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ツキヨタケとヒラタケの見分け方 10月29日

山形県のキノコ中毒ワースト1がツキヨタケの13件(2012~19年)。ヒラタケと間違えやすいきのこです。
※Yahoo!ニュース「毒キノコの食中毒相次ぐ 「見分け困難」県が注意喚起」(岐阜新聞Web 2020.10.28 8:12)
 毒キノコ「ツキヨタケ」の食中毒発生が県内で続いている。キノコによる食中毒の発生件数は岐阜県内では2016年から4年間はゼロだったが、今月に入り3件(26日時点、全てツキヨタケ)発生した。県は、確実に食用と判断できないキノコは食べたり、他人に譲ったりしないよう注意を呼び掛けている。
 ツキヨタケの大きさは10~20センチ程度で、夏から秋にブナやイタヤカエデなどの幹に重なり合って生える。食用のヒラタケやムキタケ、シイタケなどによく似ているが、食べると嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状が出て、過去には死亡例もある。
 キノコによる食中毒は、県内では15年の1件5人の被害を最後に発生していなかった。今年は夏に大雨が降った影響などにより、キノコが生えやすい環境に。県は、ツキヨタケの見分け方のポイントとして、刀の鍔(つば)のような盛り上がった部分が柄の付け根にあること、内部に黒色の染みがあることなどを挙げているが、「判別が難しく、染みがほとんどないツキヨタケもある」(県担当者)ため、誤って採取しやすいという。
 今月に入り、食中毒被害は3件7人となった。県などによると、「食用だと思った」「よく分からないが試食をする」といった理由で山林で採取し、自宅で調理して食べたところ、食中毒症状を発症したケースが続いている。
 県はホームページやリーフレットで、ツキヨタケに限らず、食用と判断できないキノコの採取や販売などへの注意を喚起。「控えめな色のものは食べられる」「虫に食われていれば食べられる」「ナスと煮れば中毒にならない」などの言い伝えを信じて口にしないよう呼び掛けている。
毒きのこによる食中毒に注意しましょう!(山形県サイト 2020.09.28更新)
  

ツキヨタケ(月夜茸)とは、ツキヨタケとヒラタケの見分け方、正しい知識を持って
  
ツキヨタケとヒラタケの見分け方
1.裂いて見える黒いシミ
ツキヨタケを縦に裂いてカサと柄の間を見ると、肉に黒っぽいシミがあります。ただ、ツキヨタケでもこのシミがほとんどない場合もありますので注意してください。
2.夜に光るか・リングがあるか
ツキヨタケは、暗い場所で見ると弱い発光が見えます(これが和名の由来)。
また柄とヒダとの境にリングのような隆起帯があるので確認しましょう。
3.発生時期を確認
ツキヨタケは夏の終わりから秋にかけて。ヒラタケは秋の終わりから春に発生します。ただ、秋の終わりにもツキヨタケが生えている場合があるので時期だけで判断しないように!

正しい知識を持って
ツキヨタケはシイタケやヒラタケ、ムキタケなどとよく似ているため、間違って食べてしまうことが多いキノコ。日本では食中毒事故の事例も非常に多いキノコです。
見た目だけですぐ判断するのではなく、今回ご紹介したような「見分け方の違い」などの知識をしっかり持って慎重に判断してくださいね。
見分けるのも難しいため、少しの知識だけでは絶対に食べないことをおすすめします。
ツキヨタケで7人が食中毒 毒きのこ注意報発令(上越タウンジャーナル 2013.09.29 18:55)
  
新潟県の上越保健所は2013年9月29日、県外の30~40歳代の男女7人がツキヨタケを食べて食中毒になり、医療機関に入院したと発表した。県内での毒キノコによる食中毒は今年初めてで、県は同日、「毒きのこ注意報」を出した。
同保健所によると、入院した7人は関東地方の1都4県在住。9月28日午後から妙高市杉野沢の乙見湖周辺の山林でキノコの採取した。食用のムキタケと思って採取したキノコをバターソテーやきのこ汁にして、午後8時ごろに食べたところ、午後9時ごろからおう吐など胃腸炎の症状が出た。7人は29日午前0時30分ごろ同市内の病院に入院。その後、全員快方に向かっているという。
残っていたキノコを専門家が鑑別したところ、有毒なツキヨタケと判明。県は患者の症状がツキヨタケによる症状と一致することから食中毒と断定した。
ツキヨタケは傘が半円形をした直径10~25cmほどのキノコで、ムキタケやヒラタケと間違えて食中毒になることが多いという。
県は、食用と正確に判断できないキノコを採らないことや、確実に鑑別できる専門家に判断してもらうなど注意を呼び掛けている。保健所でも相談を受け付けている。
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ヒラタケ
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 そだててあそぼう[93]『きのこの絵本』
  (編集:小出博志・イラスト:高岡洋介、農文協、2010年)から
もくじ
1 山に、きのこ狩りにでかけよう!
2 きのこは木の子。木とともに育つ、おいしいきのこ
3 これが、きのこのくらしだ!
4 きのこは、古代から世界中で食べられてきた
5 きのこの種類いろいろ
6 ナメコ、クリタケ、ヒラタケの栽培ごよみ
7 ナメコの普通原木栽培にチャレンジだ!原木に駒打ち
8 いいほだ木づくりをめざそう
9 きのこをだす準備だ。本伏せ
10 さあ!いよいよナメコの収穫だ!
11 こんなときどうする?きのこの病害虫
12 クリタケの普通原木栽培をやってみよう!
13 わりばし種菌で、里山きのこに挑戦だ!
14 ヒラタケの短木断面栽培をやってみよう!
15 クリタケ、ヒラタケをおいしく食べよう!
生えるものによって、ちがう
きのこにもいろいろな種類があるんだ。大きく分けると、生きている植物に共生するきのこ(菌根菌)や、死んだ植物、つまり枯れ木や枯れ葉などに繁殖するきのこ(腐生菌)などあるよ。菌根菌の代表は、マツタケやシメジ類などだ。それらはアカマツ、クロマツ林に好んで生えるよ。腐生菌はブナ、ナラ類、シイ・カシ類や広葉樹林の枯れ木や倒木、切り株に生えるよ。スギ、ヒノキなどの林には、食用きのこはほとんど生えないんだ。そのほか、竹林や道ばた、畑地、堆肥を好むきのこ、焼け跡だけに生えるきのこ、草原にはえるエリンギなどのきのこ、地中の埋れ木に生えるハタケシメジ、また、死んだセミなどの昆虫のからだに生える冬虫夏草などもあるよ。きのこが生えるということは、その生えたものから栄養をもらっているということだ。その栄養をもらう「もの」のちがいによって、きのこの生活もいろいろなんだ。
栽培できるきのこ、できないきのこ
人工栽培のできるきのこは腐生菌といって、死んだ植物のからだ、つまり木材や、米ヌカやフスマ、イナワラなどにきのこのからだ(菌糸)が入り込み、それらを栄養にして繁殖することができる種類だ。よく食べているシイタケ、エノキタケ、ブナシメジ、マイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、キクラゲといったきのこは、みなこの仲間だ。それに対して、まだ人工栽培のむずかしいきのこは菌根菌(共生菌)といって、生きた植物の根ときのこのからだ(菌糸)が合体して菌根とよばれるものをつくり、植物とともに生きていくきのこたちだ。林の地面や草原で地表からでるきのこ類は、大部分がこの仲間だ。腐生菌よりも種類が多く、マツタケをはじめ、シメジ類、イグチ類、コウタケ、クロカワ、チチタケなど、おいしいきのこがたくさんあるよ。でも、ほとんどは人工栽培がむずかしく、山で自然に生えているものを採ってしか食べることができないんだ。(4~5頁)

ヒラタケの短木断面栽培をやってみよう!(28~29頁)
ヒラタケは広く世界中に分布する、ヒラタケ科ヒラタケ属のきのこだ。晩秋から春に広葉樹や、ときには針葉樹の枯れ木、切り株にたくさん重なって生えるよ。菌糸がまわる力が強いので、原木に材質のやわらかい木を使うことで接種した年の秋から収穫ができるんだ。もちろん翌年もきのこが生えるよ。原木は2枚1組のサンドイッチ状で培養し、これを1枚ずつ、それぞれ接種面を上にして土に埋めるんだ。農家出はパイプハウス内や畑地で栽培するのが一般的だけれど、ここではプランターを使ってやってみよう。
 ●原木の用意
この栽培にあう種類は、ポプラ、エノキ、果樹など材質のやわらかいものだ。冬に伐採して接種前に玉切りしよう。直径の太い木で厚さ12~15センチの円盤状にし、連続した2枚1組で使うよ。
 ●接種時期と方法
菌糸は3℃くらいから伸びるので、春先に行おう。あたたかくなるほど失敗しやすいんだ。のこくず種菌を細かくくだいて、木口全面に5ミリほどの厚さに塗る。もう1枚を重ねてサンドイッチ状にし、あわせ目をガムテープでしっかりと固定しておこう。
 ●仮伏せ
接種した原木は日かげで2~3段に重ね、散水後にコモやムシロで全体をおおっておこう。仮伏せ中はとくに保湿に注意しよう。7月中旬ごろには菌糸が伸びて、上下の木がしっかりと一体化するよ。
 ●本伏せ
7月中旬ごろ、円盤状のほだ木が平らに入るプランターを用意し、本伏せしよう。ほだ木はかたく一体化しているので、バールと木づちなどで2枚にはがして、種菌の接種面を上にして使う。プランターの下半分に畑の土や鹿沼土を入れ、その上にはほだ木をならべて、すきまにもしっかりと土をつめてほだ木の上面と平らにしよう。表面全体に切りワラを厚さ3センチほどかけ、よく散水してからムシロなどをかけておく。プタンターに直射日光があたらないように、建物のかげや、遮光ネットなどでふせごう。
 ●収穫
きのこの発生は9月下旬から始まるので、ときどき観察して、きのこの芽(原基)をみつけたらムシロをはずしておく。きのこは10~15日おきに発生をくり返し、12月中旬には終わる。発生中は毎日散水をするとともに、風通しをよくしよう。昼夜の温度差は10℃くらいあるほうが発生が良好だ。収穫は傘が七~八分開きで、直径2~5センチていどのものを株ごと採るとみためはいい。自分で食べるなら直径8センチと大きめにしたほうがおいしいよ。
 ●収穫後の管理
収穫後は切ワラをとりのぞき、表面にうすく土をかけておく。春から夏にかけては、ほだ木が乾きすぎないようにときどき散水しょう。遮光と風通しをよくすることも忘れないでね。2年目の秋口になったら表面の土をとりのぞいて、前年と同じように本伏せ管理をして収穫に備えるんだ。2年でほぼ収穫は終わるので、ほだ木と土を新しいものに変えよう。

ヒラタケのおいしい食べ方
傘の小さいものは汁もの、煮もの、天ぷら、炊きこみごはんなどなんにでもあうよ。傘の大きなヒラタケは、適当な大きさに裂いて煮つけやすき焼きにすると、たっぷり汁をすった肉厚のきのこが歯ごたえもよく、食べごたえがある一品になるんだ。西洋風の料理にもあるよ。大きな傘をバター焼きにしたり、チーズをふりかけてオーブン焼きやフライなどにしよう。中華料理のあんかけや観光料理の鍋ものにも使われているよ。
きのこごはんのコツ
きのこを水洗いして適当な大きさに切り、軽く塩をふっておく。ごはんは酒としょうゆを入れて炊き、炊き上がったらすぐにきのこをのせて蒸すんだ。こうすると、きのこの香りがごはんに移ると同時にきのこのシャキシャキ感が残って絶品だ。シイタケ、ブナシメジ、マイタケ、クリタケ、ヒラタケ、エリンギなどの栽培きのこ、マツタケ、シメジ類などの野生きのこと、いろんなきのこで炊いてみよう!(31頁)
ヒラタケ
ヒラタケ科ヒラタケ属のきのこ。この属にはタモギタケ、トキイロヒラタケ、ウスヒラタケなど多くの栽培きのこがある。これらは柄が傘の端につく俗に「片端のきのこ」として知られ、この形は猛毒のツキヨタケ(ツキヨタケ属、ブナの枯れ木に群生)とおなじなので気をつけよう。ヒラタケは広く世界中に分布していて、晩秋から春に広葉樹(ときには針葉樹)の枯れ木、切り株に多数、重なって発生する。
傘の色は幼いときは黒から灰青色、大きくなると灰褐色から灰白色になる。大きく開くと15センチにもなり厚さも増す。ヒダは白色で、柄に長く垂れ下がる特徴がある。
栽培品種は極早生、早生、晩生種があり、原木栽培でも秋から冬まで半年ほど収穫ができる。菌床栽培には極早生種が開発されているけれど、ビンでつくるときには傘の直径が2~3センチと小さくしているよ。(33頁)

田んぼの稲わら・稲架棒片付け 10月28日

午前中、毛塚一反田の稲わらを秋山さんや松本さんに配り、残りは焼き芋の燃料用に岩殿に運びました。稲架棒は午後3回、軽トラで児沢に運び、田んぼはきれいになりました。
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岩殿・児沢脱穀終わる 10月27日

岩殿と児沢の田んぼの稲架掛けいたイネの脱穀が、平賀さん、三本さんの応援を得て終わりました。
岩殿A・B地区の「彩のかがやき」(ウルチ)では6月9日に田植え、10月7日に稲刈りをしました。
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児沢の田んぼは、「マンゲツモチ」(モチ)で6月3日が田植え、10月6日が稲刈りでした。
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ブログの記事をふり返ってみると、今年も、三本さん、平賀さん、殿山共同農場の皆さん、多くの人たちの合力で作業がすすんでいったことがわかり、感謝です。

毛塚一反田の脱穀 10月26日

毛塚一反田の田んぼの脱穀が、片桐さんの応援を得て終わりました。ありがとうございます。
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5月23日にウルチの「彩のかがやき」の田植え。稲刈りが終わったのが10月4日。稲架かけしてからは晴天が続かず、今日になりました。コンバイン袋に21袋です。昨年は5月23日に田植え完了、、9月17日に稲刈り、10月5日に脱穀で、19袋半の収穫でした。

林床作業など 10月25日

市民の森保全クラブ定例作業日。参加者は、芦田さん、新井さん、太田さん、金子さん、木庭さん、澤田さん、鳥取さん、細川さん、鷲巣さん、渡部さん、Hikizineの11名でした。今回は、北向き斜面の下草刈りを主にして、刈払機、鎌、太枝切狭を使って作業しました。
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休憩時に話題にした「ヤギ除草」。浜松市でヤギ放牧による除草実験を実施していました(『浜松市』Webサイト 2020年9月14日)。ネットや電気柵で囲って放牧するよりは、ロープでつないで繋牧した方が雑草をよく食べるようで、人が急傾斜地を刈る場合が最も費用が高く、繋牧と人が平坦地を刈る場合がほぼ同程度で費用も安くなるという結果です。まとめとして、「ヤギの体調管理等には短時間ではあるものの、日々の観察や水やりなどが必要であり、飼育管理を行う者が除草実施地の近くに住んでいる、あるいは通勤等の行き帰りに見ることができるなどの要件が揃うことが条件となります。しかしながら、本実験で分かったようにヤギの除草能力は高く、特に急傾斜地においては高い効果が望めることがわかりました。今後、管理技術が蓄積・洗練されることで、放牧除草が普及していく可能性を感じました。」とあります。急傾斜地の山羊除草は試してみたいですね。

※長野県佐久市にある独立行政法人家畜改良センター長野牧場のリーフレット『山羊を知ろう!』です。長野牧場は2009年に茨城牧場長野支場に組織改編されているので、それ以前に作成された古いものです。
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『みどりのススメ』(埼玉県みどり自然課) 10月23日

埼玉県環境部みどり自然課の作成した46頁の冊子『みどりのススメ~これから緑化工事を行う方へ~』(2019年版)です。屋上緑化壁面緑化駐車場緑化樹木植栽などの緑化手法が紹介されています。
  緑の効果~なぜ緑が必要なのか~
 身近な緑は、人々に潤いと安らぎを与え、美しい街なみを創るうえで欠かせない要素です。
 また、近年では自然環境が持つ防災・減災機能やコミュニティ醸成の場の創生機能といった多様な機能を活用して持続可能なまちづくりを進める取り組み(=グリーンインフラ)も注目されており、緑に期待される効果は環境面だけでなく社会面・経済面にも広がっています。
 一つ一つの施設には美しい緑を生み出し、緑のネットワークとして広げていくことが、その施設にみならず地域全体の価値向上に繋がります。
環境改善生物多様性の保全ヒートアイランド現象の緩和
安全・防災避難路等の安全性向上火災の延焼防止
景観形成都市の魅力向上不動産価値の向上
潤いと安らぎ自然との触れ合いの場地域のコミュニケーションの促進

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  優良な緑化計画を立てるためのポイント
〈維持管理を見据えた植栽〉
 植物の生育要件には「日当たり」や「降雨量」、「風当たり」などがありますが、植物によって重視するポイントは異なります。
 植物を選ぶ上で植物の生育環境も踏まえて検討すると、その後の維持管理が容易になります。
 また、地域に元々ある植物の多くは、その地域の環境に合ったものです。そういった地域の緑との連続性を意識すると、まとまりのある、より保ちやすい植栽になります。
〈接道部における緑の活用〉
 接道部には生け垣などの植栽を設けることで、圧迫感を抑えつつ施設と道路の間を分離することができます。ブロック塀などの人工物に比べ、安全性が高いこともメリットのひとつです。
 その際、手前に低木、更にその手前に草花や芝などで緑化すると、見通しが良く、奥行きのある緑化になります。
〈緑の効果が十分に発揮される緑視率〉
 国土交通省が実施した調査で、景色の中で緑が見える量(緑視率)が高まるにつれ、潤い感、安らぎ感、さわやかさなどの心理的効果が向上するということが分かりました。
 緑視率は、25%以上で「緑が多い」と感じることも分かっています。 公開空地など人の目につきやすい場所を緑化する場合などは、高木などを活用し緑視率を高めることで、緑の効果が十分に発揮できます。
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  緑化樹木としてよく使われている在来植物(抜萃)
埼玉県生物多様性の保全に配慮した緑化木選定基準(在来植物による緑化推進のために)』(埼玉県環境部みどり自然課、2016年3月)からの抜萃です。
1 はじめに
(1) 在来種を使用した緑化の重要性
 生物の種は、将来世代に伝えなければならない人類共通の資産としてかけがえのないものですが、現在地球上で多くの動物や植物が絶滅しつつあります。このようなことから、生物多様性の保全の必要性が叫ばれ、日本を含む各国の努力により生物多様性条約が発効し、この条約の精神に基づき、生物多様性国家戦略が策定されています。
 生物多様性の保全とは、野生動植物が人間の生活や生産活動の影響を受けて絶滅したり、生息範囲を狭めたり減ったりしないように、それぞれの地域に固有な様々な生物全体を保全することです。
 このような考え方を受け、緑化に用いられる樹木についても地域固有の自然環境を損なわないよう配慮が必要と考えられるようになってきました。
 2013年6月には、「景観三法」の公布にあたり、国会で「地域在来の植物等の活用による緑化の推進に努めること」についての付帯決議があり、在来植物活用による緑化の推進は今や国の方針となっているのです。
 埼玉県においても、自然環境と調和した県土づくりを推進するため、2015年3月に生物多様性保全県戦略の第1弾として丘陵編を策定しました。
 この戦略の内容は、一般県民、企業・団体、地方公共団体などの多くの人々が生物多様性保全の取組に参加し、その活動の輪を広げることにより、保全を図ろうとするものです。生物多様性保全県戦略では、天然林や里山の保全や希少種の保護、外来種対策まで様々な保全のための取組を提案していますが、家庭をはじめ、公共施設、学校、事業所で行われている「緑化」についても、在来植物を用いて進めていくことが重要と考えています。

(2) 在来種を使用した緑化を推進するために
緑化木というと、その地域で見られない珍しいものを植えた方がよいという考え方や、見栄えがよい、病虫害に強く管理しやすいなどの理由で、これまで長い間外来種や移入種が多く植えられてきました。
 外来種又は移入種による緑化には、生態系に様々な問題を引き起こす可能性がありますので、使えるところには出来るだけ在来植物を使うようにしていただきたいと考えております。
 そのためには、様々な立場の方々が、「在来種を使用した緑化」の必要性を理解し、出来るところから取り組んでいただくことが重要です。
 今後、国や地方公共団体ばかりではなく、県内の事業体や一般家庭においても、在来種による緑化を積極的に取組んでいただくよう期待いたします。

  外来種又は移入種による緑化が生態系に引き起こす問題
    (ア) 緑化木の根に昆虫などの幼虫がついて移動し、本来の生息地ではない地域に生息するようになっている例があり、本来の自然の姿を攪乱することがある。
    (イ) 外来種や移入種による緑地では、在来の昆虫が生活できなかったり、逆に天敵がいないことなどから外来昆虫が蔓延する危険性もある。
    (ウ) 在来種であっても、他地域で生産されたものでは、遺伝的形質が異なる場合が多い。(ブナの例では、日本海側と太平洋側における積雪量の差による春季葉が開く時期の水分条件が異なることから、葉の大きさ等の遺伝的形質も異なるとされている。)
    (エ) 植栽した場所だけではなく、種子が鳥や風に運ばれて自然界に定着し、今まで生育していた種を駆逐したり、交雑による遺伝的特性を変えてしまうことなどにより、固有な生態系を変質させてしまうおそれのある種類(侵入的外来種)も多い。

(3) 生物多様性の保全に配慮した緑化木選定基準の作成
 在来種を使用した緑化を推進するといっても、「何が在来種かわからない」、「何をどのような所に植えるのが適当かわからない」ということもあり、在来植物の使用はなかなか進んでいません。
 今回作成した基準では、実際緑化に使用されている樹木はどのようなものがあるか、埼玉県の在来樹木はどのような種類があるか、在来樹木の種類ごとの植栽に適する環境等について明らかにしています。
 地域固有の生物に対する悪影響を防止しようとする「生物多様性の保全」の見地から、どのような種を選ぶことが適当かを判断する基準として作成しました。[下線引用者]

(4) 今後の課題
 今後、在来種の緑化を推進していくためには、県緑化関係部局のそれぞれの事業分野で環境条件や必要な緑化木の性質等が異なるため、この基準を参考にしながら、各担当部局の事業特性を反映した「緑化指針」を作成してい
ただくことが望ましいと考えます。

2 緑化木の種類
 実際緑化に使用されている主な樹木を選び、それぞれの種を、在来種、移入種、外来種・園芸種に区分し明らかにしました。
(1) 在来種
 埼玉県内で自生している種とする。ほとんど緑化や植林に使われていない種も含む
 希少種や分布が極めて限定される種は、なるべく除外した。
(2) 移入種
 国内に自生するが埼玉県内では自生していない種、中には森林内に定着しつつある種を含む。
(3) 外来種
 国内に自生していない種とする。すでに、自然生態系内に定着している種も数多く、外来種といっても、モウソウチク、マダケ、ハチク、セイヨウハコヤナギ(ポプラ)、シダレヤナギなど、人里や都市景観の重要な構成要素になっている種類も少なくない。
(4) 園芸種
 品種改良が行われている種であり、原種が外来種・移入種・在来種であるかは問わない。
(5) 侵入的外来種
 植栽した場所だけではなく、種子が鳥や風に運ばれて自然界に定着し、今まで生育していた種を駆逐したり、近縁の在来種との交雑により地域の個体群の遺伝的特性を変えてしまうことなどにより、固有な生態系を変質させてしまうおそれのある種類をいう。
 外国から入ってきた植物だけではなく、移入種で上記のような問題を引き起こす恐れのある植物を含む。
 侵入的外来種に該当する種は「侵入的外来種」と表示した。[1~3頁]
※『駐車場緑化ガイド~広げよう緑の駐車場~』(東京都環境局自然環境部計画課)
  駐車場緑化ガイド(東京都)_3

岩殿入山谷津の植生調査第7回 10月21日

天気に恵まれ、二宮さん、小野さんで実施しました。
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今日も岩殿C地区の掲示板でクモやミノムシの観察をしました。

ジョロウグモ(♀・♂)(岩殿D地区で撮影)
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写真の♂は脚を2本失って6本になっています。

※クモの一生 短命派のジョロウグモはあわただしい1年を送る
  石川県教育センター『石川の自然第24集生物編(11)』(2000年3月)
    身近なクモの不思議と魅力_1
      (『金沢・新おもてなし考』2007年10月31日記事)

シゼコン(自然科学観察コンクール)入賞作品(2013年、14年)
 岐阜県関市立武芸小学校

オオミノガの終齢幼虫(2018年1月24日児沢ブルーベリー園記事)

岩殿谷津の秋は赤が主役 10月20日

10月12日の植物調査のトピックス。12日17日に続く第3弾。二宮さんありがとうございます。

岩殿谷津の秋は赤が主役
岩殿谷津の秋の色_1
タコノアシ、クサキビ、チカラシバ
ヤブレベニガサ、ヤノネグサ、トキリマメ


ミゾソバ・アキノウナギツカミ・ヤノネグサ タデ科の花3種の見分け方
タデ科の花 3種の見分け方_1
アキノウナギツカミ、ヤノネグサ、ミゾソバ(牛の額)

岩殿E地区の草刈り 10月20日

岩殿D地区の草刈りをしました。セイタカアワダチソウ、キショウブの目立つところを刈払機で重点的に。7月16日に刈った場所のセイタカアワダチソウはは30㎝程。さすがに伸びていません。
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セイタカアワダチソウを抜く 10月20日

岩殿I地区下段のセイタカアワダチソウを抜きました。
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タコノアシやヤブツルアズキがありました。
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