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かわごえ を含む記事

林と森 9月26日

樹林地という言葉があって、『東松山市みどりの基本計画』(2014年3月策定)巻末の用語解説では、「当該土地の大部分について樹木が生育している一団の土地で、樹林には竹林も含みます。」(77頁)とあります。『川越市環境行動計画「かわごえアジェンダ21」』(2008年3月策定)では、樹林地を「樹林が密生している場所であり植生により、自然林、二次林(雑木林)等に分類できるとともに、地形からは平地林、斜面林等に分類できる。」(20頁)としています。樹林地を漢字1字で示す場合、「森」と「林」とどちらが適切でしょう?
四手井綱英『森林はモリやハヤシではない-私の森林論-』第1部私の森林生態学に「森林はモリやハヤシではない」が収録されています(55~58頁)。

森林をモリやハヤシと読んだのは日本人だけだ。日本人は、古い時代に森をモリだと思い込んでしまった。しかし、中国語では「森」は「深」と同じ意味のシン(深い)という形容詞だった。森林はモリやハヤシではなく、「深い森」だったのだ。現在日本で名詞に用いている「もり」は形容詞だった。

森に名詞の「もり」という意味はない。だから、中国で「森林」をモリやハヤシだと言っても通用しないだろう。モリは名詞ではないから、中国や朝鮮半島に「森」という姓の人はいない。名が森という人はいる。名のほうは形容詞でよいからだ。だから、「林、森」という人はいる。動植物の命名法も同様だ。

次は「森」についてであるが、最近では森を林と同様に扱い「林へ行こう」というところを「森へ行こう」と書く人が非常に多い。しかし、日本の「森」という字は、林を言い表している語ではない。山の分類の一つだ。山にはいろいろな姿がある。山頂部が岩山になっている語は「岳」という。普通のなだらかな山頂を持っている場合は「山」と言うのが一般だが、山頂までぎっしり森林に覆われた山は「森」と呼ぶのだ。

ここから後の話は私の想像だが、なぜ山頂まで森林に覆われた山を「森」として「山」と区別したのか。考えてみると、そういう森林につつまれた山には神が住んでいた。すみかが神の山を区別するために「森」という山を区別したのだ。そして、「森」と言われる山は神のすみかとして大切に崇めていたのだ。

以上のべたのは、要するに「森林」はモリやハヤシではなく、「深い林」である。その意味を変えてしまったのは日本人だけで、中国や朝鮮半島では通用しないことである。そして、「森」は日本では長承まで森林に覆われた山の呼び名で、恐らくは神の住む所であって、平野部の人々は仰ぎ見て収穫を祈り、平穏な生活を願望したのであろうと思われる。

関東地方では平地の農用林を「ヤマ」と呼んでいるので「ヤマに行く」は「山に行く」だけではなく広く「樹林地に行く」、「林に行く」という意味で慣用的に使われている。「山に行く」を「森に行く」と置き換えられるのはまれな事だと思える。「森」ではなく「林」を使いたい。

耕福米 11月19日

環境基本計画市民推進委員会の視察研修に参加しました。午前中は川越市鯨井にある川越市つばさ館(環境プラザ)で開かれていた「つばさ館まつり2017」を見学しました。
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耕福米は化学肥料は一切使わず無農薬散布栽培をめざしている小江戸川越のブランド米です。川越市福田の高梨農園などで栽培しています。一昨年、かわごえ里山イニシアチブ主催『有機稲作ポイント研修会』でお世話になりました。

※「川越市つばさ館(環境プラザ)とは(HPより)
つばさ館は、循環型社会形成推進基本法の基本原則にのっとり、ごみの発生抑制(Reduce:リデュース)再使用(Reuse:リユース)再生利用(Recycle:リサイクル)、の3Rを推進するため、市民、団体、事業者と連携し、環境啓発・体験学習・交流活動等の拠点となる施設です。
つばさ館には、廃棄物に関わる環境学習機能として、情報展示ホール、リサイクル体験工房、情報資料コーナーを設置しています。また、つばさ館3階から見学コースに沿って、リサイクル施設や熱回収施設などを自由に見学することができ、ごみ処理の過程を学ぶことが出来ます(ご予約を条件に、案内付の団体見学も承っております。下記その他参照)。さらに、市民の皆様から、まだ使える不用品の引き取りを行うと同時に、リサイクル家具・リサイクル自転車・リユース品(衣類・雑貨類・本)の頒布を行っており「不用品交換・リユース・リサイクルの拠点」として機能しています。

有機稲作ポイント研修会 7月10日

かわごえ里山イニシアチブ主催『有機稲作ポイント研修会』第4回に参加しました。前回と同様に、民間稲作研究所の稲葉光圀さんの指導です。川越市福田の耕福米高梨農園の田んぼでイネの生育診断、その後、北部ふれあいセンターに移動して座学しました。3月14日4月18日5月28日の研修会に続くものです。
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今回は、実証田の雑草と抑草の成功事例&失敗事例、イネの分げつの規則性、ネオニコチノイド系農薬の危険性などについて学びました。苗半作と言われているように健苗を作ること、水管理がきちっとできる圃場整備をすること、根腐れしやすい田んぼでの長期間の湛水(冬水田んぼ)の注意など、今後の田んぼづくりにとてもためになる4回の研修会でした。

田んぼの生きものしらべ 7月5日

東洋大学小瀬研究室、かわごえ里山イニシアチブ、かわごえ環境ネットの共催による「田んぼの生きものしらべ in 笠幡 水田再生プロジェクト」に参加しました。川越市笠幡の北小畔川左岸、下田橋下流の神明神社の近くの田んぼ(5.5a)です。講師は林鷹央さん(食楽風土:クラフード渋谷 代表)で、28種類の生きものがいました。
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田んぼの生きものしらべ 7月4日

耕福米高梨農園、かわごえ里山イニシアチブ、かわごえ環境ネットの共催「田んぼの生きものしらべ」。川越市福田 耕福米高梨農園の調査に参加しました。講師は林鷹央さん(食楽風土:クラフード渋谷 代表)で、32種類の生きものがいました。
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有機稲作ポイント研修会 5月28日

かわごえ里山イニシアチブ主催『有機稲作ポイント研修会』第3回に参加しました。前回と同様に、民間稲作研究所の稲葉光圀さんの指導で、午前中は川越市福田の耕福米高梨農園、午後は北部ふれあいセンターで座学しました。3月14日4月18日の研修会に続くものです。
今回はプール育苗の実際(苗代の管理と苗の成長)、水田雑草の実際とその発芽成長、雑草の発芽を促す1回目の代かき、2回目代かきが抑草の重要ボイント、田植えと抑草資材(抑草ペレット)の同時散布などについて学習しました。
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4月18日にまいたポット苗(左)。苗半作どころか苗8分作というくらい稲作には苗作りが重要だということや、稲の生理と生態について基本的な知識を学習しておくことの必要性についても再認識しました。

有機稲作ポイント研修会 4月18日

かわごえ里山イニシアチブ主催『有機稲作ポイント研修会』に参加しました。
民間稲作研究所の稲葉光圀さんの指導で、午前中は川越市福田の耕福米高梨農園で実習、午後は北部ふれあいセンターで座学しました。
熱心にメモをとったり質問したり、参加者の熱気にあふれた研修会でした。
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マット育苗箱の上に一粒まきのポット苗箱を重ねて、苗代にする田んぼに置きました.。
置き床の下の田んぼのひび割れ。「トロトロ層」が分厚くできているのに感心しました。
入間川右岸、落合橋の上流にある田んぼです。

かわごえ里山2015田んぼフォーラム 3月14日

かわごえ里山イニシアチブ主催『かわごえ里山2015田んぼフォーラム 川越の田んぼからコウノトリ育む農法を考える』に参加しました。林鷹央さん(食楽風土:クラフード渋谷 代表)「田んぼの生きもの調査の意義と方法~生物多様性を考えよう~」、稲葉光國さん(NPO法人 民間稲作研究所代表)「生きものの多様性を活かした抑草と病害虫防除技術」の講演がありました。
かわごえ里山イニシアチブは「かわわシェア田んぼ」を立ち上げ、クラウドファンディングを利用して「生きものの賑わいを取り戻す米づくりのための農機具を購入したい」と資金集めを行っています(3月30日締切。「かわわ」は「川越の輪」の意。
今後、有機稲作ポイント研修会や、田んぼの生きもの調査も計画されているようです。次回も都合をつけて参加してみようと思いました。

    私と小鳥と鈴と
           金子みすず
  
  私が両手をひろげても、
  お空はちっとも飛べないが、
  飛べる小鳥は私のように、
  地面を速く走れない。

  私が体をゆすっても、
  きれいな音はでないけど、
  あの鳴る鈴は私のように、
  たくさんな唄は知らないよ。

  鈴と、小鳥と、それから私、
  みんなちがって、みんないい。

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