、ライ麦などが伸びてきました。
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