岩殿満喫クラブ 岩殿 Day by Day

市民の森保全クラブ Think Holistically, Conduct Eco-friendly Actions Locally

2015年10月

新編武蔵風土記稿 岩殿村 10月31日

新編武蔵風土記稿 比企郡之六 岩殿村 附持添新田(東松山市大字岩殿)

岩殿村ハ江戸へノ行程十四里亀井庄松山領ニ属ス。民家八十軒、村の四隣、東ハ元宿村ニ境ヒ、西ハ奥田村ニ接シ、南ハ田木村、北ハ葛袋村ナリ。東西ノ径【ワタ】リ一里南北十六七町、総テ山丘ノ地ニシテ天水ヲ仰グ所ナレバヤヽモスレバ旱損ス。サレド当所ハ名高キ坂東札所ノ観音ノ建テルヲ以テ、参詣ノ人常ニツドヒ村民ヲノヅカラマヅシカラズ。此辺古ハカノ観音領ナリシニヤ、古文書等ニモ古キ領主ノ名ハ見エズ。寛永十六年横田次郎兵衛・同甚右衛門二人ニ賜ヒ、元禄十一年川越領主ノ領地トナリ、同十五年御料所トナリシヲ宝永ニ至リ又私領ニ復サレテ、横田伝次郎・中島孫兵衛二人ニ賜リ今モ子孫横田源太郎・中島政次郎知行シ、其余【ホカ】村内正法寺の領入会ヘリ。検地ハ寛永十六年横田家ニテ糺シ、元禄十一年川越領主ヨリ改メ、其後持添新開ノ地ハ延享三年四月御代官佐久間伊十郎・市川庄左衛門撿シテ本村ノ高結ト成リシト云ふ。此新田ハ御料所ナリ。
 高札場二ヶ所 一ハ観音ノ前 一ハ望月ニアリ。
  小名 望月
 物見山 入西十七ヶ村入会秣場ノ内ニテ雪見峠トモイヘリ。コレ古昔田村麻呂将軍悪竜退治ノ時、雪中此山ニ上リテ四方ヲ望ミシユヘ、物見山又ハ雪見峠ノ名ヲ得シト。爾後ノ観音堂ノ条ニモ載セタリ。
 旗塚 観音堂ノ東西一丁余ニアリ、小高キ塚ニテ数十基並ビテアリ。戦争ノ時旗ヲ立タル塚ナレバ呼名トナセリト云フ、イト覚ツカナキ説ナリ。
 判官塚 比企判官能員ガ追福ノ為ニ築キシモノト云ヒ伝フ。サレド由来詳ナラズ。
 入定塚 由来ヲシラズ。
 塁蹟 鎌倉基氏ノ陣畳ト云フ。按ニ『桜雲記』に貞治八年八月基氏武州岩殿山ニテ芳賀伊賀守高貞入道禅可ト合戦アリシ由ヲ載ス。此頃ノ畳蹟ナルベシ、又『梁田家譜』ニ公方基氏比企郡之内岩戸山一戦ニ利ヲ失ハレシ時、梁田右京亮経助粉骨ヲ抽デ翌日大利ヲ得タル功ニヨリテ下武藏小沢郷拝領ト見エタリ。此岩戸山ト書キシハ岩殿山ノ訛ナラン。
……

    新編武蔵風土記稿第16巻(新編武蔵風土記稿刊行会発行・修道社発売、1957年)

パパイヤの移植 10月30日

6月下旬に岩殿の畑に植えたパパイヤを切り戻して鉢に移し、軽トラにのせて児沢に運びました。
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切り口保護用のパテを塗って児沢家の物置前に仮置きしています。

農業分野の気候変動適応策 10月29日

ぎょうせい発行の月刊誌『ガバナンス』2015年10月号は、気候変動に「適応」した地域づくりを特集しています。

  石郷岡康史「農業分野の適応策」(32~34頁)の水稲の部分に注目して読んでみました。

・気候変動の影響を強く受ける農業分野

・品質低下が深刻な水稲
 ……品質の指標である一等米比率は、特に西日本において低下が著しいが、米粒が白く濁る“白未熟粒”の発生による等級落ちが主な原因の一つである。白未熟粒は、稲の出穂後の登熟期前半に高温・低日照の気象条件で発生しやすくなることが知られており、近年の夏季の高温傾向により発生が頻繁になっているといえる。夏季の平均気温が観測史上最高となった10年には、北海道を除く殆どの地域で一等米比率が低下するなど、各地で深刻な品質低下が見られた。特に、新潟県や群馬県、埼玉県等では一等米比率が最近30年間で最低レベルとなった。さらに、群馬県と埼玉県においては規格外米が多く発生し、作況指数の大幅な低下がみられた。
 予測されたいるように今後さらに温度上昇が継続すれば、収量への影響も懸念される。高温による水稲収量への影響に関しては、高温で発育が早まることで全発育期間が短縮し光合成によるバイオマス蓄積量が減少すること、開花期に極端な高温に曝されると受精障害による不稔が増加することの二つが減収の大きな要因とされている。……

・地域の特性等を踏まえた適応策
……高温影響軽減のための適応技術としては、作物が高温に曝されることを回避する技術(高温回避型)と、作物の高温に対する耐性を高める技術の2種類に大別される。前者には、高温に対する感受性の高い発育ステージが高温になりやすい時期に当たらないように栽培時期を調整する、あるいは作物体の温度を下げるような処置を施すといったことがあり、後者には、適切な土壌・肥培管理による高温耐性の増強や、高温耐性品種の育成と導入、さらには作目の転換(栽培作物の種類を替える)などがある。
 水稲の白未熟粒は出穂後の登熟期前半の高温が主要な原因と考えられているため、現行の栽培スケジュールにおいては登熟期が高温期に当たりやすい地域では、田植えの時期を移動する、早晩性の異なる品種を導入する、あるいは直播により発育を遅らせることで、登熟期を高温期から回避させる方法が有効と考えられている。……
 西日本の暖地では、早期栽培による高温回避の方法も有効な適応策と考えられている。……
 移植後の高温影響回避策としては、土壌や水管理を徹底することで稲体の活力を維持し、高温耐性を高めることが重要である。また高温期に十分な灌漑水が得られる地域では、掛け流し潅漑による直接稲体温度を下げることで、品質低下を抑制することも可能である。
 白未熟粒の発生は、高温のみではなく登熟期の低窒素状態も原因の一つである。特に近年では食味重視のため施肥量が削減されてきており、生育期後半の窒素不足に高温ストレスが加わり、白未熟粒が発生しやすくなっている可能性が高い。……

・注目される高温耐性品種への転換
 高温環境における栽培においても品質低下等の影響を受けない高温耐性品種への転換は、現在モットも注目されている適応技術といえる。……九州沖縄農研で育成された「にこまる」、山形県の「つや姫」、富山県の「てんたかく」、福岡県の「元気つくし」、熊本県の「くまさんの力」、千葉県の「ふさおとめ」などがあり、……

・実効性のある適応策導入のために
 温暖化は我が国の農業に対して深刻な影響を与えうることが明らかになってきているが、一方で冷害の減少や栽培可能期間の拡大、新たな暖地作物導入の可能性が広がる等、プラスの影響も期待できる。……
……温暖化が無条件でメリットとなるわけではない点にも注意が必要である。
……水稲の作期移動の場合、比較的低コストで実施できる適応策といえるが、水利慣行や労働力確保の観点から、大幅な移植期移動が困難な場合もあるなど、効果や重要性が高い適応策でも容易に導入できない可能性も存在する。
 適応策導入にかかわる制約要因は地域特有の社会的特性により異なるため、適応策社会実装には自治体が主体となることが重要……

※森田敏「温暖化に対応したイネの栽培技術改変」(日本学術会議・農学委員会・農学分科会、農業生産環境工学分科会『気候変動に対応した作物栽培技術の現状と展望』2014年8月7日掲載)
高温登熟障害の対策技術を高温への対峙のしかたによって分類すると、まず、高温回避型と高温耐性型に分類できる。また、別の視点として、作付け時からあらかじめセットしておく予防型技術と、栽培の途中で高温が発生してからあるいは高温が予測されてから施す治療型技術に分類できる。例えば、すでに多くの県で進められている遅植えは、作付け時の選択であるため予防型であり、また登熟気温の低下を狙った高温回避型であるが、同時にイネの形態・生理の変化を通した高温耐性型である可能性もある。品種も予防型であり、近年育成された耐性品種の品質向上効果が実証され、普及が進んでいる。治療型かつ高温耐性型の技術は、インフルエンザに例えると発症後に処方される抗ウィルス薬に相当し、高温障害においてもこのような処方箋があれば、生産者にとって大きな安心につながると思われる。現状では、生育後半の窒素施肥が治療型かつ高温耐性型の有望技術の一つと考えられ、九州沖縄農業研究センターでは気象庁による確率予報情報と葉色測定などの生育診断とを組み合わせて窒素追肥の判断を行う「気象対応型栽培法」の確立に向けて試験を重ねている。将来的には、インターネットを活用した情報発信に結びつけたいと考えている。
森田敏「イネの高温登熟障害の克服に向けて」(『日本作物学会紀事』77(1)  1~12頁、2008年)

埼玉県は環境科学国際センターが専門的な知見を整理する役割を担って、早くから気候変動の適応策の情報整理や計画策定を行ってきた先進県だそうです。
荒川 誠・石井博和・大岡直人「2010年の埼玉県における水稲白未熟粒多発の要因」(『埼玉農総研研報』(11) 27~31頁、2011年)
埼玉県の水稲は35、800ha作付けされ、早生種を用い、9月上旬までに収穫する早期栽培、5月末までに移植を行う早植栽培、6月以降に移植を行う普通栽培に分類される。それぞれの作型別割合は、早期栽培30%、早植栽培45%、普通栽培25%(2006~2010年の平均、埼玉県農業支援課調べ)である。
このことは、天候による作柄変動に対するリスク回避に有効であり、1993年の冷害では全国平均作況指数74に対して、埼玉県は93で全国9位と被害が少なかった。しかし、2010年の夏期の異常高温では、作況指数は県西部85、県東部87、県計86、全国46位、水稲うるちの一等米比率は24.4%と極めて低い水準となり、作期分散で被害を回避することはできなかった。
特に出穂時期が遅いために、高温耐性をあまり必要としなかった晩生、中晩生の水稲うるち品種「彩のかがやき」、「彩のみのり」では、一等米比率が1%未満となり、2等以下への格付け理由の多くは白未熟粒であった。……
埼玉県環境科学国際センター「緊急レポート・地球温暖化の埼玉県への影響 概要版」(2008)

埼玉県「ストップ温暖化・埼玉ナビゲーション2050(改訂版)埼玉県地球温暖化対策実行計画」(2014)

白井信雄「気候変動の地元学」により、気候変動を自分事化しよう」
 (ブログ『サステナブル・スタイル ~白井信雄のブログ 地域の足もとから、持続可能な社会を目指して』2015年6月13日記事)


緑肥を刈りおわる 10月28日

岩殿C地区の無名沼イ号の下の転換畑予定地の緑肥を刈りおえました。冬の緑肥としてライ麦とエン麦をまきます。
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脱穀後の耕し 10月28日

午前中に脱穀が終わり稲架棒も田んぼから運びだしたので、午後、吉田さんがトラクターで岩殿C地区の田んぼの耕(たがや)しをしました。ボッシュ林側のイネを植えなかった部分は湿気っているので溝と排水口を掘り直して水はけをよくしておくように言われました。春先に田んぼが乾いているように、来年の稲作に向けて作業開始です。
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岩殿C地区の脱穀がおわる 10月28日

夜間雨が降るのではと心配していましたが鳩山町で1.5㎜程度で、午前中は秋晴。気温も25℃以上の夏日となりました。
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吉田さんのハーベスタで岩殿C地区のウルチの脱穀をしました。B地区の上の田んぼのウルチも軽トラで運んできて一緒に作業し、今年度の脱穀作業は全ておわりました。

水質調査 10月27日

比企の川づくり協議会の渡辺さん、山本さんと、児沢、入山沼、無名沼イ号、藤井沢沼、九十九川、水路など9地点の水質調査をしました。前回8月11日に採水した11地点の内、児沢の2か所は水がありませんでした。九十九川は起点部分の橋の下で瀬切れしていて、水源である市民の森、入山沼、無名沼イ号からの水は流れていません。藤井沢沼からの水路も九十九川合流点には水がありませんでした。
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ツマグロヒョウモン♂ 10月27日

青木ノ入の畑にいました。ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)のオスです。
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※ツマグロヒョウモンの出現は温暖化の影響(埼玉県環境科学国際センター「緊急レポート地球温暖化の埼玉県への影響」2008年)
かつて埼玉県内ではほとんど確認されなかった南方系の生物で、近年、その記録が増えているのはムラサキツバメだけではない。チョウでは、かつては全く記録の無かったナガサキアゲハが2000 年に北本市で記録され、その後、県内各地で記録されている。1980 年代まではほとんど近畿地方以西でしか見られなかったツマグロヒョウモンも、2000 年代に入ると県内各地で確認されるようになり、現在は最も普通に見られるチョウの一つになっている。また、チョウ以外では、元々中国や東南アジア原産であり、昭和初期に九州に入ったと考えられているカメムシであるヨコヅナサシガメも、2000 年代に入ると埼玉県内でも記録されるようになった。この様な、南方系の生物の埼玉県への侵入や定着は、今後進むと考えられる。

大東大須田ゼミ、学生ボランティアの記事 10月27日

『埼玉新聞』に大東文化大学須田ゼミと学生ボランティアの記事が掲載されました。
埼玉新聞20151027

今日は、須田さんが青木ノ入のソバの収穫や岩殿の畑に野菜の苗を植えました。青木ノ入の秋ソバは種まき後の降雨で田んぼから転換したソバ畑が水につかってダメになることを繰り返し、3回播種しました。今日、実をとったのは2回目にまいたものですが、霜が降る時期になってきたので、3回目にまいたものは収穫まで持ちそうもありません。
岩殿の畑のまわりにレンゲもまきました。昨年、田んぼにレンゲをまき、発芽していましたがいつのまにか消えていました。レンゲは春先に田んぼが乾いていないと枯れてしまうそうです。

彩の国グリーン・ツーリズム推進のつどい2015 10月26日

ウェスタ川越1階多目的ホールで開催された「彩の国グリーン・ツーリズム推進のつどい2015 -ちょ田舎・彩の里ツーリズムを広げるために-」(主催:埼玉県グリーンツーリズム推進協議会、協力:埼玉県川越農林振興センター)に参加しました。

開催目的:この催しは、里資源に恵まれ、しかも首都圏近郊の埼玉ならではの立地を活かしたグリーン・ツーリズムのコンセプトを「ちょ田舎・彩の里ツーリズム」として訴求していくことを目的としています。里の資源を多角的に活かした取り組みを「里業」として、里ならではの環境や景観の魅力を「里並み」としてアピールしていきます。
※里ツーリズム、里業、里並みについては、「ちょ田舎さいたま・里ツーリズム

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第1部の基調講演は、進士五十八さん「都市近郊における里ツーリズムの意義と可能性」、事例報告
は、山口由美さん「山口農園の梅を活かした取り組み」(越生町)、伊藤蔵衛さん「川越いもを活かした地域活性化の取り組み」(三芳町)

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第2部の交流会は狭山茶と里の食(おやつ)を味わいながらの交流会で、「里の食」は、 JAいるま野の武藏野食文化推進者の皆さん、「狭山茶のおもてなし」は、埼玉県作業協会、日本茶インストラクター埼玉県支部の皆さんの協力で行われました。サトイモやサツマイモの料理を食べ、日本茶を味わいながら話が弾み、楽しい交流会でした。
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アズマネザサを刈る 10月25日

冬型の西高東低の気圧配置で昨晩、木枯らし1号が吹きました。市民の森保全クラブ定例作業日です。参加者は、芦田さん、片桐さん、金子さん、澤田さん、渡部さんとHikizineの6名でした。11月1日・2日・3日の第38回日本スリーデーマーチを前にして、園路沿いはきれいに下刈りされています。刈払機で作業エリアの下刈りをしました。アズマネザサを刈りながら林床にある枯れ枝を片づけました。今年も新たに何本か枯れた木があります。年度後半、チェーンソーを使って伐倒して整理します。
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次の定例作業日、11月13日(金曜日)は、市役所のウッドチッパーで、尾根の園路沿いに積み上げている伐採木や落枝を粉砕してチップにします。チッパーの作業と並行して、今日刈り残した部分の下刈りを行うことにしました。お昼は皆で会食し午後も作業を続けます。

緑肥を刈る 10月24日

無名沼イ号の沼下の手前の区画の緑肥を刈りました。セスバニア(マメ科)とグリーンミレット(ヒエ、イネ科)を6月25日に播きましたが、セスバニアは大きくなりませんでした。
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麦ワラを敷く 10月24日

6月11日、須田ゼミで学生が刈ったコムギのわらを岩殿の畑の畝間に敷きました。
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サクラの狂い咲き 10月24日

耕作放棄地のサクラが季節外れの狂い咲きをしていました。
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タコノアシ 10月24日

岩殿の田んぼの側の草刈りをした耕作放棄地に生えてた多年草のタコノアシ(ユキノシタ科→タコノアシ科)。全身が真っ赤に紅葉するとまさに「茹(ゆ)で蛸(だこ)」状態になるそうです。
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刈払機の点検、田んぼの草刈り

岩殿A地区の田んぼで市民の森保全クラブの刈払機の点検をしました。スチールのFS56(27.2cc、5.1㎏)が3台、FS2201(22.2cc、3.7㎏)が2台あります。2012年に埼玉県の「みどりの埼玉づくり県民提案事業」補助金で購入したものですが、機械が過度の摩耗や損傷をしないよう点検し、長く使えるようにします。
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エンジンをかけて1台ずつ、岩殿A地区の田んぼの畔まわりの草刈りをしてみました。
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軽トラ車検・バインダー返却 10月23日

軽トラの車検で片桐さんと整備工場に寄り、代車で小川町までバインダーを返しに行きました。
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エダマメ・焼き芋 10月22日

3年生と2年生の須田ゼミの時間に岩殿の畑でエダマメとサツマイモを収穫しました。エダマメは直売所で売れる位の実がついていて、取れたてをゆでたので、おいしくいただけました。
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サツマイモは収穫がいまいちでしたが、稲わらで焚き火をして焼き芋にしました。秋が深まって日没が早く、6時の解散時には、まっくらとなり、軽トラのライトをつけて片づけました。
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岩殿B地区の上の田んぼのイネ。どうしようか思案していましたが、刈り取り稲架にかけました。
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田んぼのイネは、今日ですべて刈り終えました。

ハーベスタで脱穀する 10月21日

ハーベスタで岩殿と児沢の田んぼのイネの脱穀をしました。モチの田んぼがあるので、岩殿A地区の下の田んぼのウルチから始めて、B地区の下の田んぼ(ウルチ))、ここでモチにウルチが混じらないようにハーベスタの内部をきれいにしてB地区の上の田んぼ(モチ)、児沢に移動して上の手前の田んぼ(モチ)、上の奥の田んぼ(ウルチ)、下の田んぼ(ウルチ)と作業し、お昼前に終わりました。収量は昨年の9割程度です。反収にして地域の農家の半分以下なのでちょっとがっかりですが、稲刈り、脱穀が終るとホッとします。
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緑肥を刈る 10月20日

澤田さんと岩殿C地区の緑肥を刈払機で刈りました。
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数日前、軽自動車が放置され、オイルが田んぼの水路に捨てられる事件がありました。その後始末で水路に新聞紙を敷いて油膜を吸い取らせました。ドジョウやザリガニ、メダカなどが死んでいます。
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クロタラリアを抜く 10月19日

岩殿C地区の緑肥栽培。冬の緑肥としてエン麦とライ麦、クリムソンクローバーの種を購入しました。
夏の緑肥にまいたマメ科のクロタラリア、セスバニア(ロストアラータ、耐湿性あり)。セスバニアは全くダメでした。ヒョロヒョロと50センチ位に伸びたものが一番成長したものでした。「対湿性があり、根が耕盤を破壊する」といううたい文句にひかれてまきましたが、栽培方法がよくなかったようです。
クロタラリアは丈が250センチ、太さは親指強でした。よく成長した場所とダメな場所があるので、水はけや日当たりが関係していたのかと推測しています。排水不良地には向かないと説明がありました。
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冬の緑肥をまくので、クロタラリアを引き抜いて、根元の固くなってきた茎をポキポキと折って細断しました。
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根の形状からして、草丈の高くなるオオアレチノギクやヒメムカシヨモギなどよりは手で抜きやすいようです。

ソバの成長 10月18日

青木ノ入の畑のソバ。成長が遅れていましたが、雨が降ったせいか伸びていました。
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季節はずれで実をつけて収穫までいけそうもないので、他の作物に転換する案もありますが……。

雨上がりの田んぼ 10月17日

岩殿C地区の稲刈りが15日に終わり、16日・17日と雨が降りました。雨上がりの岩殿C地区の田んぼです。
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15日に稲刈りをしておいてよかったですね。

育苗箱施用農薬の水生生物への影響

家の光協会発行の『地上』に連載されているコラム、松永和紀「食と農を科学する EBRのススメ!」の12回「育苗箱施用の農薬は悪いのか? 国立環境研究所が調査」が2015年10月号(80頁)に掲載されています。EBR:Evidence Based Agriculture(科学的根拠に基づいた農業)
 農薬の安全性は、食べる人、使う人への影響を極力小さくすることに加え、「ターゲットの病害虫以外の生き物への影響」を検討しなければなりません。自然界には数えきれないほどの生物種がいて、すべての事前チェックは不可能。でも、農薬を使わなければ、食料の安定生産は難しい。そのジレンマのなかで、農薬開発は行われています。
 稲作での殺虫剤の使用は作業が楽で効き目が長く続く育苗箱施用が一般的。作物の根や葉から成分が吸収されて作物の体内に移行し、葉を食べた虫が死ぬ(浸透移行性)。
国立環境研究所の実験用のミニ水田で、ネオニコチノイド系のイミダクロプリド(製品名:アドマイヤー)とフェニルピラゾール系のフィプロニル(製品名:プリンス)を用いて、殺虫剤を使用した群としていない群を比較する試験を3年間行った結果、二つの殺虫剤共に複数年にわたって使用すると水生昆虫への影響が大きくなり昆虫が減っていくことがわかってきた(特にフィプロニル)。動物プランクトンやイトミミズ類などの底生生物の数は一時的に影響を受けてもまた戻った。メダカへの影響は死亡率には変化はないものの、体が小さくなった(殺虫剤の影響か餌のプランクトンの一時的減少のためなのか、詳細はまだ不明)。
 農薬は、水生生物にたいしても問題がないことが試験で確認したうえで登録されていて、販売や使用が始まります。しかし、その方法はOECD(経済協力開発機構)が決めた国際的なルールに基づくもの。藻類、ミジンコ、魚類の三種をそれぞれ容器で飼い、水に農薬を溶かし込んで影響をみます。イミダクロプリドもフィプロニルも、この試験はパスしています。しかし、実際の水田の影響はとても複雑。環境研究所の研究者により、OECDの方法では不十分であることがわかってきたのです。
 二つの殺虫剤を禁止した時に使われる殺虫剤(たとえば有機リン系農薬)がよりよいものなのか、環境研究所は研究を継続。実際の田んぼでの調査もすすめている。
……どの農薬をどのように使うのが、多くの生物と共存しながら食料生産を維持できる方法なのか。科学者の模索はずっと続いているのです。
※2015年7月15日、国立環境研究所で公開シンポジウム『ネオニコチノイド系農薬と生物多様性〜 何がどこまで分かっているか? 今後の課題は何か?』が開催され、OECDルールの問題点が議論された。

岩殿C地区の稲刈り 10月15日

岩殿C地区の稲刈りを10人ですませました。スス病やらイモチ病やら、田んぼの水がなくなったり、あれこれありましたが、なんとか収穫の日を迎えることができました。大東文化大学・学生ボランティアの上原さん、関田さん、高木さん、ありがとうございました。
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昨年の稲刈りは10月20日。記事は(1)(2)。今年は2枚ともウルチのキヌヒカリ。稲架は、岩殿・入山田んぼの会の目薬屋さんと油屋さんにいただきました。


1990年頃の入山地区空中写真

1990年(平成2)頃の岩殿・入山地区の空中写真です。
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1985年頃の入山地区空中写真

1985年(昭和60)頃の岩殿・入山地区の空中写真です。
岩殿・入山(84-86)

1980年頃の入山地区空中写真

1980年(昭和55)頃の岩殿・入山地区の空中写真です。
岩殿・入山(79-83)

1975年頃の入山地区空中写真

1975年(昭和50)頃の岩殿・入山地区の空中写真です。
岩殿・入山(74-78)

田んぼの教室・稲刈り 10月12日

いけぶくろ自然クラブの田んぼの教室・稲刈りを児沢の6月7日に田植えをした下の田んぼの稲刈りと児沢の下の畑でカマドに火を燃して焼きマシュマロなど作って楽しみました。参加者はスタッフとも24名でした。
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明日は稲刈り 10月11日

明日は児沢の下の田んぼの稲刈りです。お昼ごろまでに2㎜(鳩山町)の雨が降りました。田んぼに水はたまってはいません。
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野遊びをする児沢の下の畑のウメの木のまわりを再点検しました。
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環境みらいフェア出展 10月10日

松山市民活動センター、ウォーキングセンター前庭で開催された環境みらいフェアに出展しました。
岩殿満喫クラブは『岩殿丘陵の「農」のめぐみ』(森・里・川の連環チームで、里山再生)、市民の森保全クラブは『森のクラフト体験』(市民の森から里山再生)。比企の川づくり協議会は簡易測定パック(COD)で九十九川上流の水質測定をしました。
サトイモなど農産物の販売や松ボックリのクラフト体験に、多数のお客さん、参加者があり盛況でした。また他団体との交流・情報交換もできました。
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水質調査の水を汲む 10月9日

比企の川づくり協議会の渡辺さんと、明日の環境みらいフェアでおこなう簡易パックテスト(COD)による水質調査に使う水を汲みました。九十九川水系の入山沼、施設排水口、神戸橋でペットボトル2本ずつ採取しました。
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「水の汚れを調べてみよう」は岩殿満喫クラブのテントで実施します。

環境みらいフェア販売用の農産物のパック詰め 10月9日

旗立台自治会の集会所をお借りして、明日の環境みらいフェア販売用の農産物のパック詰めと、松ボックリのクラフトづくりの準備をしました。参加者は、芦田さん、片桐さん、金子さん、澤田さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの7名です。
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農産物は収穫した後、出荷するまでに洗浄、選別、乾燥など様々な調整作業が必要です。今回も自宅に持ち帰って、細かい作業が繰り返されていました。感謝です。
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「まつぼっくりでクリスマスツリーをつくろう」は市民の森保全クラブのテントの前で実施します。


環境みらいフェアのパネル作成 10月8日

10月10日(土曜日)に開かれる環境みらいフェア(松山市民活動センター、ウォーキングセンター前庭、午前10時から午後2時)に展示するパネルの作成を比企の川づくり協議会・市民の森保全クラブ・岩殿満喫クラブ合同でしました。参加者は渡辺さん、芦田さん、澤田さん、細川さん、渡部さん、Hikizineの6名です。ため池と九十九川の水質調査、市民の森の生きものや里山保全活動の写真を並べて6枚中5枚完成しました。
活動エリア航空写真

岩殿B地区田んぼと湿地の植物調査 10月8日

二宮さんと北さんが岩殿B地区の田んぼと湿地の植物調査に来てくださいました。9月28日の植物リストに何種類か追加があったようです。
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アケビやガマズミの実がお土産になりました。そのうちガマズミ酒の試飲ができるかもしれません。



児沢の田んぼ 10月7日

児沢(ちごさわ)には児沢探検隊と岩殿満喫クラブの田んぼがあります。
児沢探検隊の田んぼは稲刈りが全て終わっています。
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岩殿満喫クラブの田んぼの稲刈りは12日(月曜日)、いけぶくろ自然クラブとします。
今日は稲刈りの段取りとその後の野遊びについて相談しました。
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晴天が続きますように……。

種まき、苗植え 10月6日

澤田さん、細川さんで環境未来フェア販売用のユリ根の選別。児沢の上の畑には、シュンギク、ノザワナの種をまき、ブロッコリの苗を植えました。
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14年産米の精米 10月5日

籾で保管していた2014年産米の精米をしました。
新米は20日過ぎになりそうです。
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智光山公園の緑のリサイクル 10月4日

狭山市柏原にある智光山公園(53.8㏊)の緑のリサイクル。こども動物園、都市緑化植物園、市民総合体育館、テニスコート、キャンプ場まであります。
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園内の落ち葉、枯れ枝、剪定枝などもたい肥等にリサイクル。ケヤキ、コナラなどの落ち葉に米ぬかや鶏ふん等を混ぜ、約180日で腐葉土に。枯れ枝、剪定枝などは粉砕機でチップにして庭のマルチング材、、自然発酵させて土壌改良材、たい肥の原料にしています。
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堆肥場の様子
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群馬県の県木がクロマツになった理由

海岸にはクロマツが多く生え、内陸にはアカマツが多く生えている。海なし県の群馬県の県の木がクロマツなのはなぜだろう。前橋市(旧富士見村)に、1951年4月4日の第2回全国植樹祭のお手植えのクロマツがある。
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全国植樹祭の植栽樹にクロマツが選ばれた理由は、上毛カルタの「ろ」の札の船津伝次平(ふなつでんじべい、1832-1898)が赤城山麓にクロマツを植林したことにあるようだ。
老農・船津伝次平

自治研報告書集(第29回地方自治研究全国集会 「徳島市」2002年10月29日~31日)に「赤城山に造林されたマツについて(中間報告)」がある。
   4.船津伝次平のマツの植林について
(1)船津伝次平について
船津伝次平は、1832年に生まれ、1858年(27歳)で、名主となり、植林を行う、また、農業関係で数々の功績を残し、1898年(明治31年)に永眠した。

(2) 船津伝次平が植林した当時の森林の状態について
富士見村教育委員会「郷土の偉人船津伝次平」では、「当時、赤城の山頂から、南のふもと一帯は前橋藩、大胡藩などの138ヵ所村の入会地(共有地)のはぐさ場(草刈り場)でした。夏になると、ふもとの村の人たちは、馬を引いて、馬の飼料にする草刈りにいきました。それが堆肥の原料になりました。秋になると屋根ふき用の萱刈りをしたり、冬には草を焼いて肥料用の灰を集めました。また、来年よい草が茂るようにと、わざわざ野火をつける者もあり、毎日のように山火事があったので……略……このように山全体が草山でしたので、大雨が降りつづくと、白川などがあふれて大洪水となり、ひでりががつづくと、川の水が減って、田植えの出来ないような年がありました。」と、当時の状況を説明している。

(3)牧野和春著「森林を蘇らせた日本人」による赤城の植林の抜粋
船津伝次平は、1858年原之郷の名主に選ばれた。……(略)……伝次平は、水不足からの争いの愚かさを感じ、周囲の名主に呼びかけ、赤城山麓の植林の必要性を説いたのである。すなわち、白川の水源を確保するためには、広大な原野に植林し、涵養林としての機能を果たさせるしかないとの判断からである。彼は、各名主を説得し、前橋藩に届け出て許しを受け植林に着手した。……(略)……
松苗については、「造林功労者事績」によれば「伝次平の意見としては郷土付近の自然生苗を疎植せむとせしに、藩は東京西ヶ原より養成苗を運び来り密植し繁茂につれこれきる方法を用ひしめ着手より3年の日子を要して之を完成せり」と記述している。なお、東京とあるは、当時、まだ江戸のはずである。これに対し、「船津伝次平」(昭和58年、富士見村教育委員会刊)という小冊子によれば「苗木は特別に仕立てたものでなく、並木のそばの雑木林や、松の木の下に自然に生えたものを根に土をつけたまま堀とって運んだのですから、各村から労役に出た者の苦労は大変なものでした」とあり、食い違いが見られる。
植え方は、一反歩(約1,000平方メートル)あたり75本、苗木と苗木のあいだを十分にとった植え方が採用された。これは、従来どおり、まぐさ用の下草を刈り取りための余地を残したのである。
その結果、3年間かけて完成。芳賀、富士見、北橘、横野の村にまたがる400町歩(約400ヘクタール)の広大な植林が誕生し、白川の水源涵養林としての機能を果たすことになった。

(4)なぜクロマツを植林したのか?
1858年以後、数年で植栽されたマツは、現在、100年生以上になっているはずである。赤城白川を下流から上流に向け、クロマツを求めて歩いてみると、龍蔵寺町近くで約100年生のクロマツの伐根を1本発見できた。同様な太さの松が、周辺にあった。クロマツは、海岸に多いマツで内陸には少ない樹種である。なぜ、船津伝次平は、クロマツを植えたのであろうか?
既に記したように、牧野和春著「森林を蘇らせた日本人」では、
 ①植栽したクロマツは、江戸からクロマツの苗木を運んで植栽
 ②赤城参道には、クロマツの並木があったことから、その実生苗を堀取り植栽
の2説の記録が紹介されている。
植栽本数は、75本/1,000平方メートルなので、400haでは、75万本必要となり、3年間で植栽したので、1年間では、25万本の苗木が必要となる。25万本を、江戸から運ぶのも、実生で掘り取り、植栽するのも容易なことではない。また、マツは、早春に植栽しないと、活着が悪い樹種なので、3月から5月の2ヵ月間程度で植栽したものと推察できる。クロマツの苗木は、江戸から持って来たのか? 並木近くから掘り取ったのか? 本年度は、結論が出なかった。
県内でクロマツを捜すと、敷島公園や前橋城跡にクロマツの大木があることから、何かアカマツではなくクロマツを選択する意味が存在したはずである。この問題は、今後の検討課題とする。……
富士見かるたの「め」の札は「明治の老農船津翁」。船津伝次平は上野国勢多(せた)郡原之郷(はらのごう)村(→富士見村)出身である。
明治の老農・船津翁

※群馬県以外でマツを県木に指定している県: 岩手県(ナンブアカマツ)、福井県(マツ)、島根県(クロマツ)、岡山県(アカマツ)、山口県(アカマツ)、愛媛県( マツ)、沖縄県(リュウキュウマツ) 。

ソバの出芽 10月3日

青木ノ入の畑で9月26日にまいたソバが芽をだしていました。
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児沢田んぼ(モチ)の稲刈り 10月2日

児沢の上の手前の田んぼの稲刈りを、殿山共同農場きずなのみなさんとスタッフ、10名でしました。

児沢家に集合して、自然農法を実践している桂さんの共奏ファームを見学しました。
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ミツバチの巣箱の前にはスズメバチ捕獲器がセットされています。

田んぼは降雨(鳩山町7.5㎜)の影響でぬかるんでいましたが、1時間ほどで稲架かけまでできました。
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児沢家で、女性陣の準備してくださった料理をいただきました。
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食事をして1時間ほど歓談しました。またお越しください。

※児沢の上の手前の田んぼ(モチ:峰の雪)の作業:田植え(6月6日)、毎日田んぼの水管理、苗間(なえま)(田んぼの中の苗箱をおいていた場所)に苗を補植(6月20日)、アキアカネ羽化(7月上旬)、田んぼの除草と交流会(7月11日)、田んぼの除草(7月)、穂がではじめる(8月上旬)、田んぼの中干し・除草・畔の草刈り(~9月上旬)、水口をふさぐ(9月16日)、案山子をたてる(9月20日)

岩殿A・B地区の稲刈り 10月1日

吉田さんに稲架棒とバインダーを借りて、岩殿A・B地区の田んぼの稲刈りをしました。参加者は、吉田さんと片桐さんの紹介で農家出身の平賀さんが助っ人に参加してくれて5人です。バインダーの田んぼの出し入れに一苦労、さらに田んぼがぬかるんでいて、A地区の上のモチを植えた田んぼは手刈りですませました。
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今年は5月30日に入山沼の水が入って、A地区の上と下の田んぼは6月11日、B地区の下の田んぼは6月19日に田植えをしました。昨年は6月3日に入山沼の水が落水し、A地区の上の田んぼは6月26日、下の田んぼは6月5日12日、B地区の田んぼは留学生が6月4日に田植えをし、A・B共に10月9日に稲刈りをしています。

稲刈りを終え、今年のこれまでの田んぼの作業を振り返ってみて、今後の課題も見えてきました。もっと田んぼやイネの状態をよく観察し、「土つくり」に力をそそぎ、稲作技術を学習し、技能を向上させなければと反省しています。

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