トンボ

田んぼの季節の生きもの 5月23日

田んぼの作業を始めると、生きものにも目がいくようになります。1晩水を入れただけですが、田んぼにはシュレーゲルアオガエルが何匹もいて、畦際だけでなく田んぼの真ん中でも産卵していました。カルガモもやってきました。
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水路にはヤゴや、マムシまでいました。
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羽化に失敗したトンボ 7月9日

岩殿B地区の上の田んぼのイネについていました。ヤゴの殻に頭部が見えています。身体が抜けきらないままに硬化してしまったようです。
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アキアカネ 9月14日

アキアカネ(トンボ科)です。児沢の上の畑で撮影しました。
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『トンボ入門』 9月13日

新井裕さんの『トンボ入門』(どうぶつ社、2004年7月、141頁、1,600円)を読みました。トンボ観察の基本書です。新井さんは寄居町にあるNPO法人むさしの里山研究会の代表で、昨年の10月4日の田んぼの学校では、田んぼでトンボの勉強会の講師をしていただきました。今年は、児沢、岩殿の田んぼでアキアカネが孵化・羽化しているのか等を調べる「児沢・生きもの豊かな田んぼづくりプロジェクト」でお世話になっています。
 新井裕『トンボ入門』目次
 ステップ1 トンボに出会う
 ステップ2 トンボのからだ
 ステップ3 自分流の写真術
 ステップ4 トンボ採りと標本作り
 ステップ5 ヤゴを飼う
 ステップ6 トンボの一生
 ステップ7 彼らの暮らし
 ステップ8 新発見に挑戦しよう
 ステップ9 トンボを呼ぶ
 ステップ10 トンボの雑学
 ステップ11 トンボを見分ける
 ステップ12 ヤゴ(抜け殻)を見分ける
 ステップ13 次へのステップ
トンボを見分ける
・調べたいトンボと巻頭の全32頁のカラーページの識別ポイントとをよく見くらべて、「絵合わせ式」で見分ける。(117頁)
・調べる順序 ①まず、調べたいトンボが均翅亜目(きんしあもく)なのか、不均翅亜目なのかを確認する。②カラーページをめくって、よく似たトンボを見つける。③識別ポイントをチェックしたり解説文を読み、記述に該当するかどうかを確認し、種類を判断する。④もし、記述が該当しなければ、よりくわしい図鑑で調べる。(118頁)
・いっぺんにはわからなくても、見慣れてくると識別眼が養われてくるが、一人で調べるよりも、トンボにくわしい人に手ほどきを受けること。(119頁)

ヤゴ(抜け殻)を見分ける
・125~127頁の写真をみて、おおざっぱな科の区別をする。
  均翅亜目 からだが細く、きしゃな感じ・腹部の先端に3本の尾鰓(びさい)。
       カワトンボ科・イトトンボ科。
  不均翅亜目 からだつきが、がんじょうで尾鰓がない。
       平べったいもの、筒状など、様々な体型。
       トンボ科・エゾトンボ科・ヤンマ科・オニヤンマ科・サナエトンボ科。
・よく似た種類を見分けるのは初心者には至難の業。
  抜け殻を見つけた場所・環境(止水か流水)・時期をヒントにする。
  よく見つかる15種類のヤゴの抜け殻の見分け方の写真・ポイント(125~132頁)。

岩殿B地区の草刈り 9月6日

岩殿B地区の入山沼からの水路沿いと下の田んぼの畔の草刈りをしました。
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ワレモコウの花が咲き始めました。オニヤンマが水路を巡回していました。昨年はC地区でしたが今年はB地区です。

シオカラトンボ♀ 8月7日

岩殿A地区の上の田んぼにいました。羽化したシオカラトンボのメスです。
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■ヤゴの抜け殻採取(8月7日)
   岩殿B地区中の田んぼ:ウスバキトンボ1、シオカラトンボ1
   岩殿B地区の下の田んぼ:シオカラトンボ2
   岩殿A地区上の田んぼ:シカカラトンボ5、カトリヤンマ1
   児沢上の手前の田んぼ:シオカラトンボ1

赤トンボの育つ田んぼを目指して 8月5日

むさしの里山研究会の新井さんを岩殿の田んぼに案内して、赤トンボの育つ田んぼについてお話しをうかがいました。来年、岩殿田んぼでもアキアカネの育つ稲作を目指します。
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岩殿C地区の下の田んぼ。カトリヤンマの抜け殻の上にウスバキトンボの抜け殻がありました。
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カトリヤンマ 8月3日

岩殿C地区の下の田んぼにいました。羽化したばかしのカトリヤンマです。
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ウスバキトンボ 8月3日

岩殿C地区の上の田んぼでウスバキトンボが羽化していました。
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ヤゴの抜け殻も上の田んぼでウスバキトンボ34、下の田んぼでウスバキトンボ4、カトリヤンマ1、児沢の上の手前の田んぼでシオカラトンボ3を採取しました。

ミヤマアカネ 8月1日

児沢の田んぼにいました。羽に茶色の帯があります。
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※兵庫県立人と自然の博物館『みやまあかねとすてきななかまたち』(ミヤマアカネを素材とした学習の手引き)

ウスバキトンボ 7月31日

岩殿C地区の上の田んぼのイネにウスバキトンボのヤゴの抜け殻がたくさん(84匹)ついていました。
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隣の下の田んぼには、ウスバキトンボのヤゴの抜け殻はなく、カトリヤンマのヤゴと抜け殻だけでした。
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児沢田んぼの草取り

児沢の上の奥の田んぼの3回目の草取りがおわりました。イネが伸びできたので、株をまたいでの除草も今回でおしまいです。
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草取りをしながらトンボのヤゴの抜け殻も採取しました。
シオカラトンボです。奥の田んぼが9つ。手前の田んぼは畔からざっとみて6つ集めました。
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ショウジョウトンボ♂ 7月25日

児沢探検隊の三本さんが送ってくれた写真です。児沢の田んぼで撮影した全身真っ赤なトンボ。ショウジョウトンボのオスだそうです。
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ヤゴの抜け殻 7月23日

岩殿A地区の上のモチの田んぼの草取りをしていた時、イネについているヤゴの抜け殻に気がついたので集めてみました。大きいのがカトリヤンマ、小さいのはシオカラトンボだそうですが、抜け殻のある田んぼとない田んぼの差は何によるのでしょう。たまたまでしょうか。
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岩殿C地区の田んぼ 7月22日

岩殿C地区の上の田んぼのイネを植えていない部分は干し上げてしまおうと思っていましたが、ユスリカの幼虫、オタマジャクシ、ゲンゴロウの仲間、ヤゴなどが他の田んぼよりは多いみたいなので、水が残るように排水口を閉じました。
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畔を補強するために田んぼの土を寄せました。

赤トンボの羽化 7月8日

児沢の上の奥の田んぼで赤トンボ(アキアカネ)が羽化していました。
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シオヤトンボ♀

岩殿A・B地区の物置のドアにぶら下がっていました。くものいとが羽にからまっていたので撮影後、はなしてやりました。シオヤトンボはヤゴで越冬し、春に限ってあらわれます(4~6月)。縁紋が明るい茶色をしていること、羽の付け根が黄色味をおびていることでシオカラトンボと区別できます(新井裕『トンボの不思議』どうぶつ社、2001年)。
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サラサヤンマ 5月5日

児沢の田んぼにサラサヤンマがいました。羽化殻もあります。
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(写真:三本さん撮影・提供)

※サラサヤンマ:幼虫がみつからない!? サラサヤンマの生態(HP「神戸のトンボ」)

アキアカネの減少

 赤トンボ(アキアカネ)が激減し、その原因がイネの育苗箱に入れるネオニコチノイド系の農薬にあるという記事があります。児沢ではサンショウウオやカエルが産卵し、夏はホタル、秋には赤トンボがとびまわっていますが、児沢の田んぼからアキアカネが育っているのでしょうか。
 寄居町のむさしの里山研究会代表・新井裕さんは、埼玉県でのアキアカネの減少の主因は、耕作放棄水田の増大と6月に田んぼに水を入れるまでの田んぼの乾燥にアキアカネの卵が耐えられず干からびることにある。5月10日頃までに田んぼに水を入れると、アキアカネの卵は干からびることなく孵化できると考えています。
 児沢の田んぼは、季節を問わず田んぼに水を入れることができので、新井さんに協力して児沢の田んぼでアキアカネの孵化と田んぼの湛水時期(5月上旬と6月上旬)との関係を調査します。田植えや湛水の時期、水深など、赤トンボと共存できる稲作をめざします。

アキアカネの減少(ネイチャーガイド『日本のトンボ』文一総合出版、2012年、70頁)
 かつて、秋ともなれば何千、何万とみられたアキアカネは、1990年代の後半から、全国各地で激減している。その原因として最近有力視されているのが、稲作において、イネ苗といっしょに水田に埋め込まれている箱処理材である。
 箱処理材の代表的な農薬である「イミダクロプリド」は1993年、「フィプロニル」は1996年から全国に出荷されているが、これらはアキアカネ幼虫の致死率を上げることが実験によって確認され、特にフィプロニルを使用した場合に、致命的な影響を及ぼすことが報告されている。実際、北陸地方におけるアキアカネやノシメトンボの確認個体数の変化(減少)は、フィプロニルの出荷量と年代的な相関がみられる。
 なお、地域によっては、水田の中干し時期の変化といった複数の要因もまた、減少の原因として考えられている。

カワトンボ 5月1日

児沢の田んぼの水路に橙色の翅(はね)を閉じてカワトンボ(?)がとまっていました。
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児沢田んぼの水路・畦畔整備 4月12日

児沢田んぼの水口、畦畔、明渠などの整備を始めました。
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畦塗りで泥を上げていると、トンボのヤゴがいました。止水性種でずんぐり型の体型なので、赤トンボ(卵で越冬)の仲間か塩辛トンボ(ヤゴで越冬)の仲間だろうと見当をつけました。

生きもの観察会・勉強会 10月4日

田んぼの学校午後の部は寄居町にあるNPO法人むさしの里山研究会代表の新井裕さんを講師に、田んぼでトンボの勉強会を行いました。「田んぼでみかける赤トンボの見分け方」(下敷き)と新井さんのご厚意で『赤とんぼの謎』(どうぶつ社、2007年)を参加者に配布できました。田んぼや水路でシオカラトンボのヤゴを見つけ、田んぼや水路とトンボの関係などのお話を聞くことができ、さらに、谷津田で田んぼを維持していくことの意味、その活動を支援・参加する意義なども話していただきました。
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中学生の畦の除草と生きもの観察 7月22日

岩殿A地区で子育て支援課の市内中学生の田んぼの草取りと生きもの観察会を実施しました。中学生は鋸鎌(のこぎりかま)で畦の草刈りをし、刈り取った草を集めました。
堆肥づくりに、田んぼの草、野菜の残渣(ざんさ)、ヌカをまぜてブルーシートをかけていますが、雨が降り、何日か放置して水分量の調整をしなかったため、臭っていたのでシートを外し、今日刈った草をフォークで混ぜました。
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生きもの観察は、金子さん、池田さんが、前日、採集に来て準備して下さっていたものと、今日捕まえたものを合わせてお話を聞きました。

ザリガニ、ヌカエビ、スジエビ
ヨシノボリ、ドジョウ、メダカ、フナ
ヘイケボタルの幼虫、カワニナ、ハイイロゲンゴロウ、コシマゲンゴロウ、アメンボ
ニホンアマガエル、ニホンアカガエル
オニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、サナエトンボのヤゴ、イトトンボ、アキアカネ

A地区の上の田んぼは、B地区の田んぼから3週間遅れて6月26日に田植えをしました。A地区・B地区の3枚の田んぼの中では一番発育がおくれていますが、田んぼの水面で目立つのは、藻類のアオミドロ(去年はシャジクモ?)で、田んぼの水温の低さを示しています(下の田んぼウキクサ)。水温の低さが生育の遅れに影響しています。今年の収穫が終わったら、ひょうたん池との間の畦を巾広くしっかりと築きなおし、水漏れしないように作り直すことも課題です。
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今日、関東地方は梅雨明けしました。澤田さんはC地区のダイズ、細川さんは児沢の畑のゴマの作業をしました。一人作業の時、無理をしないで、水分と休憩をとって、熱中症に注意しましょう。

生きもの観察会参加 7月6日

嵐山町で実施されたトラスト3号地の自然観察会と板橋エコポリスセンターの里山体験(オオムラサキ・水生昆虫・田んぼのトンボ調査)に参加しました。いずれも充実した内容で、今後の活動に活かしていきたいと思いました。

嵐山渓谷のトラスト3号地ボランティアスタッフの自然観察会(左:日当たりのよい湿地、中:オオケマイマイ、右:アカボシゴマダラ幼虫)
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板橋エコポリスセンターの里山体験会(嵐山もうもう緑の少年団現地支援)
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要注意外来生物のホソオチョウ(ジャコウアゲハと食草は同じウマノスズクサ)。
左の後翅がないオスと交尾中のオス・メス
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トンボの調査は、千手堂の蓮沼のそばにある田んぼで行いました。

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