2014年07月
岩殿A地区で子育て支援課の市内中学生の田んぼの草取りと生きもの観察会を実施しました。中学生は鋸鎌(のこぎりかま)で畦の草刈りをし、刈り取った草を集めました。
堆肥づくりに、田んぼの草、野菜の残渣(ざんさ)、ヌカをまぜてブルーシートをかけていますが、雨が降り、何日か放置して水分量の調整をしなかったため、臭っていたのでシートを外し、今日刈った草をフォークで混ぜました。
生きもの観察は、金子さん、池田さんが、前日、採集に来て準備して下さっていたものと、今日捕まえたものを合わせてお話を聞きました。
ザリガニ、ヌカエビ、スジエビ
ヨシノボリ、ドジョウ、メダカ、フナ
ヘイケボタルの幼虫、カワニナ、ハイイロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、アメンボ
ニホンアマガエル、ニホンアカガエル
オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、サナエトンボのヤゴ、イトトンボ、アキアカネ
A地区の上の田んぼは、B地区の田んぼから3週間遅れて6月26日に田植えをしました。A地区・B地区の3枚の田んぼの中では一番発育がおくれていますが、田んぼの水面で目立つのは、藻類のアオミドロ(去年はシャジクモ?)で、田んぼの水温の低さを示しています(下の田んぼウキクサ)。水温の低さが生育の遅れに影響しています。今年の収穫が終わったら、ひょうたん池との間の畦を巾広くしっかりと築きなおし、水漏れしないように作り直すことも課題です。
今日、関東地方は梅雨明けしました。澤田さんはC地区のダイズ、細川さんは児沢の畑のゴマの作業をしました。一人作業の時、無理をしないで、水分と休憩をとって、熱中症に注意しましょう。
堆肥づくりに、田んぼの草、野菜の残渣(ざんさ)、ヌカをまぜてブルーシートをかけていますが、雨が降り、何日か放置して水分量の調整をしなかったため、臭っていたのでシートを外し、今日刈った草をフォークで混ぜました。
生きもの観察は、金子さん、池田さんが、前日、採集に来て準備して下さっていたものと、今日捕まえたものを合わせてお話を聞きました。
ザリガニ、ヌカエビ、スジエビ
ヨシノボリ、ドジョウ、メダカ、フナ
ヘイケボタルの幼虫、カワニナ、ハイイロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、アメンボ
ニホンアマガエル、ニホンアカガエル
オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、サナエトンボのヤゴ、イトトンボ、アキアカネ
A地区の上の田んぼは、B地区の田んぼから3週間遅れて6月26日に田植えをしました。A地区・B地区の3枚の田んぼの中では一番発育がおくれていますが、田んぼの水面で目立つのは、藻類のアオミドロ(去年はシャジクモ?)で、田んぼの水温の低さを示しています(下の田んぼウキクサ)。水温の低さが生育の遅れに影響しています。今年の収穫が終わったら、ひょうたん池との間の畦を巾広くしっかりと築きなおし、水漏れしないように作り直すことも課題です。
今日、関東地方は梅雨明けしました。澤田さんはC地区のダイズ、細川さんは児沢の畑のゴマの作業をしました。一人作業の時、無理をしないで、水分と休憩をとって、熱中症に注意しましょう。
児沢の下の田んぼの除草、午前11時過ぎまでと午後3時頃から再開して終了しました。これで児沢の3枚の田んぼの2回目の除草が終わりました。
下のビオトープ側の畦の側の稲株にはイネクロカメムシがついていました。手でつぶしましたが、どうしたものか?
※イネクロカメムシの生態と防除:年1世代でイネ単食性である。山地に近い平坦地や中山間地に発生が多い。/成虫態でマツや雑木の落葉下で越冬し、越冬成虫は6~7月に本田に飛来する。飛来は群をなして行われることもある。飛来の最盛期は6月下旬~7月上旬で ある。越冬地から飛来した成虫はいったん畦畔に降下し、その後畦畔部に近いイネから次第に水田全体へと分布を広げる。飛来後イネを吸汁し8月下旬頃まで産 卵する。第1世代幼虫は7月下旬頃から、新成虫は8月中旬頃から現れる。新成虫は10月下旬まで穂を加害した後、越冬地へ移動する。/イネは全期間にわたって加害されるが、越冬成虫によるイネの生育前期の被害が大きい。越冬成虫が加害すると葉に黄白色の斑点が生じたり、葉先が黄変稔転 したりする。また発生量が多い場合は株が矮小となり、株張りが抑制される。激しい加害を受けるとニカメイガ幼虫による加害に似た心枯茎となり有効茎数が減 少する。若齢幼虫が加害すると下位の葉や葉鞘に斑点を作り、葉や遅発分げつを枯死させる。老齢幼虫は茎の上部に群生して加害するため、穂が「出すくみ」や 白穂となる。また籾は変色籾となる。新成虫は主に穂を加害するため不稔籾や屑米が発生し、1穂中の完全米粒数が著しく減少する。斑点米の発生は少ない。/防除は第1世代の老齢幼虫や新成虫は薬剤感受性が低いこと、越冬成虫の加害が水稲の栄養成長期に与える影響が大きいことなどの理由から越冬成虫や老齢幼虫をねらって行う。防除適期は越冬成虫の本田出現期に当たる6月下旬~7月上旬である。( → http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/futuu/1229.htm )
http://www.mate.pref.mie.lg.jp/Bojyosyo/topics/h21/topic21_2.pdf(三重県)
http://www.nrs.pref.yamaguchi.lg.jp/hp_open/a1720160/00000008/043%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A0%E3%82%B7.pdf(山口県)
下のビオトープ側の畦の側の稲株にはイネクロカメムシがついていました。手でつぶしましたが、どうしたものか?
※イネクロカメムシの生態と防除:年1世代でイネ単食性である。山地に近い平坦地や中山間地に発生が多い。/成虫態でマツや雑木の落葉下で越冬し、越冬成虫は6~7月に本田に飛来する。飛来は群をなして行われることもある。飛来の最盛期は6月下旬~7月上旬で ある。越冬地から飛来した成虫はいったん畦畔に降下し、その後畦畔部に近いイネから次第に水田全体へと分布を広げる。飛来後イネを吸汁し8月下旬頃まで産 卵する。第1世代幼虫は7月下旬頃から、新成虫は8月中旬頃から現れる。新成虫は10月下旬まで穂を加害した後、越冬地へ移動する。/イネは全期間にわたって加害されるが、越冬成虫によるイネの生育前期の被害が大きい。越冬成虫が加害すると葉に黄白色の斑点が生じたり、葉先が黄変稔転 したりする。また発生量が多い場合は株が矮小となり、株張りが抑制される。激しい加害を受けるとニカメイガ幼虫による加害に似た心枯茎となり有効茎数が減 少する。若齢幼虫が加害すると下位の葉や葉鞘に斑点を作り、葉や遅発分げつを枯死させる。老齢幼虫は茎の上部に群生して加害するため、穂が「出すくみ」や 白穂となる。また籾は変色籾となる。新成虫は主に穂を加害するため不稔籾や屑米が発生し、1穂中の完全米粒数が著しく減少する。斑点米の発生は少ない。/防除は第1世代の老齢幼虫や新成虫は薬剤感受性が低いこと、越冬成虫の加害が水稲の栄養成長期に与える影響が大きいことなどの理由から越冬成虫や老齢幼虫をねらって行う。防除適期は越冬成虫の本田出現期に当たる6月下旬~7月上旬である。( → http://www.jppn.ne.jp/fukuoka/boujyo/futuu/1229.htm )
http://www.mate.pref.mie.lg.jp/Bojyosyo/topics/h21/topic21_2.pdf(三重県)
http://www.nrs.pref.yamaguchi.lg.jp/hp_open/a1720160/00000008/043%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A0%E3%82%B7.pdf(山口県)
暑い一日でした。晴れの日の正午近く、暑い時間帯にタマムシが飛び回るといいますが、まさにその時間帯に児沢の下の畑の脇の梅の木で休憩中、見つけました。
ウィキペディアで調べてみると、「エノキやケヤキなどの広葉樹の上を昼に飛び(成虫の餌はケヤキなどニレ科植物の葉である)、夜間は葉の裏でじっとしている。 幼虫は枯れ木の材に潜り込み、それを餌として生活する。/日差しの強いときに飛翔、よく活動する。エノキやケヤキ、槇な どの高所の幹をのこぎりで挽くとその香りを求めて切り口付近にはよく集まり、数匹で乱舞することもある。一方で垣根の乾燥した竹や一本だけ突き出た枯れ枝 でに日光浴する個体もよく見かけるが、警戒心が強く、2m位に近づくとぴたりと動きを止め、更に近づくと飛び去ったり、茂みに落下したりして姿を消す。」とあり、成虫の餌など誤解していました。さらに、「タマムシの産卵ラッシュ」という記事や、「タマムシ愛好会」、八鹿プランタン「ヤマトタマムシ観察日記」というサイトもあり、タマムシの人気が高いのもうなずけます。
今日はタマムシが何匹も近くを飛んでいるのを見かけました。産卵場所の枯木を探していたのかもしれません。
ウィキペディアで調べてみると、「エノキやケヤキなどの広葉樹の上を昼に飛び(成虫の餌はケヤキなどニレ科植物の葉である)、夜間は葉の裏でじっとしている。 幼虫は枯れ木の材に潜り込み、それを餌として生活する。/日差しの強いときに飛翔、よく活動する。エノキやケヤキ、槇な どの高所の幹をのこぎりで挽くとその香りを求めて切り口付近にはよく集まり、数匹で乱舞することもある。一方で垣根の乾燥した竹や一本だけ突き出た枯れ枝 でに日光浴する個体もよく見かけるが、警戒心が強く、2m位に近づくとぴたりと動きを止め、更に近づくと飛び去ったり、茂みに落下したりして姿を消す。」とあり、成虫の餌など誤解していました。さらに、「タマムシの産卵ラッシュ」という記事や、「タマムシ愛好会」、八鹿プランタン「ヤマトタマムシ観察日記」というサイトもあり、タマムシの人気が高いのもうなずけます。
今日はタマムシが何匹も近くを飛んでいるのを見かけました。産卵場所の枯木を探していたのかもしれません。
嵐山町で実施されたトラスト3号地の自然観察会と板橋エコポリスセンターの里山体験(オオムラサキ・水生昆虫・田んぼのトンボ調査)に参加しました。いずれも充実した内容で、今後の活動に活かしていきたいと思いました。
嵐山渓谷のトラスト3号地ボランティアスタッフの自然観察会(左:日当たりのよい湿地、中:オオケマイマイ、右:アカボシゴマダラ幼虫)
板橋エコポリスセンターの里山体験会(嵐山もうもう緑の少年団現地支援)
要注意外来生物のホソオチョウ(ジャコウアゲハと食草は同じウマノスズクサ)。
左の後翅がないオスと交尾中のオス・メス
トンボの調査は、千手堂の蓮沼のそばにある田んぼで行いました。
嵐山渓谷のトラスト3号地ボランティアスタッフの自然観察会(左:日当たりのよい湿地、中:オオケマイマイ、右:アカボシゴマダラ幼虫)
板橋エコポリスセンターの里山体験会(嵐山もうもう緑の少年団現地支援)
要注意外来生物のホソオチョウ(ジャコウアゲハと食草は同じウマノスズクサ)。
左の後翅がないオスと交尾中のオス・メス
トンボの調査は、千手堂の蓮沼のそばにある田んぼで行いました。
きれいな色の卵です。特定外来生物に指定されているガビチョウの卵殻でした。
入山沼周辺の藪(やぶ)でよく見かけます。
※YouTube:goozyさんの「ガビチョウの豊かな鳴き声」( https://www.youtube.com/watch?v=KQGzRw87wKE )
※特定外来生物ガビチョウ(環境省):http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/L-to-01.html
入山沼周辺の藪(やぶ)でよく見かけます。
※YouTube:goozyさんの「ガビチョウの豊かな鳴き声」( https://www.youtube.com/watch?v=KQGzRw87wKE )
※特定外来生物ガビチョウ(環境省):http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/L-to-01.html
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